沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年9月9日

「抗議のため集まった市民らは『新基地建設はやめろ』などとシュプレヒコールを上げた。」、と沖縄タイムス。
この記事から、戦い続ける意思と伝えきる使命を思う。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年9月9日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-玉城知事、10月に訪米の意向 米国防権限法案の協議念頭に辺野古見直し直訴 工事強行の安倍政権に「沖縄シカト」と批判-2019年9月8日 20:58


 琉球新報は表題について次のように報じた。


①「【大阪】名護市辺野古の新基地建設問題など沖縄の基地負担について考えてもらおうと、玉城デニー知事のトークキャラバンが8日午後、大阪市大正区の大阪沖縄会館で催された。新基地建設の賛否が問われた昨年9月の知事選など各選挙や県民投票を通じて反対の民意が繰り返し示されているにもかかわらず工事を強行する政府に対し、玉城知事は『政府による沖縄シカトだ』と批判した。300人(主催者発表)の来場者で満員となった会場に『基地問題を自分事として話し合い、それぞれができる事を沖縄県と協力してやってほしい』と訴えた。」
②「『年内』としていた訪米についても、10月にも訪米する考えを初めて明らかにした。米国の国防予算の大枠を定める国防権限法案の上院案に在沖海兵隊移転の再調査の必要性が盛り込まれ、法案の一本化に向け上下両院の議員による協議が今月から始まる。このことを念頭に、辺野古移設の見直しを法案に盛り込むよう働き掛ける考えを示した。」
③「来場者から基地引き取り運動への認識を聞かれた玉城知事は『本当に基地を引き取れるんだろうか、ということを自分たちのこととして考える入り口になる』と強調した。ただ、2013年に橋下徹元大阪市長がオスプレイの訓練の一部を大阪府の八尾空港で受け入れると提案したが、実現していない現状に触れ、『実現できていたら、橋下さんは県民に感謝されたんじゃないかと思うが、簡単な話ではない』と話した。『沖縄県民も(県外に)引き取ってほしいと望んでいるわけではない。(望むことは)どうしたら基地に頼らない平和な日本を作れるのか、議論して政府、政治に要求することだ。思考停止が一番危ない』と訴えた。」
④「トークキャラバンに合わせ、大阪各地で社会問題に取り組む市民らによるトークセッションも行われた。キャラバンは東京、名古屋に続く3回目の開催となった。」


(2)沖縄タイムス-害虫のガ サトウキビ食害 石垣島で国内初確認 農薬散布、防除呼び掛け-2019年9月9日 06:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「全国で急激に分布区域を広げている害虫のガ『ツマジロクサヨトウ』の幼虫13匹が8月28日、沖縄県石垣島のサトウキビ畑で確認されたことが7日、分かった。全国的にはほとんどが飼料用トウモロコシ畑で被害が確認されているが、サトウキビ畑での食害が確認されたのは国内で初めて。同月30日には、石垣島の緑肥用ソルガムでも7匹が確認されており、計20匹になった。沖縄県は、週明けにも石垣島で追跡調査を行い、農家に対してサトウキビへの徹底した農薬散布など防除を呼び掛ける。」
②「県病害虫防除技術センターによると、サトウキビ十数本から食害が確認された。柔らかい若葉を好んで食べるツマジロクサヨトウは、ことしの夏植えのサトウキビから発見された。週明けにも、拡大を防ぐため追跡調査を行い、農家に農薬散布の徹底を呼び掛ける。一方、緑肥用ソルガム畑では、畑全体で広範囲にわたり食害が確認された。緑肥用ソルガムはツマジロクサヨトウに使用できる農薬の登録がないため、被害があった畑のソルガムを全て刈り取り、土にすき込んで防除する。」
③「県は、今回のツマジロクサヨトウの確認を受け、他の地域でも畑の見回りをし、早期防除に努める。JAおきなわは、県内のサトウキビ農家に農薬の散布による徹底した防除を求める方針。」
④「石垣市さとうきび生産組合の伊敷繁光組合長は『病害虫確認の連絡は来てないが、石垣島から距離が近い台湾や多良間でも発生していて、いつ島に入ってきてもおかしくないと心配していた。早めの防除対策を県やJAに働き掛けたい。爆発的に広がってからでは遅い』と話した。」
⑤「県内では、7月上旬に恩納村で確認されて以降、この2カ月間で飼料用トウモロコシ畑を中心に、八重瀬町や宮古島など5市町村に分布区域を広げている。」
⑥「国内では、7月上旬に鹿児島県において、日本で初めてツマジロクサヨトウが確認された。その後、九州全域に拡大し、8月下旬~9月上旬にかけては、中国・四国地方や関東、東北の福島県などで確認されている。」


(3)沖縄タイムス-護岸に消波ブロック設置 名護市辺野古沿岸 市民の抗議続く-2019年9月9日 13:34


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「政府が進めている沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、9日午前、辺野古漁港に最も近い『K1』護岸で、護岸の外側に消波ブロックを設置する作業が確認された。一方、午前中は、周辺海域に土砂運搬船は見当たらず、沖縄防衛局は土砂の埋め立て作業を実施しなかった。」
②「米軍キャンプ・シュワブのゲート前では、土砂を運ぶダンプが列をつくり基地内に入った。抗議のため集まった市民らは『新基地建設はやめろ』などとシュプレヒコールを上げた。」


(4)沖縄タイムス-玉城デニー知事 観光客減少対策で訪韓 観光協会、プロ球団など誘客-2019年9月9日 13:27


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「日韓関係の悪化に伴う韓国客の減少を受けて、玉城デニー知事が10月上旬にも県内の観光関係者らと訪韓予定していることが9日、分かった。韓国の観光担当大臣や、旅行業協会、沖縄でプロ野球キャンプを予定している球団を訪問し、相互交流活性化を訴える。」
②「玉城知事の今回の訪韓は、日韓関係の悪化による訪沖韓国客減に対する県と沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB、下地芳郎会長)の誘客対策の一環。」
③「玉城知事は6日の記者会見で「韓国でビジネスチャンスなどをつくっていくための商談会とか、韓国旅行社の県内視察などを通しぜひ呼び込みたい」と訪韓へ意欲を示していた。」


(5)沖縄タイムス-メディアで紹介される沖縄の“有名店”、地元の人は実は知らない? 飲食店選び、ローカルと観光客の分岐点-2019年9月7日 21:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「『沖縄グルメ リゾートからローカルまで』。LINEニュースで登録しているウェブ媒体からこんな見出しのニュースが届いた。私も行ったことのあるお店も紹介されているかなと思ってタップしたら、1軒も知らなかった。通勤で歩く道沿いの店でさえ(!)。」
②「でも、こんな出来事、ザラ。もしかして、沖縄で暮らしていると、無意識に『観光』にまつわるお店や場所を他人事として認識しているのかもしれない。一体、どのポイントでお店や場所の線引きをしているのか、その分岐点を探りました。」
(デジタル部・與那覇里子、インターンシップ・高江洲茉莉(沖縄国際大学)、朱詩夢(早稲田大学))
③「沖縄生まれ、沖縄育ち、観光業に携わる58歳の男性は『そもそも、観光客がいるところには行かない』と断言しました。『とにかく、観光客向けのお店は値段が高い。飲み放題も安くない。沖縄そばも800円以上する店もある。国際通りに面している店は行ったことないねー』と話します。」
④「どのように観光客を判断しているかと言えば、お土産品店の袋を持っていることと、すれ違う時の会話を聞いて、地元の人ではないなと判断しているそうです。『でも、今はネットで色んな情報を調べられるから、地元の人より観光客の方がディープなところを知っていたりするかもしれないな』と話しました。」
⑤「浦添市の40代で子持ちの女性も『観光客がたくさんいるところには行きません』。本土から沖縄に進出したお店にも興味はなく、タピオカやパンケーキも割高なイメージがあるそうです。」
⑥「浦添市の男性(34)は『看板のメッセージを読み取って判断しているんじゃないですか』と話します。『中国語やあぐーの文字があれば、観光客向けだと分かりますよね。外観に沖縄っぽさを演出している赤瓦、シーサーもそう。歩いて目に入る【海ぶどうあります】【芸能人も来ました】という文字も判断する理由だと思いますよ。あぐーや海ぶどうって普段は食べないですもん』。」
⑦「南風原町の20代女性は『旅行先ではインスタでおいしそうなお店を探すけど、地元にいるときは知ってる店に行きます。地元で新しいお店に行くなら食べログで調べます。レビューがないお店は不安で、逆にオシャレなお店は入りにくいと感じます』」
⑧「那覇市内の高校に通う女性(16)は『観光地には用がないので行きませんね。国際通りにもそもそも行ったことがない』ときっぱり。『那覇新都心のメインプレイスに行くくらいです』」
⑦「沖縄県出身の36歳女性も『国際通りは魅力がないように感じますね。お土産屋さんとドラッグストアばかりで専門店がないですもん。前は洋服屋さん、写真屋さんもありましたけど、今は地元のお店は全部なくなってしまいましたね』と話します。」
⑧「新潟出身で、沖縄に移住して5年目の54歳の女性は『地元の人が多いお店には入りにくいんです。グルメ情報や【運転手メシ】をよくチェックしていて、行きたい食堂もあるんですけど入っていいのかなと思ってしまいます』。沖縄で暮らしてもうすぐ1年。関東から引っ越してきたカップルは、食事はもっぱらチェーン店ばかりだそう。女性(22)は『ローカルのお店は味も分からないし入りにくい。チェーン店は小さいころからなじみのある安心の味。観光客向けのお店もいったことないですね』。男性(30)『外国行ったらマクドナルドが安心みたいな感覚と同じです。旅行に行ってもコンビニで食事を買ったりしています』」
⑨「35歳女性は茨城県から沖縄へ旅行中。事前にインターネットの口コミ、評価が高くて人気のあるお店を探してきました。『地元にない雰囲気のお店に行きたいなと思って調べました。カラフルなアメリカンビレッジや明るい雰囲気の食べ物屋さんやお土産屋さんが良かったです』。奈良から来た10代、20代の男子大学生は『A&W(沖縄のファーストフード店)に行ってきました。沖縄はアメリカのイメージが強いので、アメリカの雰囲気のあるお店に行きたいと思っています。沖縄の郷土料理が食べられるお店も行きたいですね。でも、地元でも行けるチェーン店は行かないかな~』」
⑩「 街頭インタビューを通して見えてきたことは次のようなことでした。
1)ローカルの人は観光客向けの飲食店には割高感を持っている
2)沖縄の人は看板や店の外観から観光客向けの店だと判断している
3)ローカルの人は地元ですでに知っている店に行くため、観光客向けのお店を知らない
4)観光客は飲食店についてインターネットで調べている
5)移住してきた人にとってローカルの店は敷居が高い
⑪「『インタフェースデザインの心理学』(2012年出版、著Susan Weinschenk)では、人間が物をどう見るのかについてこのように説明しています。人間が物を見るのは、焦点を集中する『中心視野』と、見えてはいるものの直視はしない『周辺視野』がある。対象とする物の詳細な認識は主に中心視野を使うけれど、全体のあらましをつかむためには周辺視野を使う。また、写真の中央部が欠けていてもどこの写真であるかは識別できる。つまりは、沖縄の人が国際通りを歩いたとしても、飲食店を一軒一軒、認識するわけではなく、国際通りという全体のあらましをつかんでいる可能性があります。そうすると、観光客向けのお店を認識して、記憶しておくことは困難です。」
⑫「また、人は本能的にパターンを探すため、沖縄の人にとって、観光客向けの看板や店の外観に共通のパターンが存在すると考えられます。いずれにせよ、ローカルの人と観光客が交わるポイントが飲食店には少ないことが分かりました。」



by asyagi-df-2014 | 2019-09-09 18:23 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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