沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年6月7日

公有水面埋立法に違反。
 「米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、沖縄防衛局が新たに埋め立て用土砂の陸揚げに使用する予定のK8護岸で、県の許可なく当初の設計と異なる構造を加えている様子が6日、確認された。本紙記者が小型無人機で撮影した。土砂運搬船を接岸する場所とみられる。埋め立て承認を受けた際に伝えていた設計を変更する場合、県の承認が必要となるが、防衛局は設計変更を申請しておらず、県は行政指導を含めた対応を検討している。」、と琉球新報。
こんなことがどうして許されるのか。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年6月7日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-許可なく護岸構造を変更 新基地工事、公有水面埋立法違反か-2019年6月7日 05:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡り、沖縄防衛局が新たに埋め立て用土砂の陸揚げに使用する予定のK8護岸で、県の許可なく当初の設計と異なる構造を加えている様子が6日、確認された。本紙記者が小型無人機で撮影した。土砂運搬船を接岸する場所とみられる。埋め立て承認を受けた際に伝えていた設計を変更する場合、県の承認が必要となるが、防衛局は設計変更を申請しておらず、県は行政指導を含めた対応を検討している。」
②「県は昨年8月に埋め立て承認を撤回しており、工事中止を求めている。防衛局は県の処分は無効だとして工事を続けているが、今回、小型無人機での取材で当初予定されていなかった構造を加えていることが明らかになった。」
③「護岸を土砂の陸揚げのための桟橋として使用する目的外使用に加え、無許可の設計変更に当たる可能性がある。その場合、仮に防衛局が主張するように2013年の埋め立て承認が復活していたとしても、県の承認を得ないまま設計を変更して工事していることになり、埋め立て承認の根拠法(公有水面埋立法)に違反することになる。」
④「防衛局が既に陸揚げに使っている別の護岸についても構造の変更は確認されていたが、県幹部は『(今回は)より明らかな変更だ』との見方を示した。」
⑤「防衛局は週明けの10日にもK8護岸を使って土砂を陸揚げする構えだ。一方、新基地建設に反対する土木技師の北上田毅氏は『陸揚げに使うにしては空間が狭い。現状で陸揚げを始めても作業の効率化にはつながらない。拡張も予定しているのではないか』と指摘した。」


(2)琉球新報-「だから辺野古しかない」中学校に米軍ヘリの落下物 飛行停止を求めない政府の言い分-2019年6月7日 05:30



 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「浦添市の浦西中学校で発見されたゴム製の物体は、米軍ヘリからの落下物だった。県や関係自治体から5日、日常的に住宅地の上空を飛行する米軍機が、またもや学校で起こした落下事故への反発や懸念が相次いだ。県はヘリが所属する普天間飛行場の一日も早い運用停止を、あらためて要求。政府も危険性除去を目指すが、政府関係者は「究極的な問題の解決には辺野古移設しかない」。事故をてこに、県民の反発が強い新基地建設を正当化しようとしている。」                             (政経部・銘苅一哲、東京支社・又吉俊充)
②「『やはり米軍の部品だったか』。浦西中でゴム製の切れ端が発見されてから約24時間後の、5日午後3時54分。沖縄防衛局は、CH53E大型輸送ヘリからの落下物だと米軍が認めた−と県に連絡した。県幹部は表情をゆがめた。」
③「県内では2017年12月、宜野湾市の保育園と小学校で普天間所属のCH53Eの部品が立て続けに落下した。幹部は『今回、中学生は落下物を見つけ、すぐに上空を飛行するヘリを確認した。何かが落ちてきたら生徒が上空を見上げるなんて、沖縄くらいだ』。危険と隣り合わせで生活する異常性を指摘する。」
④「政府は県に、飛行場の5年以内の運用停止を約束したが、2月の期限を過ぎても実現していない。県が運用停止を求める一方で、政府は飛行場を返還する条件となる新基地建設に、県が協力しないことが約束の実現を遅らせていると責任を転嫁している。謝花喜一郎副知事は『今回の事故で普天間の危険を思い知らされた。運用停止のためには海兵隊の県外への長期ローテーションが有効だ』として新基地建設ではない運用停止の実現を要求した。」
⑤「政府側は、CH53Eの飛行停止を求めない考えだ。米側は事故の翌日に原因を『部品の劣化』と断定。『すべての航空機を検査し、劣化が見つかったブレードテープを取り除くまたは取り換える』と日本側に伝達した。」
⑥「防衛省関係者は『不具合があったわけじゃなく、ぺろっと剥がれた感じ。きれいに張り直せば落ちることはない』と米側の主張を追認し、原因究明は終わったとの認識だ。」
⑦「相次ぐ飛行場所属の軍用機の落下物。県民の不安は全く払拭(ふっしょく)されていないが、政府関係者は断言する。『飛行機から物を落とすのはあってはならないが、事故を100パーセント防ぐことは不可能。解決には住宅密集地にある普天間飛行場を閉鎖し、辺野古に移すしか方法はない』」



(3)沖縄タイムス-「あわや重大事故」地元2市、米軍訓練に懸念 沖縄県は飛行停止を要求-2019年6月6日 21:24


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「浦添市立浦西中学校のテニスコートで見つかった落下物が、米海兵隊のCH53E大型輸送ヘリコプターの保護テープだったと判明したことを受け、県や関係自治体から『一歩間違えれば重大事故につながりかねない』などと、子どもたちが活動する場への米軍訓練の影響に懸念の声が相次いだ。謝花喜一郎副知事は『危険性は低いと言うが、米軍の整備や管理が不十分だったと断じざるを得ない』と批判した。」
②「今回と同型ヘリは、2017年に緑ヶ丘保育園で部品が見つかり、普天間第二小に窓を落とすなど事故が相次いだ。謝花副知事は『米軍基地と隣り合わせの生活を余儀なくされている県民に大きな不安を与え、極めて遺憾だ』と話した。普天間飛行場所属のCH53Eヘリから落下したとの認識で、沖縄防衛局や外務省沖縄事務所、在沖米総領事館、在沖米軍に抗議する考えを示した。」
③「松本哲治浦添市長は『たまたま人的被害はなかったが、いつ大きな事故につながるか分からない。基本的に浦添市上空を飛ぶ全ての米軍機に対し、点検や調査の結果を踏まえ、飛行停止を含めた迅速かつ適切な安全措置を沖縄防衛局と米軍に要求する』と話した。その上で『上空を飛ぶものから落下物があること自体あってはならない』と述べ、普天間飛行場の一日も早い閉鎖、移設を求めた。」
④「普天間飛行場を抱える宜野湾市の松川正則市長は『常日頃から米軍に伝えているが、整備点検はしっかりやってほしい』と苦言を呈した。落下したテープが簡単にはがれるものか、はがれても機体に影響はないのか、詳細を確認してから対応を検討する考えを示した。」
⑤「平敷昭人県教育長は『学校現場で児童生徒の安全を脅かすようなことは断じてあってはならず、普天間第二小に続いて今回の事案が発生したことに非常に強い憤りを感じている。米軍は日米間の飛行に関する協定に従い、学校上空の飛行を取りやめるべきである』とのコメントを発表した。」


(4)沖縄タイムス-「領土と領海を守り抜く」沖縄・宮古島に強化型巡視船、新たに9隻 尖閣などに対応-2019年6月6日 21:01


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「第11管区海上保安本部は3日、宮古島海上保安部に最新装備を搭載した強化型巡視船9隻が配備されたとして、沖縄県宮古島市内のホテルで披露式典を開いた。同本部は2016年から、遠隔放水銃などの規制能力や追跡・補足能力を強化した巡視船の配備を進めてきた。全体ではこれまでの3隻から11隻に増強される。強化型の1隻当たりの価格は約22億円。主に尖閣諸島や宮古島周辺海域で、外国漁船の違法操業などに対応する。」
②「海上保安庁の岩並秀一長官は、中国公船や外国漁船による領海侵入に触れ、『海上犯罪の取り締まりや急患搬送など地域の期待に応えたい』と述べた。」
③「11管海保の葛西正記本部長は『わが国の領土と領海を守り抜くという基本方針の下、事態をエスカレートさせないよう冷静かつ毅然(きぜん)と対応する』と話した。」


(5)沖縄タイムス-「事故後も飛行が続いている」中学校に米軍機から落下物 浦添市議会が抗議決議-2019年6月7日 13:15


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県浦添市立浦西中学校のテニスコートに米軍普天間基地所属のCH53E大型輸送ヘリコプターのプロペラの保護テープが落下した事故を受けて、浦添市議会(島尻忠明議長)は7日、抗議決議案を全会一致で可決した。」
②「抗議決議では、『一歩間違えば命に関わる深刻な事故で、生徒や保護者らに不安と恐怖を与えている』と指摘した。」
③「『事故後も再発防止策が取られないまま飛行が続いており激しい憤りを禁じ得ない』と訴え、①生徒や保護者らへの謝罪と心のケア②事故原因の徹底究明と公表までの飛行停止、全米軍機の総点検③飛行ルートの変更を含む再発防止策④普天間基地の閉鎖、返還⑤日米地位協定の抜本的改定―などを求めた。」
④「同日中に市議らが沖縄防衛局に出向き抗議文を手渡す。」


(6)琉球新報-米軍、保護テープをチェックリストに入れず 事故を受けて追加-2019年6月7日 14:47


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県の浦添市立浦西中学校のテニスコートに、米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリコプターからプロペラ部分に付けられるゴム製の保護テープが落下した事故を巡り、米軍の部品点検のリストに保護テープが含まれていなかったことが7日、分かった。謝花喜一郎副知事が抗議のため、北中城村のキャンプ・瑞慶覧で面談したポール・ロック海兵隊太平洋基地司令官が明らかにした。」
②「ロック司令官によると、米軍機の部品は専門家とその上司で三重のチェックを実施しているが、テープはリストに入っていなかった。事故を受け、新たにリストに加えたという。」
③「謝花副知事は面談後、記者団に対し、テープがリストになかったことについて『米軍側は(テープは)飛行の安全に関連するものではないので、現場の作業員が目視していたと言っていた。その辺の感覚が私たちと違う。飛行に影響するしないにかかわらず、落下物は許されない』と不快感を示した。」


(7)沖縄タイムス-中学校に米軍ヘリから落下物 「飛行停止を」那覇市議会が抗議決議-2019年6月7日 12:28


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「浦添市立浦西中学校のテニスコートに、米軍普天間飛行場所属のCH53E大型輸送ヘリコプターのプロペラ部分に付けられるゴム製の保護テープが落下した事故を受け、那覇市議会(翁長俊英議長)は7日午前、事故に関する意見書と抗議決議を全会一致で可決した。事故の原因究明と安全対策が講じられるまで米軍機の飛行を停止することなどを米軍や日米両政府に求める。」
②「意見書と抗議決議では、これまで米軍や日米両政府が安全対策や再発防止策を講じてきたものの、『結果的にその実効性は乏しい』と批判。事故や事件が後を絶たない現状は『県民の生命と安全を脅かす異常な状態だ』と訴えた。」
③「学校や保育園、病院といった人口が密集する地域での飛行訓練の中止や危険性除去に向けて普天間飛行場の閉鎖と早期の返還も盛り込んだ。」


(8)琉球新報-「事故原因の究明と飛行ルート変更含む再発防止策を」 浦添市議会が抗議決議 浦西中米軍部品落下事故-2019年6月7日 12:35


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「浦添市議会(島尻忠明議長)は7日、6月定例会を開き、市立浦西中学校への米軍普天間飛行場所属ヘリの部品落下事故に関する抗議決議と意見書を全会一致で可決した。」
②「抗議決議と意見書は『一歩間違えば命に関わる深刻な事故であり、生徒、保護者、学校関係者、地域住民等に恐怖と不安を与えている。さらに事故後も謝罪や原因究明、再発防止策が実施されていない状況にも関わらず引き続き飛行を続けている』と指摘し『激しい憤りを禁じ得ない』と強調した。」
③「その上で、生徒や保護者への謝罪、事故原因の究明と公表されるまでの間の飛行停止、飛行ルート変更を含む再発防止策―などを要請した。意見書の宛先は首相や防衛大臣、衆参議長など、抗議決議の宛先は駐日米大使、第3海兵遠征軍司令官などとなっている。」


(9)琉球新報-平和メッセージ詩部門の最優秀賞は山内玲奈さん 沖縄・慰霊の日に「平和の詩」として朗読-2019年6月7日 16:57


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「県平和祈念資料館は7日、県内の小中高校生らから募集した第29回『児童・生徒の平和メッセージ』の入賞者を発表した。詩部門の小学生高学年の部最優秀賞に糸満市立兼城小6年の山内玲奈さんの作品『本当の幸せ』が選ばれた。山内さんは23日に糸満市で開かれる沖縄全戦没者追悼式で『平和の詩』として朗読する。」
②「山内さんの作品は審査委員から『昭和、平成、令和と流れる時代の中で、戦争の悲惨さだけでなく身近な幸せを読み手の心に伝わるように表現した』などと評価された。」
③「図画部門中学生の部最優秀賞にはうるま市立あげな中3年の阿嘉美咲希さんの『慰霊の日の夜明け』が選ばれ、平和メッセージ展の告知ポスターに採用された。」
④「作文部門の中学生の部で最優秀賞となった石垣市立白保中2年の豊里亮太さんの『青空を見せたい』、図画部門の高校の部で最優秀賞となった県立糸満高校1年の外間彩音さんの『あの日との繋がり』」は、沖縄全戦没者追悼式の冊子に掲載される。」
⑤「【山内さんの詩】」

     本当の幸せ
           糸満市立兼城小学校6年 山内玲奈

青くきれいな海
この海は
どんな景色を見たのだろうか
爆弾が何発も打ち込まれ
ほのおで包まれた町
そんな沖縄を見たのではないだろうか

緑あふれる大地
この大地は
どんな声を聞いたのだろうか
けたたましい爆音
泣き叫ぶ幼子
兵士の声や銃声が入り乱れた戦場
そんな沖縄を聞いたのだろうか

青く澄みわたる空
この空は
どんなことを思ったのだろうか
緑が消え町が消え希望の光を失った島
体が震え心も震えた
いくつもの尊い命が奪われたことを知り
そんな沖縄に涙したのだろうか

平成時代
私はこの世に生まれた
青くきれいな海
緑あふれる大地
青く澄みわたる空しか知らない私
海や大地や空が七十四年前
何を見て
何を聞き
何を思ったのか
知らない世代が増えている
体験したことはなくとも
戦争の悲さんさを
決して繰り返してはいけないことを
伝え継いでいくことは
今に生きる私たちの使命だ
二度と悲しい涙を流さないために
この島がこの国がこの世界が
幸せであるように

お金持ちになることや
有名になることが
幸せではない
家族と友達と笑い合える毎日こそが
本当の幸せだ
未来に夢を持つことこそが
最高の幸せだ

「命どぅ宝」
生きているから笑い合える
生きているから未来がある

令和時代
明日への希望を願う新しい時代が始まった
この幸せをいつまでも


(10)琉球新報-「飛行ルート見直しを」副知事が外務省沖縄担当大使と沖縄防衛局長を呼び抗議 米軍部品落下事故-2019年6月7日 15:24


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「4日午後に発生した浦添市立浦西中学校への米軍ヘリからのゴム製部品の落下事故を受けて、謝花喜一郎副知事は7日、県庁に川村裕外務省沖縄担当大使、田中利則沖縄防衛局長を呼び、抗議した。」
②「謝花副知事は『安全管理体制と飛行ルートを見直してほしい』と求めた。平敷昭人教育長も同席し「学校上空の飛行を控えてほしい」と述べた。」
③「川村大使は『米側に安全管理の徹底を求めていく』と説明。田中局長も『安全管理の徹底を促したい』と話した。」


(11)琉球新報-俳優・津嘉山正種さん「戦争につながる基地建設は絶対に反対」 辺野古座り込みに参加-2019年6月7日 16:31


 琉球新報は、「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設工事が進む名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前では7日、約30人の市民が座り込み「辺野古を返せ」『基地はいらない』と声を上げた。那覇市出身の俳優・津嘉山正種さんもゲート前を訪れ、『戦争につながる基地建設は絶対に反対だ』と話し、座り込みに参加した。海上では沖縄防衛局が大浦湾側にあるK9護岸からの土砂搬入作業を続けた。基地建設に反対する市民らがカヌー7艇と船1隻で抗議した。」、と報じた。




by asyagi-df-2014 | 2019-06-08 12:25 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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