2019年 11月 22日 ( 2 )

沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年11月22日

「沖縄と本土の関係性、平和の在り方を探るシンポジウム『沖縄からこの国を問う―平和、憲法、民主主義』(世界平和アピール七人委員会主催、琉球新報社共催)が21日夜、那覇市の琉球新報ホールで開かれた。米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に多くの県民が反対する現状を踏まえながら、工事を強行し平和構築と逆行する日本政府の姿勢を厳しく批判した。400人が詰め掛け、登壇者の発言に熱心に耳を傾けた。」、と琉球新報。
 では、この声をどのように受けとめることができるのか。
『沖縄への無関心と無知、歴史を知らないことに大きな壁がある』
 『県民の苦しみ、痛みが理解できないのは歴史の忘却と思考の停止だ』
『日本政府は未来志向とごまかすが、責任意識を持っていない。責任を問い続けなければいけない』
 『いつかは変わる。あきらめず取り組めば大きな力になる』
 『世界中を見れば基地はどんどん無くなっている』
 『辺野古で反対運動に取り組む人に接し、やり続けることが大事だと感じた。やめたら戦争をしたい人の思うつぼだ』


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年11月22日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-沖縄の声 共有を 世界七人委シンポ 本土の「無関心」指摘-2019年11月22日 06:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「沖縄と本土の関係性、平和の在り方を探るシンポジウム『沖縄からこの国を問う―平和、憲法、民主主義』(世界平和アピール七人委員会主催、琉球新報社共催)が21日夜、那覇市の琉球新報ホールで開かれた。米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に多くの県民が反対する現状を踏まえながら、工事を強行し平和構築と逆行する日本政府の姿勢を厳しく批判した。400人が詰め掛け、登壇者の発言に熱心に耳を傾けた。」
②「沖縄の基地問題が全国的な問題にならないことについて、直木賞作家の髙村薫氏は『沖縄への無関心と無知、歴史を知らないことに大きな壁がある』と指摘した。東京大名誉教授(宗教学)の島薗進氏は『県民の苦しみ、痛みが理解できないのは歴史の忘却と思考の停止だ』と述べた。」
③「県民投票を実現する会代表を務めた元山仁士郎氏は『民投票の結果が踏みにじられた。日本は本当に平和憲法や民主主義を大事にしている国なのか』と憤った。名古屋大名誉教授(宇宙物理学)の池内了(さとる)氏は『日本政府は未来志向とごまかすが、責任意識を持っていない。責任を問い続けなければいけない』とした。」
④「県民が今後どうすべきかについて、作曲家で文化功労者の池辺晋一郎氏は『いつかは変わる。あきらめず取り組めば大きな力になる』と運動の継続を求めた。同委員会の事務局長で慶応大名誉教授(物理学)の小沼通二氏は『世界中を見れば基地はどんどん無くなっている』と話した。
⑤「写真家の大石芳野さんは『辺野古で反対運動に取り組む人に接し、やり続けることが大事だと感じた。やめたら戦争をしたい人の思うつぼだ』と力を込めた。」
⑥「シンポジウムは池辺氏の指揮による平和を歌う合唱『こわしてはいけない』で幕開けした。委員の一部は同日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前での抗議行動を視察した。」


(2)琉球新報-大型トラック200台が運び込む 名護市安和、新基地建設の土砂搬入作業-2019年11月22日 12:47


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設で、防衛省沖縄防衛局は22日午前、名護市安和の琉球セメント桟橋内に土砂を搬入する作業を行った。運搬船による土砂搬出は確認されていないが、午前中だけで200台余りの大型トラックが桟橋内に土砂を運び込むのが確認された。桟橋内への土砂の搬入は午後も行われる見通し。」
②「一方、本部港塩川地区(本部町)では関連作業は行われていない。琉球セメント桟橋の前には新基地建設に反対する市民らが集まり『違法な工事をやめろ』と大型車に向かって抗議した。」


(3)琉球新報-辺野古訴訟 勝利へ決意 オール沖縄会議 26日弁論前に学習会有料-2019年11月22日 15:17


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「辺野古新基地建設を巡り、県が国を相手に提起した抗告訴訟の第1回口頭弁論を前に、辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議は20日夜、那覇市の八汐荘で事前学習会を開いた。県側弁護団の加藤裕弁護士が講師として登壇し、県が提起した訴訟の争点などを解説した。加藤弁護士は『裁判に勝つために努力していきたい』と力を込めた。」
②「県は7、9月、県による辺野古の埋め立て承認撤回を取り消した国土交通相の裁決を不服として、裁決の取り消しを求めて提訴した。7月に提起した訴訟で県は、国交相の裁決が地方自治法が取り消しを求めることができると定めた国からの不当な『関与』に当たると主張。国の機関が一般国民の権利権益の救済を目的とした行政不服審査制度を利用した裁決による国の関与の違法性が主な争点となった。福岡高裁那覇支部が県の主張を退けたため、県は10月末に上告した。」
③「9月の訴訟は、辺野古沖で見つかった軟弱地盤の存在などを理由に埋め立て承認を県が撤回したことは適法であり、その撤回を取り消す国交相の裁決は違法だとして提起した。撤回の適法性だけでなく、行政主体である県が訴訟を提起できるかという『入り口論』も争点となる。この訴訟の第1回口頭弁論が26日、那覇地裁で開かれる。」
④「どちらも辺野古の工事を止めるための訴訟だが、加藤弁護士は『関与取り消し訴訟は入り口論が入りやすく、抗告訴訟は中身を議論できる。それぞれの長所と短所があるから、同時にやっている』と説明した。
⑤「オール沖縄会議の照屋義実共同代表は『懸念は裁判でずっと負け続けている。ここで勝たないといけない。正義は必ず勝つ』と決意を述べた。」



by asyagi-df-2014 | 2019-11-22 18:05 | 沖縄から | Comments(0)

ハンセン病家族補償法が成立した。(4)

ハンセン病元患者の家族に対し、1人あたり最大180万円の補償金を支給する補償法と、名誉回復のための改正ハンセン病問題基本法が15日午後の参院本会議で全会一致で可決され、成立した。
ハンセン病家族訴訟弁護団(以下、「弁護団」)は2019年11月15日、「ハンセン病元患者家族に対する補償金の支給等に関する法律等の成立を受けて」、と見解を表明しました。 「弁護団」の表明は、次のものです。


(1)本日、「ハンセン病元患者家族に対する補償金の支給等に関する法律」が成立しました。この法律は、前文に明記されているように、国会及び政府が、長年にわたり、ハンセン病元患者家族の被害を放置してきたことの責任を認め、「反省とお詫び」を明らかにした上で、その被害を慰謝し名誉の回復等を図るために補償金を支払うというものです。
(2)去る6月28日に言い渡された熊本地裁判決は、ハンセン病元患者家族が偏見差別による被害及び家族関係の形成を阻害される被害を被ったことについての国会及び政府の責任を認める画期的なものでしたが、20名の原告の請求を棄却し、沖縄原告の認容額を減額する等の限界を持つものでした。今回の法律は、そうした限界の多くを補うものであり、同判決と一体となって、家族被害の全面解決に向けての大きな前進をもたらすものとして、原告ら弁護団としても、これを高く評価するものです。
(3)また、同じく本日成立した「ハンセン病問題の解決の促進に関する法律」の改正は、家族被害の解決に向けて、国が総力を挙げて取り組むことを明らかにするとともに、ハンセン病療養所における医師確保に向けての方策を具体化したものであり、今後のハンセン病問題の解決に向けての重要な指針となることが期待されます。
(4)ここに、両法律の成立に向けて御尽力頂いた関係各位のご努力に対して、改めて感謝するものです。


 また、「弁護団」は、今後について、次のように決意表明しています。


(1)私たち弁護団としては、今回の補償法が真に実のある結果をもたらすには、家族訴訟に加わった原告のみならず、これまで声をあげることなく苦難の人生を歩んでこられた多くの未提訴の家族の方々が、安心して法律の適用を受けられる状況を作り、そして少しでも多くの家族の関係修復に資するようにする必要があると痛切に認識しており、そのために全力を尽くしていく決意です。
(2)ハンセン病に関する偏見差別は、国の長年にわたる啓発活動にもかかわらず、なお、私たちの社会に深刻な形で根付いています。ハンセン病問題の最終的な解決のためには、こうした偏見差別を一掃することが何よりも切実に求められています。今回成立した補償法の前文において、「ハンセン病元患者家族等に対するいわれのない偏見と差別を国民と共に根絶する決意を新たにする」と表明されているとおり、今後、国はその総力を挙げて、これまでの啓発活動の見直しを行い、偏見差別の根絶に向けて最大限の努力を行うべきことは言うまでもありません。
(3)私たち原告団、弁護団も、今回の法律の制定を機に、ハンセン病問題の全面解決に向け、またハンセン病問題の解決を通じてよりよい日本社会の実現を図るべく、国民の皆さまとともに、全力で取り組んでいく決意であることをここに改めて表明するものです。


 まさしく、「ハンセン病元患者家族等に対するいわれのない偏見と差別を国民と共に根絶する決意を新たにする」。




by asyagi-df-2014 | 2019-11-22 07:13 | ハンセン病 | Comments(1)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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