沖縄-辺野古-高江から-2021年1月27日
2021年 01月 27日
「2016年に返還された国頭村安田の米軍北部訓練場跡地から、実弾とみられる銃弾1発が見つかった。発見場所はヘリ発着場『LZ―FBJ』跡地で、チョウ類研究者で、返還地の米軍廃棄物について調査を続けている宮城秋乃さんが24日、見つけた。宮城さんは北部訓練場跡地から、米軍が残したとみられる銃弾をこれまで約2500発見つけているが、実弾は今回が初めて。発砲音がするだけの空包と違い、実弾は殺傷力が高い。」、と琉球新報。
この問題について、「宮城さんによると、直径は約12ミリ、長さは約70ミリ。小銃や狙撃銃、機関銃などで用いるタイプとみられる。発見地点は世界自然遺産の推薦地域に含まれている。宮城さんは『支障除去をしないまま世界遺産に推薦するのは矛盾する。【米軍基地のおかげで(乱開発から)自然が守られた】という言説を広めることにつながる』と懸念した。」、と伝える。
沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
何よりも、自らが沖縄から受け取るものを明確にするために。
2021年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
2021年1月27日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。
(1)琉球新報-北部訓練場跡から実弾 国頭村安田のヘリ発着場で発見-2021年1月27日 06:30
【国頭】2016年に返還された国頭村安田の米軍北部訓練場跡地から、実弾とみられる銃弾1発が見つかった。発見場所はヘリ発着場「LZ―FBJ」跡地で、チョウ類研究者で、返還地の米軍廃棄物について調査を続けている宮城秋乃さんが24日、見つけた。宮城さんは北部訓練場跡地から、米軍が残したとみられる銃弾をこれまで約2500発見つけているが、実弾は今回が初めて。発砲音がするだけの空包と違い、実弾は殺傷力が高い。
同訓練場での実弾射撃訓練は、1972年の沖縄の日本復帰時に在沖基地使用条件を日米間で定めた「5・15」メモで認められている。一方、復帰前の70年、米軍が安田で実施しようとした実弾射撃訓練について、村民らが阻止して以降、実弾訓練は実施されていない。今回見つかった銃弾が米軍の実弾であれば、持ち込まれた時期も焦点になりそうだ。
宮城さんによると、直径は約12ミリ、長さは約70ミリ。小銃や狙撃銃、機関銃などで用いるタイプとみられる。発見地点は世界自然遺産の推薦地域に含まれている。宮城さんは「支障除去をしないまま世界遺産に推薦するのは矛盾する。『米軍基地のおかげで(乱開発から)自然が守られた』という言説を広めることにつながる」と懸念した。
沖縄防衛局は本紙取材に対して、発見者から実弾を発見したという連絡は受けていないとした上で、「廃棄物などが発見された場合は土地所有者や関係機関と調整の上、除去してきた。引き続き適切に対応する」とした。
(2)沖縄タイムス-「何も知らされていない」「地元に影響はある」と住民 辺野古に陸自常駐の秘密合意-2021年1月26日 16:00-[自衛隊 沖縄50年]
沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。
①「陸上自衛隊と米海兵隊が沖縄県名護市辺野古の新基地に陸自の離島防衛部隊「水陸機動団」常駐を極秘合意していたことに25日、名護市民からは『何も知らされていない』との戸惑いや『到底容認できない』『陸自も米軍も基地があるのは同じ』などとさまざまな声が上がった。」
②「久志区の棚原憲栄区長は『地元に何も知らせず極秘合意したという報道が事実なら、到底容認できることではない』と不信感を示し『今後の対応については、詳細を踏まえ検討する』と慎重に見極めるつもりだ。」
③「辺野古区の古波蔵太区長は報道を受け、朝一番で沖縄防衛局に確認。『そんな事実はないとの回答だった』といい『区民から数件問い合わせがあった。区として協議する予定はない』。豊原区の宮城直美区長も『その事実はないと防衛局から聞いている』と静観する。」
④「新基地建設に反対する西川征夫さん(76)=辺野古区=は『負担軽減どころか、辺野古が恒久的に防衛の最大の拠点になり得る』と危惧し『今こそ、問題の重要性を考えてほしい』」と訴える。米軍キャンプ・シュワブゲート前では同日も、新基地建設への抗議活動が続いた。大西章さん(69)=名護市=は『本土の人に沖縄の現実に目を向けてもらうよう、非暴力の抗議を続けていく』。中村淑子さん(68)=同市=は、陸自の常駐で米軍との合同訓練が増え、騒音被害などが増えることを懸念。『県民の気持ちを顧みない政府に腹が立つ』と厳しく批判した。」
⑤「一方、新基地建設に「条件付き容認」の許田正儀さん(71)=辺野古区=は「米軍だけでも陸自との共同使用でも、基地で地元が影響を受けることは同じ』と冷静に受け止める。もろ手で賛成はしないが、国の力で工事は進むとし『子や孫に基地だけ残すわけにはいかない。地元のため、目に見える施策を』と切望する。」
⑥「米軍と陸自の『共存』に、退官自衛官でつくる県隊友会の名誉顧問・石嶺邦夫さんは、中国が尖閣周辺で領海侵入を繰り返す状況を踏まえ『自分の国を自分で守るとの観点から言えば、米軍基地に自衛隊が常駐するのは空き巣から家を守るため用心を固めるのと同じ』と話す。同時に『反対の声もあり、自衛隊が絡めば問題の複雑さが増すのでは』と、手続きや地元への説明の丁寧さを欠くことがないよう要望した。」
(3)沖縄タイムス-[辺野古共用基地 自衛隊 沖縄移駐50年](2) 陸自巡り陸軍に嫉妬 機動団本部移転も提案 海兵隊の思惑-2021年1月27日 05:00
沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。
①「『私の一番好きな話題だ』と、在日米海兵隊のニコルソン司令官(在沖米四軍調整官)は即答した。2017年の記者会見。沖縄の米軍基地に陸上自衛隊の水陸機動団が配備されるのではないか、と問われた時のことだ。『個人としては非常に期待している。基地の共同使用が未来の形だ。グアムやハワイへの移転で海兵隊員の人数が減少し、そこに水陸機動団が来ることは理解できる』。問わず語りに、歓迎の言葉を並べた。」
②「言葉だけではない。ニコルソン氏は15年の着任後、すぐに動いた。陸自トップの岩田清文陸上幕僚長との間で、辺野古新基地に水陸機動団の常駐を受け入れる極秘合意を結んだ。」
③「元陸自幹部は『海兵隊はカウンターパート(相手方)としての常駐を求めている』と証言する。これには、陸自にとっての相手方が米四軍のうち海兵隊と陸軍の二つにまたがっている事情がある。」
④「陸自はすでにキャンプ座間(神奈川県)で陸軍の中枢部隊と同居し、連携を深めている。『日本にいる陸軍は輸送部隊が中心。それなのに陸自が陸軍を重視し、実戦部隊がいる海兵隊を軽視していることにはワシントン(海兵隊総司令部)も不満だった』と元陸自幹部は説明する。」
⑤「『三角関係』がもつれ、海兵隊が陸自と陸軍の蜜月に嫉妬した構図とみることもできる。もちろん、水陸機動団を招き入れれば海兵隊の基地使用に制約も生まれる。15年まで在日米海兵隊司令官の任にあったウィスラー氏は当初、慎重姿勢を示していた。途中で賛成に転じた背景について、元陸自幹部は『ワシントンの政治判断があった。国防総省、ホワイトハウスまで了承を得ていたはずだ』と語る。その後、積極姿勢は後任のニコルソン氏ら歴代司令官に引き継がれた。」
⑥「海兵隊の要望は陸自と合意した水陸機動団の連隊一つの常駐にとどまらない。ニコルソン氏は、今は長崎県にある水陸機動団の本部機能ごと辺野古新基地に引っ越すよう求めた。」
⑦「昨年7月に在米シンクタンクが開いたオンラインシンポ。在日米海兵隊司令官や国防次官補を歴任したグレグソン氏は『米軍と自衛隊が真に統合された軍事力として機能できる司令部機能が必要だ』と説いた。」
⑧「陸自にとっても望むところ。沖縄を管轄する西部方面総監で退官した番匠幸一郎氏は同じシンポで『日米合同の常設司令部を設置する必要がある』と口をそろえた。」
(4)沖縄タイムス-嘉手納基地で120人が軽傷の火事 燃えた施設は安全基準を満たさず-2021年1月27日 09:31
沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。
①「沖縄県の米軍嘉手納基地内の危険物取り扱い施設で昨年6月に起きた火災は、施設が高温多湿で、安全に保管するために推奨される基準を満たしていない状況で発生していたことが分かった。施設内で次亜塩素酸カルシウムを保管していた箱が劣化し破れるなど、保管状況もずさんだった。米空軍地上事故調査委員会の調査報告書で明らかになった。」
②「火災は同カルシウムを有害廃棄物処理施設へ移送するため、再梱包(こんぽう)作業中に発生。35度以上で化学変化を起こし、可燃物を発火させる恐れがある。煙などで軍人など115人と日本人従業員5人が軽傷を負ったが、基準値を超える有毒ガスは検出されなかった。推定損失額は約260万ドル(約2億6900万円)。」
③「第18航空団司令官のジョエル・キャリー准将は25日、周辺自治体の首長らに調査結果を報告。有害物質の保管点検を強化し、同カルシウムは在日空軍施設から大部分が撤去されたという。當山宏嘉手納町長は『絶対にあってはならない事故であり、保管する施設のメンテナンスに万全を期してほしい』と話した。」
(5)沖縄タイムス-岸防衛相は辺野古の陸自配備を否定 日米の制服組の合意は「コメント控える」-2021年1月27日 09:24
沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。
①「【東京】岸信夫防衛相は26日の記者会見で、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブに陸上自衛隊の『水陸機動団』を常駐させる極秘合意に関し、『シュワブの共同使用により、水陸機動団を配備することは考えていない』と否定した。米軍施設の共同使用は、外務・防衛閣僚協議(2プラス2)などの枠組みで意思決定がなされるものだとして『「陸自と海兵隊で決定されるようなものではない』と述べた。」
②「将来的に水陸機動団を辺野古へ配備する可能性については『いま全くそんなことは考えていない』とし、重ねて否定した。」
③「2015年に日米の制服組同士で合意していた事実があるかどうかについては『陸自内のさまざまな検討について、逐一お答えすることは差し控えたい』と述べるにとどめた。」
④「防衛省全体の決定を経ておらず、文民統制(シビリアンコントロール)を逸脱しているとの懸念に対しては『共同使用の検討は、従来から防衛省内でも私の指揮監督の下で、省一体となって進めている』と説明し、文民統制上の問題はないとの見解を示した。」
(6)琉球新報-宮古島あすから幼小中校を臨時休業 きょうも33人感染、東京の3倍の感染率【1月27日午後】-2021年1月27日 16:14
琉球新報は、表題について次のように報じた。
①「宮古島市教育委員会は27日、市内で新型コロナウイルス感染拡大が続いている状況を受けて、28日から市内すべての幼小中学校を臨時休業することを決めた。2月7日までを予定するが状況によって判断する。詳細は午後5時から市内で会見し発表する。」
②「宮古島市では1月に入って27日までに168人の感染が確認されている。同市の26日までの直近1週間の新規感染者数は84人で、人口10万人当たりで151・11人に達した。都道府県別で全国1位の東京都は25日までの直近1週間で56・03人で、東京の約3倍に上っている。」
(7)琉球新報-早朝7時半に99デシベル「うるさい」 普天間周辺で外来機、離着陸繰り返す-2021年1月27日 14:00
琉球新報は、表題について次のように報じた。
①「【宜野湾】米軍普天間飛行場で26日早朝から、外来の海軍P8対潜哨戒機が約1時間半、タッチアンドゴーを繰り返した。最大99.2デシベルの騒音が発生し、宜野湾市民から『非常に迷惑だ』といった苦情が4件あった。また米軍消防は28日午後10時から普天間飛行場内で夜間の消火訓練を実施する。25日、市に報告していた。」
②「県によると、26日午前7時35分に飛行場南側の上大謝名公民館で99.2デシベル、午前8時58分に北側の野嵩一区公民館で88.2デシベルを記録した。」
③「市の基地被害110番には『落ちてくるような近い距離で飛んでいる』『うるさい』などの苦情があった。市は同日、沖縄防衛局と米軍に苦情内容を送り、市民生活への配慮を求めた。消火訓練についても市民生活へ影響がないよう申し入れた。」
by asyagi-df-2014
| 2021-01-27 18:08
| 沖縄から
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