カテゴリ:新たな経験( 17 )

「戦場ぬ止み」を見てきました。

 実は、8月6日は、23歳での就職以来、その位置づけは、平和の日というものよりも、平和のための闘いの日であったような気がしています。
 私の今年の8月6日は、定年退職により30数年ぶりに、一人の身として迎えました。
 できたら何かしら意味のあることをと考え、大分のシネマ5に「戦場ぬ止み」を見に出かけました。
9時45分が上映開始時間であったため、平和式典の様子は会場までの車の中でラジオで聞くことになりました。
ラジオから聞こえてきたもので耳に残ったものは、「安倍首相の声が心にあまり届かなかった」という被爆者からの感想でした。
 そうです、私なりに、安倍晋三首相の声には注目してしまっていたということでした。

 さて、「戦場ぬ止み」は三上智恵さんの監督作品です。
 これまでブログ「三上智恵の沖縄(辺野古・高江)撮影日記」を楽しみにしてきたことや大月書店の本を事前に読んでいたことから、どうなるだろうかと思っていました。
 ブログでは、毎回泣かされてきましたし、本でもまた大泣きに追い込まれてしまっていたからです。今回は、密かにサングラスを準備した自分がいました。
 でも、今回、「戦場ぬ止み」の映画を通して、最も抱かされたのは、「怒り」というものでした。
 2013年の大晦日から続く2014年の始まりは、時は何処かゆったり流れていたような気がしていました。
 しかし、1月10日から今日までの体を張らされたきた攻防は、安倍晋三政権の理不尽さが、沖縄の台地に立てなかった者達を「怒り」に染め上げるものでした。
 そんな、95年の沖縄からの「異論」に充分には答えきれなかった者達に、「戦場ぬ止み」はもう一度声をかけてくれているような気がしています。

 最後に、「戦場ぬ止み」の琉歌を読んだ有銘さんには、以前お会いしたことがありました。随分高齢になったのだなと、映像を見ながら、自分の年のことは忘れて感慨にふけってしまいました。
 
 さて、何をしなければならないかは、一人ひとりが、この「戦場ぬ止み」からもらっています。


by asyagi-df-2014 | 2015-08-07 05:36 | 新たな経験 | Comments(0)

星空動画の紹介

Hosinoumiさんの星空動画が、ユーチューブに投稿されました。
 「久住・夢吊り橋・湯布院・由布岳・別府・大分星空動画と題された作品です。
 この間、小さな作品は、ブログ等で画像として覗いていたのですが、こうして一つの作品になると、日頃の撮影の大変さを少しだけ知っているだけに余計に、ちょっと感動しています。
 美しい作品になっていました。

 この作品を見ながら、少しだけ考えました。
 実は、新しいデジタルカメラを考えている時、動画は必要ないじゃないかと、動画はいらないとしたカメラを購入しました。
 こんな動画を見せられると、ちょっとだけ揺れています。でも、星空を撮るような根性はありませんが。 


by asyagi-df-2014 | 2014-09-23 05:30 | 新たな経験 | Comments(0)

上野焼渡窯を尋ねました-2014年6月21日

 友人3人と、福岡県福智町の上野焼の里を尋ねました。
 西日本に大雨の注意が出ていた中でしたが、九州北部への影響は夜からだと当て込んで、朝の7時半に大分を出発しました。
10時過ぎに上野焼陶芸館に到着し、まずは、展示されている各窯の作品を見てみました。
 まだ、雨は降っていませんでしたので、その後、窯元のいくつかを回ってきました。
 当初から、登り窯の様子を見たいとホームページで検索していましたので、まずは渡釜に向かいました。

窯の展示室のオープンは、10時からでしたので、恐らく私たちが最初の客だったようでした。
 

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私たちの声に反応してくれたのか、渡窯の渡仁さんが、笑顔で対応してくれました。

 渡仁さんは、展示室での見守りの後、「工房の様子を見せてくれますか」とか「工房の写真を撮ってもいいですか」といった私たちのわがままな願いにも、「宣伝してください」と快く引き受けてくれました。


 まずは、工房の様子をゆっくり見せてもらいました。
 渡仁さんからは、「散らかっていますよ」とのことでしたが、私たちにとっては、作業の日常を伺えたようで、何となく感心させられました。

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 続いて案内してくださった登り窯は、規模も大きく、実際に使用されているものというこ
とで、非常に興味深く見せてもらいました。


 仕事も忙しいはずなのに、渡仁さんは、私たちの素人の質問に対しても、きちんと答えてくれました。

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 今年の登り窯の火入れは。八月末になる予定とのことで、是非その時期に訪れてみたいと、帰りの車の中で盛り上がりました。

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  ところで、この作品は、工房の薪ストーブの上で、悠然と佇んでいた作品です。
 展示室にも、似たような作品がありました。
 この様子には、深く感動してしまいました


by asyagi-df-2014 | 2014-06-21 21:43 | 新たな経験 | Comments(0)

嘘のようで本当の鯛


嘘のようで本当の鯛

こんなメールが届きました。画像付きで。
「鯛は74cmありました。二日かけて食べました。(注;ここは絵文字))」

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嘘のようで本当の話。こんな光景だったのかもしれません。


中年というよりは、初老という風情の二人、もはやぎらぎらしたものからは逃れ、楽しみのためにと、互いに頷き合いながら、瀬渡し船のM丸に、身を任せる。
 そうだ、今日もこれでいいのだと。釣れたら釣れた時の時間そのものに身をゆだねようと。
 M丸は、大分県は鶴見のとある岩場に二人を下ろす。「それじゃあねっ」と船長は気をつかわせない配慮をそっと残していく。
時は、午後3時。二人は、がまかつとダイワの竿に、ちょっと高価なレバーブレーキのリールを時間をかけて用意する。
  明日の朝までには余るぐらいの時間が待っている。6月の太陽は、すでに真夏であり、体力を実直に奪って行くに違いない。
 今日はこれまでの実釣の続きでいいのだと、竿を出す。
 そうだったのです。ここまでは、いつも通りだったのです。


 「おいあれ見ろや。魚やぞ。鯛じゃねーか」と相棒。
 右流れの潮に乗って確かに魚が浮いて流れている。本当に鯛だ。
ここまでは、もしかしたら万が一にはあることかもしれない。
 互いに、思わず自分の立ち位置を確認してしまう。
 「おい。生きてるぞ」
「うん。生きちょるなあ」

 嘘のようで本当の話の始まり。
 潮は、右流れから、どうしてか、磯に当たる潮に変わっている。
 鯛は流れに正直にその体を任せている。
 二人は、目を合わせ、これまでの人生経験の中でのお互いの立ち位置と、潮の流れの中の鯛の位置を瞬時に、スクロールして計算して見せた。
 鯛は、見事に足下で、たゆたっている。
 意を決した後輩の方の男は、5Mのタモで見事に一発ですくってみせた。70cmを超える鯛を。
 笑顔は、何故か忘れていた。ただ黙って、血抜きをした。
 次の日の迎えの船の中でも、パカパカとクーラを開ける音は、一度もさせなかった。
 どうしてか、秘密の臭いがした。
 嘘のようで本当の鯛の話。食べて美味しかった鯛の話。


by asyagi-df-2014 | 2014-06-19 05:50 | 新たな経験 | Comments(0)

『月の家』サウンドトラックCDを聞く。

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『月の家』サウンドトラックCDを聞く。

パギヤン(趙博)のホームページのふぁんとつうしん(黄土通信)を覗いたら、『歴史と時代に翻弄されながらも哀しみを抱いたまま大地と共に生き抜く一人の女新宿梁山泊が李麗仙を迎えて描いた忘れてはいけない東アジアの物語サウンド・トラックCDでお届けします。』とのこと、早速購入申し込みをしました。
 6月1日に、CDが届きました。
 どうも、音楽を体で感じるというよりも、活字を拾って頭の中で理解するタイプな者ですから、CDの説明書とパンフレットのイ・ジナさんの文字を追いながら、CDを聞きました。
 それにしても、李麗仙さんの「身世打鈴」をこの目で見たいという思いが募ります。

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by asyagi-df-2014 | 2014-06-03 18:00 | 新たな経験 | Comments(0)

梁塵窯の門馬さんのたまごの一輪ざしを


梁塵窯の門馬さんのたまごの一輪ざしを


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 先日のJAZZ&珈琲いとうさんで開かれた梁塵釜の門馬さんの個展で購入した作品です。
 たまごの一輪ざし(10.5×8×8cm)です。
 わかってもらえると思いますが、これしか、いやこれを購入しました。
 どんなところに置くと映えるかなと、あしゃぎの大地の中に置いてみました。

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 これは、あしゃぎのテーブルの上に置いてみました。
 問題は、花を活けないで撮ってしまったということです。
 
 個展に行ったら気をつけること。それは、めぼしい物は早めに購入するということ。
 門馬さんからは、「欲しい物があったら早く購入しなけりゃ」と言われたました。
 話に夢中になっていると、私のような程度の者が気に入った作品は、恐らく誰が見てもよい作品のはずで、早めに買われてしまいます。
 今回も、たまごの一輪ざしは3点展示されていましたが、購入したのは、順番的には私が3番手だなと決めた物でした。


 

祖母の山里にたたずむ陶芸工房   梁塵窯  

是非訪れてみてください。
交流が狭い私ですが、門馬さんの作品は、私にも、「センスとは」ということを感じさせます。 



by asyagi-df-2014 | 2014-06-01 08:00 | 新たな経験 | Comments(0)

「器と5月の野の花と・・・」 個展をたずねて

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  JAZZ&珈琲いとう    5月の野の花のたたずまい











f0345938_22442058.jpg雑木林の中にたたずむJAZZ&珈琲いとう















「器と5月の野の花と・・・」 個展をたずねて

 梁塵釜の門馬進さんから「眼下に広がる雑木林と心地よいジャズの響き。九州山地の只中に静かに佇む不思議な空間で、季節の野の花と陶の器をお愉しみ下さい。」とのお誘いの葉書が届きました。
 これまでも何回かはその個展にお邪魔してきたのですが、今回は佐伯市宇目町の「JAZZ&珈琲いとう」さんで開かれるとのこと。
 このところの珈琲屋さん巡りにもつながり、早速尋ねることにしました。
 大分市からは、ほぼ50分ぐらいの距離であり、一人で行くよりは仲間が必要と友人のMさんに声をかけ、気持ちよく一緒に出かけました。


 「JAZZ&珈琲いとう」は、1コインでどんぐり珈琲とクッキーをゆっくり堪能できる店でした。5月の野の花を見事に活けた店の奥さんから、優しい笑顔とともに、「いつでもどうぞ」と声をもらいました。また、奥さんは、2月の早朝の冬の模様がことのほか素晴らしいとも語ってくれました。
 新緑のクヌギ林のなかの「いとう」のそのたたずまいは、紅葉、冬の各時期の美しさを充分想像させるものでした。


 実は、Mさんには、素晴らしいオーディオが見れてJAZZも聞けるからと、誘ったのでした。その効果があったのか、「いとう」のご主人と、真空管の自作アンプとJBLのスピーカーのことで、個展の器達とはあまり触れあうこともなく、個展に訪れた人には目もくれず、長い時間話し込んでいました。
 長くなりすぎた話の続きを、奥さんからの「こちらの部屋でゆっくりどうぞ」と、木製の大きなダイニングテーブルでどんぐり珈琲をいただきながら再開しました。
 ただし、ここで始まったのは、ご主人の見事なまでの山仕事のこと、鹿、イノシシのことについてでした。
 本等に久しぶりに豊かな時間を持つことができました。


 そうでした肝心の「器と花」についは、これまた心に充分響くものがありました。ちなみに、門馬さん制作の丸の一輪挿しを購入しました。後日、紹介します。

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JAZZ&珈琲いとう さんは、大分県宇目町にあります。
いとうさんの近くには、ちょっと有名な「トトロの森」があります


by asyagi-df-2014 | 2014-05-22 18:00 | 新たな経験 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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