沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年7月25日

 沖縄にこんな店が開いた。
「23日午前11時、チキンやいなりずしを販売するオイナリアンぎのわん本店。出勤スタッフの高齢者8人中6人が身支度に時間がかかって間に合わない中、予定通りに「注文をまちがえるゆいまーるな喫茶店」が開店した。友利ヨシさん(87)=浦添市=は得意のカチャーシーを舞い、『いらっしゃいませ係』として開店待ちで列をなす客を歓迎。認知症の影響で、開店前は数分ごとに『ここ、どこ?』と口にした不安げな表情は次第に輝いた。」、と沖縄タイムス。
 それは、こんな店。
「認知症の理解促進などが目的の『注文をまちがえる料理店』は2017年、東京で始まった。県内開催を2年準備し、協力者を集めてきた実行委員長の元(もと)麻美さん(43)=読谷村=は『認知症の方々が外出する機会になれば』と願う。」(沖縄タイムス)。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年7月25日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-「美ら海を破壊するな」辺野古新基地の反対市民ら安和で抗議-2019年7月24日 15:21


 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古の新基地建設に伴い、同市安和の琉球セメント付近では24日午前、埋め立てに使う土砂が搬入された。土砂を搬入する工事車両を止めようと、市民ら10人ほどが抗議の声を上げた。海上では桟橋から土砂を載せて出航を控えたガット船の周辺で、カヌー17艇、ボート1艇に乗った市民らが『美ら海を破壊するな』と抗議した。午後1時半現在、ガット船は出港していない。」、と報じた。


(2)沖縄タイムス-参院選沖縄:[反新基地 固い民意](2)「何とか逃げ切った」 風を受け「オール沖縄」勢力が知事選以降5連勝 新基地阻止へ正念場-2019年7月24日 11:30


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「『何とか逃げ切った。反省の残る選挙戦だ』。21日に投開票された参院選。投票箱が閉まった午後8時に当選確実となった高良鉄美氏(65)だが、選対幹部は厳しい表情を崩さなかった。」
②「6月15日に浦添市内で開いた総決起大会。高良氏の演説を聞いた選対関係者は、会場内で頭を抱えた。前日にスタッフが8時間かけて作った3500字の原稿は壇上の高良氏の手元にあった。憲法、米軍による事件・事故、消費増税、経済振興。高良氏は『オール沖縄』勢力の候補者として語るべき政策が盛り込まれた約15分間の演説原稿に目を落とさず、語り続けた。『島んちゅの高良(宝)です』。会場から笑いをとる姿に、選対関係者は強い危機感を覚えた。」
③「憲法の専門家である高良氏は35年間、琉球大学で教壇に立った。講義で学生に憲法の理念などを説き、話すことは『最大の武器』(社大党関係者)だった。だが、街頭に立つと慣れない演説で話がまとまらなかったり、重要政策に言及しない場面が頻発した。」
④「『日米安保条約は破棄すべきだ』。6月29日の政策発表では高良氏の発言に選対内に衝撃が走った。その後、修正したが与党関係者は『オール沖縄内の政策の不一致が露呈したと見られても仕方がない』と不用意発言に不満を漏らした。ただ、昨年の知事選で再び強まった『オール沖縄』の風は確実に高良氏の背を押した。高良氏擁立の過程で一時は反発した糸数慶子参院議員も高良氏を全力で支援。公示後には玉城デニー知事が頻繁に街頭に立ち『オール沖縄』勢力候補であることをアピールした。」
⑤「結果は安里氏に約6万3千票の大差。『オール沖縄』勢力は昨年の知事選以降、那覇、豊見城両市長選、衆院3区補選からの5連勝となった。玉城氏は『辺野古新基地建設に反対した高良氏を県民が後押しした結果だ』と手放しで喜んだ。だが、選対幹部は『予想より票差が縮まった。投票率がさらに下がれば、追いつかれていたかもしれない』と振り返る。さらに、勝利ムードに浸る高良氏に与党関係者は『これからが正念場だ』とくぎを刺す。辺野古では土砂埋め立てが続き、安倍政権は数の力で憲法改定を進める。『どう辺野古の工事を止め、改憲を阻止するのか。結果を出さなければ、オール沖縄の風は急速に弱まる』」(参院選取材班・大野亨恭、仲村時宇ラ)


(3)沖縄タイムス-自民党県連が会見で沖縄タイムスの報道に抗議 識者、報道圧力と指摘-2019年7月25日 04:50


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「自民党県連(中川京貴会長)は24日、記者会見を開き、21日に投開票された参院選に関する本紙報道の一部に事実誤認があるとして抗議し、訂正を求めた。また、出席した報道各社に対し、取材を受けた人物名を記事に明記するよう求めるなど、情報源の開示を要求した。特定の報道機関の報道内容に、政党が多数のメディアを対象に会見を開いて抗議するのは極めて異例。識者は『意に沿わない報道を制止させるものだ』として、報道機関への圧力だと指摘した。」
②「県連が誤認だとするのは、参院選を検証する23日付の本紙1面記事中の『もう、公認を取り消してもいいんじゃないか』との県議の発言。自民党公認の安里繁信氏が、名護市辺野古の新基地建設問題への賛否を曖昧にしていることへの不満が、県連の議員総会で表明されたと報じた。」
③「中川氏は『議員総会ではその話は出ていない』と述べた。しかし、本紙は議員総会後、複数の県議から発言を確認している。」
④「県連はさらに、幹部が安里氏の戦略を『大失敗だ』と発言したとの記事内容にも『一部の個人的な意見を掲載することに抗議する』と述べた。この発言は高良鉄美氏の当選が確実になった後、県連幹部が本紙記者に語っていた。」
⑤「沖縄タイムス社は『記事は複数の関係者への取材に基づき執筆したもので誤りはない』としている。」
⑥「県連の姿勢に専修大の山田健太教授(言論法)は『読者に有益な情報であれば匿名でも報じるべきで、それは報道機関が判断することだ』と述べ、報道への不当な介入に当たる可能性に言及した。記者団からは『報道への圧力ではないか』『各社を呼んで会見を開く妥当性はあるのか』などの指摘が上がった。」
⑦「会見には県内2紙とテレビ4局、県外3紙と通信社2社が参加した。会場では安里氏の選対関係者もやりとりを確認していた。」


(4)沖縄タイムス-「注文間違えても大丈夫」 客も会計手伝う 認知症の人が働く「注文をまちがえる喫茶店」 地域で支え認め合う社会へ-2019年7月25日 05:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「23日午前11時、チキンやいなりずしを販売するオイナリアンぎのわん本店。出勤スタッフの高齢者8人中6人が身支度に時間がかかって間に合わない中、予定通りに「注文をまちがえるゆいまーるな喫茶店」が開店した。友利ヨシさん(87)=浦添市=は得意のカチャーシーを舞い、『いらっしゃいませ係』として開店待ちで列をなす客を歓迎。認知症の影響で、開店前は数分ごとに『ここ、どこ?』と口にした不安げな表情は次第に輝いた。」
②「近所の保育園児などひっきりなしの客に、地域の介護施設利用者から募った80~90代のスタッフは注文受け付けや袋詰め、会計とてんやわんや。『間違えても大丈夫』。自信を失いそうな時は、ボランティアサポーターが気遣った。」
③「チキンを頼んだはずがいなりだったり、チキン1個のはずが3個だったり。おつりも硬貨1枚ずつ手のひらに取り数えるため時間はかかり、思わず一緒に計算を手伝うお客さんもちらほら。業務を忘れ、何度も帰ろうとするスタッフもいて店内の笑いを誘った。」
④「開店は午後2時まで。開催のため集めた寄付から『お手当』も出る。一休み中の注文係、玉元ヨシさん(95)=同市=は『ああ、楽しかった』と笑顔を見せつつ、ふと『あれ、今何していたんだっ』と一言。通所先の小規模多機能ホームあんの職員、ノダ知加子さん(45)は『接客業で生計を立ててきた彼女はとても生き生きしていた』と語った。」
⑤「認知症の理解促進などが目的の『注文をまちがえる料理店』は2017年、東京で始まった。県内開催を2年準備し、協力者を集めてきた実行委員長の元(もと)麻美さん(43)=読谷村=は『認知症の方々が外出する機会になれば』と願う。」
⑥「18歳で介護職に就くと同時に第1子を妊娠。仕事三つを掛け持ちして3人の子どもを育て、経済的に厳しい中で自らは3日間食事を我慢したことも。『地域の支えで子育てできたからこそ、認知症に限らず他人を認め許し合う優しい輪をつくりたい』と話す。」
⑦「定休日の23日に臨時開店を決めたオイナリアンの吉里時浩代表は『単発で終わらず定期的に開きたい』と話す。衛生面に配慮し調理は同店店員が担当。家族で訪れた嘉手納中3年の奥間ひよりさん(14)は『やりとりが楽しく自然と笑顔になった。自分もサポートしたくなった』と笑った。」
⑧「実行委は寄付や、参加希望の高齢者に若年性認知症の人、サポーター、協力店舗などを募る。問い合わせは元さん、電話090(7292)4431。」         (社会部・篠原知恵)


(5)沖縄タイムス-「ウチナーの土地はウチナーンチュのものだ」 辺野古ゲート前で市民ら90人が抗議-2019年7月25日 13:40


 沖縄タイムスは、「名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では25日午前、新基地建設に反対する市民ら約90人が集まり、『違法工事はやめろ』『ウチナーの土地はウチナーンチュのものだ』などと訴えた。資材搬入もあり、午前中で34台の工事車両が基地内に入った。米軍キャンプ・シュワブ沿岸のK8護岸では、埋め立て用の土砂をダンプカーに積み替える作業や消波ブロックを設置する作業が確認され、市民らがカヌー5艇で抗議した。」、と報じた。


(6)琉球新報-地位協定改定へ連携再確認 全国知事会 問題共有意見相次ぐ-2019年7月25日 06:30


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「昨年、日米地位協定の抜本的な見直しなどを求める国への提言を採択した全国知事会(会長・上田清司埼玉県知事)の本年度の会議が富山県富山市で開かれ、最終日の24日、玉城デニー知事は同提言の実現に向けて『全国の知事の皆さまと連携して取り組んでいきたい』と呼び掛けた。他の知事からも、住民の安全や地方自治を守る観点から必要な取り組みだといった意見が出され、全国の問題として引き続き対応していくことを改めて確認した。」
②「玉城知事は、県が実施したドイツやイタリアなどが米国と結ぶ地位協定調査の報告書を配り説明した。ヨーロッパの国々は自国の法令を米軍にも適用させ、米軍の活動をコントロールしており、基地内立ち入り権も確保されていることを報告。国内法の適用や立ち入り権が確保されていない日本と大きな違いがあるとした。」
③「これを受け全国の知事から問題意識を共有する意見が相次いだ。岩手県の達増拓也知事は『米軍に日本国民による民主的統制が及ばないことは、地方自治の観点、住民の安全、福祉の増進の観点からも非常に問題がある』と述べた。滋賀県の三日月大造知事も『地方自治、民主主義の観点からさらに調査を進め、連帯して取り組んでいく必要がある』と賛同した。」




by asyagi-df-2014 | 2019-07-25 20:22 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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