人気ブログランキング | 話題のタグを見る

沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年9月3日

 譲れない思い。
「愛知県の国際芸術祭『あいちトリエンナーレ2019』の企画展が中止となった問題に抗議し、沖縄県読谷(よみたん)村在住の彫刻家・金城実さん(80)が「慰安婦」をテーマに制作していた像が2日までに完成した。作品の題名は『【アリランの詩】~日本軍慰安婦像~』。この日は韓国のテレビ局も取材に訪れ、プロデューサーの崔永珪(チェ・ヨンギュ)さんは『日本でも韓国の痛みや悲しみを共有していることに感謝の気持ちでいっぱいだ』と話した。」、と沖縄タイムス。
譲れない当たり前のの日常。
「県ソウル(韓国)事務所は1日、韓国で開かれた『日韓交流おまつり2019inソウル』(主催・同実行委員会)に参加し、沖縄観光をPRした。主催者によると約6万人の来場者があり、家族連れや、コスプレ姿の若者などでにぎわったという。沖縄ブースでは宮古島や石垣島など県内離島を中心とした観光を紹介。黒糖を使ったお菓子の試食やシークヮーサージュースの試飲などもあった。来場者からは『宮古・石垣だけでなく、久米島にも行ってみたい』などの声が寄せられた。」、と沖縄タイムス。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年9月3日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-アリラン歌う“慰安婦像”完成 沖縄の彫刻家、企画展中止に抗議「歴史をなかったものに」-2019年9月3日 06:35


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「愛知県の国際芸術祭『あいちトリエンナーレ2019』の企画展が中止となった問題に抗議し、沖縄県読谷(よみたん)村在住の彫刻家・金城実さん(80)が「慰安婦」をテーマに制作していた像が2日までに完成した。作品の題名は『【アリランの詩】~日本軍慰安婦像~』。この日は韓国のテレビ局も取材に訪れ、プロデューサーの崔永珪(チェ・ヨンギュ)さんは『日本でも韓国の痛みや悲しみを共有していることに感謝の気持ちでいっぱいだ』と話した。」
②「8月27日に完成させたという像は腕を組んで座り、口を開けてアリランを歌う様子を表現した。金城さんは『韓国の植民地時代や慰安婦の歴史を多くの日本人は忘れ、なかったものにしようとしていることが問題だ』と訴える。」
③「2日には、韓国テレビ局『大田文化放送』が取材した。沖縄戦時に朝鮮半島から強制連行された『軍夫』や『慰安婦』が故郷を思い歌った朝鮮民謡『アリラン』を通して、東アジア全体の平和を探るドキュメンタリー番組の一環。アリランを歌い続ける歌手の喜納昌吉さんらを取り上げ、10月に韓国内で放送予定という。」
④「崔さんは日韓関係の悪化に触れ『企画展の中止は韓国でも大きく取り上げられ、みんな怒りを感じた。しかし、全ての日本人が韓国を敵対視しているわけではないと番組を通して強調したい』と話した。」


(2)沖縄タイムス-6万人来場の日韓交流おまつりinソウル、コスプレ姿の若者らでにぎわう 沖縄の特産品もPR-2019年9月3日 05:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「県ソウル(韓国)事務所は1日、韓国で開かれた『日韓交流おまつり2019inソウル』(主催・同実行委員会)に参加し、沖縄観光をPRした。主催者によると約6万人の来場者があり、家族連れや、コスプレ姿の若者などでにぎわったという。」
②「沖縄ブースでは宮古島や石垣島など県内離島を中心とした観光を紹介。黒糖を使ったお菓子の試食やシークヮーサージュースの試飲などもあった。来場者からは『宮古・石垣だけでなく、久米島にも行ってみたい』などの声が寄せられた。」
③「同イベントは05年に日韓の民間レベルでの交流を目的にスタートし、今年で15回目。『おまつり15年新たな明日へ』をテーマに企業や自治体など約50ブースが出展した。」
④「日韓関係悪化の影響が懸念されたが、県ソウル事務所の平安常幸所長は『多くの来場者が訪れたことに驚いている。イベントをきっかけに両国の関係が良くなることを願っている』とコメントした。」


(3)琉球新報-米軍ヘリ窓落下で外務省に抗議 謝花副知事 「県としては極めて遺憾」 再発防止求める-2019年9月3日 15:16


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【東京】米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリコプターから窓が落下した件で、沖縄県の謝花喜一郎副知事は3日午後、外務省の辻清人政務官を訪ね、抗議した。県などへの連絡が事故から2日後となったことについて、辻政務官は『われわれのところに第一報がきたのも丸1日を要した。こういうことが二度とないよう米側に伝えている』と話し、米側に迅速な通報を求めたことを明らかにした。」
②「会談の冒頭で謝花副知事は、ことし6月にCH53Eがブレードテープを浦添市の浦西中学校に落下させた件で玉城デニー知事が抗議した際に、辻政務官が飛行の安全確保を重視するとの発言をしていたことを強調。その上で『また同様の事故が起こったことは、県としては極めて遺憾だと言わざるを得ない』と批判した。」
③「今回の通報遅れについて、謝花副知事は米軍機からの落下物事故は速やかに通報することを定めた、1997年の日米合同委員会合意に『抵触する』とし、改善を求めた。」
④「これに対して辻政務官は『今回は沖に落下し、直接的なけがなどがなく被害がないからといっても、こういうことが起きていいわけではない』と話した。」


(4)沖縄タイムス-沖縄県産品、韓国に販路拡大へ 韓国の経営者ら沖縄視察ツアーに-2019年9月3日 05:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「県と県産業振興公社は1日から県産品の韓国への販路拡大を図るため、韓国の飲食店の経営者やシェフ、流通業者を沖縄に招き、県内の食品や泡盛業者などを巡る視察ツアーを実施している。視察ツアーは2泊3日の日程で、10社14人が参加している。2日目の2日は久米島町を訪れ、海ぶどうの養殖などを手掛ける久米島海洋深層水開発や、泡盛メーカーの久米島の久米仙などを視察した。」
②「公社の担当者は『日韓関係の影響によるツアーキャンセルもなくほっとしている。県産食材や泡盛などへの反応も上々なので販路拡大につなげたい』と話した。」




by asyagi-df-2014 | 2019-09-03 17:16 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人