在特会の元京都支部長、西村斉に、京都地裁(柴山智裁判長)は罰金50万円(求刑・懲役1年6月)の有罪判決。

 毎日新聞は2019年11月29日、表題について次のように報じた。


(1)2017年4月に京都市で「ここに日本人を拉致した朝鮮学校があった」などとヘイトスピーチをして学校法人京都朝鮮学園の名誉を傷つけたとして、名誉毀損(きそん)罪に問われた「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の元京都支部長、西村斉(ひとし)被告(51)に対し、京都地裁(柴山智裁判長)は29日、罰金50万円(求刑・懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。ヘイトスピーチを巡って全国で初めて同罪で起訴された事件で、判決が注目されていた。
(2)判決によると、西村被告は17年4月23日、京都市南区の京都朝鮮第一初級学校の跡地近くの公園で、拡声機を使って「ここにあった朝鮮学校は日本人を拉致しております」「拉致した実行犯のいる朝鮮学校がありました」などと約10分間発言。その様子を動画で撮影してインターネットで配信し、京都朝鮮学園の名誉を傷つけた。京都地検に18年4月に在宅起訴されていた。
(3)公判では発言内容を認めた上で①大阪朝鮮学校の元校長が拉致事件の実行に関与し、国際手配を受けた②朝鮮学校を支配しているのは拉致事件に関与した朝鮮総連であり、京都朝鮮学園ではない――と主張。「発言中の朝鮮学校は朝鮮学校一般の意味。発言は重要部分で真実だった」「発言の目的は朝鮮総連の糾弾であり、京都朝鮮学園の名誉を損ねる意図はなかった」などとして無罪を訴えていた。
(4)柴山裁判長は「京都朝鮮学園の外部的評価を低下させる行為だった」と名誉毀損を認定した。「発言中に京都朝鮮第一初級学校の跡地の方向を指さしており、発言の指す学校が同校であったことは明らか。学校法人が朝鮮総連と一体ではなく、活動が形骸化していたとまでは言えない」と指摘。「発言を総合すると京都の学校の校長が拉致事件で国際手配されていると解釈され、真実性の証明も真実と信じる相当の理由もない」と結論付けた。
(5)量刑の理由については「すでにその場所に存在しない学校で、学校の業務を直接妨害したわけではなく、懲役刑を選択するほど重い罪ではない」と述べた。
(6)西村被告は08年ごろから在特会のメンバーとして活動し、09年12月に京都朝鮮第一初級学校前で仲間10人とヘイトスピーチをしたとして威力業務妨害と侮辱の罪で懲役2年、執行猶予4年の有罪判決が確定。この事件を巡る民事訴訟でも約1220万円の賠償を命じる判決が14年に確定した。17年2月以降は在特会設立者が代表を務める政治団体「日本第一党」で活動している。また、12年3月に韓国人女優をCMに起用したロート製薬に対し、竹島に関する見解を無理に回答させたとして強要罪で懲役1年の実刑が確定していた。                                  【添島香苗、国本ようこ、小田中大】



by asyagi-df-2014 | 2019-11-29 19:29 | 書くことから-ヘイトクライム | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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