2019年 05月 30日 ( 2 )

沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年5月30日

「沖縄県与那原町の町民平和の日の21日、町与那原の軽便与那原駅舎展示資料館前広場で記念式典が開かれた。地元中高生たちが平和の意味を掘り下げて作ったメッセージの朗読があり、不戦の心の継承を誓った。子どもから高齢者まで参加して戦没者を悼み、戦火にあった地域の記憶を共有した。」、と琉球新報。
不戦の心の継承の営みを忘れてしまったいないか。
いや、知ろうともしないのではないか。
「幼いので行事や言葉一つ一つの意味は分からないかもしれない。でも学ぶ年齢になった時、きょうの記憶とつながると思う」(琉球新報)との想い、行為が沖縄の「こころ」かもしれない。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年5月30日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-辺野古:土砂投入や「N4」護岸での作業を確認 座り込みの60人排除-2019年5月30日 14:40


 沖縄タイムスは、「【名護】新基地建設が進む名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸では30日午前、埋め立て地域への土砂投入や『N4』護岸での作業が確認された。新基地建設に反対する市民らは船2隻とカヌー4艇で海上から抗議した。午前9時すぎにはカヌーがフロートを越え、海上保安官に一時拘束された。シュワブゲート前では午前9時半と午後0時半に、座り込む市民ら約60人を機動隊が排除して工事車両の資材搬入があった。市民らは『無駄な埋め立てはやめろ』『法律を守ろう』などとシュプレヒコールを続けた。」、と報じた。


(2)沖縄タイムス-沖縄の中高生ら不戦の誓い 平和引き継ぐメッセージ朗読 「命どぅ宝」語り継ぐ-2019年5月30日 09:25


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県与那原町の町民平和の日の21日、町与那原の軽便与那原駅舎展示資料館前広場で記念式典が開かれた。地元中高生たちが平和の意味を掘り下げて作ったメッセージの朗読があり、不戦の心の継承を誓った。子どもから高齢者まで参加して戦没者を悼み、戦火にあった地域の記憶を共有した。」                       (南部報道部・松田興平)
②「町内中高生らでつくるジュニアリーダークラブ13人は、平和学習を重ねて紡ぎ上げた言葉を交互に読んだ。平和を願う象徴的な言葉『命どぅ宝』の意味を素朴な表現を連ねて追求していく構成だ。74年前の光景を「空は戦闘機で黒く染まり」「赤く染まった地面の上では逃げまどう人々の叫び声が響き渡っていた」などと描写している。続いて現代を「青い空に飛行機雲が浮かびそれを見てはしゃぐ子ども達」「緑が広がる芝生の上で響きあう笑い声」などと対比させる表現で平穏な日々の価値を浮かび上がらせた。」
③「子ども3人と参加した上原薫さん(39)は『まだ幼いので行事や言葉一つ一つの意味は分からないかもしれない。でも学ぶ年齢になった時、きょうの記憶とつながると思う』と語った。」
④「与那原に移住した4年前から毎年参加している熊本県出身の加茂三國さん(78)は壇上であいさつ。『生きた人間の熱い血と涙を戦争は一瞬にして冷たいものにする。悲惨な犠牲の上に、今日の繁栄がある』と語った。」
⑤「式典では照屋勉町長の式辞や参列者による献花、シャンソン歌手の石坂美砂さんによる独唱、与那原小児童による合唱があった。町によると1945年5月21日に運玉森東側を米軍が占領。2011年にこの日を記念日に定めて毎年、沖縄戦で破壊された与那原駅舎を再現した同資料館前で式典を開いている。また戦時下に米軍が撮影した与那原の焦土と現在の写真を並列して展示する『撮影現場を探して』が役場仮庁舎の町社会福祉センターで始まっている。期間は未定。問い合わせは同町総務課、電話098(945)2201。」
【平和メッセージ全文】

戦(いく)さ世(ゆ)んしまち
みるく世(ゆ)ややがて
嘆くなよ臣下
命(ぬち)どぅ宝
沖縄(うちなー)芝居の中で
琉球王朝最後の国王
尚泰(しょうたい)王が民の前で詠んだ琉歌
沖縄の心を表す言葉として
受け継がれてきたこの言葉-
命どぅ宝
今となっては誰でもわかる聞きなれた言葉-
でもどれほど大事な言葉か
わからなかった
今から七十四年前、沖縄が戦場と化していった
空は戦闘機で黒く染まり
地上には火の粉が雨のように降りそそいだ
赤く染まった地面の上では
逃げまどう人々の
叫び声が響き渡っていた
女性や子ども、老人たちは
ガマや壕の中で飢えに耐えながら
今日を必死に生き延びようとしていた
だがその思いも叶(かな)わず
砲弾に倒れた人もいれば自ら命を絶つ人もいた
青年たちは夢や希望を捨て
国の為(ため)に戦った
自らの命も武器にして-
その人々はどのような思いで
命を絶ったのだろうか
あれから時が流れた今
青い空に飛行機雲が浮かび
それを見てはしゃぐ子ども達-
緑が広がる芝生の上で
響きあう笑い声-
今なら分かる気がする
大切な人と笑い合えること-
みんなが笑顔で幸せだと思えること-
命があり、平穏な日々を
何事もなく過ごせること-
語り継いでいこう
「命どぅ宝」
あの日と同じ過ちを
もう二度と
くり返さない為に-


(3)沖縄タイムス-「米軍、たがが緩んでいる」 沖縄・嘉手納町長 相次ぐ米兵事件・事故を批判-2019年5月30日 08:55


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「在沖米空軍兵や軍属による酒気帯び運転、交通死亡事故などが相次いでいることを受け、「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)」は29日の沖縄防衛局への要請で、実効性のある再発防止策を講じることや遺族への補償を求める要請文を田中利則局長に手渡した。23日から26日のわずか4日間に、米空軍兵や軍属による事件・事故は4件と続発している。」
②「会長の當山宏嘉手納町長は『毎日のように逮捕者が出ていてあまりにもひどすぎる』と急きょ、要請に至ったと説明。『以前は空軍兵の飲酒運転などの不祥事はほとんどなかった。たがが緩んでいるのではないか』と厳しく批判した。」
③「田中局長は『米側には綱紀粛正や再発防止を働き掛けている。個々の隊員の意識を高めていくことが重要だ』とした。補償については『公務外の事故は原則として当事者で解決が基本だが他方、いろんな制度があるのできちんと制度にのっとって適切に対応していきたい』との考えを示した。」


(4)沖縄タイムス-米軍に国内法適用必要 地位協定改定で集い 沖縄県、欧州4カ国と運用比較-2019年5月30日 08:46


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「斎藤勁元官房副長官が代表理事を務める勁草塾沖縄事務所の第3回講演会『鼎談(ていだん)・日米地位協定改定を加速させる集い』が29日、沖縄県那覇市で開かれた。沖縄県の池田竹州知事公室長は、NATO加盟の欧州4カ国を調査した結果、『自国の法律や規則を駐留米軍に適用することで自国の主権を確立し、米軍の活動をコントロールしている』と報告。日米地位協定とは大きな違いがあり、改定が必要であると強調した。」
②「池田氏と前泊博盛沖縄国際大学・大学院教授、太田昌克共同通信編集委員の3氏が意見を交わした」。
③「県は2017、18の両年度にドイツ、イタリア、ベルギー、イギリスを調査。池田氏は4カ国と日米地位協定との違いとして(1)国内法を米軍に適用する(2)地元自治体が基地内に立ち入る権利を確保している(3)米軍機の飛行を規制するなど訓練に関与できる(4)米側が基地所在地域に訓練や演習の情報を提供している-などを挙げた。」
④「池田氏は『米軍機事故は全国どこでも起きる。日本の主権がどうあるべきか。国民全体の問題として考えてほしい』と訴えた。」
⑤「1960年の締結以来、日米地位協定が改定されていないことに、太田氏は『(日本では)有事になれば米国が守ってくれるという意識が強すぎる』と指摘。『地位協定改定を言い出すと米国に何を言われるか分からない。日本の主権を脅かす問題であり、沖縄だけの話ではないと認識し、政治家を動かさなければいけない』と話した。」
⑥「前泊氏は『日本は外交権さえも地位協定で制限されている。辺野古にノーと言えなければ、返還後の北方領土での米軍基地建設にノーと言えない。ロシアのプーチン大統領には日本がどの程度主権を持っているか分からないと言われた』と問題点を取り上げた。」
⑥「斎藤代表理事は『地位協定改定を阻むモノがある。それが何かを考え、地方から中央へ、そして米国に改定を求める動きをつくりたい』と期待した。」


(5)沖縄タイムス-沖縄県、国を新たに提訴へ 名護市・辺野古の埋め立て巡り 「国交相裁決は違法」-2019年5月30日 08:20

 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、埋め立て承認の撤回を取り消した国土交通相の裁決を違法として沖縄県が新たな訴訟を提起する調整に入ったことが29日、分かった。県が裁判を起こすためには地方自治法の規定で県議会の同意が必要なため、6月定例会の議案に盛り込む方針。」
②「県は週明けに与党議員への議案説明を予定している。県議会は与党多数のため、議案が提案されれば可決される公算が大きい。県議会の同意が得られれば、辺野古問題は県と国の新たな裁判闘争に入る。」
③「国交相が今年4月に撤回を取り消した段階で県の選択肢は二つあった。一つは国と地方の意見の違いを裁判よりも迅速に判断するため、総務省が設置する第三者組織『国地方係争処理委員会』への審査の申し立て。県は4月23日に係争委へ審査を申し立てており、7月23日までに結論が出る。もう一つ想定されていたのが、行政事件訴訟法に基づき、権力に対する不服を主張し国の関与取り消しを求める抗告訴訟。県は国交相の撤回取り消しは違法として新たな訴訟を起こす考えだ。」
④「玉城デニー知事はこれまで『政府が自分たちの都合のいいような仕組みをつくり、法律を自分たちなりに解釈をねじ曲げてやろうとすることに対しては、しっかりと法的な訴えも起こしていく』と発言。謝花喜一郎副知事は抗告訴訟について『庁内で議論した上で、弁護士、専門家の意見を聞き、判断する』としていた。」


(6)琉球新報-アセス審査会が辺野古保全措置に疑問「適切か確認できない」-2019年5月30日 10:33


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「県環境影響評価審査会(会長・宮城邦治沖国大名誉教授)が29日、浦添市のピーズスクエアで開かれた。米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設について、沖縄防衛局が提出した2017年度の事後調査報告書に対する答申案を事務局が提案した。答申案は新基地建設工事の工程や工法が当初計画から変更されたことについて『変更後の工事計画に沿って適切に環境保全措置を講じる必要があるが、講じられた措置が適切なものか確認できない』と指摘した。工事に伴う海上作業が始まって以降、沖縄防衛局が確認していたジュゴン3頭のうち1頭が死亡し、2頭が行方不明となっていることについても原因究明や生息状況の把握に関する追加調査を求めた。」
②「この日の審査会で示された答申案に委員が出した意見を踏まえて委員会は今後、知事に審査結果を答申する。県はこれを受けて沖縄防衛局に対応を求める知事意見を出す予定。」
③「海上工事の後に辺野古周辺海域からジュゴンの行方が分からなくなっていることについて答申案は『工事による影響がないと断定できない限り、工事による影響の恐れがある』と指摘。海上工事や作業船の航行による水中音の分析、他の海域に生息域が移った可能性を調べるための海藻藻場の調査などが必要だとした。沖縄防衛局が移植対象のサンゴを移植せず、汚濁防止膜の設置で対応可能だとしてK8護岸の一部を建設したことに、答申案は『妥当性の検証とともに、周辺のサンゴ類の生息状況を調べ、影響があれば必要な措置を講じさせること』を求めた。」




by asyagi-df-2014 | 2019-05-30 19:55 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年5月29日

 平和の礎は、まずは訪れてみる場所の一つである。
 この場所を作らざるを得なかった沖縄の歴史がそこにはある。
 「沖縄県の女性力・平和推進課は28日、沖縄戦などで犠牲になった人々の名前が刻まれている糸満市摩文仁の『平和の礎』に、2019年度は韓国人2人を含む42人を追加刻銘すると発表した。沖縄へ強制連行されるなどした朝鮮半島出身者の追加刻銘は17年以来2年ぶり。刻銘者の総数は24万1566人になる。平和の礎は1995年6月23日に除幕した。遺族からの申請に基づき、県が策定した基本方針に沿って刻銘を決めている。2019年度の42人の追加は、12年度の36人に次いで過去2番目に少ない。内訳は県出身者28人、県外12人、韓国2人。重複が判明した北中城村の女性1人の名前を削除するほか、16人分の名前や地域の修正も行う。県は6月23日の慰霊の日に間に合うよう、20日までに刻銘作業を終える予定。」、と琉球新報。
 平和の礎は、未来に向けての課題をも明確にする。
「県女性力・平和推進課によると、刻銘が決まったのは金(キム)萬斗(マンドゥ)さんと朴(パク)在雲(ザイウン)さんの2人。朴さんは遺族から直接申請があり、金さんはNPO法人沖縄恨之碑の会が申請に携わった。同会メンバーで金さんの申請書を作成した「本部町健堅の遺骨を故郷に帰す会(準備会)」共同代表の沖本富貴子さん(69)によると、金さんは日本軍の輸送船「彦山丸」に徴用されていた。1945年1月22日、米軍機の攻撃を受け23歳で亡くなり、同町健堅に埋葬されたことが米雑誌掲載の写真などで明らかになっていた。沖本さんは県内で犠牲となった朝鮮人は『はっきりは分かっていないが、数千人いるだろう』と推測する。平和の礎の事業でも朝鮮人犠牲者の刻銘作業は遅れていると指摘し、遺族の高齢化でさらに困難になると危機感を募らせる。『県は韓国の関係機関と連絡を取り合い、刻銘に力を注いでほしい』と望んだ。」(琉球新報)、とも。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年5月29日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-「平和の礎」追加刻銘42人 韓国人2人も 総数24万1566人に-2019年5月29日 05:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県の女性力・平和推進課は28日、沖縄戦などで犠牲になった人々の名前が刻まれている糸満市摩文仁の『平和の礎』に、2019年度は韓国人2人を含む42人を追加刻銘すると発表した。沖縄へ強制連行されるなどした朝鮮半島出身者の追加刻銘は17年以来2年ぶり。刻銘者の総数は24万1566人になる。」
②「平和の礎は1995年6月23日に除幕した。遺族からの申請に基づき、県が策定した基本方針に沿って刻銘を決めている。2019年度の42人の追加は、12年度の36人に次いで過去2番目に少ない。」
③「内訳は県出身者28人、県外12人、韓国2人。重複が判明した北中城村の女性1人の名前を削除するほか、16人分の名前や地域の修正も行う。県は6月23日の慰霊の日に間に合うよう、20日までに刻銘作業を終える予定。」
④「糸満市真栄平の金城栄保さん(84)は、沖縄戦中、壕を追い出され一緒に戦場を逃げ回った祖母ウサさんの刻銘が決まった。礎にウサさんの名前がないと気付いていたが、追加刻銘できると知らず最近まで申請していなかったという。『祖母にずっと申し訳なく思っていた。ようやく生きた証しを刻むことができて喜んでいる』と話した。」
⑤「強制連行などで沖縄に渡り、犠牲となった韓国人の追加刻銘が2年ぶりに認められた。朝鮮半島出身者の平和の礎への刻銘は累計464人となる。強制連行については不明点が多く、関係者からは刻銘に向けて県が韓国側と連携するよう求める声も上がる。」
⑥「県女性力・平和推進課によると、刻銘が決まったのは金(キム)萬斗(マンドゥ)さんと朴(パク)在雲(ザイウン)さんの2人。朴さんは遺族から直接申請があり、金さんはNPO法人沖縄恨之碑の会が申請に携わった。同会メンバーで金さんの申請書を作成した「本部町健堅の遺骨を故郷に帰す会(準備会)」共同代表の沖本富貴子さん(69)によると、金さんは日本軍の輸送船「彦山丸」に徴用されていた。1945年1月22日、米軍機の攻撃を受け23歳で亡くなり、同町健堅に埋葬されたことが米雑誌掲載の写真などで明らかになっていた。」
⑦「沖本さんは県内で犠牲となった朝鮮人は『はっきりは分かっていないが、数千人いるだろう』と推測する。平和の礎の事業でも朝鮮人犠牲者の刻銘作業は遅れていると指摘し、遺族の高齢化でさらに困難になると危機感を募らせる。『県は韓国の関係機関と連絡を取り合い、刻銘に力を注いでほしい』と望んだ。」


(2)沖縄タイムス-米軍関係者の犯罪、8割以上が不起訴 背景に日米の「密約」か-2019年5月29日 06:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「2018年に国内で発生した米兵や軍属など米軍関係者による一般刑法犯の起訴率は14・5%にとどまり、8割以上は不起訴となっていることが27日、日本平和委員会(東京)の調べで分かった。全国の一般刑法犯の起訴率37・4%の半分以下で、同会は背景に日米両政府の『密約』があるとしている。県内の起訴率は18・8%だった。」
②「一般刑法犯は刑法犯全体から交通関係の過失運転致死傷罪などを除いたもの。法務省が開示した「合衆国軍隊構成員等犯罪事件人員調」に基づき、同会が集計した。米軍関係者による一般刑法犯の起訴は9件で、不起訴は53件だった。県内は起訴6件、不起訴26件。」
③「米軍関係者と全国の起訴率に差がある背景として、同会は1953年の日米合同委員会の【密約】にあると分析。『日本側が特に重要と考えられる事件以外は第1次裁判権を行使しないという約束を、日本政府が忠実に実行しているからだ』と指摘している。」
④「沖縄の起訴率が全国より高い理由として『米軍犯罪に厳しい目を向ける県民世論があり、捜査機関も意識しているのではないか』と話した。」


(3)沖縄タイムス-「生きた証引き継ぎたい」 戦後74年 戦没者へ思い募らせ 追加刻銘の遺族-2019年5月29日 14:18


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県は沖縄戦などの戦没者名を刻んだ糸満市摩文仁の『平和の礎』に、2019年度は新たに42人を追加刻銘する。県内出身者28人、県外出身者12人、韓国籍の朝鮮半島出身者2人。刻銘者総数は24万1566人となる。」
②「糸満市西崎町の安谷屋正幸さん(82)は母の刻銘を申請した。母の最期に接した時、安谷屋さんは8歳ごろ。母の本名を覚えておらず、記憶をたどって役場に申し込んだ。母が周囲から呼ばれていた『ウサ小(グワァ)』の名で刻まれる予定だ。豊見城市田頭の出身。祖父母と母と戦火を逃げ惑う中、高嶺村(現糸満市)の十字路付近で艦砲射撃に襲われた。土ぼこりが巻き上がり、振り向くと母が倒れているのが見えた。母の息はあったが、自力で首を立てることもできなかった。祖父は艦砲射撃でできた穴に母を横たえた。『早くおじーとおばーと行きなさい』と言った母の姿を鮮明に覚えている。」
③「戦後、あの十字路を通り過ぎるたび、安谷屋さんは母を思う。道端に寝そべり、母と添い寝するように夜を明かしたこともある。年を重ね、子や孫の世代にも母が生きた証しを引き継ぎたいと刻銘を申請した。『今年は平和の礎が会える場所になる』と静かにほほ笑んだ。」
④「うるま市与那城の野辺憲勇さん(85)は、祖父の武太(んた)さん=享年77=の名前が新たに刻まれることになった。武太さんは1945年6月3日、感染症で亡くなった。家族は当時、宮城島に暮らしていた。45年の5月29日、米軍に隣の平安座島に強制的に移動させられたが、武太さんはその際に坂道で転倒。持っていた鎌で左手を切り、やがて破傷風に感染し亡くなった。憲勇さんは『戦争がなければあんな死に方はしなかった』と回想する。沖縄戦の犠牲者として刻銘してほしいという思いがあったが、礎には戦闘で亡くなった人の名前が刻まれているのだと思い違いをしていたという。今回、病死者でも刻銘が可能だと知り追加刻銘を申請した。『親族は皆喜んでいる』と話す。祖父の年齢は超えてしまったが、長年の夢がかない安堵(あんど)感に包まれている。」


(4)沖縄タイムス-米軍のパラシュート降下訓練に抗議 沖縄の自治体、防衛省に-2019年5月29日 12:22


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【中部】米軍が21日に嘉手納基地でパラシュート降下訓練を強行した問題で、嘉手納、北谷、沖縄3市町でつくる『嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)』(会長・當山宏嘉手納町長)は29日午前、沖縄防衛局に田中利則局長を訪れ抗議した。同基地で降下訓練を実施しないことや、伊江島補助飛行場への訓練移転が合意された日米特別行動委員会(SACO)最終報告の順守などを求めた。」
②「要請は冒頭のみの公開。終了後、取材に応じた三連協によると、田中局長は21日の訓練は『例外的に該当する』との認識を示した。當山嘉手納町長は『米軍側が一方的な解釈で(訓練を)行うことはこれまでもあったような感じがする』と指摘。その上で『過去には訓練が6年も行われなかったケースがあり厳格に運用されてきたのではないか。(米軍には)基本的には嘉手納では実施できないんだという立場でもって運用してもらう以外ないと局長に申し入れた』と話した。」
③「また、米空軍兵による道路交通法違反などの事件事故が相次いでいることに抗議し、実効性のある再発防止策を講じることや遺族への謝罪と完全補償なども合わせて要請した。」


(5)沖縄タイムス-不発弾139発、海中で爆破処理 宮古島の平良港で30日-2019年5月29日 10:21


 沖縄タイムスは、「沖縄県宮古島市平良港湾のしゅんせつ工事に伴う磁気探査などで見つかった、50キロ爆弾や50ミリ迫撃砲弾などの不発弾計139発の海中爆破処理が30日午前11時から正午まで、平良港下崎埠頭(ふとう)沖で行われる。いずれも処理現場から半径300メートルは船舶の航行・停泊を、半径3千メートルは入水が禁止。規制時間は午前8時から午後1時ごろまで。現地対策本部は宮古島漁協2階会議室に設置する。避難対象となる世帯はない。」、と報じた。


(6)沖縄タイムス-沖縄・辺野古のサンゴ「回復続く」 環境団体などが調査-2019年5月29日 10:02


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「日本自然保護協会と沖縄リーフチェック研究会、ダイビングチームレインボーは28日、名護市辺野古沖でサンゴの状況を調べるリーフチェックを実施した。2016年の白化現象から引き続き回復傾向を保っているとの調査結果を報告した。調査では、生きたサンゴが海底を覆う割合を示す『被度』を確認した。」
②「この日潜った長島近くは最も長く調査してきた場所の一つで、深場で被度45%を観測した。悪天候のため浅場は調査できなかったという。」
③「同協会の安部真理子主任は『健全な状態を保っている』と説明。その上で『基地建設の影響はサンゴの状況とすぐに関連づけられるものではない。ただ今後の水質や海流の変化で何かしら影響を及ぼす可能性はある』と話した。」


(7)沖縄タイムス-自衛隊の弾薬庫、町長「説明は受けた」 住民には伝えず 沖縄・与那国-2019年5月29日 08:13


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「2016年3月に沖縄県与那国町に配備された陸上自衛隊『与那国沿岸監視隊』を巡り、防衛省が弾薬の保管を住民に周知していなかった問題で、外間守吉町長は『貯蔵庫』とされていた施設が弾薬庫であると認識しながら、住民へ説明をしていなかったことが28日、分かった。」
②「外間町長は本紙の取材に、『防衛省から弾薬庫との説明は受けた』と認めた。住民へ説明しなかったことについては『(説明会で)質問がなかったので答えていない』と述べた。」
③「配備を巡り15年2月に行われた住民投票では約6割が賛成票を投じた。貯蔵庫とされた施設は住民の関心事にならなかった。防衛省や町が、配備の是非を決める重要な判断材料を知らせていなかったことになる。」
④「同問題では、市民団体が14年に沖縄防衛局に弾薬類の保管場所の有無について質問状を送ったが回答はなく、政府関係者は『沿岸監視隊は町が誘致したと理解しており説明も町に任せていた』としている。」


(8)沖縄タイムス-米軍普天間飛行場の司令官 夜間の訓練騒音「住民に厳しいが、せざるを得ない」 有害物質「16年以降、使用ない」-2019年5月29日 08:26


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県宜野湾市の松川正則市長は28日、米軍普天間飛行場のデイビッド・スティール司令官(大佐)と市役所内で面談し、夜間騒音の改善や普天間飛行場に所属していない外来機の飛来禁止などを求めた。」
②「市長によると司令官は、普天間飛行場周辺の河川などから有害な有機フッ素化合物PFOS(ピーホス)とPFOA(ピーホア)が高濃度で検出されている問題について、『2016年以降、普天間飛行場ではいずれの物質も使用していない』と説明したという。」
③「夜間騒音については『市民にとって厳しい面は理解しているが、夜間訓練は大切。せざるを得ない』との考えを示したという。訓練があってこそ日本を守ることにつながるとの説明もあった。普天間飛行場への外来機の飛来が増えている要因については、嘉手納基地の滑走路2本のうち1本が補修工事で閉鎖されている影響ではないかと述べたという。」
④「松川市長は、米軍が所有する普天間市民駐車場に外灯や防犯カメラを設置したい考えも伝えた。今後、文書で正式に依頼する。」
⑤「意見交換は、2月13日に続き2回目。市が昨年7月、普天間飛行場負担軽減推進会議の作業部会で米軍と沖縄防衛局を交えた実務者レベルの意見交換の場を設けるよう求めたのをきっかけに、市と米軍の2者が2~3カ月に1回、意見交換することで合意している。」


(9)琉球新報-街頭シール投票で反対が8割 辺野古新基地建設続行に全国でもノーの声-2019年5月29日 19:09


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【東京】学識経験者などでつくる辺野古米軍基地全国投票の会の野田隆三郎代表(岡山大名誉教授)らが29日、東京都の衆院議員会館内で会見し、5月末までに全国で実施した辺野古新基地建設続行の賛否を問う街頭投票で反対が約8割に上ったとの結果を発表した。結果を受けて辺野古新基地建設の即時中止を求める要望書を、安倍晋三首相と衆参全国会議員に送った。」
②「街頭投票は3月15日~5月20日、会の呼び掛けに応じた東京や埼玉、愛知、大阪、鳥取、山口など11都道府県31カ所で実施した。2169人が投票し、反対が79・6%の1727人、賛成が7・2%の156人、『わからない』が13・2%の286人だった。」
③「全国投票の会は10年以上、憲法9条改定や特定秘密保護法などの賛否を問う全国投票を実施している。2010年には普天間飛行場の移設先を問う投票を14都道府県28カ所で行い、4446人が投票した。最多が『国内のどこにもつくらない』(64・6%)で、次いで『沖縄以外の国内』(11・6%)、『沖縄県内』(9・8%)、『わからない』(14・0%)だった。」
④「野田代表は『沖縄の意思は県民投票でも示されているのに、政府は無視して工事を強行して民主主義の破壊だ。本土の住民がどう考えているのか街頭投票で調べた。沖縄だけの問題ではなく日本全体の問題だ』と投票の経緯を説明した。」




by asyagi-df-2014 | 2019-05-30 06:42 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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