安倍「国葬」を見る。-沖縄から「分断」の意味を-
2022年 10月 07日
安倍「国葬」とは何だったのか。
きちんとした総括・視点が必要である。
ここでは、沖縄からの視点からこのことを見てみる。
琉球新報は2022年9月28日、安倍「国葬」への一般参加者の様子について、「国葬の一般弔問客の『沖縄』へのまなざし…安倍政権がもたらしたもの <記者ノート>(安里洋輔)」、と次のように報じた。
1.沖縄にとって安倍晋三元首相は功罪相半ばする存在だった。憲政史上最長の政権を築いた安倍氏がもたらした「本土」と「沖縄」の分断を、国葬儀(国葬)の一般の弔問客への取材を通じても痛感させられた。
2.途切れることのない参列者の長い列。千葉県から参加したという40代の女性に声を掛けた。「琉球新報の記者だ」と名乗ると、いぶかしげな視線を向け、辺野古新基地建設反対を掲げた玉城デニー氏が当選した知事選を「どう思うか」と問いかけてきた。「県民の判断だ」と答えると、女性は「でも」と前置きし「マスコミしか信じない高齢者の票で当選した」と畳みかけ「だって沖縄の人たちは下だから」と吐露した。何が「下」なのか明言しなかったが、偏見のまなざしをはっきりと感じた。怒りを抑え、先の大戦を知る彼らが日本で唯一の地上戦を経験した人たちであること、ロシアに侵攻されるウクライナと同じ状況だったことを説明すると、女性はようやく聞く耳を持ったようだった。
3.大阪府から訪れた別の女性(64)は離島の自然にほれ込み、30年近く通う「沖縄ファン」だという。「沖縄には基地が必要」と断言するが、主要な情報源はインターネット。女性の主張には「米軍普天間飛行場は何もない場所に作られた」といったうその言説も交じっていた。
4.取材は2時間を超え、いつしか沖縄の立場を説明する者と、沖縄に凝り固まった視点を向け続ける者が対話する場になっていた。
5.思えば彼女らが口にした沖縄を日本から切り捨て、都合よく認知する言説が激しさを増したのは、安倍政権下の約10年間と重なる。異なる立場にある者同士が歩み寄ることのない状況を生み出した政権の集大成が、国葬の是非を巡って「反対派」と「賛成派」が罵声を飛ばし合う現場の風景だった。もう二度とあんな分断はごめんだ。炎天下の武道館前で、取材とは呼べない対話を続けている最中、そんなことを思い続けた。
(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1591283.html 参照 2022年9月28日)
なんともまあ、歯ぎしりの聞こえそうな報告である。
琉球新報歯、安倍「国葬」を、「『本土』と『沖縄』の分断を、国葬儀(国葬)の一般の弔問客への取材を通じても痛感させられた。」、と喝破する。また、「思えば彼女らが口にした沖縄を日本から切り捨て、都合よく認知する言説が激しさを増したのは、安倍政権下の約10年間と重なる。」、と安部晋三元首相の政権下で行われた欺瞞に満ちたその実像を抉り出す。
どうやら、安倍「国葬」は、より一層の「分断」を持ち込んだに過ぎない。。
では、沖縄の二紙が、安倍「国葬」をどのように報告しているのか。
最初に、沖縄タイムスから。
沖縄タイムスは2022年9月28日、「[大弦小弦]安倍政治の本質に目を」、と報じた。
1.「アンポ、ハンターイ」とデモ隊をまねる当時5歳の安倍晋三氏を、祖父の岸信介首相は笑って見ていたという。1960年、日米安保条約に反対する33万人に囲まれた官邸の中で、である
2.安倍氏は自ら首相の座に就いた後、著書の中でこの出来事を振り返っている。大きな反発にあっても泰然と過ごす祖父の姿を「私の原点」と取り上げた。日米同盟を基軸とする岸政治は安倍政治に連なっていく
3.27日の国葬で、盟友の菅義偉前首相は「信念と決意で難題を乗り越えた」と安倍氏を称(たた)えた。集団的自衛権の行使容認を含む安保法制の整備は国論を二分しながら成立にこぎ着けた一例だろう
4.しかし米国の戦争に巻き込まれる危険性を高めたともいわれる。政府が台湾有事を想定し、南西諸島への避難シェルター設置を検討するなど沖縄への影響は計り知れない
5.岸氏が命懸けで取り組んだ日米安保は社会に溶け込む一方、沖縄に米軍基地の7割以上が集中する状況を生み出している。岸氏や安倍氏は「国のために」と反対を押し切り、自分の信念を貫いたのかもしれない。ただ負担や不安、分断を一部の地域や国民に押し付けることで成り立ってきたのではないか
6.安倍政治とは何だったのか。非業の死の衝撃や国葬の是非と別に、本質に目を向け、検証する作業は残されている。(福元大輔)
(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1031972 参照 2022年9月28日)
次に、琉球新報から。
琉球新報は2022年9月27の朝、「『沖縄への心なかった』 安倍政権と向き合った元衆院議員・仲里利信さん きょう国葬」、と報じた。
1.安倍晋三元首相の国葬が27日に東京で行われる。自民党の県議、無所属の衆院議員として安倍政権と向き合った仲里利信さん(85)=南風原町=は「安倍政権は沖縄に対する心がなかった」と振り返り、国葬に疑問を呈した。
2.仲里さんが安倍元首相と聞いて真っ先に思い浮かべるのは2007年の教科書検定問題だ。文部科学省の教科書検定で沖縄戦の「集団自決」(強制集団死)に関する日本軍強制の記述が修正・削除された。「軍隊を賛美するやり方の行く先は戦争準備だ。沖縄をまた戦争に巻き込むつもりか」
3.当時、仲里さんは自民党の県議で、県議会議長だった。超党派の県民大会を先導し、検定意見撤回と記述回復を求めた。党員としての立場より先に、戦争体験者として怒りがこみ上げていた。
4.県議を引退後は自民党県連顧問、西銘恒三郎衆院議員の後援会長を務めた。しかし、自民党県連が辺野古新基地建設容認に公約を転換したことに憤り、後援会長を辞任。14年の衆院選では西銘氏と同じ沖縄4区から出馬し、当選した。仲里さんは保革を超えた「オール沖縄」の象徴とも呼ばれた。
4.衆院議員として対峙(たいじ)したのも安倍政権だった。仲里さんは毎週2件の質問主意書を出し、辺野古の軟弱地盤、過大な海上警備費、沖縄に対する政治姿勢などを追及した。1件当たりの質問は約20項目。事務方から減らすよう求められても、質問主意書を出し続けた。
5.閣議決定された回答は、いつも「質問の趣旨は明らかではないが」と定型の前置きがあり、質問には答えず、政府見解が記された。在任中に出した質問主意書は132件。回答を見て感じたのは「安倍政権は沖縄と向き合う意志がない」ということだった。
6.仲里さんは、尊敬する政治家として元官房長官の野中広務さんや初代沖縄開発庁長官の山中貞則さんなど自民党の重鎮を挙げる。「自民党はかつて『償いの心』で沖縄と向き合っていた。だが、安倍政権は議論せずに切り捨てていた。自民党には『安倍自民党』と、それ以前の自民党がある」と語り、安倍政治の異質さを強調した。(稲福政俊)
(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1590750.html 参照 2022年9月27日)
沖縄から見えた安倍「国葬」は、次のものであった。
1.「岸氏や安倍氏は「国のために」と反対を押し切り、自分の信念を貫いたのかもしれない。ただ負担や不安、分断を一部の地域や国民に押し付けることで成り立ってきたのではないか。」(沖縄タイムス)
2.「安倍政権は議論せずに切り捨てていた。『自民党には安倍自民党と、それ以前の自民党がある』と語り、安倍政治の異質さを強調した。」(琉球新報)
やはり、安倍政治には、政治の劣化という言葉だけでは納められない問題が横たわっている。
今回の安倍「国葬」が示した「『本土』と『沖縄』の分断とは、国葬儀(国葬)の一般の弔問客への取材を通じても痛感させられた。」(琉球新報)との指摘の背景とは、「安倍政権は沖縄に対する心がなかった」(琉球新報)ということが作り出してきたものである。 沖縄タイムスは、「安倍政治とは何だったのか。非業の死の衝撃や国葬の是非と別に、本質に目を向け、検証する作業は残されている。」、と指摘する。
この「分断」が、今まさに、日本政府が沖縄に安全保障の問題として突きつけれれていることを、安倍「国葬」は示している。
日本侵攻の危機と急がれる改憲をどうか知って下さい
大変恐縮に存じますが、この危機をどうか皆様に知って頂きたいです。
中国のミサイルが初めて日本のEEZに着弾する深刻な危機の中、
敵国が望む改憲阻止の為、中韓と連携し野党メディアが倒閣へ扇動をかける状況にどうか気付いて頂きたいです。(09年は扇動が成功)
メディアが全力で守る野党は北と韓国政府から資金投入されている朝鮮総連、殺人を犯している革マル等、
反社勢の献金をバックに要望を政策に反映する程の癒着は触れず、国会で改憲政策妨害一色の裏で、
中朝は核の標準を日本に向け、侵略虐殺の手を拡げながら次は日本の尖閣を狙い侵犯を激化、
ロシアは昨年北海道侵攻予定であった事、今改憲せず攻撃力を持たずの現防衛力では、
多くの日本人を銃殺した韓国の竹島不法占拠、北の日本人拉致、中国の尖閣侵犯にも、9条により日本は国を守る為の手出しが何一つ出来ない事が示しています。
中韓の間接侵略は、野党が法制化を目指す外国人参政権や戸籍廃止への夫婦別姓、日本分断を図る維新の道州制や日本人のみ弾圧対象ヘイトスピーチ法等、多様性と言う"中韓の声反映"に始まっており、
野党の反対によりスパイ防止法が無い日本で、制度の危険性を隠し世論を誘導する現状からも、日本衰退工作は最終段階である事、
日本でウクライナの悲劇を生まぬ為、一人でも多くの方に目覚めて頂きたいと切に思い貼らせて頂きます。
https://pachitou.com/2022/07/23/
長文、大変申し訳ありません。
大変恐縮に存じますが、この危機をどうか皆様に知って頂きたいです。
中国のミサイルが初めて日本のEEZに着弾する深刻な危機の中、
敵国が望む改憲阻止の為、中韓と連携し野党メディアが倒閣へ扇動をかける状況にどうか気付いて頂きたいです。(09年は扇動が成功)
メディアが全力で守る野党は北と韓国政府から資金投入されている朝鮮総連、殺人を犯している革マル等、
反社勢の献金をバックに要望を政策に反映する程の癒着は触れず、国会で改憲政策妨害一色の裏で、
中朝は核の標準を日本に向け、侵略虐殺の手を拡げながら次は日本の尖閣を狙い侵犯を激化、
ロシアは昨年北海道侵攻予定であった事、今改憲せず攻撃力を持たずの現防衛力では、
多くの日本人を銃殺した韓国の竹島不法占拠、北の日本人拉致、中国の尖閣侵犯にも、9条により日本は国を守る為の手出しが何一つ出来ない事が示しています。
中韓の間接侵略は、野党が法制化を目指す外国人参政権や戸籍廃止への夫婦別姓、日本分断を図る維新の道州制や日本人のみ弾圧対象ヘイトスピーチ法等、多様性と言う"中韓の声反映"に始まっており、
野党の反対によりスパイ防止法が無い日本で、制度の危険性を隠し世論を誘導する現状からも、日本衰退工作は最終段階である事、
日本でウクライナの悲劇を生まぬ為、一人でも多くの方に目覚めて頂きたいと切に思い貼らせて頂きます。
https://pachitou.com/2022/07/23/
長文、大変申し訳ありません。
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by asyagi-df-2014
| 2022-10-07 18:25
| 書くことから-いろいろ
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