2019年 10月 29日 ( 2 )

沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年10月29日

繰り返される犯罪。何よりも心配なのは、その背景。米兵が荒れる背景が何なのか。
「石川署は27日、恩納村内で酒に酔ってパトカーを損壊したり、民家に侵入したりしたとして、公務執行妨害や住居侵入の容疑でいずれも米ハワイ州海軍所属の米兵4人を逮捕した。県内では23日、那覇市内で米カリフォルニア州サンディエゴ海軍基地所属の海兵隊員が暴行容疑で逮捕された事件も発生しており、外来部隊の兵士による犯罪が相次ぐ事態となっている。」、と琉球新報。
一方では、「【中部】米連邦航空局は28日、米軍が29日午後4~8時に嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施すると航空情報で発表した。実施されれば同基地での降下訓練は今年4回目。米軍はこれまでの降下訓練でMC130特殊作戦機を使用している。同型機は18日に着陸装置の一部を伊江島補助飛行場内で脱落させ、嘉手納町議会が民間地上空での飛行訓練禁止を日米関係機関に求めたばかりだった。降下訓練は日米特別行動委員会(SACO)で伊江島補助飛行場に集約すると合意されており、地元自治体は嘉手納基地での訓練禁止を再三求めている。」(琉球新報)、との繰り返さざるを得ない事実。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年10月29日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-文化庁映画賞贈呈式 「沖縄スパイ戦史」監督2人に賞状 三上氏「お墨付き意外」  大矢氏「歴史伝える」-2019年10月29日 06:30


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【東京】文化庁の2019年度映画賞の贈呈式が28日、東京都のグランドハイアット東京であった。文化記録映画部門の優秀賞に選ばれた『沖縄スパイ戦史』の三上智恵、大矢英代の両監督も宮田亮平文化庁長官から賞状を受けた。三上さんは受賞に感謝した上で、国際芸術祭あいちトリエンナーレへの文化庁補助金不交付決定に抗議の意を表し、撤回するよう再考を求めた。」
②「三上さんは、辺野古新基地建設や高江ヘリパッド新設など国を批判する作品を制作してきたことから『国の文化庁からお墨付きをもらう日が来るのは意外。私自身は全く反日のつもりはなく、自分の古里を守るのに立ち上がらざるを得ない人の声に耳を傾けるのが私たちの仕事だ』と話した。」
③「現在、琉球新報海外通信員も務める大矢さんは『駆け足で撮影したのには今の時代に対する危機感があった。この歴史を私たちの世代がしっかり伝えることが、二度と同じ悲劇を繰り返さない一歩になると信じている』と決意表明した。」


(2)琉球新報-嘉手納 きょう降下訓練 三連協、中止申し入れ-2019年10月29日 07:30


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【中部】米連邦航空局は28日、米軍が29日午後4~8時に嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施すると航空情報で発表した。実施されれば同基地での降下訓練は今年4回目。米軍はこれまでの降下訓練でMC130特殊作戦機を使用している。同型機は18日に着陸装置の一部を伊江島補助飛行場内で脱落させ、嘉手納町議会が民間地上空での飛行訓練禁止を日米関係機関に求めたばかりだった。」
②「降下訓練は日米特別行動委員会(SACO)で伊江島補助飛行場に集約すると合意されており、地元自治体は嘉手納基地での訓練禁止を再三求めている。」
③「嘉手納町と沖縄市、北谷町でつくる『嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会』(三連協)の会長・當山宏嘉手納町長は28日、沖縄防衛局へ訓練中止を申し入れた。県も防衛局と外務省沖縄事務所に米軍へ中止を働き掛けるよう要請した。」


(3)琉球新報-米兵の酒酔い犯罪続発 パトカー損壊、民家侵入疑いで外来部隊4人逮捕 沖縄県恩納村-2019年10月29日 07:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「石川署は27日、恩納村内で酒に酔ってパトカーを損壊したり、民家に侵入したりしたとして、公務執行妨害や住居侵入の容疑でいずれも米ハワイ州海軍所属の米兵4人を逮捕した。県内では23日、那覇市内で米カリフォルニア州サンディエゴ海軍基地所属の海兵隊員が暴行容疑で逮捕された事件も発生しており、外来部隊の兵士による犯罪が相次ぐ事態となっている。」
②「石川署は27日、恩納村冨着の路上でパトカーの窓ガラスを手で複数回たたき、角材を投げつけフロントガラスを損壊したなどとして、公務執行妨害容疑でいずれも米ハワイ州海軍所属の30歳、21歳、23歳の海軍兵を現行犯逮捕した。3人は酒に酔っていて『自分はそこにいなかった』などと容疑を否認している。パトカーに乗っていた警察官にけがはなかった。」
③「3人は27日午後11時半ごろに逮捕されたが、同9時40分ごろ、パトカーが停車していた場所から数百メートルほど離れた民家敷地に侵入したとして、住居侵入容疑で米ハワイ州海軍所属の別の23歳の海軍兵も現行犯で逮捕された。同容疑者も泥酔していた。」
④「同容疑者は逮捕前、数人の米兵と共に飲食店で騒ぎを起こし通報された。米兵らは警察官が駆け付けると逃走し、同容疑者だけが捕まった。県警によると、二つの米兵グループの関連性は明らかになっていない。」


(4)沖縄タイムス-路上で奇声、パトカーの窓割る 米兵を逮捕-2019年10月29日 08:42


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県警石川署は27日、パトカーのフロントガラスを割るなど警察官の職務執行を妨げたとして、公務執行妨害の疑いで在ハワイ州米海軍所属の海軍兵3人を現行犯逮捕した。パトカーは別の海軍兵が住居侵入容疑で現行犯逮捕された事件のため出動中だった。署は捜査に支障があるとして認否を明かしていない。」
②「3人の逮捕容疑は27日午後11時半すぎ、恩納村冨着の路上で、パトカーの窓ガラスを手拳で複数回殴打したほか、駆け付けた別のパトカーのフロントガラスに角材を投げて壊した疑い。」
③「署によると、村内の居酒屋で『外国人が騒いでいる』との通報があり、署員が付近にいた米兵数人に職務質問しようとしたところ、米兵らは立ち去った。署員が追跡し、400~500メートル離れた民家敷地に侵入したハワイ州米海軍所属の海軍兵を住居侵入容疑で現行犯逮捕した。その後、3人がパトカーを襲ったという。公務執行妨害容疑の3人と住居侵入容疑の1人との関係は調査中。いずれも酒に酔っていたという。」
④「逮捕された米兵らは酒に酔い、路上や飲食店で奇声を上げていた。午後9時すぎから2時間以上、恩納村冨着区の住宅街を逃走し、パトカー10台以上が出動する事態に。住民らは『怖い』『観光客の印象が悪くなる』と不安がった。」
⑤「『ストリップバーを探している』。午後9時ごろ、区内の居酒屋に白人男性3人が現れた。2メートル近い男の上半身は裸。応対した女性店長(25)は『酔っぱらっていた。ひわいなことも言っているようだった』。男たちはそのうち、店頭の予約ボードなど備品を投げ付け始めた。店長は『手に負えない』と警察に通報。サイレン音が聞こえると男たちは店を去った。『客も驚いていた。イメージが悪くなる。迷惑です』と店長は怒る。その後、米兵らが民家の塀を越えたり、ベランダに隠れたりするのを複数の区住民が目撃。駐車場で上半身裸の米兵に出くわしたという女性(50)は『声が出なくなる思いだった』と動揺した様子で話した。」


(5)沖縄タイムス-米軍機部品落下に抗議 嘉手納議会-2019年10月29日 09:22


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「米軍嘉手納基地を拠点とする空軍のMC130J特殊作戦機が、米軍伊江島補助飛行場で重さ約500グラムの部品を落下した事故で、嘉手納町議会(徳里直樹議長)は28日に臨時会を開き、第18航空団や米空軍第353特殊作戦群など日米関係機関に対し、すべての航空機の整備点検と安全管理の徹底などを求める抗議決議と意見書の両案を全会一致で可決した。町議会の代表は同日、沖縄防衛局に田中利則局長を訪ね抗議文を手渡した。」
②「文書では、万が一、部品が住民居住地に落下すれば住民を巻き込む大惨事につながりかねないと批判。事故原因と再発防止策を明らかにしないまま同型機が訓練を再開したことに『身勝手な基地運用に強い憤りを禁じ得ない』とした。防衛局で田中局長は、米側から同型機について飛行前後の点検整備を行い、きちんと安全管理をして確認した上で飛行していると説明を受けたとし、引き続き米側に安全確保に万全を期すよう求めるとした。」
③「また、町議会は沖縄近海の空域で訓練したとみられる米軍岩国基地配備のFA18戦闘機やF35B戦闘機といった外来機の嘉手納基地への飛来中止や、米軍が実施した即応訓練による騒音被害にも抗議した。嘉手納町によると、騒々しい街中の音に当たる70デシベル以上の騒音発生回数は10月1日から22日までで町内3カ所で2778回発生し、前年同月の2407回をすでに超えている。」


(6)沖縄タイムス-米軍が降下訓練強行へ SACO合意に沿わず、政府も問題視-2019年10月29日 09:15


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「米軍が29日、米軍嘉手納基地でパラシュート降下訓練を計画していることが分かった。米連邦航空局の航空情報(ノータム)に午後4~8時の間に実施すると記載された。降下訓練は日米特別行動委員会(SACO)最終報告で伊江島補助飛行場に集約すると合意しており、地元自治体や沖縄県は訓練の中止を求め、日本政府も嘉手納での実施を問題視している。嘉手納基地での降下訓練を巡っては今年に入り3回実施しており、29日に実施されればSACO合意後、年間の回数としては最多の4回となる。」
②「嘉手納基地を拠点とする米空軍MC130J特殊作戦機による部品落下事故も起きたばかりで地元では安全性の確保への懸念が募る中、住宅密集地に隣接する嘉手納基地で危険な訓練を強行すれば、さらなる反発が上がるのは必至だ。」
③「嘉手納基地周辺の嘉手納町と北谷町、沖縄市は同日、嘉手納基地から派生する航空機騒音など基地被害の実態把握のため『道の駅かでな』など3カ所で定期的に行う目視調査を実施する。基地負担軽減を求めるための調査の日に、地元が反対する降下訓練を通知した形だ。」
④「沖縄防衛局はノータムの情報を受けて関係自治体に通知し、米軍にSACO合意に沿って伊江島補助飛行場で訓練を実施するよう申し入れた。嘉手納基地での実施理由を本紙が米軍に問い合わせているが、28日午後10時現在、回答はない。」
⑤「三連協会長の當山宏嘉手納町長は『米側の一方的な解釈による運用は納得できず、SACO合意に沿った運用とはいえない』と批判した。三連協や県は沖縄防衛局に訓練を実施しないよう米側に働きかけるよう口頭で要請した。」
⑥「嘉手納基地での降下訓練は日米合意で『例外的』な場合のみ認められているが、米軍は天候不良などを理由に嘉手納基地での訓練を繰り返している。SACO合意後、嘉手納基地では計12回の降下訓練が確認されている。」



(7)琉球新報-「合意違反、受け入れできない」 嘉手納基地でのパラシュート訓練通知に防衛相 米軍に強い不快感、中止申し入れ-2019年10月29日 12:33


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【東京】河野太郎防衛相は29日の閣議後会見で、米軍が嘉手納基地内でのパラシュート訓練実施を通知していることについて『明らかにSACO合意に反することで、受け入れることはできない』と強い不快感を示し、米側に中止を申し入れたと明らかにした。同基地内での実施は悪天候など例外的な場合に限られているが、米側から明確な理由説明がなく『非常に残念だし、ゆゆしき問題、ゆゆしき事態を言わざるを得ない』とも強調した。」
②「米連邦航空局の航空情報(ノータム)によると、29日午後4~8時の間に嘉手納基地内でのパラシュート降下訓練を実施すると通知されている。」
③「米軍のパラシュート降下訓練は1996年のSACO最終報告で、伊江島補助飛行場で実施することが合意された。嘉手納基地内での実施は『あくまでも例外的な場合』とされているが、今年に入って既に3度実施され、沖縄県や周辺自治体の反発が強まっている。」
④「河野氏は会見で『予定されていた訓練がかなりの期間、天候が悪くてできないならば相談しなければならないが、今回のような、ただ単なる【例外的】ということではいけない』と語った。在日米軍や在日米大使館などに中止を申し入れたほか、米国防総省を通じてエスパー国防長官に懸念を伝えたと説明した。」


(8)琉球新報-「私たちの戦後は終わっていない」 日本国籍取得へ署名3万4千筆提出 国会議員にフィリピン残留日系人 法改正で一括救済も-2019年10月29日 14:50


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【東京】「私たちの戦後は終わっていない」。沖縄県出身者の子も多く含まれているフィリピン残留日系人の代表団が日本国籍の取得を求めて来日している。29日、東京都の衆院議員会館で日比友好議員連盟の国会議員と面談し、早期に国籍が取得できるよう支援を求める約3万4千筆の署名を手渡した。日本で支援活動するNPO法人フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)の河合弘之代表理事も、法改正などで一括救済できるよう求める日本国内の署名7千筆と請願書を渡した。」
②「署名を受け取った議連副会長の生方幸夫衆院議員(立民)は『父が日本人というだけで迫害を受けた人生を想像し、70年、80年置かれた心情を聞くと、日本国籍取得できるように頑張っていきたい』と述べた。」
③「要請団に今回初めて参加した日系2世の岩尾ホセフィナさん(82)は父が大分県出身。『戦争のせいで父の国、日本とのつながりが途絶えた。皆弱っている。残る時間はわずかだが、どうか日本人と認めてほしい』と訴えた。父が山口県出身の寺岡カルロスさん(88)は『私たちの戦後は終わっていない。人生が終わる瞬間に日本人の父の子で良かったと思えるようどうぞ力を貸してほしい』と語り、残された時間が少ない中での早期解決に協力を求めた。」
④「残留日系人は第2次世界大戦前や戦中にフィリピンへ渡った日本人とフィリピン人との間に生まれ、戦後フィリピンに残り、日本国籍もフィリピン国籍もなく無国籍になった。フィリピンからの要請団来日は2015年に続いて2回目。残留日系人の高齢化に伴い、『時間との闘い』で早期に一括して国籍取得の対応を求めようと再来日した。」


(9)琉球新報-米軍ヘリ、種子島に相次いで緊急着陸も原因明らかにせず 普天閒飛行場に帰還有料-2019年10月29日 13:28


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「26日に鹿児島県の旧種子島空港跡地に緊急着陸していた米軍普天間飛行場所属のAH1Z攻撃ヘリコプターとUH1Y多用途ヘリコプターが28日午後、宜野湾市の普天間飛行場へ帰還した。在沖米海兵隊は28日時点で不具合の原因などについての本紙取材に対し回答していない。今月に入り、米軍機によるトラブルが相次いでいることから県は米軍に対する抗議を検討している。」
②「九州防衛局や県によると、28日午前に普天間所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが鹿児島県の現地へと飛来した。トラブルのあったAH1Zの部品などを輸送したとみられる。AH1ZとUH1Yは同午後1時15分ごろに旧種子島空港跡地を離陸し、種子島空港へと向かった。午後2時1分ごろには同空港を離陸し、午後4時52分ごろに普天間飛行場へ帰還した。」
③「21日にはCH53ヘリコプターが種子島空港から離陸できなくなる事案が発生。MC130J特殊作戦機が伊江島補助飛行場内で着陸装置を落下させる事案も発生しているが、米軍は事故原因や再発防止策などを明らかにしていない。」
④「県によると、米軍機による県内での不時着などは2016年に25件、17年に23件、18年に42件発生。今年に入ってからも2月に渡名喜村の入砂島(出砂射爆撃場)にAH1Z攻撃ヘリコプター、3月と4月には鹿児島県の沖永良部空港と大阪府の伊丹空港にMV22オスプレイが緊急着陸した。」


(10)琉球新報-南滑走路再開で騒音2倍に 嘉手納基地で2本運用で激化 北谷町砂辺で1日193回、会話不可能な騒音も15回-2019年10月29日 13:18


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【中部】米軍嘉手納基地の南側滑走路が7日に運用を再開し、南北2本の滑走路が常時運用されるようになったため、同基地を発着する米軍機から発生する1日当たりの平均騒音発生数(70デシベル以上)が、滑走路1本時に比べ各測定地で約1・5~2倍に上っていることが28日、分かった。特に発生回数が際立つ北谷町砂辺では、8月の1日平均が46・3回、9月は41・5回だったのに対し、運用再開後の7~27日にかけては79・1回に達した。」
②「砂辺で1日の騒音回数が最も多かったのは9日の193回。同日は、会話がほぼ不可能で「カラオケ店の店内」に例えられる90デシベル以上の騒音も15回発生した。次いで8日の158回、7日の154回と続いた。」
③「北側滑走路に隣接する嘉手納町屋良では、8月が1日平均29・3回、9月が43・7回だったのに対し、運用再開後の7日~27日は68・6回だった。」
④「沖縄市の知花測定局と山内測定局でも騒音発生回数は約2倍に増加した。同市役所に寄せられる苦情件数も増え、23、24日の両日だけでも13件の苦情が寄せられた。市美里の住民は『小学校付近を低空飛行で戦闘機が飛んでいて、子どもが昼寝できないぐらいうるさい』と訴えた。」


(11)沖縄タイムス-F15燃料漏れで一時、滑走路閉鎖 嘉手納基地で目視調査始まる-2019年10月29日 11:21


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【中部】米軍嘉手納基地で29日午前8時、嘉手納基地周辺の嘉手納町と北谷町、沖縄市でつくる三市町連絡協議会(三連協)による目視調査が始まった。目撃者によると午前9時44分ごろ、同基地所属のF15戦闘機1機が、機体の右主翼先端部分から燃料を吹き出しながら南側滑走路に緊急着陸する様子が確認された。」
②「機体はその後、けん引されて駐機場へ移動。この影響で約30分間、南側滑走路が閉鎖された。」
③「同基地では同日朝からF15戦闘機が離着陸を繰り返すなど騒音をまき散らしている。午前10時には三連協会長の當山宏嘉手納町長や嘉手納町議会基地対策特別委員会の議員らが道の駅かでなを訪れ実態を確認した。」
④「當山町長は午後4時~8時に米軍が嘉手納基地で計画しているパラシュート降下訓練について『米軍が【例外的】という解釈を一方的に行っていると感じており訓練は容認できない。常態化に懸念している』と改めて訓練の中止を訴えた。」
⑤「三連協は嘉手納基地から派生する航空機騒音など基地被害の実態把握のため『道の駅かでな』など3カ所で目視調査を実施している。」


(12)沖縄タイムス-米軍のパラシュート訓練計画 地元3市町が批判「負担軽減に逆行している」-2019年10月29日 13:30


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【中部】米軍が嘉手納基地でのパラシュート降下訓練の実施を計画している問題で、嘉手納町と北谷町、沖縄市でつくる三市町連絡協議会(三連協)の首長や県は28日、『』負担軽減に逆行している』と批判の声を上げた。」
②「三連協会長の當山宏嘉手納町長は、訓練が強行されれば年間で過去最多の4回となることに『米軍の一方的な解釈による運用は納得できず、SACO合意を厳格に守ってもらいたい。SACO合意本来の趣旨は基地負担の軽減だ』と強調した。」
③「野国昌春北谷町長は『今年も何度も実施され、その都度抗議している。米側は合意されているというが、われわれとしては【降下訓練は伊江島】と理解している。遺憾だ』と憤る。部品落下をはじめ、嘉手納基地から派生する事故、騒音など過重な基地負担に触れ『降下訓練も負担軽減に逆行するものだ。三連協としても、それをしっかりと突き付けたい』と力を込めた。」
④「桑江朝千夫沖縄市長は『SACO合意を順守することを一貫して米側に求め続けてきた』とした上で『天候の関係などで訓練場所を変更したいと米側は考えているのかもしれないが、われわれ住民は不安だ。訓練を延期するなどして、合意に沿って伊江島で実施すべきだ』と訴えた。」
⑤「県知事公室の金城典和基地対策統括監は5月に同様の訓練があった際に米軍に抗議したことを踏まえ『嘉手納での降下訓練が常態化していると言わざるを得ない。前回訓練で抗議したにもかかわらず、訓練が計画されたことは誠に遺憾だ』とし、訓練の中止を強く求めた。」


(13)沖縄タイムス-河野太郎防衛相、外相時に「(例外的な場合を)拡大解釈することは許されない」 パラシュート訓練、伊江島実施求める-2019年10月29日 14:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【東京】日米合意の『例外』として実施される米軍嘉手納基地での米軍のパラシュート降下訓練を巡っては、河野太郎防衛相が外相時から『(例外的な場合を)拡大解釈することは許されない』と嘉手納基地での降下訓練の恒常化を問題視してきた。防衛省は28日、『在日米軍にSACO合意に基づき降下訓練を伊江島で実施するよう申し入れた。この点は従来と何ら変わらない』と強調する。」
②「降下訓練を巡っては、河野氏が外相時代、悪天候でも伊江島で降下訓練ができるよう大型ボートの導入を米側に求め、実際に導入させたという経緯がある。河野氏にとり、SACO合意通りに伊江島で降下訓練を実施させることは、自身が手がけた『目に見える形の』基地負担軽減策の一つだ。」
③「ことし9月、実際に米側が大型ボートを導入し本部港に搬入しようとしたところ、民間港湾の同港使用に市民が反発、抗議行動で米側はボート搬入を中止した。河野氏は『ぜひ理解を』と、この抗議に不満を示した。国や県、関係自治体の間で降下訓練の『適切な』在り方は一致していないのが現状だ。」





by asyagi-df-2014 | 2019-10-29 16:41 | 沖縄から | Comments(0)

安倍晋三政権の改憲策動への反対「声明」-(2)

 「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」は2019年10月18日、「安倍首相らの改憲の動きに反対し、憲法審査会の再始動強行に反対します」(以下、「声明」)、と「事態は急を要しています。」との内容の声明を発表しました。
 「声明」が指摘する「緊急性」は次のものです。


(1)夏の参議院選挙は自民党が改憲を公約の重点項目に挙げ、安倍首相は「(憲法を)議論をする政党を選ぶのか、審議を全くしない候補者を選ぶのかそれを決めて頂く選挙だ」と改憲問題を争点化しましたが、改憲派は3分の2の議席を維持できず、自民党は単独過半数を手放すという結果に終わりました。これは「安倍9条改憲NO!」の署名運動や各地の市民連合など、全国の市民運動と野党の共同の成果です。
(2)しかし、安倍首相は「必ずや憲法改正を成し遂げる」「新しい時代にふさわしい憲法改正原案の策定に向け、衆参両院で第一党の自民党が憲法審査会で強いリーダーシップを発揮すべきだ」と述べ、臨時国会の所信表明演説では、「令和の時代に、日本がどのような国を目指すのか。その理想を議論すべき場こそ、憲法審査会ではないでしょうか」と訴えて、自らの任期中に改憲を成し遂げることに強い執念を燃やしています。


 「声明」はこうした政治状況に対して、「私たちは、自衛隊明記の9条改憲をはじめとする自民党の4項目の改憲案の発議と、そのための衆参両院の憲法審査会の始動に断固として反対するものです。」、と反対の根拠を次のように明確にします。


Ⅰ.自民党9条改憲案は9条2項を空文化して海外での戦争を可能にするものです。安倍自民党による改憲発議を許してはなりません。

(1)自民党9条改憲案は、「必要な自衛の措置」として集団的自衛権の全面行使をも可能とするものです。緊急事態条項に関する改憲案は、軍事的な緊急事態に内閣の権限を拡大し、人権の大幅な制約を可能にする危険性があります。大地震などの自然災害の対応についてはすでに充分な法律が整備されており、憲法に緊急事態条項を置く必要性はありません。さらに、合区に関する問題の解決は公職選挙法等の改正で可能であり、自民党の合区改憲案は投票価値の平等を侵害するなどの危険性があります。教育の充実に関する改憲案は、教育が「国の未来を切り拓く上で極めて重要な役割を担う」として教育への国家介入を正当化する危険があります。教育の充実は国会と内閣がその気になれば、法律や予算措置で可能であり、改憲は必要ありません。
(2)自民党の4項目改憲案は、いずれも改憲の必要性・合理性を欠くうえに、日本国憲法の基本原理である平和主義、主権在民、基本的人権の尊重を破壊するものです。

Ⅱ.世論は、今、改憲を望んではいません。安倍改憲のための憲法審査会の始動を許してはなりません

(1)憲法改正の議論は世論の中から改正を求める意見が大きく発せられ、世論が成熟した場合に初めて国会で議論されるべき問題です。1980年11月17日の政府統一見解も、「憲法の改正については、慎重のうえにも慎重な配慮を要するものであり、国民のなかから憲法を改正すべしという世論が大きく高まってきて、国民的なコンセンサスがそういう方向で形成されることが必要である」としています。世論の支持がないままに「憲法尊重擁護義務」(憲法99条)を負う首相や国会議員が改憲議論を主導することは明らかな憲法違反です。
(2)世論が憲法改正を必要な政策と考えていないことは、この間の各種の世論調査の結果を見れば明らかです。人びとが望むのは、台風被害対応をはじめ山積する諸課題についての予算委員会など国会の各委員会での真剣な議論です。それは先の参院選で立憲野党と市民連合が合意した13項目の政策の実現のための議論であり、改憲のための憲法審査会の議論ではありません。憲法の議論を逃げているのは安倍首相の方です。

Ⅲ.与党提出「公選法並び」の改憲手続法改正案は、重大な欠陥法案であり、これを成立させてはなりません

(1)継続審議となっている与党提出の改憲手続法改正案は、2016年に成立した公職選挙法改正の内容にそろえて国民「投票環境を向上させる」ためなどと与党は説明しています。しかし、与党提出の改正案は、テレビ・ラジオの有料広告規制が、投票前2週間の投票運動に限定されていて「国民投票を金で買う」危険性がある問題、公務員・教育者に対する不当な規制の問題、大企業や外国企業、外国政府なども運動費用の制限なく国民投票運動ができる問題、最低投票率の定めがない問題等々、現行手続法が持つ数多くの本質的な問題点について、全く検討していない欠陥改正法案です。
(2)このように重大な欠陥のある法案を急ぎ成立させる必要性はありません。それは、安倍首相が目指す改憲4項目発議の環境を整えるものです。また、憲法審査会を開催して与党提出の改正案の議論に応じても、自民党が抜本的な手続法改正の議論に真摯に応じる保障はなく、任期中の改憲を目指す安倍自民党は欠陥改正法案を多少の手直しで強行採決し、次は具体的な自民党改憲案の議論に突き進もうとすることは明らかです。与党提出の「公選法並び」の改正案の議論は、自民党改憲4項目提示の「呼び水」でしかありません。

Ⅳ.国会内外呼応して、安倍改憲に反対しよう

(1)私たち総がかり行動実行委員会は、安倍首相らがめざす4項目の改憲案に反対し、自民党改憲案の「提示」や「審議強行」「発議」への道を掃き清めるための憲法審査会の再始動の強行に反対します。
(2)事態は急を要しています。いまこそ、憲法改悪に反対する市民と立憲主義の立場に立つ野党は結束して、「戦争する国」への道をひらく安倍改憲に反対しましょう。全国各地の草の根から、署名運動や集会、抗議デモ、街頭宣伝、スタンディング、SNSの発信・拡散など、可能なあらゆる行動をただちに巻き起こしましょう。


  私たちは、まずは、「与党提出『公選法並び』の改憲手続法改正案は、重大な欠陥法案である」(「声明」)ことから、私たちは、安倍晋三政権の策動に対して、明確な「否」の意思表示を一人一人がしなければなりません。
 そのために、「自民党9条改憲案は9条2項を空文化して海外での戦争を可能にするもの」(「声明」)という考え方を、一人一人が獲得する必要があること。
ひいては、この安倍晋三政権による改憲が、「自民党の4項目改憲案は、いずれも改憲の必要性・合理性を欠くうえに、日本国憲法の基本原理である平和主義、主権在民、基本的人権の尊重を破壊する」(「声明」)ことを回りの人達に訴える必要があります。




by asyagi-df-2014 | 2019-10-29 08:57 | 書くことから-憲法 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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