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イスラエルによる「ラファ攻撃」は許されない。(2)

 マスコミに「ラファ攻撃」が文字や画像で流される。
 しかし、すでに、問題は「人道」の視点からは隠しきれない状況にある。

 2024年5月24日、国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)は、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルに対し、暫定措置としてガザ南部ラファでの軍事作戦の即時停止などを命じた。

 このことに関して、朝日新聞は、次の様に報じた。
(1)朝日新聞-ラファでの作戦停止、命令 イスラエルに 国際司法裁判所-2024年5月25日 5時00分
1.国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)は24日、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルに対し、暫定措置としてガザ南部ラファでの軍事作戦の即時停止などを命じた。ICJはこれまで、ジェノサイド(集団殺害)行為を防ぐ「全ての手段」を講じるよう命じていたが、ガザでの被害が拡大し続けるなか、初めて軍事作戦の停止に踏み込んだ。
2.今回の暫定措置命令は、昨年末にイスラエルを提訴した南アフリカが、今月10日に追加の暫定措置としてラファへの攻撃を緊急停止するようICJに求めたことを受けたもの。イスラエルを支援する米国を含め、国際社会で侵攻への批判が高まるなか、今回の措置命令でイスラエルへの圧力がさらに強まる。
3.命令には法的拘束力があるが、ICJに強制的な執行手段はない。ガザのイスラム組織ハマスの壊滅に固執するイスラエルがただちに攻撃を停止するかは不透明だ。
4.ICJはこれまで、ジェノサイドを防ぐ「全ての手段」をとることなどを命じる暫定措置命令を出している。イスラエルは人道支援物資の提供に協力して「命令に従っている」と主張している。(ブリュッセル=森岡みづほ)
(https://digital.asahi.com/articles/DA3S15942534.html?unlock=1#continuehere 参照)

(2)朝日新聞-イスラエル、国際司法裁の停止命令後もラファ空爆 「戦う義務ある」(森岡みづほ、下司佳代子、佐藤達弥)-2024年5月25日 22時00分
1.国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)は24日、パレスチナ自治区ガザに侵攻するイスラエルに対し、暫定措置としてガザ南部ラファでの軍事作戦の即時停止などを命じた。だが、イスラエル側は戦闘継続の姿勢を堅持。その後もラファで空爆を行い、壊滅的な人道状況に歯止めがかかる見通しは立たない。
2.ICJはこれまで、ジェノサイド(集団殺害)行為を防ぐ「全ての手段」を講じるよう命じていたが、今回、初めて軍事作戦の停止に踏み込んだ。サラム裁判長は「イスラエルのラファへの軍事作戦は、さらなる回復不能な損害を発生させる危険がある」と決定理由を述べた。
3.イスラエルの攻撃がジェノサイドにあたるとしてICJに提訴した南アフリカや、地域大国のサウジアラビア、エジプトは今回の判断を歓迎。南アのラマポーザ大統領は、世界各国に向けて「イスラエルとの関係を再考する」ことを求めるなど、国際的な圧力は強まっている。グテーレス国連事務総長は24日、「(イスラエルなどの)当事者が裁判所の命令に従うと信じている」との声明を報道官を通じて出した。
4.だが、イスラエル側に作戦停止の兆候はない。戦時内閣メンバーのガンツ前国防相は24日、声明で「人質を取り戻し、自国民の安全を確保するため、イスラエルはラファを含め、いついかなる場所でも戦う義務がある」と強調。AFP通信などによると、イスラエル軍は25日もラファなどを空爆し、停止命令の「範囲外」となったガザ北部や中部での攻撃もやめてはいない。
(人道危機の抑止効果、限定的か)
1.一方、イスラエルと戦闘を続けるイスラム組織ハマスは24日、「我々はICJがガザ全域での侵略と虐殺を止める決定を下すと期待していた」とし、作戦停止の対象をラファに限定したことへの不満を見せた。
2.ICJの命令には法的拘束力があり、関係国が履行しなければ国際法違反になるが、強制的な執行手段はない。そのため、すでに3万5千人超が犠牲となっている人道危機への抑止効果は限定的との見方もある。
3.こうしたなか、イスラエルの最大の後ろ盾である米国は、ブリンケン国務長官が24日、ガンツ前国防相と電話協議した。米国務省によると、ラファでの大規模地上作戦について反対する米国の立場を改めて伝えたという。米国は、現在のところは規模などが限定的だとして、イスラエル軍は一線を越えていない、という認識だ。(森岡みづほ=ブリュッセル、下司佳代子=ワシントン、佐藤達弥)
(https://digital.asahi.com/articles/ASS5T3W7BS5TSFVU1SJM.html?pn=6&unlock=1#continuehere 参照)




by asyagi-df-2014 | 2024-06-24 19:14 | パレスチナ | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人