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人種差別撤廃委員会の総括所見に対する日弁連会長の声明を読む。

 日本弁護士連合会の家長は、2018年9月7日、人種差別撤廃委員会の総括所見に対する会長声明(以下、「声明」)を発表した。
 この「声明」で、人種差別撤廃委員会の総括所見を考える。
 「声明」は、次のように日弁連の見解を論じている。

 
(1)国連の人種差別撤廃委員会は、2018年8月30日に人種差別撤廃条約の実施状況に関する第10回・第11回日本政府報告に対し、同年8月16日及び17日に行われた審査を踏まえ、総括所見を発表した。総括所見で委員会は、45項目に及ぶ懸念を表明し、又は勧告を行った。
(2)とりわけヘイトスピーチとヘイトクライムについて、本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律が2016年6月に施行されたこと等を歓迎する一方、同法の適用範囲が極めて狭く、施行後もヘイトスピーチ及び暴力の扇動、インターネットとメディアにおけるヘイトスピーチ並びに公人によるヘイトスピーチ及び差別的発言が続いていることなどに懸念を表明した上で、人種差別禁止に関する包括的な法律を採択することなどの勧告を行った(13、14項)。また、パリ原則に則った国内人権機関の設置を勧告し(9、10項)、個人通報制度についても、受諾宣言をするよう奨励している(43項)。
(3)さらに、在日コリアンや長期間滞在する外国籍の者等が公務員の地位にアクセスできるようにすること(22項、34項(e))など多くの勧告をした。
(4)その上で、これらの勧告のうち、国内人権機関の設置(10項)及び技能実習制度の政府による適正な規制及び監視(32項)について、日本政府に対し、1年以内に勧告の履行に関する情報を提供するよう求めるとともに(46項)、ヘイトスピーチとヘイトクライム(14項)、在日コリアンの地方参政権・公務就任権・朝鮮学校に対する高校無償化制度からの排除に関する問題(22項)及び外国籍住民に対する権利の確保(34項)についての勧告を、いずれも日本政府が特に注意を払うべき重要な勧告と位置付け、次回定期報告ではこれらの問題について詳細な情報を提供するよう要請した(47項)。
(5)日本政府は、条約の批准国の義務として、また国際社会において日本が名誉ある地位を占めるにふさわしい人権状況の国内実現のため、委員会が表明したこれらの懸念、勧告、要請を真摯に受け止め、検討すべきである。


 「声明」は、「当連合会もまた、日本政府との建設的対話を継続し、これらの課題の解決のために尽力する所存である。」、と日弁連の立場を表明した。


 確かに、ヘイトクライム、ヘイトスピーチが、依然として日本という国の大きな課題であることと、日本政府のこのことへの対応が不十分であることがわかる。そしてこのことが世界常識になってしまっていることも。




by asyagi-df-2014 | 2018-10-06 07:53 | 人権・自由権 | Comments(0)

「杉田発言」を考えるために。

 「新潮45」と「杉田発言」は、怒りとして問題意識は持っているとしても、自分自身が取りあげる必要まではと思っていたが、石戸諭さんの YAHOOニュース-「杉田発言に黙ってはいられなかった」を読んだ。
これを全文掲載する。
《悪質な差別が許されない社会になってほしいから。一人一人の尊厳が守られる社会になってほしいから。それだけだよね。》、ということを共有するために。


 「これは杉田水脈・衆院議員だけの問題ではない。彼女を国会議員として当選させている日本の政治、社会の問題なのだと言いたい」

 岡野八代・同志社大教授は静かに、しかし怒りで口を震わしながら、言葉を絞り出した。専門は政治思想、特にフェミニズム理論だ。

 彼女は杉田氏の論考に抗議するために、レズビアンであることを公表した。「カムアウトをしないと、幾度も自分で決めてきたのに」である。なぜ告白するに至ったのか。政治学者であり、問題の当事者である彼女はこの問題をどう捉えているのかを聞いた。

今回だけは言わないといけない

 最初に私と岡野さんの関係を書いておきたい。私は大学時代、彼女のゼミに所属して、卒業論文を書いた。

 彼女は当時、立命館大の教員で、カナダから帰国したばかり。政治思想をベースに国内のフェミニズム理論の最先端を走っていた。明るく、快活な性格で学生からも人気があった。

 彼女は「新潮45」に掲載された杉田氏の論考に抗議するために同性愛者であることを公表するとともに、論壇誌「世界」10月号に「差別発言と、政治的文脈の重要性」という杉田発言を批判する論考を発表した。

 《私はいままでレズビアンであると明かしたことなかった。それは私の研究が「レズビアン」だから、そう考えるんだと思ってほしくないから。特別視されることが嫌だった。
 異性愛者が何を書いても、異性愛であることを注目されることはないのに、レズビアンだったら、そこが注目される。

 確かにまったく研究に影響がないとは言わない。私の人生にずっとついて回ってきて、差別も偏見の目にもさらされてきたから、考えには影響があるだろうと思う。

 でも、私にとっては私のアイディンティティの一部であって全てではないんだよね。

 政治に関わる発言をするときは、その文脈に応じて立場を明らかにしているけど、その文脈と関係のない属性とは、切り離して発言の中身、書いていることの中身だけで判断してほしいと思っている。

 レズビアンであると言ったら、私の過去の発言や論考がすべて特別視されるものになっていくのかも、という恐れから自由になれない。

 フェミニストだからといってすべての人が受け入れてくれるわけではない。言わないだけで、差別まではいかないけど偏見を持っている人だっているよ。だからずっと黙ってきた。

 でも、今回だけは言わないといけないと思った。》

「制度で生きづらさは救える。杉田氏擁護は明らかに間違っている」

 彼女は大学教員として、何度もカムアウトすべきではなかったかと思ったこと。学生たちが性的少数者であることを明かして、サークルなどを作っているのに、「あえてカムアウトしない」と決めた自分にずっと罪悪感があったと明かしている。

《今回、言わないといけないと思ったのは、罪悪感からだけではないんだ。

 杉田議員の論考が明らかに差別発言であることが認識されていないこと。本当に議論しなければいけないのは、家族観の問題であること。

それは私が研究してきた分野だから発言しないといけないと思ったことが大きい。

 杉田議員は制度で生きづらさを救うことはないと書いている。政治は生きづらさを救えないという擁護論もある。

 これは明らかに間違っている。家族制度は政治的な問題で、異性の両親に子供がいるという規範的な家族があり、彼らのために制度が組み立てられいる。

 私はフランスやイギリスで同性婚をした人たちの話を聞く機会があったけど、広い意味で婚姻という制度が認められているからこそ、彼女たちは差別に対して、「差別する側がおかしい」「自分たちにも権利がある」と堂々と反論できると言っていた。

 これで生きづらさはずいぶんと軽減されるでしょう。

 日本ではどうか。異性同士の婚姻には手厚い法的保護がなされているのに、同性カップルにはまったく法的な保護がない。

 制度に組み込まれていないことに生きづらさに要因があるなら、軽減することは政治の務めではないのか。同性婚を「容認」できないと書く、杉田発言は、異性婚と同等の権利を求めてきた人を不当に貶める意見なんだ。

 制度に組み込まれている人たちから「救えない」とは言われたくない。》

 「制度があれば認識は変わる」と岡野さんは強調する。彼女は理想的には婚姻制度ではない、別の制度があればいいと考えている。

《例えば、同性のカップルが結婚式をあげても親が祝福しないことが多い。私も自分の経験上、よく知っている。

 なぜかといえば「正式な結婚ではない」と考えているからなんだよ。これが法的に同性婚が認められていれば、考えは変わるでしょう。

 理想を言えば、私は現状の婚姻制度を批判しているから、婚姻ではない形でも、家族としてのつながりが尊重される権利が認められればいいと思う。

 でも、政治的な妥協として同性婚が認められ、異性婚だけに認められている手厚い権利が手に入るなら、まずはいい。それで間違いなく、生きづらい人は減るよ。》

なぜ杉田発言は悪質な差別なのか?

 岡野さんは政治思想家なので、家族や差別という概念にこだわる。彼女は「差別」を語る時に、何よりも重視するのは文脈だ。

 どのような政治状況で、彼女の発言がでてきたのか。杉田氏は安倍首相が引き上げた人材であること、杉田氏の家族観は自民党の改憲草案にあらわれた価値観と同じであること----。

《なんでも安倍政権批判に結びつけるなという声があるのは知っている。でも、杉田発言を放置しているのは、差別を放置するのと同じことであるという認識を政権が持っていないということではないのか。

 私は杉田発言を「個人的な意見」として放置して、議員辞職をせよという声すら上がってこないのが安倍政権であり、自民党政権の本質的な問題だと考えている。

 何度もいうけど、私は今まで、レズビアンとして声を上げようと思ってこなかった。その点ではあえて、自分を押し殺して生きてきた。

  でも、私たちが「生産性がない人間」であり、権利すら必要ないと国会議員が公然と書くのは明らかに悪質な差別であると言いたい。法制度を動かせる権力を持っている国会議員にそんなことを言われたくないんだ。》

自分がカムアウトしたのが正しかったかわからない

 ここまで一気に話した後、ふっと一息つく。彼女は「自分がカムアウトしたことが正しかったか今でもわからない」と言った。

 彼女の生活圏から遠い人たちは彼女の勇気を称賛した。しかし、彼女の生活に関わる近しい人たちのなかには、戸惑いやわだかまりが残っているのもまた事実だ。

《これは私的な問題ではないんだ。レズビアンであるということは、私だけの問題ではなく、私と周囲の関係性の問題。公表することで関係性に変化がでてくるのは当然のことで、私はその変化を引き受けないといけない。

 杉田氏も杉田氏を擁護する異性愛者はそんなことでは悩まないでしょ。普段から結婚や恋愛の話題をしても何にも思わないでしょ。それも婚姻という制度があって、手厚い保護があるって当たり前のように思っているからだよね。

 私は異性婚というシステムに組み込まれずに、その外にいると思って生きてきた。だから、一人でも生きていけるような仕事についたし、若い頃悩まされた自分について考えなくてもいいように、政治思想史を選んで勉強してきた。

 私自身は、いまさら生きづらさを誰かにわかってほしいと思わないし、周囲にわかれとも言わない。考え方が違うから、いまのLGBTの運動にあまり関わろうとも思わない。

 できるなら公表しないで生活していたかったと思うよ。もちろん、それがすっきりした生活だとも、いえないけど。

 ただでさえ、政治的発言をしたら女性であるというだけでいろいろ誹謗中傷の対象になるのに、さらにレズビアンでしょ。差別される属性が増えるんだよ。》

「悪質な差別が許されない社会になってほしい」

 人間関係に変化が生じても、周囲からの眼差しが変わっても、それでも今は言わないといけないと彼女は繰り返した。自らで責任を引き受けて言わないといけない、と。

 なぜか。

《悪質な差別が許されない社会になってほしいから。一人一人の尊厳が守られる社会になってほしいから。それだけだよね。》




by asyagi-df-2014 | 2018-09-27 07:57 | 人権・自由権 | Comments(0)

アイヌ新法では、歴史的経緯を正しく位置づけ、国の責任を明確にしなけねばならない。

 京都新聞(以下、「京都」)の8月17日付けの社説-「アイヌ新法  先住民族の権利明記を」に、自らの情報不足を痛感する。
 このアイヌ新報で、日本の法律で初めてアイヌを「先住民族」と明記することになる。
 「京都」は、次のように指摘する。


(1)「アイヌ民族の生活や教育の向上を支援する新たな法案を、政府が来年の通常国会に提出する。日本の法律で初めてアイヌを「先住民族」と明記する方向だ。」
(2)「これまで文化振興に限ってきたアイヌ政策を修正する。先住民としての権利を認め、同化政策で生まれた経済格差の解消や民族教育を受ける権利を具体的に保障する。」
(3)「生活支援を含めた新法の必要性は2009年の有識者懇談会が政府に提言しており、それが動きだす。『ようやく』という感は否めない。確実に成立させ政策を実施する必要がある。」
(4)「同時に、国内の一部にある『日本は単一民族国家』といった認識を改め、多様性を認め合う契機にしたい。」


 また、「京都」は続ける。


(1)国連では07年に『先住民族権利宣言』が採択されている。先住民族の自決権や土地、資源に対する権利を幅広く認める一方、関係各国に権利保障のための立法措置を求めている。」
(2)「宣言には日本も賛成した。これを受けて翌08年には衆参両院で『「アイヌ民族を先住民族とすることを認める決議』が採択され、政府も先住民族と認める官房長官談話を出した。」
(3)「だが、具体的な政策は1997年のアイヌ文化振興法に基づくものに限られていた。アイヌ語の教育や民族文化、技術の継承などは一定の成果を上げているが、北海道の調査では、アイヌの世帯収入や進学率の低さなど、さまざまな格差が残っているという。」
(4)「狩猟や漁業で生活していたアイヌは同化政策で農業への転換を迫られた。だが、与えられたのは多くが農業に不向きなやせた土地だった。日本語の強制は独自の文化の衰退を招いた。北海道アイヌ協会の記録には、今に続く問題の歴史的経緯が明記されている。政府がこの間、文化振興にとどまった背景には、『特別扱い』という批判を恐れたことがある。土地や資源の権利回復が具体的に浮上することも懸念された。」


 「京都」は、最後に、次のように押さえる。


(1)「だが、97年まで続いた旧北海道土人保護法による同化政策が生んだ矛盾を解消し、アイヌの血を引く人の誇りと尊厳を取り戻す責任は国にある。新法では歴史的経緯にも触れるべきだ。」
(2)「国は2020年4月に北海道白老町にアイヌ文化振興の拠点施設を開設する。アイヌへの理解と民族共生のための情報発信や教育の拠点になる。新法の整備と合わせ、アイヌ政策の柱となることを期待したい。」


 確かに、「だが、97年まで続いた旧北海道土人保護法による同化政策が生んだ矛盾を解消し、アイヌの血を引く人の誇りと尊厳を取り戻す責任は国にある。新法では歴史的経緯にも触れるべきだ。」との「京都」の主張は、当たり前のことである。




by asyagi-df-2014 | 2018-08-23 07:57 | 人権・自由権 | Comments(0)

内閣府世論調査で、アイヌ民族は「先住民族」が7割を超える。一方、認知度の低さが浮き彫り。

 北海道新聞は2018年8月18日、表題について次のように報じた。


(1)「内閣府は17日、アイヌ民族政策に関する全国世論調査の結果を発表した。アイヌ民族を『知っている』と答えた人は2013年の前回調査比1・1ポイント減の94・2%で、このうち『先住民族』だと知っているのは同9・0ポイント増の77・3%。全体の7割以上が認識している計算になる。一方、20年4月に胆振管内白老町に開設するアイヌ文化の復興拠点「民族共生象徴空間」を知っている人は同3・4ポイント減の9・2%で、認知度の低さが浮き彫りになった。」
(2)「道内分では、アイヌ民族を知っている人は98・7%(前回比1・3ポイント減)、このうち先住民族と認識しているのは88・0%(同1・1ポイント増)で、象徴空間を知っている人は39・5%(同3・8ポイント増)。いずれも全国を上回った。」
(3)「調査全体で見ると、先住民族と知っていた人の年代別では18~29歳が87・2%と最も高く、30~39歳が83・2%で続いた。年齢層が高いほど低くなり、70歳以上は68・5%だった。」
(4)「若年層の認知割合が高い理由について、内閣府は1998年に学習指導要領が改訂され、歴史の教科書などにアイヌ民族の記述が加えられたことが奏功したと分析。アイヌ民族の少女がヒロインの漫画『ゴールデンカムイ』(集英社)が人気を集めていることなども影響したとみられる。」
(5)「一方、年間100万人の来場目標を掲げる民族共生象徴空間の認知度は、設置決定直後に行われた前回より低下し、『知っている』の約半数の4・7%も『言葉だけは聞いたことがある』だった。また、重視すべきアイヌ民族施策について複数回答可で尋ねたところ『歴史・文化の知識を深める学校教育』が45・4%と最多で、『広報活動』が42・5%、『文化継承の人材育成』が30・2%と続いた。」
(6)「調査は13年12月に公表した前回以来2度目。6月28日から7月8日にかけて全国の18歳以上3千人を対象に面接方式で実施し、1710人から回答を得た。」 (広田孝明)




by asyagi-df-2014 | 2018-08-18 12:07 | 人権・自由権 | Comments(0)

この場合、「生産性」という表現に差別の根源がある。

 朝日新聞(以下、「朝日」。)は2018年7月25日、「LGBT 自民の認識が問われる」、と社説を掲げた。
 どういうことだったのか。
 「朝日」は、ことの成行を、「自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国ブロック)が『【LGBT】支援の度が過ぎる』と題した月刊誌『新潮45』への寄稿で、同性カップルを念頭にこんな持論を展開した。『彼ら彼女らは子供を作らない、つまり【生産性】がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか』」、と始める。
「朝日」は、この問題そのものについて、次のように切り込む。


(1)「異性のカップルであっても、子どもを産むか産まないかは、個人の選択である。それを「生産性」という観点で評価する感覚にぞっとする。歴史的に少数者を排除してきた優生思想の差別的考えとどこが違うのか。」
(2)「杉田氏は、日本は寛容な社会で、LGBTへの差別はそれほどないという見方も示した。事実誤認もはなはだしい。学校や職場、地域での偏見や差別は各種の報告で明らかだ。」
(3)「さまざまな性的指向を認めれば、『兄弟婚を認めろ、親子婚を認めろ、それどころかペット婚や、機械と結婚させろという声も出てくるかもしれません』という主張に至っては、噴飯物というしかない。」
(4)「同じ自民党内の若手議員から「劣情をあおるのは政治ではなくて単なるヘイト」といった批判があがったのも当然だ。」


 だが、「朝日」は、「ただ、こうした認識は党内で共有されていないようだ。」、ともう一つの問題点、「自民党の地金」について指摘する。


(1)「驚いたのは、きのうの二階俊博幹事長の記者会見である。『人それぞれ政治的立場、いろんな人生観がある』『右から左まで各方面の人が集まって自民党は成り立っている』。杉田氏の見解を全く問題視しない考えを示したのだ。」
(2)「自民党はもともと伝統的な家族観を重んじる議員が多い。しかし、国内外の潮流に押される形で、昨秋の衆院選の公約に『性的指向・性自認に関する広く正しい理解の増進を目的とした議員立法の制定を目指す』と明記、『多様性を受け入れていく社会の実現を図る』と掲げた。杉田氏の主張は、この党の方針に明らかに反する。」
(3)「杉田氏はSNSで自身への批判が広がった後、ツイッターで『大臣クラス』の先輩議員らから『間違ったこと言ってないんだから、胸張ってればいいよ』などと声をかけられたとつぶやいた。こちらが自民党の地金ではないかと疑う。」


 つまり、「朝日」は、「少数者も受け入れ、多様な社会を実現する気が本当にあるのか。問われているのは、一所属議員だけでなく、自民党全体の認識である。」、と断じる。


 確かに、この場合の「生産性」とは、少数者を排除の「優生思想」でしかない。



by asyagi-df-2014 | 2018-07-29 05:51 | 人権・自由権 | Comments(0)

日本の死刑制度を考える。

 日本弁護士連合会(以下、日弁連。)は2018年7月6日、「死刑執行に強く抗議し、直ちに死刑執行を停止し、2020年までに死刑制度の廃止を目指すことを求める会長声明」、との日弁連会長声明を出した。
 この期に、この声明で、日本の死刑制度を考える。
日弁連会長声明は、「本日、東京拘置所において3名、大阪拘置所において2名、広島拘置所において1名及び福岡拘置所において1名の合計7名に対して死刑が執行された。そのうち6名が再審請求中であり、心神喪失の疑いのあるものも含まれている。昨年8月就任以降、上川陽子法務大臣による2回目の執行であり、第2次安倍内閣以降、死刑が執行されたのは、13回目で、合わせて28名になる。」、との指摘で始まる。


 今回の死刑執行の法的問題点について、次の指摘を挙げる。


(1)「特に日本では、1980年代に4件の死刑事件について再審無罪が確定しており、袴田事件も、東京高等裁判所で静岡地方裁判所の再審開始決定が取り消されたものの、弁護側の特別抗告により最高裁判所における審理が続くことになる。これらの事件は、誤判・えん罪の危険性が具体的・現実的であることを、私たちに認識させるものであった。死刑に直面している者に対し、被疑者・被告人段階、再審請求段階、執行段階のいずれにおいても十分な弁護権、防御権が保障されるべきであり、再審請求中の死刑確定者に対する死刑の執行はこの観点からも問題の残るものである。」
(2)「また、今回執行された死刑確定者の中には、当連合会が、2018年6月18日付けで、心神喪失の状態にある疑いが強いので、死刑の執行を停止するよう、法務大臣に対し人権救済申立事件の勧告をしたものが含まれている。同勧告で述べたとおり、死刑確定者について、適正手続保障の観点から、法務省から独立した機関において、心神喪失の状態にあるか否かを判定する必要があるが、そうした法整備がなされないまま、法務大臣の命令により執行がなされた。」


 次に、日本国民世論の動向とOECD加盟国での死刑制度の現状について、指摘する。


(1)「内閣府が2014年11月に実施した世論調査で、『死刑もやむを得ない』とした80.3%の回答者への追加質問では、そのうち40.5%が『状況が変われば将来的には死刑を廃止してもよい』と回答している。また、終身刑を導入した場合の死刑制度の存廃について、終身刑が導入されるならば、『死刑を廃止する方がよい』という回答も全回答者の37.7%に上っている。死刑についての情報が十分に与えられ、死刑の代替刑も加味すれば、死刑廃止を容認する国民世論が形成可能であることを認識しておく必要がある。」
(2)「2017年12月現在、142か国が法律上あるいは10年以上死刑を執行していない事実上の廃止国であり、うち106か国が全ての犯罪について死刑を廃止している。OECD加盟国のうち、死刑を存置しているのは、日本・韓国・米国の3か国だけであるが、韓国は10年以上死刑執行をしていない事実上の死刑廃止国であり、米国は2017年10月時点で19州が死刑を廃止し、4州が死刑執行モラトリアム(停止)を宣言している。したがって、死刑を国家として統一して執行しているのは、OECD加盟国のうちでは日本だけという状況にある。」


 日弁連会長声明は、こした指摘の基に、「死刑執行に強く抗議し、直ちに死刑執行を停止し、2020年までに死刑制度の廃止を目指すことを求める」との声明の根拠を次のように示す。


(1)「このように、国際社会においては死刑廃止に向かう潮流が主流であり、日本を含め死刑制度を残し、現実的に死刑を執行している国は、世界の中では少数になってきている。国連の自由権規約委員会(1993年、1998年、2008年、2014年)、拷問禁止委員会(2007年、2013年)及び人権理事会(2008年、2012年)は、死刑の執行を繰り返している日本に対し、死刑執行を停止し、死刑廃止を前向きに検討するべきであるとの勧告を出し続けている。今回の執行に対しても国際的な批判や懸念が表明される可能性がある。」
(2)「2020年に開催されるオリンピック・パラリンピック及び国連犯罪防止刑事司法会議(コングレス)が近づくにつれ、多数の国家、国民の注目が日本に集まってきている。このような時期に死刑を執行することは、日本に対する国際評価に影響することも考慮する必要がある(この旨を含んだ2018年3月29日付けの「死刑執行停止を求める要請書」を法務大臣に提出している。)」


 最後に、日弁連会長声明は、「本日の死刑執行に対し強く抗議するとともに、改めて死刑を廃止するまで全ての死刑執行を直ちに停止した上で、2020年までに死刑制度を廃止するよう求める次第である。」、と次のように要求する。


「当連合会は、2016年10月7日、第59回人権擁護大会において、『死刑制度の廃止を含む刑罰制度全体の改革を求める宣言』を採択し、日本政府に対し、日本においてコングレスが開催される2020年までに死刑制度の廃止を目指すべきであることなどを求めてきた。死刑が生命を剥奪するという刑罰であり、国家による重大かつ深刻な人権侵害であることに政府は目を向ける必要がある。当連合会は、本日の死刑執行に対し強く抗議するとともに、改めて死刑を廃止するまで全ての死刑執行を直ちに停止した上で、2020年までに死刑制度を廃止するよう求める次第である。」


 確かに、この声明で日本の死刑制度を考える時、次のことを確認する。


Ⅰ.日本の裁判制度のなかで、誤判・えん罪の危険性が具体的・現実的であること。
Ⅱ.死刑に直面している者に対し、被疑者・被告人段階、再審請求段階、執行段階のいずれにおいても十分な弁護権、防御権が保障されるべきであり、再審請求中の死刑確定者に対する死刑の執行は問題の残るものであること。
Ⅲ.死刑確定者について、適正手続保障の観点から、法務省から独立した機関において、心神喪失の状態にあるか否かを判定することができる法整備が必要である。しかし、その整備が行われないままに法務大臣の命令により今回の死刑執行が行われたこと。
Ⅳ.日本においても、「死刑についての情報が十分に与えられ、死刑の代替刑も加味すれば、死刑廃止を容認する国民世論が形成可能であること」(会長声明)ということを把握する必要があること。
Ⅴ.死刑を国家として統一して執行しているのは、OECD加盟国のうちでは日本だけという状況にあること。
Ⅵ.「国連の自由権規約委員会(1993年、1998年、2008年、2014年)、拷問禁止委員会(2007年、2013年)及び人権理事会(2008年、2012年)は、死刑の執行を繰り返している日本に対し、死刑執行を停止し、死刑廃止を前向きに検討するべきであるとの勧告を出し続けている」(会長声明)状況を理解する必要があること。
Ⅶ.「2020年に開催されるオリンピック・パラリンピック及び国連犯罪防止刑事司法会議(コングレス)が近づくにつれ、多数の国家、国民の注目が日本に集まってきている。このような時期に死刑を執行することは、日本に対する国際評価に影響することも考慮する必要がある」(会長声明)こと。
Ⅶ.死刑執行が生命を剥奪するという刑罰であり、国家による重大かつ深刻な人権侵害であること。


 さて、日本の死刑制度を考えるために、最も必要なことは、「死刑執行が生命を剥奪するという刑罰であり、国家による重大かつ深刻な人権侵害であること。」との視点である。




by asyagi-df-2014 | 2018-07-19 05:44 | 人権・自由権 | Comments(0)

学ぶ権利を保障するということは、どういうことなのか。~沖縄タイムス20180712~

 沖縄タイムス(以下、「タイムス」。)は2018年7月12日、「[女性自認学生受け入れ]権利保障へ重要な一歩」、と社説を掲げた。
 新聞記事で読んではいた。
 どういうことなのか。
 「タイムス」は、次のように説明する。


(1)「東京のお茶の水女子大が、戸籍上は男性でも性別を女性と認識しているトランスジェンダーの学生を2020年度から受け入れると発表した。これまで『女子』と規定してきた入試の出願資格を、『戸籍または性自認が女子』に改める。」
(2)「大学側が説明するように『多様性を包摂する社会の対応としては当然』だが、トランスジェンダーの学生の受験機会の確保を出願資格に書き込んだ意義は小さくない。多様な性への理解がまた一つ広がった。」
(3)「きっかけは数年前にあった当事者からの問い合わせという。学内にワーキンググループを立ち上げ、今年から施設整備などの準備に着手。新設する委員会では、受け入れに向けたガイドラインをつくる予定だ。共学の場合、受験に障害はなく、多くの大学に当事者がいるとみられる。しかし女子大では受験資格自体が壁となり、支援の検討が後手に回ってきた。」
(4)「日本学術会議は昨秋、性的マイノリティーの権利保障に関する提言で、トランスジェンダーの学生が望む大学に行けないのは『学ぶ権利の侵害になる』と指摘した。その上で『入学保障』などの課題に対応するためのガイドラインの策定を文部科学省に求めた。」
(5)「既に米国では著名な女子大が入学資格を与えており、お茶大の国内初という今回の決定は、やっとという気持ちもある。」
(6)「多様性を尊重する大きな流れが、慎重だった大学側の背中を押したのだろう。」


 また、「タイムス」は、次のように続ける。


(1)「04年の性同一性障害特例法施行後、性の多様性を認め、『個』を尊重する取り組みが少しずつ広がった。」
(2)「文科省は15年、性的少数者(LGBT)への学校でのきめ細かな対応を全国の教育委員会に通知。翌年には支援策をまとめた教職員向けパンフレットを配布している。学校では、自認する性別の制服着用を認めるなどの配慮が進み、さらに性別に関係なくズボンとスカートを選べるようにする選択制の動きも出てきている。」
(3)「お茶大の発表を受け、同大に通う学生から『いろんな人がキャンパスにいた方が面白い』など肯定的な意見が聞かれたのは、この間の取り組みの成果もあったのではないか。」
(4)「特に当事者が学校に出向いて体験や思いを語る授業で、偏見や誤解がなくなり、理解を深めたという人は多い。」


 「タイムス」は、「多様性を尊重する」ということについて、次のように押さえる。


(1)「欧米を中心に多様な生き方を容認する流れが加速する中、先進7カ国で同性婚やこれに準じた制度を法制化していないのは日本だけだ。」
(2)「那覇市をはじめ全国7自治体が導入する『パートナーシップ宣誓制度』は、慎重姿勢の政府に代わって住民に近い自治体が同性カップルなどを公認する制度である。」
(3)「電通の調査では、13人に1人がLGBTに該当していた。」
(4)「教育現場はもちろん、学校を巣立った後の職場や生活する地域にも、当事者を支援する仕組みを広げていく必要がある。」


 あらためて思う。
 世界では、多様性を尊重する大きな流れがあり、日本が遅れているということを。
「これまで『女子』と規定してきた入試の出願資格を、『戸籍または性自認が女子』に改める。」(「タイムス」)ということは当たり前のことである。
 でも、お茶の水女子大の「多様性を包摂する社会の対応としては当然」(「タイムス」)との一歩は、やはり、すごい。
私たちは、一つには、「学ぶ権利」をきちんと理解しよう。



by asyagi-df-2014 | 2018-07-18 05:50 | 人権・自由権 | Comments(0)

負わなけねばならない責任を明確に。~信濃毎日新聞20180703から~

 確かに、国だけの責任ではない。
 信濃毎日新聞(以下、「信濃」。)は2018年7月3日、「優生手術 都道府県の責任は重い」、と社説で論評した。
「信濃」は、次のように示す。


(1)「旧優生保護法の下、障害者らに不妊手術や中絶を強いた優生政策を都道府県が積極的に推し進めていた事実が相次いで明らかになっている。国だけでなく都道府県自ら実態解明を進め、幅広い被害者への補償に道を開いていく責任がある。」
(2)「千葉県は、手術の勧奨を児童相談所に要請した1963年の文書を開示した。児相はそれを踏まえ、障害児施設の子どもの保護者らに手術を促したという。要請からひと月と経ず、対象者を列記して県に報告した児相もあった。この年に限らず、県は同様の依頼をしていたとみられ、対象者の選別が組織的に行われていた可能性が指摘されている。形こそ『希望者の申し出』であっても、拒める状況だったとは考えにくい。」
(3)「ほかにも、北海道が50年代、障害児施設への通知で、積極的な手術の申請を求めたことが分かっている。行政からの圧力が集団での手術に結びついた恐れがある。北海道の手術件数はこの時期に急増し、全国最多になった。各保健所にも対象者の発見を促す通知を出し、年間申請件数の“ノルマ”まで課していた。」
(3)「旧厚生省は57年、各都道府県に手術件数を増やすよう求める通知を送った。都道府県別の実績を一覧で示し、『成績向上』を促す露骨な圧力が、競い合うように手術を推進する状況を生んでいく。
(4)「兵庫県が60年代半ばから始めた『不幸な子どもの生まれない運動』も各地に広がり、優生政策を後押しした。障害がある『不幸な子ども』が生まれないようにと、強制不妊手術や、胎児の出生前検査の費用を負担した。」
(5)「〈優生上の見地から不良な子孫の出生を防止する〉。障害者への差別に根差した旧法は戦後の48年に制定され、半世紀近くにわたって存続した。問われるのは国の責任だけではない。尊厳と人権を踏みにじる優生政策を実質的に担ったのは都道府県だった。」


 「信濃」は、この問題について、次のように指摘する。


「被害者が補償を求める裁判を各地で起こす一方、国会では議員立法による救済を目指す動きがある。ただ、形だけの救済で終わらせることがあってはならない。法の運用の実態を徹底して検証し、過ちに向き合わなければ、障害者への差別や優生思想が根深く残る現状を克服できない。年月を経て、残る記録や資料は限られる。当事者や関係者の証言を集め、被害を丁寧に掘り起こすことが欠かせない。都道府県は、その取り組みを率先する役割を担わなくてはならない。」


 明らかなのは、次の構造である。
①「国(旧厚生省)は1957年、各都道府県に手術件数を増やすよう求める通知を送る。この中で、都道府県別の実績を一覧で示し、『成績向上』を促す露骨な圧力をかける。」
                ↓
②「都道府県は、競い合うように手術を推進する状況を自ら作っていく。」
 つまり、都道府県は、実行者としての責任を免れないということである。
 確かに、「法の運用の実態を徹底して検証し、過ちに向き合わなければ、障害者への差別や優生思想が根深く残る現状を克服できない。」(信濃)、ということが言える。



by asyagi-df-2014 | 2018-07-11 06:12 | 人権・自由権 | Comments(0)

トランプ政権は、「理念」ではなく「取引」」を優先。国連人権理から脱退。

 朝日新聞は2018年6月21日、表題について次のように報じた。


(1)「トランプ米政権は19日、国連人権理事会(本部スイス・ジュネーブ)からの脱退を表明した。背景にはパレスチナ問題でイスラエルを批判する人権理事会への不満があり、ポンペオ米国務長官は会見で『明らかな偏向は常識外れだ』と批判した。」
(2)「米政権は昨年10月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)に脱退を通告。地球温暖化対策の国際枠組み『パリ協定』やイラン核合意からの離脱も表明しており、国際協調に背を向ける姿勢を改めて鮮明にした形だ。」
(3)「ポンペオ氏と共に会見したヘイリー米国連大使は『終わらないイスラエルへの敵意は、理事会が人権ではなく、政治的偏向によって突き動かされている証拠だ』と非難した。」
(4)「人権理事会はパレスチナへの攻撃でイスラエルへの非難決議を度々、採択。今年5月には、米大使館のエルサレム移転に抗議した市民へのイスラエル軍の銃撃などを巡り、理事会は独立した調査団を派遣する決議を可決した。議題の項目として『パレスチナなど占領地の人権状況』が常時、挙げられている。」
(5)「現在の人権高等弁務官はヨルダン王族出身のザイド氏で、イスラエルによるデモ鎮圧などでの過剰な武力行使を批判している。そのため、イスラエル寄りの姿勢を示すトランプ政権と対立してきた。ヘイリー氏は会見で、米国が人権状況を問題視する中国やベネズエラも理事国になっているとし、『(人権理事会の)名に値しない』と断じ、『人権をあざ笑う偽善で利己的な組織だ』と語った。人権理事会に改革を求めていたが、達成されなかったため、脱退を決定したとした。」
(6)「人権理事会はブッシュ(子)元政権下の2006年に発足。理事国は47カ国で、米国は発足時には理事国を選ぶ基準に反発して立候補をしなかった。国際協調や人権を重視したオバマ前政権下の09年に初めて立候補して当選した。人権理事会は18日に約3週間の会期が始まったばかりだった。ザイド人権高等弁務官は、ツイッターの声明で『驚きのニュースではないにしても、残念だ。今の世界の人権状況を鑑みれば、米国は取り組みを促進すべきで、後退すべきではない』と述べた。」
(ワシントン=杉山正、ウィーン=吉武祐)




by asyagi-df-2014 | 2018-06-21 22:09 | 人権・自由権 | Comments(0)

旧優生保護法の下で強制された不妊手術について国に損害賠償を求める訴訟で、国は口頭弁論で請求棄却を求める方針。

 毎日新聞は2018年3月23日、表題について次のように報じた。


(1)「旧優生保護法(1948~96年)下で強制的な不妊手術を受けさせられたとして宮城県内の女性が国家賠償を求めた訴訟について、政府は28日に仙台地裁で開かれる第1回口頭弁論で請求棄却を求める方針を決めた。ただし、国会で被害救済の動きが進んでいることなども踏まえて最小限の主張にとどめ、具体的な理由説明は5~6月ごろに開かれる第2回弁論以降に先送りする見通しだ。」
(2)「国側は強制手術に関し『当時は合法だった』との姿勢を取っている。裁判では、不法行為の損害賠償請求権が消滅する20年間の『除斥期間』を過ぎており、96年法改正以降の対応にも違法性はなかったとして争うとみられる。」
(3)「一方で、初弁論に先立つ27日には、自民、公明両党がワーキングチーム(WT)の初会合を開く。」
(4)「1審判決前に政治解決が図られる可能性もあり、行政としては政治解決の枠組みと食い違いが生じる恐れがある主張はしにくい事情がある。政府は訴訟と並行して、WTの求めに応じて実態調査に着手するなど救済に向けた課題の整理も進めることになる。厚生労働省幹部は『与党協議の推移を待ちたい』と話す。」
【阿部亮介】
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by asyagi-df-2014 | 2018-03-24 12:00 | 人権・自由権 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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