沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年9月17日

辺野古新基地建設が孕み続ける疑惑。
「名護市辺野古の新基地建設で、埋め立て区域に投入されている土砂『岩ズリ』を巡り、県選出国会議員や市民らが違法性などの疑惑を指摘している。土砂を販売する琉球セメントは鉱業法の認可を受けた際の施業案に岩ズリが記載されているとして販売は法律に違反していないとする。一方で、議員らは一部が黒塗りで示された施業案では岩ズリが確認できないと反論。『ズリは生じない』との記載との矛盾や赤土を混ぜて販売している疑いを追及している。」、と沖縄タイムス。
極めて、重要。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年9月17日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-国境離島のデータベース構築へ 政府、領海線管理を徹底-2019年9月16日 21:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「政府は、日本の領海線や排他的経済水域(EEZ)の根拠となる『国境離島』の管理を徹底するため、各府省庁が保有する離島ごとの情報を共有できるよう新たなデータベースを構築する方針を固めた。海洋権益を守る観点から、無人の離島の海岸部が気付かぬうちに波で浸食され、領海が狭まるといった事態を防ぐのが目的。2019年度中に着手する。政府関係者が16日、明らかにした。」
②「データベースは内閣府と海上保安庁が中心となり整備する。離島の名称や位置などの基本情報に加え、人工衛星や空撮、現地調査などで得た画像データを集約し、リスト化する。」(共同通信)


(2)沖縄タイムス-辺野古への土砂投入から9カ月 クレーンや資材並ぶ-2019年9月16日 17:59


 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市の新基地建設を巡り、政府が昨年12月に辺野古側の埋め立て区域に土砂を投入してから14日で9カ月が経過した。13日に沖縄タイムスが小型無人機ドローンで確認したところ、辺野古崎の先端部分にクレーンや資材が並ぶ様子が確認された。県は国土交通相が埋め立て承認撤回の取り消しを裁決したことを受け、裁決の取り消しを求める『国の関与取り消し訴訟』と『抗告訴訟』の2件を提起している。」、と報じた。


(3)沖縄タイムス-名護市辺野古へ投入の岩ズリ 違法性の疑惑 市民は情報開示求め 業者「法律違反ない」-2019年9月16日 17:56


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の新基地建設で、埋め立て区域に投入されている土砂『岩ズリ』を巡り、県選出国会議員や市民らが違法性などの疑惑を指摘している。土砂を販売する琉球セメントは鉱業法の認可を受けた際の施業案に岩ズリが記載されているとして販売は法律に違反していないとする。一方で、議員らは一部が黒塗りで示された施業案では岩ズリが確認できないと反論。『ズリは生じない』との記載との矛盾や赤土を混ぜて販売している疑いを追及している。」(政経部・銘苅一哲)
①「新基地に反対する平和市民連絡会の北上田毅氏は、鉱業法を所管する沖縄総合事務局に、認可に関する情報開示を請求。2016年4月27日に認可された琉球セメント安和鉱山の施業案は『目的とする鉱物』に石灰石のみで岩ズリの記載はなく、『1年間の産出予定量』は一部黒塗りで開示された。」
③「琉球セメントは施業案に岩ズリが記載されているとした上で、黒塗り部分について『鉱山の生産能力が記載されており公に出すことはできない。企業情報なので守らないといけない』としている。ただ、施業案の『運搬の方法』には『ズリは生じない』との記載があり、市民らは琉球セメントの説明との矛盾を指摘する。」
④「北上田氏は黒塗り部分について『確かに商品の細かい基準を出せば企業の利益に関わるかもしれない。しかし、項目の一つに岩ズリが入っているかどうかを明らかにするだけで利益を害するとは思えない』と主張して該当部分の公開の必要性を主張する。画像を分析した。」
⑤「伊波洋一参院議員(沖縄の風)は『岩ズリは施業案に記載されている石灰石だけでなく、赤土を混ぜて販売をしているのではないか』と指摘する。伊波氏は採石場から搬出する桟橋へ土砂を運ぶトラックをドローンで撮影した画像を分析した。石灰石を載せたトラックとは別に、赤土混じりの土石を運ぶトラックがあり、土砂の仮置き場で両方を混ぜて輸送する船に積載していることを確認。『岩ズリは鉱山の中で石を採った後に残る細かい石だが、実際には赤土を混ぜている。琉球セメントが鉱業法で赤土を売るための認可を得ていなければ、販売はできない』と指摘し、沖縄総合事務局に確認を求めている。」


(4)沖縄タイムス-厳しい視線向けられる市長 市民への公権力行使 宮古島市の住民相手の訴訟提案で-2019年9月16日 18:08


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「記者は過去に宮古島市を担当した。地縁血縁の強い地域で、特に批判的な発言を実名で報道されることをためらう人は少なからずいた。今回、匿名を条件に取材すると、せきを切ったように市の提訴方針を批判する市民が何人もいた。本紙の市議アンケートで市政与党・中立の全議員が無回答としたが、取材した市民の声との落差が際立った。」
②「ある市民は『市を批判したら訴えられる可能性があると思うと怖い』と語った。一市民への公権力の行使は特に慎重でなければならないはずだが、市議会や識者からも提訴の議案書ですら不備が再三指摘されている。下地敏彦市長は議案書を『少し舌足らずな部分があった』、長濱政治副市長は『(裁判で)争ってはっきりさせたかった。(言論には言論で対抗するとは)考えなかった』とするが、市民感覚との乖離(かいり)は大きい。」
③「市職員の相次ぐ不祥事による前市長の引責辞任で実施された2009年1月の市長選。初当選した下地市長は、庁舎ロビーでの就任式で肌着姿に。職員から失笑も漏れたが、相次ぐ不祥事に対する市民の市役所への厳しい目線を例えたのだ。市長は『皆さんが私を見て思ったことを、今、市民が市役所をそういう目で見ている』と訴え、市民の負託に応えようと求めた。今、市民の厳しい目線は、市長自身に向いている。」
(社会部・伊集竜太郎)


(5)琉球新報-米軍船舶載せた車両が到着 住民の阻止で港に搬入できず 米軍と住民にらみ合い-2019年9月17日 09:20


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【本部】17日午前7時ごろ、沖縄県本部町の本部港ゲート前に訓練で使用する在沖米海兵隊の船舶1隻を載せた軍用車両が到着した。在沖米海兵隊は沖縄県に対して米軍船舶『オープンウォーターセーフティーボート』が17、21日に本部港を使用すると通告していた。本部港のゲート前には、米軍による港の使用に反対する全日本港湾労働組合と沖縄地区港湾労働組合協議会の会員や市民ら約50人が17日早朝から集結。午前8時現在、市民らは米軍車両の前に座り込み、搬入を阻止するなどにらみ合いが続いている。」
②「米軍からの通告を受けた沖縄県は『一般の船舶が使用するので民間港湾の使用は控えてほしい』と、自粛を米海兵隊や沖縄防衛局に求めていたが、米軍側は『伊江島補助飛行場での訓練のため必要だ』と応じない考えを示していた。米軍船舶による民間港湾の使用は祖納港(与那国町)や石垣港(石垣市)などであったが、本部港では初めて。」
③「米軍基地に詳しいリムピースの頼和太郎編集長は本紙取材に『伊江島でのパラシュート降下訓練で海上に落ちてくる兵士を救助するなどの目的があるのではないか』と話している。」
④「オープンウォーターセーフティーボートは全長約10メートルの船舶で、船底部分がゴムでできている。うるま市沖でのパラシュート降下訓練で救助用などでも使用されている。」


(6)琉球新報-辺野古で崖崩れ 弾薬庫付近、高さ30メートル-2019年9月17日 07:30


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【名護】沖縄県名護市の大浦湾に面する米軍辺野古弾薬庫付近で、崖崩れが16日までに確認された。基地提供区域を示すフェンスのすぐそばで起きており、国土地理院地図などから推定して標高約30メートルの崖が幅15メートルほどに渡って崩れた。地肌はむき出しのままで、土砂は砂浜まで到達した。付近の住民は『危険な爆弾を保管する弾薬庫がさらに危険な状態にあるが、沖縄防衛局や米軍などから何も知らされていない』と対応を疑問視した。」
②「米軍や自衛隊基地の監視を続ける市民団体・沖縄ドローンプロジェクトが10日に小型無人機で撮影した画像を見ると、辺野古弾薬庫内で進められている建築物造成の工事現場にも隣接している。崖下付近には、普天間飛行場移設に伴い、新基地建設に使われる土砂が陸揚げされるK9護岸もある。」
③「新基地建設に抗議し、海上行動を続ける市民らは8月19日に崖崩れを確認しており、発生は8月中旬ごろの可能性がある。」
④「本紙小型無人機で撮影した5月30日時点の同じ現場の画像では、フェンスそばから崖下までが木々で茂り、地肌は見えない。」
⑤「辺野古の住民で、防衛局への要請で辺野古弾薬庫の危険性を訴えていた金城武政さん(62)は『弾薬庫には何が保管されているのか分からず、住民は不安だ。それなのに崖崩れの発生さえ知らされていない。付近には活断層が存在するとの指摘もある。今後大きな事態になってからでは遅く、命の危険は高まる』と懸念した。」




by asyagi-df-2014 | 2019-09-17 18:25 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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