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沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年7月15日

実は、この問題は沖縄だけの問題ではなかったということ。
「県内のYナンバー車両による『白タク』疑惑で、岩国基地(山口県)や三沢基地(青森県)など県外の米軍基地周辺でも同様な違法サービスが行われている疑いのあることが13日、沖縄タイムスの取材で分かった。フェイスブック(FB)の複数のアカウントで、運転手側が料金を設定していると読める記述がある。一部のアカウントは本紙の報道後に削除された。」、と沖縄タイムス。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年7月14日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-米軍人・軍属私有車のYナンバー 岩国や三沢でも「白タク」 運転手が料金設定か-2019年7月14日 08:13


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「県内のYナンバー車両による『白タク』疑惑で、岩国基地(山口県)や三沢基地(青森県)など県外の米軍基地周辺でも同様な違法サービスが行われている疑いのあることが13日、沖縄タイムスの取材で分かった。フェイスブック(FB)の複数のアカウントで、運転手側が料金を設定していると読める記述がある。一部のアカウントは本紙の報道後に削除された。」
②「道路運送法では、相乗りした人が自発的に謝礼を支払う場合は『有償』とはみなされない。日本でも広がっているライドシェア(相乗り)サービスは、こうした『無償性』を前提としており、法規制の対象外だ。一方、あらかじめ定められた料金表などを基に運転手側が金銭を受け取った場合は『有償』とみなされ、許可を受けたタクシーなどでなければ違法とされる。」
③「岩国基地がある岩国市でライドシェアサービスを提供しているアカウントは『(有償のライドシェアは)岩国には存在せず、沖縄の例を参考にこのグループを作った』と記述。『運転手が料金を設定してください』との文言もあり、違法の可能性がある。アカウント管理人には海兵隊員も含まれていたが、アカウントは現在削除されている。」
④「三沢基地を拠点にしたアカウントでも、運転手が『寄付』の価格を設定できると読める表現があった。」(社会部・西倉悟朗、比嘉太一)


(2)沖縄タイムス-新基地建設巡り、県が新たな訴訟へ 県議会与野党が論戦-2019年7月14日 09:30


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「県は名護市辺野古の新基地建設を巡る新たな国との訴訟を今月中にも提起する。県議会は11日に閉会した6月定例会で県が提案した『抗告訴訟』の同意と予算を賛成多数で可決。審議では過去6件の訴訟で県が勝訴をしていない点を問題視する野党と、国の工事の違法性を主張する県と与党の論戦が展開された。」
②「11日の本会議では同意と予算が採決され、野党の沖縄・自民、中立の公明と維新が反対したが、与党による賛成多数で可決された。」
③「採決に先立ち、本会議や委員会では執行部と与党、野党のそれぞれが論戦を交わした。沖縄・自民は過去6件の訴訟で1億5千万円余りの予算が費やされたことを踏まえ『今回も勝訴の確証はない。弁護士の仕事を作ることが県の役割ではない』と費用対効果を問題視。玉城デニー知事が政府との対話による解決を主張する点を捉え『対話と言いながら新たな訴訟を起こすのは矛盾している』などと批判する意見もあった。」
④「一方で、与党は6件のうち県が提起したのは2件にとどまるとし『残りの訴訟は国が提訴したことへの応訴だ。対話姿勢の矛盾の指摘はあたらない』と指摘。費用対効果を問う意見に『軟弱地盤が発覚しても工事全体の工期、工費を示せない新基地建設こそ無駄遣いだ』と反論した。」
⑤「県は昨年8月に埋め立て承認を撤回したが、国土交通相は沖縄防衛局が求めた撤回取り消しを認める裁決を今年4月に決定した。県は裁決を不服として総務省の第三者組織『国地方係争処理委員会』に審査を申し出たが、係争委は国交相の裁決は審査の対象とならないと判断していた。係争委の判断は国交相の裁決が審査の対象となるかの『入り口論』を議論するにとどまり、県の撤回が適法か違法かの具体論には入っていない。」
⑥「新たな抗告訴訟は県が行政事件訴訟法に基づき権力に対する不服を主張し、国交相の裁決の取り消しを求める。係争委が行政手続きの入り口論にとどまったのに対し、県が軟弱地盤などを抱える新基地建設のための埋め立てを撤回した正当性、国の機関同士である防衛局の求めに応じて国交相が撤回を取り消したことが適法かなどを司法が判断することになる。また、県は別の訴訟として、係争委の却下を不服として国交相の裁決取り消しを求める別の訴訟も想定。提訴の期限は係争委の判断から30日以内にあたるのは19日となっている。」(政経部・銘苅一哲)


(3)琉球新報-「遺産の一部を抗議活動へ」東京都の男性、亡き妻の思いを短歌と共に 沖縄・辺野古のゲート前-2019年7月14日 10:13


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う新基地建設が進む名護市辺野古の海上で13日、沖縄防衛局は土砂をいったん陸揚げし重機を使って海へ投入する作業を続けた。米軍キャンプ・シュワブのゲート前では工事に反対する人たちが抗議集会を開き、東京都の甲野真貴子さん(故人)の短歌を記した看板が掲げられた。」
②「甲野さんの夫が5月に辺野古を訪れ、遺産の一部を抗議活動のカンパに寄付し、短歌を届けた。甲野さんがつづった『香を放つ 月桃の葉よ 茂りゆき 辺野古をおほふ、邪払へ』という歌を、辺野古区在住の金城武政さんが看板に刻んだ。金城さんは『寄り添ってくれた思いを倍にして返さないといけないという気持ちで、本人の筆致を生かして作った』と語った。」
③「沖縄平和運動センターの山城博治議長によると、甲野さんは東村高江のヘリコプター発着帯に抗議する活動にも寄付した。」


(4)沖縄タイムス-次世代型の空中給油機KC46 嘉手納に初飛来か-2019年7月15日 06:00


 沖縄タイムスは、「【嘉手納】米軍嘉手納基地に14日午後、外来機とみられる空中給油輸送機KC46が飛来した。同機は空中給油機KC135に替わる次世代型。嘉手納基地への飛来は初めてとみられる。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-沖縄の干潟 絶滅危惧種コアジサシが大規模営巣 識者「貴重な場 立ち入らず見守って」-2019年7月14日 19:30


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県の泡瀬干潟で絶滅危惧種のコアジサシが大規模に営巣している。コアジサシは環境省の第4次レッドリストで絶滅危惧2類に指定されている渡り鳥。干潟を望む『博物館カフェ ウミエラ館』館長で、2日に営巣を観察した屋良朝敏(あさとし)さんは『20年近く観察しているが、こんなに大規模に営巣しているのは初めて見た』と驚く。」
②「営巣が確認されたのは、干潟東側の沖合にある砂州。砂州の大きさは年々変化するが、屋良さんによると今年は大きめ。『埋め立て工事が潮の流れに何らかの影響を与えて、砂州の大きさも変化しているのかもしれない』と説明した。」
③「沖縄野鳥の会の山城正邦会長によると現在、200個ほどの巣が作られているとみられる。ひな鳥が巣立つまでには1カ月ほどかかるが、山城さんの調査では8日、4羽のひなが死んでいるのを発見した。」
④「卵やひな鳥は砂の色と見分けがつきにくく、砂州に立ち入った人が誤って踏んだ可能性があるという。山城さんは『自然の砂州でコアジサシが大規模に繁殖できる場所は貴重。ひな鳥が巣立つまではできるだけ砂州に立ち入らず静かに見守ってほしい』と呼び掛けた。」


(6)沖縄タイムス-「沖縄の米軍基地を本土で引き取って」 気になる政党アンケートの中身-2019年7月15日 06:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「『「辺野古を止める! 全国基地引き取り緊急連絡会』は参院選を前に政党アンケートの回答を12日までに公表した。沖縄の米軍基地をいったん本土に引き取る運動について、共産党は『共感しないが話を聞いてみたい』、社民党は『共感する』、政治団体れいわ新選組は『運動に協力したい』と答えた。立憲民主党と国民民主党は選択肢を選ばなかった。」
②「また、普天間飛行場代替施設が必要かどうか本土で議論し、必要なら本土に建設するという『新しい提案』には共産とれいわが『賛同する』と回答した。立憲、国民、社民は選択なしだった。」
③「自民党、公明党、日本維新の会はアンケート自体に回答がなかった。」
⑨「緊急連絡会は引き取り運動に関わる全国10団体で構成。アンケートの事務局を務めた『沖縄に応答する会@新潟」メンバーの福本圭介・新潟県立大准教授は「沖縄の基地問題でボールを握っているのは私たち本土の有権者。結果を参考に行動してほしい」と話した。結果は応答する会のブログで公表している。




by asyagi-df-2014 | 2019-07-15 20:26 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人