2018年 05月 19日 ( 2 )

沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2018年5月19日

 「旧帝国大学の人類学者らが昭和初期、今帰仁村の百按司(むむじゃな)墓から遺骨を持ち去った問題で、琉球民族遺骨返還研究会の松島泰勝代表(龍谷大学教授)らは18日までに、京都地裁に民事訴訟を提起することを決めた。早ければ夏にも、京都大学を相手に遺骨返還と再埋葬、謝罪を求めて提訴する。」、と琉球新報。
京都大学には、東京大学にはない権力からの自由さがあったはずではないのか、と考えていたことが、実は根本的に間違っていたのだ。




 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2018年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2018年5月19日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-遺骨返還求め京大提訴 百按司墓持ち去り 研究者ら 今夏にも-2018年5月19日 06:45


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「旧帝国大学の人類学者らが昭和初期、今帰仁村の百按司(むむじゃな)墓から遺骨を持ち去った問題で、琉球民族遺骨返還研究会の松島泰勝代表(龍谷大学教授)らは18日までに、京都地裁に民事訴訟を提起することを決めた。早ければ夏にも、京都大学を相手に遺骨返還と再埋葬、謝罪を求めて提訴する。原告団と弁護団、支援団体を結成して集団訴訟とする方針だ。沖縄だけでなく関西、関東地方にも拠点を設置し、全国に支援を呼び掛ける。」
②「国内での先住民族による遺骨返還請求訴訟はアイヌ民族に続く提訴で、琉球人遺骨に関しては初めて。松島代表らはアイヌ遺骨返還訴訟の原告や弁護団などと連携し、裁判に臨む方針。」
③「裁判で、先住民族の権利に関する国連宣言(2007年)で遺骨返還を求める権利が保障されていることを挙げ、琉球人遺骨を返すよう求めるとみられる。アイヌ遺骨返還訴訟は現在までに5件が提訴され、2件で和解が成立した。遺骨が北海道大学などからアイヌ民族に返されている。」
④「百按司墓は第1尚氏に関係する墓所と考えられているが、持ち去られた遺骨は身元が分かっていない。そのため、裁判では原告適格(原告に返還を求める権利があるかどうか)が争われる可能性がある。松島代表らは第1尚氏の直系、関連の門中に属する人で、原告として訴訟に参加できる人を募る方針だ。」

 松島代表は「県内外で支援を募りたい。裁判の過程で日本の植民地主義を問い、琉球の脱植民地化を求める」と述べている。(宮城隆尋)


(2)琉球新報-北部訓練場跡 土壌汚染 米軍廃棄現場から農薬-2018年5月19日 05:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「2016年12月に部分返還された米軍北部訓練場の跡地の土壌から、毒性が強く国内で使用が禁止されている農薬のDDT類が検出されたことが18日までに分かった。調査した名桜大学の田代豊教授(環境科学)は『米軍が不適正に廃棄した可能性が高い』と分析した。DDTと同じように殺虫剤として使用されたBHC類(リンデン)も検出された。沖縄防衛局が実施した調査で検出されなかった汚染があることが示された。」
(2)「調査した土壌は、国頭村安田の返還跡地内の約100平方メートル。同じ場所からは米軍のものとみられるタイヤや金属類などの廃棄物も見つかっている。廃棄物を見つけた宮城秋乃さんが表面の土を採取し、田代研究室が調査した。今回の調査はDDT類、BHC類のみで、ダイオキシン類、重金属類など他の有害物質については調査していない。
検出されたDDT類は、1キロ当たり0・06ミリグラム。環境省の環境管理指針値(1キロ当たり50ミリグラム)と比較すると検出濃度は低く、汚染が直接住民の健康に影響を与える可能性は低いとみられるものの、DDTは分解しにくいため、生物・生態系への影響が懸念される。BHC類は0・003ミリグラムだった。」
(3)「田代教授は『DDTとBHCは自然界に存在せず、通常の殺虫剤として散布された程度であればこのような数値が検出されるとは考えにくい。薬品が他の米軍廃棄物とともに廃棄されていた可能性が高い』と指摘した。」
(4)「DDTは日本では1970年代から使用が禁止されている。県内では浦添市の米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)の土壌でも検出され、米軍の不適正な処理が指摘された。」
(5)「北部訓練場は約7500ヘクタールのうち約4千ヘクタールが返還された。沖縄防衛局は17年7月までの8カ月間、跡地利用特措法に基づき土壌と水質の汚染調査を実施した。DDTは同法で定められた調査では対象外となっている。」
(6)「沖縄防衛局は返還地の土壌調査について『外部有識者の監修の下、調査手法を検討の上、調査を実施し、返還地では比較的良好な土壌および水質環境が保たれているとの結果を得ている』と本紙に回答した。」
(清水柚里)


(3)沖縄タイムス-「辺野古」県民投票の会、23日から署名集め-2018年5月19日 09:38


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立て工事の賛否を問う県民投票の実施を目指す『【辺野古】県民投票の会』の元山仁士郎代表は18日、県庁記者クラブで会見し、今月23日から署名集めを開始すると発表した。署名の協力を訴えると同時に、活動を支える寄付金も呼び掛けている。」
②「23日は夕方に那覇市内の街頭で署名集めを開始し、午後7時から沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハでキックオフ集会を開く。集会は元山代表や、金秀グループの呉屋守將会長らがあいさつするほか、音楽イベントなども予定している。」
③「県民投票に最低限必要な署名は2万4千筆だが、同会の目標は県内有権者の1割に当たる11万5千筆。街頭での署名集めのほか、県内の飲食店やスーパーなどに署名ができるスポットを設置する予定。」
④「元山代表は【署名活動を行う受任者は現時点で約700人になった。署名に加えて受任者となる人も求めている】と協力を呼び掛けた。」
⑤「『辺野古』県民投票の会は電話098(951)3655。ホームページはhttp://henokokenmintohyo.okinawa/


(4)沖縄タイムス-辺野古新基地:地盤データの開示延期 沖縄県請求に防衛局-2018年5月19日 05:32


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の新基地建設予定地で存在が指摘される軟弱地盤や活断層を巡り、沖縄防衛局は17日までに、県が求めていた2013~17年のボーリング調査や音波探査の内容、結果を含んだ公文書の開示判断を30日間延期すると通知した。期限は6月8日となる。」
②「県はデータを入手し、専門家に分析を依頼する見通し。17日には日本大学の鎌尾彰司准教授(地盤工学)と県庁で面談し、軟弱地盤がある場合の埋め立て工事の課題などを聞き取った。県は4月6日、防衛局に対し、情報公開制度に基づき公文書の開示を請求した。制度では30日以内に開示について判断する規定だが、期限を30日延長することができる。」
③「防衛局が新基地建設の予定地で実施した土質調査、地質調査、ケーソン新設工事、中仕切り護岸工事の調査データを請求している。」
④「軟弱地盤を巡っては、防衛局の調査報告書で大浦湾側の護岸建設現場の2地点で土の硬さを示す指標の『N値』がゼロだったことが明らかとなった。この場合、現在の新基地建設の計画で盛り込まれていない地盤改良が必要となり、計画変更は知事の承認を得る必要がある。」


(5)琉球新報-「平和をこわすな」 市民らカヌー30艇で抗議 米軍キャンプ・シュワブで護岸工事-2018年5月19日 12:01


 琉球新報は、「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、移設に反対する市民は19日午前、カヌー30挺、船4隻を出して抗議している。K4護岸建設現場では海中に砕石を落とす作業が行われている。市民はオイルフェンスを乗り越えて建設現場に近づき、『海をこわすな。平和をこわすな』」と抗議の声を上げていた。」、と報じた。


(6)琉球新報-菅官房長官が北部12首長と会談 基幹病院予算措置の支援など求める-2018年5月19日 15:09


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【北部】菅義偉官房長官は19日、来県し名護市内のホテルで名護市の渡具知武豊市長をはじめとする北部12市町村長らと会談し基地負担軽減や振興策について意見交換した。」
②「北部市町村会長の當眞淳宜野座村長は『北部は県土の4割を占めるが人口は少ない。やんばるの発展に向けて菅義偉官房長官のご協力をお願いする』と話し、①北部振興事業の実施と継続②基幹病院整備に関わる予算措置の支援③名護東道路と沖縄自動車道の連結と延伸整備④伊平屋・伊是名架橋建設―を要請した。」
③「 菅氏は『基地負担軽減でできることはすべて行う。世界自然遺産や道路・港湾・観光、医療整備など北部の課題にひとつひとつに全力で取り組む』とあいさつした。」
④「12市町村長とは別で、仲間一金武町長、宮城久和国頭村長、伊集盛久東村長、仲嶺久美子高江区長らと会談する予定。」


(7)沖縄タイムス-「沖縄の現状を伝えて」 日本ペンクラブのメンバー、辺野古ゲート前訪問-2018年5月19日 15:42


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「日本ペンクラブ(吉岡忍会長)のメンバー25人が19日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪れ、新基地建設に反対する市民の声を聞いた。」
②「案内役を務めた稲嶺進前名護市長は『政府は、負担軽減のために普天間基地の代替施設として基地を造ると言うが、それはV字滑走路や揚陸艦が接岸できる軍港を造る新基地建設であり、負担軽減にはならない』と強調。『ペンの力で平和な世界を築けるよう、沖縄の現実を世界に届けてほしい』と呼び掛けた。」
③「歌人の道浦母都子(みちうらもとこ)さんは、辺野古に来るのは2回目。『小さな沖縄に約70%もの米軍基地が集中しているのは、あり得ない。この現状を書くことで沖縄を応援していきたい』と話した。」
④「基地内には午後2時までに、資材を積んだ工事車両200台が入った。名護市辺野古の沿岸では、『K4』護岸建設現場で、石材の投下や被覆ブロックを設置する作業が進んだ。市民はカヌー30艇、抗議船4隻を出し、『海を汚すな』『作業をやめて』と声を上げた。」


(8)沖縄タイムス-浦添市当山であす20日不発弾処理 周辺の道路など交通規制-2018年5月19日 13:31


 沖縄タイムスは、「浦添市当山地区で発見された米国製5インチ艦砲弾1発の不発弾処理作業が、20日午前10時から行われる。午前9時55分~11時ごろまで、周辺の道路などで交通規制がある。処理現場から半径88メートルは立ち入り禁止で、避難対象は2事業所。避難場所と現地対策本部は、浦添大公園北エントランスA3駐車場に置かれる。」、と報じた。


(9)沖縄タイムス-「ハンセン病市民学会」沖縄で7年ぶり開催 差別解消、生活支援など学ぶ-2018年5月19日 13:57


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「『みるく世向かてぃ~差別に屈しない~』をテーマに、全国のハンセン病回復者や支援者らが一堂に集まる『第14回ハンセン病市民学会総会・交流集会in沖縄』(主催・同学会)が19日、那覇市の県男女共同参画センターてぃるるで始まった。県内での開催は7年ぶり。20日は名護市の沖縄愛楽園で分科会などが開かれる。」
②「差別や偏見の解消、回復者の生活支援、家族訴訟の問題、ハンセン病問題と沖縄の基地問題などについて参加者で理解を深める。」
③「開会式で、同学会の森和男共同代表は『ハンセン病問題基本法が施行されて10年目になるが、全面解決しないといけない問題は残っている。市民学会で解決の方法を見いだせればと考えている』とあいさつした。」
④「沖縄大会開催地実行委員会の金城雅春共同代表は『沖縄の一番の問題である基地問題とハンセン病問題がどう結びつくのか理解を深めてほしい。分科会では家族訴訟や退所者の問題、自治会の維持、歴史継承についてテーマを設けて発言してもらう。ぜひ皆さんと一緒に学びたい』と呼び掛けた。」




by asyagi-df-2014 | 2018-05-19 17:29 | 沖縄から | Comments(0)

佐賀県神埼市の日の隈釜には空釜もありました。

陶磁器工房を訪れ、その雰囲気をもらってきました。
今回は、佐賀県神埼市の『日の隈釜」に伺いました。
あいにく、有田陶器市の前日であり、有田で修行した釜元は、有田に旅立ち、不在でした。
それでも、無理矢理に近いかたちで展示場を開けてもらい、有田に旅立った後で、作品は少なくなっていいましたが、心に残る作品群に触れることができました、
また、次はゆっくりと、と思わせる素晴らしい釜元でした。

 ところで、今回は初めて、穴窯でもない、登り釜でもない、「空釜」(そらがま)に出会いました。
 尾崎焼(おさきやき)に使うとの説明を受けた覚えがあるのですが、まだよくわかっていません。

「空釜」はこんな様子でした。

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実に面白いかたちをしています。
温度がそんなに高くなくてもいいということなのでしょうか。
もちろん、主な作品は、ガス釜でつくっているようでした。
by asyagi-df-2014 | 2018-05-19 09:27 | 写真を | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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