ヘイトクライム-朝日の社説20141001を読む

朝日新聞の社説は、山谷えり子・国家公安委員長に対して、「差別と政権 疑念晴らすのはあなた」と、婉曲に批判した。
 この中で、「在特会の政策に反対するかという質問に対し、山谷氏は『一般論として、色々な組織についてコメントすることは適切ではない。』、在特会が主張する『在日特権』とは何か、自身もそのような特権があると考えるかといった質問には『私が答えるべきことではない』と述べた。」と、日本外国特派員協会で行われた山谷氏の講演の際の質問とその返事について報じている。
結局、朝日新聞は、山谷国家公安委員長に対して、「国家公安委員会は警察の最高管理機関である。その長と、在日韓国・朝鮮人を『殺せ』と街頭で叫ぶ在特会との関係が疑われること自体、恥ずべきことだ。にもかかわらず、民族差別は許さないという強い意思を示さず、『日本は和をもって貴しとする、ひとりひとりの人権を大切にしてきた国柄』などと山谷氏らしい語り口で、一般論として『(ヘイトスピーチは)誠によくない、憂慮に堪えない』と述べただけでは到底、疑念を晴らすことはできない。」と、断じる。
 この間、高市早苗総務相や自民党の稲田朋美政調会長だけでなく、安部晋三尾首相そのものが、ネット右翼からの支持を言われてきた。
今必要なことは、朝日が指摘する「このままでは疑念は深まるばかりだ。問題を指摘された3氏と任命責任者たる安倍氏が、自身の言葉ではっきりと、在特会が扇動する民族差別や、『ネオナチ』の考え方は容認しないという決意を示す必要がある。」ということに尽きる。

 以下、朝日新聞の引用。




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# by asyagi-df-2014 | 2014-10-03 05:20 | 書くことから-ヘイトクライム | Comments(0)

沖縄から-オスプレイ配備2年 夜間飛行が常態化

沖縄タイムスは、「オスプレイ配備2年 夜間飛行が常態化」と報じた。
記事によると、「宜野湾市の目視調査では、2年間で2341回の離着陸や飛行場上空の通過を確認した。」と。
 また、「配備の際、政府は安全確保のために、午後10時以降の運用が制限される航空機騒音規制措置(騒音防止協定)の順守、学校や病院など人口密集地を避けることなどを挙げた。しかし、今年9月には3日連続で午前0時を過ぎて飛行、住民から苦情が相次いだ。沖縄防衛局の調査で午後10時を超える訓練は配備後の18カ月間で71回に上り、常態化している。」とも報じている。

 オスプレイの配備は、残念ながら予想通りに沖縄県にとって負担の増大にしかならなかった。

 以下、沖縄タイムスの引用。




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# by asyagi-df-2014 | 2014-10-02 18:30 | 沖縄から | Comments(0)

特定秘密保護法-日本弁護士会意見書20140919から

改めて、特定秘密保護法について考える。
 日本弁護士連合会は、2014年9月19日、「特定秘密保護法の廃止を求める意見書」を(以下、見解とする)政府に提出した。
この見解についてまとめることが、特定秘密保護法の問題点を理解することに繋がる。

 見解は、意見の趣旨で、「本法は、廃止されるべきである。」と、端的に結論づけている。
 その理由は、第1に、「制定のために必要な立法事実が認められない」こと。第2に、「国民の知る権利を侵害し、情報公開制度や国会の行政監視機能を阻害するおそれは、何ら払拭されていない」こと。第3に、「本法制定に当たっては、十分な国民的な議論が尽くされたとは言えない」ことにある、としている。
 この理由に基づき、特定秘密保護法については、第1に、「まずは本法を廃止し、制度の必要性や内容について、あらためて国民的な議論を行うべきである」こと、第2に、「仮に、国民的な議論を経た上で法律が必要とされる場合であっても、ツワネ原則に則し、国民の知る権利及びプライバシーの保護の規定を明文化すべきである」こという二つの考え方を導き出し、見解としてまとめている。

 特に、①「制定のために必要な立法事実が認められない」こと、②「本法制定に当たっては、十分な国民的な議論が尽くされたとは言えない」こと、③「ツワネ原則に則し、国民の知る権利及びプライバシーの保護の規定を明文化すべきである」ことの三点について、見解から補足する。

 ①「制定のために必要な立法事実が認められない」ことについては、次のことが見解の中で触れられている。
 まず、「秘密保全のための法制の在り方にに関する有識者会議」で立法事実として紹介された「主要な情報漏えい事件等の概要」は、本法の必要性がないことを日弁連として明らかにした。また、内閣法制局は、「立法事実の弱いように思われる。防衛秘密制度を設けた後の漏えい事件が少なく、あっても起訴猶予のため、重罰化の論拠になりにくい」こと及び「ネット(経由の漏えいの危険)と重罰化のリンク(つながり)が弱いのではないか」ということを指摘している。
 このことから、「本法には制定の必要性を裏付ける立法事実は存在しない」とした。

 ②「本法制定に当たっては、十分な国民的な議論が尽くされたとは言えない」ことについては、次のように指摘している。
「本法は、内容のみならず、制定手続きにおいても国民主権・民主義の概念を踏みにじっていると言わざるを得ない。本法は、主権者たる国民の基本的な権利である知る権利が侵害されるおそれや、プライバシーが侵されるおそれが問題とされているのであるから、本法がそもそも必要であるか否かを含む国民的な議論が不可欠である。このような議論なくして本法が施行されることは、国民主権・民主主義を否定することになる。したがって、まずは本法を廃止し、あたためて国民的な議論を尽くすべきである。」

 ③「ツワネ原則に則し、国民の知る権利及びプライバシーの保護の規定を明文化すべきである」ことについては、2014年7月26日の国連(自由権)規約委員会は、ツワネ原則(自由権規約第19条によって保障される表現の自由・知る権利と国際的に承認された国家安全保障と情報への権利に関する国際原則)に基づき、日本政府に勧告意見を行った。
 したがって、日弁連は、ツワネ原則に則した法案の見直しが必要であるとしている。また、「仮に国民的議論の結果、本法の制定が必要とされた場合であっても、民主主義国家として、国民の知る権利やプライバシーの保護のために、法律で明文化することが不可欠である」と、している。

 安部晋三政権は、集団的自衛権の閣議決定に向けた時も、この「立法事実の根拠がない」にもかかわらずごり押しするという強権なやり方を同じように貫いた。
どのように考えても、安部晋三政権には、理はない。


# by asyagi-df-2014 | 2014-10-02 05:34 | 特定秘密保護法 | Comments(0)

安部晋三首相の所信表明を批判する。各新聞社社説から。

琉球新報は、「『巧言令色鮮(すくな)し仁』という言葉がまず頭に浮かんだ。それが否定しようのない実感だ。」と、表す。
南日本新聞社は、「閣議決定による憲法解釈変更で行使を容認した集団的自衛権や、来年10月に予定される消費税率10%への引き上げなど、世論の批判がある課題に踏み込んだ発言はなかった。」と、した。
高知新聞は、「臨時国会などの冒頭で首相が語る所信表明は、国の針路を国民に丁寧に示すためにある。しかし、きのう召集された臨時国会で安倍首相は国民が本当に知りたいことを語っただろうか。多くの国民は、肝心なことが述べられていないと感じたはずだ」と。
神戸新聞は、「だが、安倍首相には本当に地方や女性の苦悩が見えているのだろうか。明るい未来ばかりが強調され、若者や女性に多い非正規労働や格差拡大に苦しむ地方の現実が見過ごされてしまわないかと心配だ。」と、危惧感を表明する。
 信濃毎日新聞社は、「掛け声ばかりが目立ち、具体策が乏しい。こう感じた人も多かったのではないか。」と、批判する。

 また、各社共通の声として、「野党による腰を据えた追及が欠かせない。」といった野党の奮起を促す論調があった。

 安部晋三政権の政治手法は、耳障りのいい言葉を並べて、実は何もきちっと説明することなく、自分たちが決めた一つの方向に、国民を合わさせる、というものでしかない。
 そこでは、地域も国民も、一方的に窮乏化させられることになる。
 これだけの新聞社が、安部晋三首相の所信表明に不信感を顕しているのだ。

 以下、各新聞社の社説の引用。




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# by asyagi-df-2014 | 2014-10-01 05:40 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

沖縄から-「地理的優位性」を否定する根拠を米当局者が言及

琉球新報は、「1990年代半ばに在沖米総領事を務めたアロイシャス・オニール氏が、米国務省系の研究機関が行った退任後のインタビューで、有事の在沖海兵隊の運用に関して『佐世保(長崎県)の強襲揚陸艦が海兵隊員を拾った上で、例えば朝鮮有事に送る』と説明していたことが分かった。」と、報じた。
 「抑止力」という根拠がすでに虚構であることを証明したばかりであるが、続いて「地理的優位性」を否定する米軍当局者の証言が出てきたことで、辺野古米軍基地新設の正当性は全く失われた。
以下、琉球新報の引用。




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# by asyagi-df-2014 | 2014-09-30 18:05 | 沖縄から | Comments(0)

曼珠沙華とコスモスの映える地で

9月27日に、空いた時間を利用して、竹田市の七ツ森古墳にカメラを持って行ってきました。
花の盛りは少し過ぎていたようでしたが、久しぶりにシャッターを押す楽しみを思い出しました。
これだけではと、もう少し車を走らせて、曼珠沙華とコスモスを探してみました。
まだ故郷いうには時間が足りないのですが、こうした季節に映える美しさは大事にしたいなと。
また、あらためて、風景というものには人の姿が写し込まれているなと感じました。

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# by asyagi-df-2014 | 2014-09-30 05:32 | 写真を | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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