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 沖縄-辺野古-高江から-2024年3月19日

 沖縄の基地問題は、一人一人の人々の生活の幅そのもの。
 「『子どもたちにとって不安な場所になってほしくない』。東山(あがりやま)で生まれ育った新垣宣道(よしつね)さん(36)と名嘉真幸人さん(36)は自分たちの幼少期を今の子どもたちの姿に重ねる。昨年12月、防衛省がうるま市石川のゴルフ場跡地に陸上自衛隊の訓練場を整備するという計画が突如として持ち上がった。予定地のすぐ近くには、2人が「何度も遊んだ」という東山ふれあい公園がある。『地元のために何かできないか」。2人は初めて署名運動に取り組んだ。』、と琉球新報。
 また、「地元の旭区自治会は1月14日に住民の全会一致で計画への反対を決議した。その後、計画断念を求める署名活動を開始。これまで自治会活動などに関わりのなかった住民が署名を自治会に届けにくるなど、住民の断念を求める声が顕在化してきた。住民の声に押され、周辺自治会が相次いで反対を決議。2月1日には石川地区自治会長連絡協議会が反対を表明した。反対の声が石川地区に波及する中、防衛省は2月11日に住民説明会を開いた。新垣さんは『全然納得できなかった』と説明会を振り返る。防衛省は住民からの質問に『回答していない。住民の意見を取り入れてほしい』と疎外感は残ったままだ。『(訓練場を)許してしまったらどんどん危険性の高いものが入ってくる』と不安は募る。」(琉球新報)、と。

 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 何よりも、自らが沖縄から受け取るものを明確にするために。それは、捉え直しとして。
 2024年度も、改めて琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

(1)琉球新報-自分たちの幼少期といまを重ね 整備予定地、公園に接近 幼なじみ2人で署名活動<日常を守る・うるま陸自訓練場断念を求めて>上(金盛文香)-2024年03月17日 14:58

 琉球新報は、表題を次のように報じた。

1.「子どもたちにとって不安な場所になってほしくない」。東山(あがりやま)で生まれ育った新垣宣道(よしつね)さん(36)と名嘉真幸人さん(36)は自分たちの幼少期を今の子どもたちの姿に重ねる。昨年12月、防衛省がうるま市石川のゴルフ場跡地に陸上自衛隊の訓練場を整備するという計画が突如として持ち上がった。予定地のすぐ近くには、2人が「何度も遊んだ」という東山ふれあい公園がある。「地元のために何かできないか」。2人は初めて署名運動に取り組んだ。
2.「生まれた時から東山」という2人。東山ふれあい公園は「地元の子が集まる場所」だ。併設する旭区公民館ではサークル活動も盛ん。14歳からブレイクダンスを始めた2人は、同公民館で練習することもあった。
3.公園や公民館は訓練場予定地からはわずか200~300メートルほどしか離れていない。今も子どもたちは公園を駆け巡る。「子の遊び場が危険であってはいけない」と名嘉真さんは思いを話した。
4.「何かできることはないか」。2人はダンスを通して、若い世代へ認知を広げようと旭区公民館でイベントを開催した。計画の断念を求める署名も同時に集めると、一日で約100筆が集まった。名嘉真さんは「問題は深刻だけど、楽しみながら知ってもらえたらいい」と行動の継続を力強く語る。(金盛文香)
5.うるま市の石川ゴルフ場跡地で計画されている陸上自衛隊の訓練施設整備について、白紙撤回を求める声が地元から市全体、全県へと広がり大きなうねりとなっている。20日に市民集会が開催されるにあたり、住民の思いを聞く。
6.「は?」思わず声が出た。東山(あがりやま)に住む新垣宣道(よしつね)さん(36)は市石川のゴルフ場跡地に防衛省が陸上自衛隊の訓練場を整備する計画を、テレビのニュースで知った。「住民は無視されている感じがする」と疎外感を口にした。急に自分の近くにやってきた訓練場計画。「人ごとではない」と新垣さんの意識はこれまでと大きく変わった。
7.「政治には興味なかったし、署名もしたことがなかった」。苦笑いしながらそう語る新垣さんだが、地元の人と会話するうち、計画への危機感が募ってきた。「若い人に知ってほしい。自分たちで声を上げていこう」。幼なじみの名嘉真幸人さん(36)と若い世代を意識したイベントを開き、断念を求める署名を集めた。
8.地元の旭区自治会は1月14日に住民の全会一致で計画への反対を決議した。その後、計画断念を求める署名活動を開始。これまで自治会活動などに関わりのなかった住民が署名を自治会に届けにくるなど、住民の断念を求める声が顕在化してきた。
9.住民の声に押され、周辺自治会が相次いで反対を決議。2月1日には石川地区自治会長連絡協議会が反対を表明した。反対の声が石川地区に波及する中、防衛省は2月11日に住民説明会を開いた。
10.新垣さんは「全然納得できなかった」と説明会を振り返る。防衛省は住民からの質問に「回答していない。住民の意見を取り入れてほしい」と疎外感は残ったままだ。「(訓練場を)許してしまったらどんどん危険性の高いものが入ってくる」と不安は募る。
11.訓練場予定地に隣接し、石川岳のふもとにある県立石川少年の家では宿泊学習をした記憶もある。友達と石川岳を登ったこともある。新垣さんは宮森小学校出身。1959年に同小学校で起きた米軍ジェット機墜落事故の話も頭をよぎる。
12.自分ごととして問題に直面し、新垣さんの意識は大きく変わった。これまで「年配の方がやるもの」だった抗議行動。生まれ育ち、思い出の詰まった地元を「不安な場所にしたくない」と立ち上がった。子どもたちにとって地元を守る行動が「当たり前になってくれるといい」と前を向く。(金盛文香)
(https://ryukyushimpo.jp/news/national/entry-2905333.html 参照 2024年3月18日)
(https://ryukyushimpo.jp/news/national/entry-2905359.html 参照 2024年3月18日)

(2)琉球新報-議場で「うそ」問われる資質 議会の監視能力に批判も 南城市長セクハラ疑惑 沖縄(上江洲仁美、南彰)-2024年03月18日 05:00

 琉球新報は、表題を次のように報じた。

1.古謝景春南城市長のセクハラ疑惑を巡り、市役所内のハラスメントに関する特別委員会を設置した市議会は18日、2月議会の最終日となる。市長は「(議場で)うそをついた」と言って説明を変えたり、被害を訴えた女性の個人情報を暴露したり、公人としての資質を疑われる言動を重ねた。市民からは、市長の姿勢だけでなく、議会の行政監視能力への批判も出ている。
2.市長が「うそをついた」と言い出したのは14日午後0時半ごろ。午前中の議会で「(県警から)事情聴取を受けている」と答弁した内容を確認する取材に対してだった。記者から「議場でうそをついたということですか」と問われると、「うそをついた。ははは」と笑いながら、市長室に入っていった。
3.午後の本会議で「弁護士に事情を話している」と発言を訂正したが、県警から事情聴取を受けていることが関係者への取材で明らかになっている。
4.市長は元運転手の女性が市に被害を申告した当初は「すみませんでした」「私はいつでも辞める覚悟です」と女性にメッセージを送っていた。現在は疑惑を否定し「自分が被害者と思っている」と主張、発言が変遷している。
5.3月12日の議会では、市長は質問者から聞かれていない女性の経歴などを一方的に公表。2月末にはSNSにも投稿し、識者から「人権問題で、声を上げようとする人への脅し」と批判されている。市議会特別委員会が投稿の削除を要請したが、削除を拒否した。
6.古謝市長を巡っては、市議有志が1月に公表した職員アンケートで「市長からセクハラを受けた」という回答が複数寄せられた。
7.市議会特別委で新たな職員アンケートを実施する方向だが、市長は「前市長時代と私の市政時のアンケートを早急に調査する事を確認しました。前市政の恐ろしさが確認されます」とSNSに投稿。特別委の調査への介入を示唆し、特別委の調査の公平性に疑問が生じている。
8.一方で、市内外の有志でつくる「ハートのまち南城 人権ファーストの会」が提出した第三者委員会の設置を求める陳情は11日、特別委の安谷屋正委員長の判断で採択が見送られた。
9.同会メンバーは「市長をかばおうとしてるとしか見えない」「二元代表制を自覚しているのか」と抗議したが、安谷屋委員長は「本人がやってないと言うものをわれわれは疑うわけにはいきません」と語った。
10.同会は18日午前9時から市役所前で抗議のスタンディングを実施する。(上江洲仁美、南彰)
(https://ryukyushimpo.jp/news/politics/entry-2906658.html 参照 2024年3月18日)


by asyagi-df-2014 | 2024-03-19 06:14 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人