2019年 04月 04日 ( 2 )

沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年4月4日

 日本政府の主権喪失の明らかな実態。
「【宜野湾】輸送機MV22オスプレイ5機とCH53大型輸送ヘリコプター3機の計8機が2日深夜、日米合意で訓練が制限されている午後11時ごろに相次いで米軍普天間飛行場に着陸した。松川正則宜野湾市長が同日、騒音被害で沖縄防衛局に抗議・要請したばかりだった。松川市長は3日、『言うべきことは言わないといけない』と改めて関係機関に抗議・要請する考えを示した。」、と琉球新報。
こんなことが許されていいはずはない。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年4月4日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-大浦湾で船座礁 辺野古に土砂運搬用-2019年4月4日 10:15


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「3日午前10時55分ごろ、米軍普天間飛行場移設に伴い名護市辺野古の新基地建設の埋め立て用土砂などを運ぶ運搬船として用いられている『MARUMASA3号』(498トン)が汀間漁港の防波堤の南約1100メートル付近で座礁した。通報を受けた中城海上保安部によると、同船は満ち潮によって午後2時10分ごろ自然離礁した。乗組員4人にけがはなく、油漏れや浸水も確認されていない。同部が座礁した原因を調べている。」
②「目撃者から『名護市大浦湾沖合でガット船が乗上げた』との通報が同部にあった。座礁した船は土砂や石材など工事用資材を運搬するためのガット船といわれるもので、沖縄防衛局によって用いられている。現場付近は風も弱く、視界良好で航行に支障はない気象条件だった。」
③「沖縄防衛局は3日、運搬船の座礁について県に報告した。防衛局は本紙の取材に対し『埋め立て材を運搬している船が浅瀬に乗り上げて動かなくなったが、自力で離脱できた』と説明した。」


(2)琉球新報-深夜11時すぎに響くごう音 普天間飛行場で90デシベル超 訓練できるのは午後10時まで 市長が抗議・要請したばかりなのに…-2019年4月4日 10:18


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【宜野湾】輸送機MV22オスプレイ5機とCH53大型輸送ヘリコプター3機の計8機が2日深夜、日米合意で訓練が制限されている午後11時ごろに相次いで米軍普天間飛行場に着陸した。松川正則宜野湾市長が同日、騒音被害で沖縄防衛局に抗議・要請したばかりだった。松川市長は3日、『言うべきことは言わないといけない』と改めて関係機関に抗議・要請する考えを示した。」
②「県と宜野湾市が実施している騒音測定調査では、滑走路の延長線上に位置する上大謝名公民館で2日午後11時3分、最大90・8デシベルの激しい騒音を記録。着陸後はエンジンや羽音が響き渡り、大山局では午後11時49分に66・4デシベルの騒音が発生した。」
③「市の基地被害110番には市民から『ものすごい大きな音を立てて滑走路に飛んでいった』『どういったことか。何時まで飛んでいいのか』との苦情が寄せられた。防衛局は『航空機騒音規制措置の順守などを、引き続き米側に強く求めていきたい』としている。」


(3)沖縄タイムス-玉城デニー知事、就任から半年 基地問題「対話による解決を」-2019年4月4日 08:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「玉城デニー知事が昨年10月の就任から4日で半年を迎えた。米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設問題では『対話による解決が民主主義の本来の姿』と訴え、安倍晋三首相と4度会談するなど、解決の糸口を探っている。ただ、政府は工事を続けており、苦しい立場に変わりない。」
②「昨年11月中旬には米ニューヨークやワシントンを訪問。政府や議会の関係者だけではなく、講演会を開き、一般市民に沖縄の現状を伝えた。在京のテレビ番組にも数多く出演し、翁長雄志前知事の遺志を引き継ぎ、『安全保障の問題は、全国民で考え、その負担を分かち合ってほしい』と理解を求めてきた。」
③「一方、政府は前知事の決断した辺野古の埋め立て承認撤回に対し、同じ内閣の一員である国土交通相が効力停止を決定したことで、昨年11月1日に工事を再開。同12月14日に初めての埋め立て土砂を投入した。2月24日の県民投票で、埋め立て反対が投票総数の71・7%を占める圧倒的な『民意』が示されたにもかかわらず、一日も工事を中断しなかった。」
④「玉城知事は日米両政府に沖縄を加えた新たな協議の場『SACOウィズ沖縄(SACWO)』の設置を求めるなど、新たな動きを見せている。また、公約でもある『誰一人取り残さない社会』『沖縄らしい優しい社会』の実現に向け、子どもの貧困対策や虐待防止などの取り組みを強化している。」


(4)琉球新報-辺野古崎先端部の護岸造成工事進む-2019年4月4日 14:58


 琉球新報は、「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局は辺野古崎先端部付近のK8護岸を沖合に伸ばすための造成工事を引き続き進めた。大浦湾側のK9護岸では、台船から重機に土砂を積み換え、辺野古崎南西側のK4護岸では消波ブロックの設置作業を進めた。市民らは抗議船2隻とカヌー8艇で、海上から抗議した。」、と報じた。


(5)琉球新報-「これ以上怖がらせないで」米軍宿泊制限を解除 沖縄県民に不安と怒り-2019年4月4日 10:32


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【中部】在沖米軍のエリック・スミス四軍調整官が2月26日付で、米兵らの勤務時間外の行動を規定する『リバティー制度』を大幅に緩和した。多くの米軍人・軍属が居住する本島中部の自治体の住民からは『了承できない』と事件事故の増加を警戒する声が上がった。地域が活発になることを期待する人も『法の順守は当然のことだ』とくぎを刺す。一方で、在沖海兵隊員や基地関係者らからは歓迎の声が上がり、地元との温度差が垣間見える。」
②「3日午後、米兵にも人気の北谷町アメリカンビレッジを訪れた同町の主婦・具志堅里奈さん(28)は『米兵も私たちと一緒。勤務時間以外は自由に遊びたいはず』と一定の理解を示す。ただ、夜間に周辺の飲食店で飲酒し、大声で騒ぐ基地関係者を見掛けるといい、『規制の有無にかかわらずモラルの問題。基地撤去が叫ばれる中、これ以上、県民を怒らせたり怖がらせたりするようなことは絶対にしないでほしい』と訴えた。」
③「2016年に出された宿泊制限が解除された浦添市牧港補給地区以南の地域でも、緩和を不安視する声が聞かれた。この規制は、16年3月に飲酒後、那覇市内のホテルに宿泊していた米兵が観光客の日本人女性に暴行を加えた事件を契機に設けられた経緯がある。那覇市の無職・又吉幸子さん(70)は『根本的な問題は米軍基地が沖縄に集中していることだ。沖縄が日本の一部だと言うなら、全国で公平に負担してほしい』と求めた。」
④「『一滴でも酒を飲んだら、絶対にハンドルを握ってはいけない。わずか一滴でも』。在沖米軍関係者を対象にした英語のラジオ放送AFNの周波数に合わせると、日本では飲酒運転の取り締まり基準が米本国より厳しいことを周知するコマーシャルが一日に何度も流れる。沖縄では充実した運転代行サービスがあり、選択肢の一つとして活用するよう促すものもある。米軍にとっても兵士らの飲酒運転は、深刻な課題であることがうかがえる。」
⑤「週末は米兵らの姿が目立つ沖縄市のゲート通り。3日夜は米軍関係者らはまばらで、青色回転灯の車がパトロールで回っていた。毎日朝と夕にゲート通りを通る自営業の男性(71)はリバティー制度の緩和に『賛成できない。事件事故があれば、また制度を厳しくするのだろう。誰かが犠牲になる前に根本的にルールを厳しくして、地位協定などを変えるべきだ』と話した。」




by asyagi-df-2014 | 2019-04-04 17:42 | 沖縄から | Comments(0)

「辺野古が唯一の解決策」を問うために-「普天間『返還』条件に『緊急時に民間施設の使用』 米軍はどの空港使う?」を読む

著書名;普天間「返還」条件に「緊急時に民間施設の使用」 米軍はどの空港使う?
著作者; 藤田直央(朝日新聞専門記者)
HP  ;AERAdot.AERA 2018年11月5日号


 私にとって現在の沖縄の課題を捉えるために、重要なテーマは、「「普天間返還問題」と「辺野古真意基地建設」は、分離して解決する問題として確認すること」、ということにあると考えている。
この意味で、AERAdot.の「普天間『返還』条件に『緊急時に民間施設の使用』 米軍はどの空港使う?」(藤田直央(以下、藤田)を読む。


 藤田は、「米軍普天間飛行場の移設先は辺野古沖だけではない。別に「緊急時」の滑走路も必要だ。そのひとつが民間空港になる。どこを米軍が使うのか。日本政府は口をつぐむ。」、書き始める。
 それは、日本政府のこんな考え方が背景にあるからだとする。


「民意って何ですかね」。9月末にあった沖縄県知事選での玉城デニー・前衆院議員の当選に、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の返還交渉に関わってきた防衛省幹部は苦虫をかみつぶす。日米両政府は1996年に打ち出した普天間返還の条件として、代替施設を名護市辺野古沖に造る「県内移設」に合意済み。だが玉城氏は、急逝した翁長雄志・前知事の「遺志を継ぐ」立場から反対する。日本政府は「辺野古移設が唯一の解決策」(菅義偉官房長官)と譲らない。「県内移設」に理解を示したかつての知事らと協議し、ようやく得た連立方程式の「解」だからだ。」


 藤田は、「こうした深い溝の底にある根本的な問題も、政府と沖縄県の対立再燃で鮮明になっている。」、と指摘する。そして、 この根本的な問題について、次のように指摘する。


(1)菅氏は『問題の原点は、世界で一番危険と言われ、周りに住宅や小学校がある普天間飛行場の危険除去にある』と語る。
(2)それならば日本政府はなぜ、国民を危険にさらす普天間飛行場の閉鎖をまず米政府に求めてこなかったのかということだ。
(3)背景には米政府の基本姿勢がある。日本にある米軍基地を返すとしても、米軍の活動に必要なその機能は日本の他の場所で確保を──。それを日本政府も「日米同盟の抑止力の維持」という立場で受け入れている。


 藤田は、この問題の本質を、「普天間『返還』は在日米軍基地が集中する沖縄の負担軽減の象徴とされるが、本質は『日本国内での機能移転』なのだ。」、と示す。あわせて、それが、「『世界一危険』と日本政府が繰り返す普天間飛行場を、代替施設ができるまで米軍が使い続ける矛盾として現れる。」、とも。
 また、藤田は、「これは実は沖縄だけの問題ではない。普天間返還のための代替施設は、辺野古沖以外にも必要なことをご存じだろうか。」、と日本全体に投げかける。
 それが、どういうことなのかいうとことについて、「日米で2013年に確認した普天間返還の8条件の一つの条項」が、実は、日本全体の問題なのだと指摘するのである。
 その条項とは、「普天間飛行場代替施設では確保されない長い滑走路を用いた活動のための緊急時における民間施設の使用の改善」、というもの。
藤田は、この条項に関して、次のように説明を加える。

(1)普天間の滑走路は2700メートルで、辺野古沖の代替施設は1800メートル。普天間から移る輸送機オスプレイなどの「回転翼」には足りるが、返還する飛行場の機能全体を別の場所で確保したい米政府にすれば足りない。普天間なみの「長い滑走路」をどこかの「民間施設」、つまり空港でせめて「緊急時」に使えるようにというわけだ。
(2)輸送機や戦闘機といった「固定翼」の使用が念頭にある。パイロットにすれば、物資や爆弾を積み込めば2700メートルでも若干不安なのは確かだ。
(3)だが、「緊急時」とは何か。防衛省は「日本が攻撃された場合」とだけ例示するが、そもそも米軍は日米安全保障条約で、「極東の平和」のためなら日本政府の同意のもとで日本のどこでも活動できる。普天間返還の条件として、あえて「民間施設の緊急時の使用」の確保を明記せずともよかったと言える。
(4)それでも「民間施設」の条件は05年の日米合意で初めて盛り込まれ、今に至る。合意当時に日本政府中枢で交渉に関わった複数の関係者によると、米政府の強い要望だったという。


 藤田は、「『台湾有事ですよ』と経緯に詳しい元防衛省幹部は明かす。」、と05年当時の日本政府の内幕を指摘する。


(1)台湾を中国の攻撃から守るための在日米軍基地からの出動は安保条約の下で想定されてきたが、05年には中国軍の増強傾向が明白だった。日米交渉で米側は、普天間なみの「長い滑走路」を日本政府が米軍のために確保するよう、返還条件への明記にこだわったという。
(2)当時の交渉での米側の攻勢ぶりは、やはり米軍が「緊急時」に必要だとして、航空自衛隊の新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県)と築城(ついき)基地(福岡県)の使用まで条件に書き込まれたことにも表れている。滑走路は新田原が2700メートル、築城も延伸工事で2700メートルになる。
(3)返還される普天間なみの滑走路がなぜ「民間施設」に加え空自基地2カ所までいるのか。「安保条約で米軍が日本のどこでも使えるのだから構わないだろう、と米側に押し込まれた」と当時の首相官邸筋も振り返る。

 さらに、藤田は、「では、『民間施設』は国内のどの空港になるのか。」、と指摘を続ける。少し長い引用となる。


(1)防衛省は沖縄の負担軽減を強調しようと、普天間返還で代替施設は県内になるがヘリ使用想定で滑走路は短くなる上、「緊急時」の機能は「県外」で担うと説明してきた。だが、この「県外」は九州の空自基地2カ所の話で、「民間施設」選定では沖縄県内もありうるという。
(2)この件に関する米側の姿勢を明かす文書が二つある。まず米政府の活動の費用対効果を監視する独立機関GAO(米政府監査院)の昨年の報告書だ。
(3)それによると、米国防総省が14年に日本政府に求めて日米共同で「民間施設」の調査を開始。候補は12カ所挙がり、うち沖縄県内も1カ所あったという。GAOは、米軍が普天間なみの滑走路を使う「緊急時」の活動のため「国防総省が代わりの滑走路を沖縄で示せば問題解決を助ける」と指摘する。
(4)もう一つは内部告発サイト・ウィキリークスが入手した米外交公電だ。日本関連の公電の提供を受けた朝日新聞は、11年にこう報じている。09年に日本で民主党政権が発足した直後、日米の外務・防衛当局が普天間返還について協議した。鳩山内閣は代替施設の辺野古沖建設をやめ米軍嘉手納基地(沖縄県)に統合できないか探っていたが、協議でキャンベル国務次官補(東アジア・太平洋担当)はこう牽制した。「90年代は朝鮮半島や中国で有事作戦計画を実行するのに米軍嘉手納基地と那覇空港の滑走路があれば十分だったが、中国の劇的な軍事力増強により、有事に少なくとも滑走路3本へのアクセスが必要になった」。
(5)「滑走路3本」とは、嘉手納基地と那覇空港に加えもう一つの施設という意味のようだ。嘉手納含め飛行場が三つ必要なのに嘉手納に普天間を統合するなんて無理というわけだが、ここで重要なのは、米側が普天間返還を前提とした中国への有事対応に必要な飛行場として、すでに那覇空港を挙げていることだ。
(6)沖縄県は警戒している。昨年6月、当時の稲田朋美防衛相が「民間施設」について「米側と調整が整わなければ普天間は返還されない」と国会で答弁。辺野古沖の代替施設だけで済まないとの表明に、翁長知事は「大きな衝撃」と述べ、県は「那覇空港の米軍使用は決して認められない」と牽制した。
(7)GAOの報告書によれば日米共同調査による「民間施設」候補は沖縄県外にもある。ところが防衛省は、調査どころか「緊急時使用」の意味が日本有事からどこまで広がるのかすらノーコメント。「民間施設」が決まっても非公表もありうるという。


 さて、藤田は、問題の核心にはいる。


(1)確かに、米軍が日本で「緊急時に民間施設を使用」するのは相当危うい事態で、運用は極秘だ。しかも中国にらみとあれば首相訪中で関係改善を探る日本政府の口は重くなる。そんな機微な話が普天間返還という注目度の高いテーマで条件に明記されているわけだ。
(2)95年の沖縄県での米兵による少女暴行事件を機に、普天間返還が決まって二十数年。日本側の交渉経験者は、「飛行場は手放しても機能は守る」という米側の姿勢に「沖縄戦で米兵の血であがなった基地だ」という気概をひしと感じたという。
(3)日本側はどうか。長年にわたる日米交渉で、沖縄で、日本で、国民が背負う米軍基地負担は全体として減っているのか。そうした総論を「厳しさを増す安全保障環境」というかけ声でぼかし、国民生活に関わる「民間施設使用」をめぐる各論も語らないまま、安倍内閣は普天間問題を収束させるべく辺野古沖の代替施設建設へ突き進む。(朝日新聞専門記者・藤田直央)


 藤田が指摘しているように、稲田朋美防衛相(当時)は、17年6月の参院外交防衛委員会で「米側との具体的な協議やその内容に基づく調整が整わないことがあれば返還条件が整わず、普天間飛行場の返還がなされない」と政府関係者として初めて明言した。この答弁の根拠は、日米両政府が2013年4月に合意した「沖縄における在日米軍施設・区域に関する統合計画」である。
 このなかで、普天間飛行場の「返還条件」として以下の8項目が列挙されている。

(1)海兵隊飛行場関連施設等のキャンプ・シュワブへの移設
(2)海兵隊の航空部隊・司令部機能及び関連施設のキャンプ・シュワブへの移設
(3)普天間飛行場の能力の代替に関連する、航空自衛隊新田原基地及び築城基地の緊急時の使 用のための施設整備は、必要に応じ実施
(4)普天間飛行場代替施設では確保されない長い滑走路を用いた活動のための緊急時に おける民 間施設の使用の改善
(5)地元住民の生活の質を損じかねない交通渋滞及び関連する諸問題の発生の回避
(6)隣接する水域の必要な調整の実施
(7)施設の完全な運用上の能力の取得
(8)KC-130飛行隊による岩国飛行場の本拠地化


 藤田は、この第4項の「民間施設の利用の改善」について指摘しているのである。


 藤田の指摘で確認できることは、米政府は、「日米政府の基本姿勢がある本にある米軍基地を返すとしても、米軍の活動に必要なその機能は日本の他の場所で確保をする」との基本姿勢を示しているということである。ただ、そうは言いながらも、「沖縄戦で米兵の血であがなった基地だ」と沖縄への認識が米軍には強くあるということ。
 一方、日本政府は、①長年にわたる日米交渉にもかかわらず、沖縄で、日本で、国民が背負う米軍基地負担は全体として減っていないこと、②「厳しさを増す安全保障環境」と強弁するだけで国民生活に関わる「民間施設使用」をめぐることを何も説明することなく、普天間問題を収束させるために「辺野古が唯一の解決策」を繰り返しているに過ぎない。




by asyagi-df-2014 | 2019-04-04 10:17 | 本等からのもの | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
画像一覧
更新通知を受け取る