2018年 04月 03日 ( 2 )

沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2018年4月3日

 「国際ダークスカイ協会(IDA、本部・米アリゾナ州)は2日までに、沖縄県の竹富町全域と石垣島北部などにまたがる西表石垣国立公園(陸域4万653ヘクタール)を『星空保護区(ダークスカイプレイス)』に認定した。国内初でアジアで2番目。」、と沖縄タイムス。
 確かに、訪れた石垣の夜空は素晴らしく輝いていた。
3年の『暫定認定』と聞く。
 空の輝きは、平和な生活の積み重ねなのだから。




(1)沖縄タイムス-国内初の星空保護区、沖縄に誕生 「ダークスカイ・パーク」西表石垣国立公園を暫定認定-2018年4月3日 05:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「国際ダークスカイ協会(IDA、本部・米アリゾナ州)は2日までに、沖縄県の竹富町全域と石垣島北部などにまたがる西表石垣国立公園(陸域4万653ヘクタール)を『星空保護区(ダークスカイプレイス)』に認定した。国内初でアジアで2番目。一部街灯が基準を満たせず『暫定認定』となるが、3年以内に改善し、本認定を目指す。」
②「認定制度は、光害の影響が無い夜空を保護・保存する優れた取り組みを評価しようと2001年に始まった。『パーク』『コミュニティー』など五つのカテゴリーがあり、市と町は昨年7月に『パーク』で申請。今年3月30日付(現地時間)で認定された。世界59番目の『ダークスカイパーク』の誕生で、全カテゴリーでは96番目。」
③「審査では、上方に光を漏らさない屋外照明の使用など厳格な基準がある。調査や申請業務を担った星空ツーリズム(石垣市、上野貴弘代表)によると、町の全街灯683基(申請時)がわずかに基準を満たせなかったが、町が23年度までに全て改修する方針を決め、暫定認定となった。3年以内には3分の2以上が基準を満たす必要がある。」
④「上野代表は『八重山の星空が国際的に認められたことで世界的にブランド力が高まる。星空資源を活用した観光や街づくり、夜空の環境を保護する取り組みが進めば』と期待した。」
⑤「IDAエグゼクティブ・ディレクター、スコット・フィーラベンド氏は『暗い夜空の価値に対する日本の方々の意識が高まっているという重要なサイン。アジアでさらに広がることを期待する』とコメントした。」


(2)沖縄タイムス-米バーリントン市議会、F35配備に反対決議 機種切り替え要求-2018年4月3日 07:35


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【平安名純代・米国特約記者】米東部バーモント州の人口約4万人のバーリントン市議会は3月26日、米空軍州兵のステルス戦闘機F35の配備計画の中止などを求める決議を賛成9、反対3で可決した。」
②「同州の空軍州兵は現在、バーリントン国際空港に戦闘機F16を18機配備しており、来秋からF35へ切り替える予定。訓練予定数は年間約5500回で、回数は減るが深刻な騒音被害が予想されるため、米連邦航空局が空港周辺の住宅を退去・買い上げるなどの措置を既に講じている。しかし、これに住民側が反発し、計画中止を求める反対運動を展開。同6日に住民の投票で、賛成(6482票)が反対(5237票)を上回り、市議会での審議が決まった。」
③「同市議会が可決した米空軍長官宛ての決議は、(1)F35配備計画の中止(2)F35より騒音が小さく、安全な機種へ切り替える代替案の提示-などが盛り込まれた。空軍長官に5月1日までに返答するよう求めている。市議会の決議は、ワインバーガー市長(民主党)の承認が必要。米軍に対する法的拘束力はない。」
④「嘉手納基地には昨秋、F35が12機暫定配備され、騒音が激化している。」


(3)琉球新報-辺野古崎で護岸工事用の作業か シュワブに車両204台-2018年4月3日 14:50


 琉球新報は、「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で3日、辺野古崎先端部では護岸工事用とみられる作業があった。米軍キャンプ・シュワブ内には工事車両が204台入った。新基地建設に反対する市民らは、海やシュワブのゲート前で抗議行動を展開した。辺野古崎先端部ではトラックが土砂を運んだり、重機が地面をならしたりしていた。市民はカヌー5艇、船3隻で抗議の意志を示した。ゲート前には市民ら約50人が「美ら海を壊すな」「工事を止めろ」などと声を上げた。」、と報じた。


(4)沖縄タイムス-辺野古新基地:14日ぶり資材搬入 山城博治氏が座り込み参加-2018年4月3日 15:40


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄防衛局は3日、辺野古新基地建設に向けた米軍キャンプ・シュワブへの資材搬入を14日ぶりに再開した。天皇、皇后両陛下の来県警備で機動隊を配置できず、3月21日から中断していた。この日は座り込みの市民を機動隊が強制排除し、午前中だけでダンプやミキサー車など111台が基地内に入った。」
②「また、沖縄平和運動センターの山城博治議長が座り込みに参加した。2016年10月、高江で運動中に逮捕されて以来初めて。『もう一度現場に集まろう。平和を求める情熱の炎を燃やそう』と訴えた。3月に一審判決が出たことで身体拘束の恐れが少なくなったため、今後は日程が許す限り参加するという。」
③「シュワブ沿岸部では護岸工事は確認されなかった。」


(5)沖縄タイムス-米空軍のオスプレイ、横田基地へ今夏配備 2年前倒し 今週後半には一時飛来-2018年4月3日 15:34


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【東京】防衛省は3日、米空軍のCV22オスプレイ5機が今年の夏ごろに横田基地(東京都)に配備されると発表した。在日米軍司令部によると予定より2年前倒しとなる。CV22は沖縄県内でも夜間飛行や離着陸、空対地射撃訓練を実施することが分かっており、配備による影響が懸念される。」
②「在日米軍司令部や米国政府の説明によると、今夏ごろに5機を配備する。また、配備に先立ち、今週後半に安全保障の訓練のため同基地に立ち寄る。今後、数年間で先行配備の5機を含め計10機体制とする予定。」
③「CV22の横田配備を巡っては、米政府が2015年に17年後半から配備するとしていたが、その後、配備を2020米会計年度(19年10月~20年9月)に延期すると発表していた。在日米軍司令部は時期の前倒しについて『18年に発表された国防戦略に沿うもので、当初公表された20年から前倒しされた』と発表した。」


(6)沖縄タイムス-日米防衛協力の文書データ、更新内容の確認検討 小野寺防衛相-2018年4月3日 11:05


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【東京】防衛省が昨年開示した日米の防衛協力に関する文書の一部データが、情報公開請求を受けた後に更新されていた問題で、小野寺五典防衛相は3日の記者会見で、『更新内容が確認できるかどうか、現在内部で検討している』と明らかにした。」
②「都合良く書き換えたのではないかとの指摘には『私は内容を見る限りそのようなことはないと思う』と否定した。同文書を巡っては、3月30日の衆院外務防衛委員会で共産党の穀田恵二国対委員長が独自入手した同一表題の文書との関係をただしたのをきっかけに、開示文書と同じ表題で内容が一部異なる文書が新たに2件みつかった。穀田氏は『隠ぺい、そして改ざんだ』と批判を強めている。」
③「文書には在沖米軍基地の共同使用構想などが含まれている。」


(7)沖縄タイムス-現政権でも検討継続か 在沖米軍基地の共同使用-2018年4月3日 08:19


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【東京】民主党政権下で検討していた在沖米軍基地の共同使用構想を含む文書『日米の【動的防衛協力】について』に関し、自民党政権に移行後も引き続き検討されていた可能性があることが2日、穀田恵二氏(共産)が資料請求で入手した防衛省の文書で分かった。小野寺五典防衛相は同日、記者団に『民主党政権下で内部検討された資料で、引き継がれた内容ではない』と否定したが、整合性が問われそうだ。」
②「穀田氏が入手したのは防衛政策局の『米国の安全保障政策/日米同盟』と題する文書。2013年2月付で当時も小野寺氏が防衛相を務めていた。『日米防衛協力の現状』という見出しのページで、在沖米軍基地の共同使用を巡り『共同使用作業部会で議論を継続』との文言が記されている。」
③「小野寺氏は13年7月の記者会見でも共同使用について、『具体的にどこでどのようなことを行うかという検討をしていることはない』と述べていた。」


(8)沖縄タイムス-辺野古新基地:防衛省、奥港使用の再申請せず 「許可見通せない」-2018年4月3日 08:24


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、石材搬送のため使われていた国頭村奥港の使用許可期限が3月末で切れた。沖縄防衛局は県や同村に再申請していない。防衛局は今後の使用について具体的に回答しなかったが、防衛省関係者は『許可が得られる見通しがなければ申請しない』と、当面は申請を見送る考えを示した。」
②「防衛局は3月28日、港のコンクリートブロックやバリケードなどを撤去する文書を同村に提出。宮城久和国頭村長は『地元の反発もあったので防衛局も配慮してくれたと思う。区民もこれまで通り落ち着いた生活を送れる』と述べた。」
③「港の使用は昨年9月に県が許可。11月には停泊していた台船にダンプカー約50台分の石材が積まれ初めて海上搬送が実施されが、冬場の奥港は波が高く、使用したのは1回だけだった。」
④「本部港からは昨年12月から定期的に石材の海上搬送が行われている。」




by asyagi-df-2014 | 2018-04-03 17:29 | 沖縄から | Comments(0)

沖縄の未来をどのように選択するのか。社説、論説から。~沖縄タイムス20180326~

 沖縄タイムスは2018年3月26日、「[辺野古・大浦湾]生態系保全へ対応急げ」、とその社説で論評した。
沖縄の選択は、日本の未来をも規定する、という観点から、沖縄タイムスの社説を考える。


 まず、沖縄タイムスは、沖縄の自然の豊かさと現状について、次のように伝える。


(1)「『辺野古・大浦湾シンポジウム』(県主催、日本自然保護協会共催)が24日、浦添市で開かれた。パネル討論でフランソワ・シマール氏は『美しいだけでなく、これほど多様なサンゴ礁が見られる場所は珍しい』と語った。」
(2)「専門家らは、生物多様性の豊かな辺野古・大浦湾の海を絶賛するとともに、『大きな力で壊せば自然は元に戻らない』と警告を発した。」
(3)「サンゴ礁生態系が急速に失われていく中で、辺野古・大浦湾の海は、沖縄の中でも例外的に貴重な存在だ。」
(4)「新基地建設に伴う護岸工事が進む辺野古崎では、この夏にも土砂の投入が始まる。」


 この上で、沖縄タイムスは、沖縄が抱える問題点について、次のように指摘する。


(1)「今は「二度と後戻りできない状態ではない」(翁長雄志知事)かもしれないが、県知事選を意識して政府が作業を加速させるのはあきらかで、自然環境への影響は避けられない。」
(2)「シンポジウムは、工事を中止し生態系への影響を調査すること、計画を断念すること、などを日米両政府に求める声明を採択した。この声明は、緊急の行動指針になり得るものであり、現段階での対応として極めて重要だ。例えば、これまでに確認された3頭のジュゴンのうち個体Cの情報は、途絶えたままだ。昨年には、新たに希少サンゴ類も見つかっており、サンゴ類の分布を正確に把握することが欠かせない。」
(3)「まずは工事を中止し時間をかけて徹底調査を実施すること。新たな調査を『見える化』し、その評価についてもオープンにする必要がある。」


 沖縄タイムスは、最後に、今後の沖縄の選択のあり方について、次のように提起する。


(1)「県議会与党の中には、県民投票を実施し、その結果に基づいて、民意を理由にした公益上の撤回に踏み切る、という考えがある。『撤回の前に県民投票を』という考え方だ。『撤回こそが優先すべき緊急の対応』だという意見も根強い。反対派の意見はまとまっていない。」
(2)「ただ、現時点で言えることが一つある。土砂投入が始まっても何もせず、貴重な時間を浪費すれば、支持者の反発が強まり、翁長知事の知事選出馬さえ政治的に危うくなる、という点である。『工事を止める』という主張に現実味が感じられなくなるからだ。」
(3)「『緊急対応』として、政府に工事の中止と影響調査を正式に要求することを県に求めたい。」
(4)「ただし、政府が工事中止に応じる可能性はなく、それだけでは不十分だ。『緊急対応』として同時に取り組むべきは、国際サンゴ礁年2018にふさわしい一大キャンペーンである。辺野古の海を埋め立てて新基地を建設することが沖縄の未来にとっていかに大きな損失であるかをもう一度国内外に訴え、米国のジュゴン訴訟とも連動させることである。世界自然遺産登録を将来的には陸域だけでなく辺野古・大浦湾の海域に広げる。そんな構想を持つべきだろう。夢を描いて県民に示すことが大切だ。」
(5)「同時並行して『撤回』と『県民投票』の考えを整理し、できるだけ早く『撤回』を実行することが望ましい。」


 確かに、沖縄が抱え込まされた状況が厳然とあったとしても、それでも生きていくための夢を示すことの重みを、改めて考えさせられる。




by asyagi-df-2014 | 2018-04-03 07:33 | 書くことから-いろいろ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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