2019年 10月 18日 ( 2 )

沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年10月18日

沖縄タイムスは、「【平安名純代・米国特約記者】米議会調査局は『日米関係に関する米議会の課題』と題する最新報告書を公表した。日米防衛協力体制は強化されているとし、懸念事項として沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題と来年3月に改定予定の駐留経費の負担に関する特別協定(思いやり予算)を挙げている。」、と報告。
「『在沖米軍再編』の項では、2月の県民投票で示された新基地建設への根強い反対に言及。また、朝日新聞の軟弱地盤の問題を踏まえた新基地建設に関する報道を引用し『物理的に困難な滑走路の建設はさらなる課題だ』と指摘した。経済や貿易、外交、安全保障などの各分野における安倍晋三首相の手腕を高く評価。安倍首相の『リーダーシップ』の項では、軍事予算の拡大や安全保障関連法の成立などと併記し『沖縄県の元知事から米海兵隊基地建設における埋め立て承認を獲得』とした。」、との内容。
さて、この報告をどのように読み込むことができるのか。
 さらなる運動の必要性と『目下の同盟』を必要とする国が厳然と存在するということの厳しさか。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年10月18日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-安倍政権の手腕を評価 軟弱地盤の滑走路は「課題」 米議会が公表した報告書の中身-2019年10月18日 05:25


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【平安名純代・米国特約記者】米議会調査局は『日米関係に関する米議会の課題』と題する最新報告書を公表した。日米防衛協力体制は強化されているとし、懸念事項として沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題と来年3月に改定予定の駐留経費の負担に関する特別協定(思いやり予算)を挙げている。」
②「報告書は10月1日付。41ページにわたり、日本の外交政策や日米関係、エネルギーと環境問題、日米同盟、経済、日本の内政問題などを報道などを基に分析した。」
③「『在沖米軍再編』の項では、2月の県民投票で示された新基地建設への根強い反対に言及。また、朝日新聞の軟弱地盤の問題を踏まえた新基地建設に関する報道を引用し『物理的に困難な滑走路の建設はさらなる課題だ』と指摘した。」
④「経済や貿易、外交、安全保障などの各分野における安倍晋三首相の手腕を高く評価。安倍首相の『リーダーシップ』の項では、軍事予算の拡大や安全保障関連法の成立などと併記し『沖縄県の元知事から米海兵隊基地建設における埋め立て承認を獲得』とした。」
⑤「同報告書の内容について米上院軍事委員会の重鎮議員は16日、本紙の取材に対し、『安倍政権下で日米防衛に関する協力体制が強化されていることは喜ばしい』と評価。普天間移設問題については『課題があることは認識しているが、全体における重要度は高くはない』との見解を述べた。」


(2)沖縄タイムス-「フェイクニュース」なぜ広がる? 沖縄2紙の記者が取材で感じた思い-2019年10月18日 06:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「県内出版社15社などが加入する『沖縄出版協会』の設立記念イベントとして14日、沖縄タイムスと琉球新報でフェイクニュースについて取材した記者によるトークショーが那覇市のジュンク堂書店那覇店で開かれた。インターネットの台頭でフェイクニュースが広がりやすい社会における既存メディアの役割について考えた。」
②「両紙は9月、相次いでネット情報についての記事をまとめた本『幻想のメディア~SNSから見える沖縄』(沖縄タイムス社編集局著)『琉球新報が挑んだファクトチェック』(琉球新報社編集局著)を出版した。」
③「取材の意図について沖縄タイムスの與那覇里子デジタル部記者は『選挙に関わるデマはこれまでも口コミやビラなどであったが、ネットの台頭で個人の発信が飛躍的に広がるようになった。それによって誰がどのように影響を受けたのかを探りたかった』と紹介した。」
④「琉球新報の池田哲平記者は『選挙期間中は特に記事の公平性が求められるが、候補者が明らかに間違ったことを言った時に検証しなければ民主主義を守れない。選挙報道のファクトチェックは始まったばかりで手探りだが、続けていかなければならない』と決意した。」
⑤「会場には大勢が詰め掛けフェイクニュース問題への関心の高さをうかがわせた。参加者からは『記事の正確性をどのように担保しているのか』『誤ったネット情報への対峙を新聞社だけに任せてはいけないのではないか』など活発な意見が上がった。」
⑥「司会を務めた同協会の宮城一春さんは『フェイクニュースに真正面に取り組んだ両紙の取り組みを、ぜひ今後も続けてほしい』と期待した。」


(3)沖縄タイムス-玉城知事、米軍配備計画の再検証求める-2019年10月18日 17:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【ワシントンで銘苅一哲】沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する考えを米側に訴えるため訪米中の玉城デニー知事は16日(日本時間17日)、ワシントンDCで米連邦議会議員、議会調査局分析官と面談した。米議会では審議中の国防権限法案に在沖海兵隊の分散配置の見直しが盛り込まれるかが注目される。一方で、非公開で面談した議員3人は法案審議に直接は関わっていない。」
②「17日も引き続き議員などと面談を予定するが、実際に面談するまで相手を非公表としており、議会関係者と国防権限法案を巡り具体的な意見を交わせるか不透明な状況だ。」
③「玉城知事は、米議会が国防予算の大枠を決める国防権限法案を巡り、上院案が在沖海兵隊の分散移転の再調査を政府に義務付ける条項を盛り込んだことを受けて訪米。下院案は沖縄に触れておらず、両院の一本化の協議中という時期を捉えて辺野古に反対する民意や軟弱地盤問題など実情を訴え、最終的に大統領が署名する法案に上院案の条項が盛り込まれることを期待している。」
④「16日に面談した上院のトッド・ヤング氏(インディアナ選出、共和党)、下院のブライアン・マスト氏(フロリダ選出、同)、エド・ケース氏(ハワイ選出、民主党)の3氏は外交や軍事の委員会、小委員会に所属するが、国防権限法案の上下両院案の一本化の協議に関わっていない。」
⑤「知事は3氏と議会調査局に対し、県民投票の結果や埋め立て承認後に軟弱地盤が判明した問題などを説明。米政府や米会計検査院が米軍の配備計画を再検証する必要性を強調。国防権限法案の審議中を見据えて訪米したことは伝えたが、知事自ら上院案条項の採用、条項への辺野古見直しの追加には言及しなかった。」
⑥「面談後、記者団に対し『法案がどういった方向になるかは誰も言及しなかった』と述べると同時に、『議員が辺野古問題に関心を持つことで、国防権限法(への上院案の条項の採用)や会計検査院による調査につながってほしい』と意義を強調した。」



by asyagi-df-2014 | 2019-10-18 21:33 | 沖縄から | Comments(0)

「もう、怒り心頭です」、と三上智恵さん。-命奪った弾薬庫、なぜ再び 

 三上 智恵さんがFB(2019年10月8日)で、宮古島の弾薬庫の造成に着手したことについて書いています。


東京新聞、ありがとう
この記事内容はもっと早くに
私たち県内にいる記者や沖縄戦の専門家が
書くべきものでした

弾薬庫着工2日目
宮古島の保良には
戦前も旧日本軍の弾薬庫があり
手違いで爆発させた事故で
兵隊と住民が亡くなっている
私もその詳細が知りたかったが
今朝の朝刊にきちんと掲載されました

三角の宮古島
その南東の端っこにある保良
そこに弾薬庫を作るのは
宮古島の人口密集地から一番遠いからです

かつて弾薬を置かせてしまい
こんな抱えなくていい悲劇を抱え込んだ保良

なぜまた同じことになるの?
誰が悪いの?
もう、怒り心頭です


 三上さんが紹介した東京新聞の記事-命奪った弾薬庫、なぜ再び 宮古島駐屯地で着工 200メートル圏には住宅-は、次のもの。
 おっと、望月衣塑子記者のものでした。


(1)宮古島(沖縄県宮古島市)に新設された陸上自衛隊駐屯地で七日、防衛省は弾薬庫を含む関連施設の造成工事に着手した。住民には「弾薬庫は作らない」と説明していた経緯もあり、戦時中に島内の弾薬庫で起きた爆発事故を知る住民らは「なぜ再び弾薬庫を作るのか」と憤りを隠さない。(望月衣塑子)
(2)三日に市内で開かれた住民説明会の参加者は賛成派ら約十人だけだった。会場の入り口に貼り出された説明会の名称に「弾薬庫」や「火薬庫」の文字はなく、反発した住民約百人が場外で抗議したためだ。
(3)会場に入らなかった平良長勇(ちょうゆう)さん(79)は「あの時と同じことを政府はまた住民に強いるのか」と憤る。
(4)沖縄県史や住民の証言によると、太平洋戦争中の一九四四年二月、島南東部の保良地区の木山壕(きやまごう)を利用した旧日本軍の弾薬庫付近で、爆発事故が発生。兵隊四~五人で押していた手押し車から木箱が落ち、中の手りゅう弾が一斉に爆発した。その場にいた兵隊のうち少なくとも二人が死亡した。
(5)当時五歳の平良さんは、耳をつんざくような爆発音を今でも覚えている。逃げ込んだ瓦ぶきの家にも爆風で瓦と石ころが飛んできた。父親と現場に向かうと、炭のようになった兵隊が目に飛び込んできた。自宅の家の雨戸にシーツを張り巡らせ担架代わりにして遺体を住民らが運んだ。夕方、近くの公民館で急きょ、兵長がお経を読み、通夜が行われた。
(6)平良さんは「生々しい記憶は今でも忘れられない」と声を落とした。事故では、作業を手伝っていた平良まつえさん=当時(8つ)=と、彼女がおんぶして世話をしていた上里(うえざと)弘子ちゃん=同(1つ)=が巻き添えになり亡くなっている。弘子ちゃんの兄上里好輝(こうき)さん(84)は、母親と農作業に向かう途中に大きな爆発音を耳にした。住民から「弘子ちゃんも巻き添えになった」と告げられた母は血相を変え現場に行き、ぐったりした妹を抱いて戻ってきた。頭に弾の破片が刺さり、わずかに呼吸する妹の横で母親が「死ぬなよ」と叫んだが、やがて息絶えると母は狂ったように泣き叫び続けた。上里さんは「戦争や弾薬庫がなければ、妹は死なずにすんだ。政府は再び弾薬庫の建設を進めようとしている。許せない」と語る。
(7)小学四年だった垣花豊順(かきのはなほうじゅん)さん(86)は「首相は戦争の悲惨さを何も知らないから何でもできる。新しい弾薬庫のわずか二百メートルに住宅もある。こんな場所に弾薬庫を置くこと自体間違っている」と語った。
(8)<陸自宮古島駐屯地の弾薬庫計画>:沖縄県・宮古島で陸上自衛隊ミサイル部隊の配備計画を進める防衛省は7日、島南東部の保良鉱山地区で弾薬庫を含む関連施設の工事に着手した。駐屯地は3月に新設。弾薬庫をめぐっては、地元には「弾薬庫ではなく、小銃などの保管庫」と説明したまま、迫撃砲弾や中距離多目的誘導弾などを島内に保管していたことが3月に発覚。当時の岩屋毅防衛相が国会で謝罪し、弾薬は島外に撤去されたが、新たな弾薬庫に再び保管される予定。




by asyagi-df-2014 | 2019-10-18 07:32 | 米軍再編 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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