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 沖縄-辺野古-高江から-2025年9月14日

 日本農業の見通しの立たない未来構想。
 「10年後の後継者が決まっていない沖縄県内の農地の割合が全体の76%に上ることがこのほど農林水産省の調査で明らかになった。国内では東京、大阪に次いで3番目に高い。農地所有者と担い手のマッチングは進んでおらず、農家の高齢化で耕作放棄地は広がる可能性がある。沖縄では農地の所有者を特定するのが難しいといった課題もある。]、と沖縄タイムス。

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 何よりも、自らが沖縄から受け取るものを明確にするために。それは、捉え直しとして。
 2025年度も、改めて琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

(1)沖縄タイムス-沖縄県内の農地76% 10年後の後継者「決まっていない」 全国ワースト3位 耕作放棄地が広がる恐れ 課題と対策は(政経部・天願壮史朗)-2025年9月13日 9:40

 沖縄タイムスは、表題を次のように報じた。

1.10年後の後継者が決まっていない沖縄県内の農地の割合が全体の76%に上ることがこのほど農林水産省の調査で明らかになった。国内では東京、大阪に次いで3番目に高い。農地所有者と担い手のマッチングは進んでおらず、農家の高齢化で耕作放棄地は広がる可能性がある。沖縄では農地の所有者を特定するのが難しいといった課題もある。(政経部・天願壮史朗)
2.農業や農地利用のあり方についてまとめる「地域計画」の策定で、各市町村が農地の所有者に10年後の土地利用の有無を確認。沖縄では所有者不明や未登記の農地があるといった課題が明らかになった。
3.2016年に就農し、糸満市でパッションフルーツやバナナなどを栽培する山城秀平さん(44)は「空いている農地を借りたくても持ち主を見つけるのが大変で、つてがなければ交渉にすらたどり着けない」と新規就農の難しさを語った。
4.また持ち主が分かっていても「知人や親戚以外に土地を貸したがらない農家は、担い手が見つかりにくい」(県担当者)と話す。
5.県内の農家からは「沖縄は平らな農地が少なく、整備が難しい」「整備済みですぐ使える農地が不足している」といった声もある。農地を借りることができても、原状回復をして返す際の費用が就農を難しくする要因になっているという。
6.県内の耕作放棄地の面積は農水省が統計を取り始めた2009年から2700ヘクタール前後で推移していたが、直近5年間は3600ヘクタールにまで増えている。高齢農家が体力的な問題で離農し、活用されないままになっている農地が増えている。
7.県担当者は「農業委員会が地権者へ個別に説明して耕作放棄地の解消に努めており、近年は横ばいで推移している」と説明。今後も地権者への説明を通じて就農希望者とのマッチングを支援していくという。
8.JAおきなわは離農する組合員の農地を含む生産基盤を第三者へ事業継承する仕組みとしてマッチングサイト活用を検討している。
(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1669570 参照 2025年9月13日)

(2)沖縄タイムス-日米共同訓練 情報公開に地域差 沖縄で未開催の住民説明会 大分や熊本では実施 1道7県でレゾリュート・ドラゴン25(政経部・嘉良謙太朗)-2025年9月13日 9:00-[考 南西「有事」]

 沖縄タイムスは、表題を次のように報じた。

1.自衛隊と米海兵隊が11日に開始した大規模実動訓練「レゾリュート・ドラゴン25」を巡り、防衛省が県外の一部自治体の住民説明会に参加し、訓練内容を直接説明していたことが分かった。沖縄を含む1道7県で計1万9千人が参加する。沖縄では県や地元自治体内容を伝えたが、説明会は開かれていない。県内自治体によっても情報公開の在り方に差がみられる。(政経部・嘉良謙太朗)
2.防衛省が高良沙哉参院議員(無所属)に提出した資料によると、8月20日に大分県玖珠町、同21日に熊本県山都町が開催した説明会に職員をそれぞれ派遣した。同省は町側から依頼があったとし「住民に訓練に対する理解を深めていただく機会となることから参加した」としている。
3.一方、県内では自治体から要望がなく、説明会も開催されていない。同省は「現時点で住民説明会を実施する計画はないが、日米共同訓練では、関係自治体にさまざまな形で情報提供させていただく」との考えを示している。これに対し、高良氏は「全島を戦場に見立てた大規模な演習がなされるにもかかわらず、住民に直接説明がないことに憤りを感じる」と指摘。自治体への説明もつい最近だったとし「住民から説明会を要求するには期間がなく、あまりにも差がある」と疑問視した。
4.沖縄防衛局は訓練開始1週間前の5日、県庁や与那国町役場を訪れ、訓練内容を報告。関係自治体との調整に時間を要した側面もあるが、県の又吉信基地対策統括監は「最終的に影響を受けるのは住民。(内容の説明から)時間がないと、知らないうちに演習が行われたという状況になり、少し混乱が起こる可能性がある」と述べ、早めの情報共有の必要性を示していた。
5.防衛省から得た情報の取り扱いを巡って自治体間でも差が生じている。県や石垣市、与那国町が防衛局からの説明資料や内容をホームページで掲載する一方、宮古島市は非公表。だが、12日に市のホームページで県が公表するリンクの紹介を始めた。
6.宮古島市は防衛省から提供を受けた資料であることを理由に挙げ、情報を得るには情報開示請求が必要との立場。ただ、開示請求手続き中に訓練が終わる可能性があり、市民からは疑問の声も上がっていた。
(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1669692 参照 2025年9月13日)

(3)沖縄タイムス-[戦後80年]学生ら50人 遺骨収集 戦争と平和に向き合う 糸満摩文仁で国際ボランティア協(社会部・當銘悠)-2025年9月13日 4:00

 沖縄タイムスは、表題を次のように報じた。

1.【糸満】NPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA、本部・東京)に所属する県内外の大学生ら約50人が4日から沖縄に滞在し、遺骨収集や平和学習に取り組んでいる。滞在は13日まで。糸満市摩文仁での遺骨収集では複数の人骨とみられる骨片を発見した。戦後80年の今年、戦の爪痕が残る現場で、それぞれが戦争と平和に向き合った。(社会部・當銘悠)
2.摩文仁の崖下には、戦後に捨てられたとみられる空き缶や空き瓶などのごみが堆積している。8日、メンバーはごみを回収しながら、スコップや熊手を使って土を掘り、土をふるいにかけて遺骨が交じっていないかを丁寧に確認した。
3.プロジェクトマネージャーで同志社大4年の犬飼梨央さん(22)は2022年に摩文仁での遺骨収集に参加して以来、今回で7回目。初めて参加した時に頭蓋骨が出てきて、戦争当時の厳しい状況に思いを巡らせたという。
4.曽祖父がマリアナ諸島で戦死したことを活動開始後に家族から聞き「ひいおじいちゃんに呼ばれているのかも」と感じた。「まだ土の中に眠っている方々がいると思うと『戦争が終わり平和になった』と一言では言い切れない」と語った。
5.「平和の大切さに気づくことができた」と振り返るのは、初めて参加した東洋大2年の森妃奈香さん(19)。立命館大4年の大岡千鶴さん(22)は「資料館で学んだ後、現場に来て肌身で感じることができた。戦争や平和について発信する側になっていかないといけない」と決意を述べた。
6.IVUSAのメンバーは平和学習として、豊見城市の旧海軍司令部壕や八重瀬町内のガマの他、県平和祈念資料館なども巡った。
7.IVUSAは1993年に設立された大学生中心のNPO。国際協力や環境保護などさまざまな分野で活動しており、現在約2700人の大学生が所属している。
(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1669539 参照 2025年9月13日)

(4)琉球新報-トランスジェンダー「伝染」 参政・和田那覇市議 議会で発言 識者「さらなる偏見」懸念 沖縄(藤村謙吾、安里洋輔)-2025年09月13日 05:00

 琉球新報は、表題を次のように報じた。

1.参政党の和田圭子那覇市議が、12日の同市議会9月定例会一般質問で、トランスジェンダーについて「伝染する」と発言した。公的な立場にいる市議の公的な場で行われた、トランスジェンダーを病気扱いするような発言に、識者は「さらなる排除や偏見を生む」と強い懸念を示し、当事者らから怒りや不安の声が上がった。
2.和田市議の一般質問事前通告書には、トランスジェンダーの児童・生徒数などを問う項目があり、市民団体が11日に質問を取り下げるよう抗議していた。12日、通告通り質問は行われ、同質問に対して市教育委員会は「人数は、プライバシー保護の観点から調査を行っていない」と答弁した。
3.和田市議は答弁を受け、米国の元トランスジェンダー当事者の言葉を引き「伝染する」と発言。その後、トランスジェンダーの生徒に必要な対応は「配慮より心の傷を治療できる心理士を紹介―」と持論を述べた。
4.県差別のない社会づくり条例の制定に委員として関わった白充(ペクチュン)弁護士は「トランスジェンダーについて『伝染する』というような表現を、公的な立場にある人が使うことは極めて不適切」とし、差別・偏見を伴う形で人々に広まる可能性を懸念する。
5.「トランスジェンダーの人たちが置かれてきた立場を考えると、さらなる排除や偏見を生む可能性が高く、那覇市の「性の多様性を尊重する都市・なは」宣言や「沖縄県差別のない社会づくり条例」の理念にも反する」と指摘した。
6.一般質問を傍聴した、性的少数者をサポートする活動をしている40代の女性は「今日が、少数者への差別の始まりだと感じた。矛先はトランスジェンダーだけでなく、障がい者にも向けられていくのではないか」と不安を口にした。(藤村謙吾、安里洋輔)
(https://ryukyushimpo.jp/news/politics/entry-4611410.html 参照 2025年9月13日)

(5)琉球新報-全島エイサーまつり開幕 道ジュネーの熱気、迫力に観衆ワクワク 沖縄市で14日まで(福田修平)-2025年09月13日 05:00

 琉球新報は、表題を次のように報じた。

1.「第70回記念沖縄全島エイサーまつり」(主催・同実行委員会=沖縄市、琉球新報社、沖縄テレビ放送、沖縄市観光物産振興協会、沖縄市青年団協議会)が12日夜、開幕した。沖縄市のゲート通りや国道330号の一部で「道ジュネー」が行われ、市内の9の青年会が道路で勇壮な演舞を披露し、沿道に集まった観衆からは声援が送られた。
2.ゲート通りには二つの演舞会場も設けられ、こども会や大学のエイサー団体などが出演。市民団体から反発の声が出ていた陸上自衛隊第15旅団エイサー隊も出演し、演舞を披露した。全島エイサーに初めて訪れたという那覇市の山城光江さん(59)は「生で見ると迫力がすごい」と喜んだ。
3.13日はコザ運動公園陸上競技場で第47回「沖縄市青年まつり」が午後3時から開催。14日は同競技場で本祭が開かれる。(福田修平)
(https://ryukyushimpo.jp/news/region/entry-4611426.html 参照 2025年9月13日)


by asyagi-df-2014 | 2025-09-14 06:46 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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