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沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年6月5日

「4日午後3時35分ごろ、沖縄県浦添市当山の浦添市立浦西中学校のテニスコートにゴム製の落下物があった。けが人の情報はない。同校保護者の話によると、落下がある直前に米軍のものとみられるヘリコプターが飛んでいたとの情報もある。」、と琉球新報
さて、後は、日本政府の仕事。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年6月5日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-沖縄県の浦西中学校にゴム製の布が落下 けが人なし 上空にヘリ-2019年6月4日 19:32


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「4日午後3時35分ごろ、沖縄県浦添市当山の浦添市立浦西中学校のテニスコートにゴム製の落下物があった。けが人の情報はない。同校保護者の話によると、落下がある直前に米軍のものとみられるヘリコプターが飛んでいたとの情報もある。」
②「浦西中学校は午後8時すぎに稲福政彦教頭が会見を開いた。稲福教頭によると、布状の落下物は長方形で長い辺が20センチ、短い辺が12センチ、厚さは0・5ミリ程度で重さは20グラム。黒くて薄いゴム製で焦げた臭いやオイルの臭いはなかったという。」
③「当時テニスコートにはテニス部員20人がいた。テニス部員が上から落ちてきたところを発見。その際に見上げたらヘリコプターが南の方角に進んでいた。その後、部員が職員室に落下物を持ってきたという。同校は校内放送で全校生徒に屋内に避難するように指示した。」
④「防衛省は、上空をヘリコプターが通過していたとの目撃証言もあったことを受け、関係自治体に情報を提供し、現場へ職員を派遣。現在米軍に照会している。」
 【琉球新報電子版】


(2)沖縄タイムス-沖縄県の中学校テニスコートに落下物 上空に米軍ヘリとの情報 生徒ら屋内に避難 けが人なし-2019年6月4日 19:07


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「防衛省によると、4日午後3時35分ごろ、沖縄県浦添市立浦西中学校のテニスコートで、20センチ四方程度の黒いゴムの切れ端のようなものが落下した、と学校側が市に通報にした。けが人はいない。落下物が確認された当時、上空に米軍のヘリコプターが飛んでいたとの情報もある。浦添市が同省に通報し、同省は米側にこの物体が米軍機からの落下物かどうか照会中。」
②「浦西中によると、放課後にテニスコートで部活動中のテニス部員から『上空から何かが落ちてきた』と連絡があった。当時、二十数人が同コートで部活動をしていたが、けが人はいないという。」
③「同中によると落下物は縦18センチ、横12センチ、厚さは1ミリもなく黒色のゴムシートのようなもの。落下する様子を数人が見ており、ヘリが上空を通過した。米軍機かどうかは不明。」
④「学校側は落下直後、屋外で活動していた生徒ら200~300人に対し、屋内へ避難するよう校内放送で促した。同4時45分に校長の判断で待機を解除したという。」


(3)琉球新報-ジュゴン死骸は「工事無関係」 沖縄防衛局環境監視委員会 4日前に「悲鳴」-2019年6月4日 10:22


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設に関し、沖縄防衛局は3日、環境監視等委員会(委員長・中村由行横浜国立大大学院教授)を那覇市のザ・ナハテラスで開いた。同局が本島周辺で確認していたジュゴン3頭のうち『個体B』の死骸が3月18日に今帰仁村の運天漁港に打ち上げられたことについて、新基地建設工事の作業船の運航による影響はないとの分析を報告した。委員の異論はなかった。」
②「防衛局の調査で、個体Bが往来していた古宇利島周辺で3月14日にジュゴンの鳴音が通常を大きく上回る頻度で確認された。関係者によると、委員会では個体Bが同日に何らかの深刻な損傷を受け、悲鳴を上げていた可能性が指摘された。」
③「防衛局によると、古宇利島の周辺海域でジュゴンの鳴音が最後に確認された3月14日から個体Bの死がいが発見された18日の間に、新基地建設に使う土砂運搬船7隻が航行した。航跡を確認したところ、全て個体Bの主な確認位置からは離れていた。」
④「一方、残る2頭『個体A』と『個体C』は新基地建設工事が本格化した後に辺野古周辺から姿を消しており、影響が指摘されてきた。防衛局は前回の委員会会合の指摘を受けて4月6、18の両日に追加実施したヘリコプターによる生息確認でも、ジュゴンの姿は確認できなかったと説明した。」
⑤「防衛局は水中録音装置を使った追加調査も検討してきたが、ジュゴンのえさ場となるような海藻藻場がなかったため、調査は見送ると報告した。」


(4)琉球新報-米軍、ヘリの部品と認める 沖縄の中学校の落下物-2019年6月5日 15:59


 琉球新報は、「4日午後3時半ごろ、浦添市立浦西中学校のテニスコートで米軍機からの落下物とみられる重さ約20グラムのゴム製部品が発見された問題で、米海兵隊は5日、米軍普天間飛行場所属のCH53Eヘリコプターのプロペラの部品と認めた。米海兵隊は『同じ部品を使用している航空機の検査を実施し、劣化などが見つかれば部品を交換する』とした。」、と報じた。


(5)琉球新報-松本哲治浦添市長「いつ大きな事故につながるか分からない」 飛行停止含めた安全性確保求める 米軍ヘリ部品落下-2019年6月5日 18:41


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「沖縄県浦添市の浦西中学校に米軍機からゴム製部品が落下した件で、松本哲治市長が5日夕、同市役所で緊急会見を開いた。松本市長は『米軍ヘリが原因と判明し、大変遺憾だ。日常的に米軍ヘリが飛行している状況では、いつ大きな事故につながるか分からない』と述べ、飛行停止を含めた安全性確保を日米両政府に求める考えを示した。」
②「浦西中周辺では、米軍普天間飛行場所属のヘリが日常的に飛行している。松本市長は『(部品落下で)危惧していたことが現実化した。今回、たまたま人的被害がなかったが、(落下物が)別の危険な物だった可能性も否定できない』と指摘。報告を受けた沖縄防衛局に対し、口頭で抗議したと明らかにした。」
③「部品は普天間飛行場所属のCH53Eのものだった。この機体は県内外で事故を繰り返しながら、現在も飛行を続けている。松本市長は政府に対し『浦添市民、県民は不安と恐怖の中で暮らしている。その原因の普天間飛行場の閉鎖、撤去、移転に一日も早く対応するよう強く要望したい』と強調した。」
④「さらに『なるべく早く』米軍に抗議し、沖縄防衛局と合わせて『迅速的かつ適切な措置』を求めていく考えを示し、『徹底した安全運用を要望したい。市民が不安を感じている状況が払しょくされないようなら、運航停止も含めて強く訴えたい』と述べた。」
⑤「ゴム製部品は4日午後3時半ごろ、浦西中学校のテニスコートに落下した。これを受けて同校は、5、6の2日間、体育や清掃など屋外活動を中止。米軍は5日午後、浦西中に落下した部品が米軍普天間飛行場所属のCH53Eヘリコプターの部品であると認めた。」



by asyagi-df-2014 | 2019-06-05 19:34 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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