沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年4月22日

 沖縄には、やはり変革が必要だ。
「玉城デニー氏の知事選出馬に伴う衆院沖縄3区補欠選挙は21日、投開票が行われ、『オール沖縄』陣営が推すフリージャーナリストで無所属新人の屋良朝博氏が7万7156票を獲得し、初当選した。元沖縄北方担当相で新人の島尻安伊子氏=自民公認、公明、維新推薦=は5万9428票を得たが及ばず、屋良氏は島尻氏に1万7728票差をつけた。3区の有権者が辺野古新基地建設に反対する屋良氏を選んだことで、県民は昨年9月の知事選、今年2月の県民投票に続き、辺野古埋め立てを強行する安倍政権に対し再び『ノー』を突き付けた。」、と琉球新報。
この「ノー」は、日本という国への問いかけである。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年4月22日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-屋良氏が初当選 辺野古再び「ノー」 島尻氏に1万7728票差 衆院沖縄3区-2019年4月22日 00:36


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「玉城デニー氏の知事選出馬に伴う衆院沖縄3区補欠選挙は21日、投開票が行われ、『オール沖縄』陣営が推すフリージャーナリストで無所属新人の屋良朝博氏(56)が7万7156票を獲得し、初当選した。元沖縄北方担当相で新人の島尻安伊子氏(54)=自民公認、公明、維新推薦=は5万9428票を得たが及ばず、屋良氏は島尻氏に1万7728票差をつけた。3区の有権者が辺野古新基地建設に反対する屋良氏を選んだことで、県民は昨年9月の知事選、今年2月の県民投票に続き、辺野古埋め立てを強行する安倍政権に対し再び『ノー』を突き付けた。」
②「屋良氏は辺野古埋め立てを阻止し、基地機能の分散による普天間飛行場の即時閉鎖、返還を公約の柱に掲げたことで、新基地建設反対の県民世論を追い風に支持を広げた。翁長雄志前知事が構築した『オール沖縄』陣営の全面支援を受け、玉城知事の後継をアピールしたことで課題だった知名度不足を克服し、玉城知事の地盤でもある沖縄市やうるま市を中心に無党派層にも浸透した。」
③「衆院選初挑戦となった島尻氏は保守系の首長や県議、市町村議員、企業人らが運動を展開したが、辺野古容認の姿勢に対する反発もあり、序盤から苦戦した。沖縄担当相時代に子どもの貧困解消に向けた予算を確保したことや経済振興策などの実績、政府との信頼関係の強さを強調した。しかし閣僚時代の失言や普天間飛行場の県外移設から辺野古移設容認に転じたことに対する有権者の不信感を最後まで拭えなかった。」
④「投票率は2017年10月の前回衆院選の54・05%から10・06ポイント下がり、43・99%で、参院選を含む県内の国政選挙で過去最低を記録した。総選挙ではなかったことで有権者の関心が高まらなかったとみられる。当日有権者(在外含む)は31万3695人(男性15万4092人、女性15万9603人)だった。」


(2)沖縄タイムス-沖縄3区勝利、飛び上がる知事 初当選した屋良氏「基地を造らず返還は可能」-2019年4月22日 04:40


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県知事に転出した玉城デニー氏の衆院議員失職に伴う衆院沖縄3区補欠選挙は21日、投開票され「オール沖縄」勢力が推す無所属で新人のフリージャーナリスト屋良朝博氏(56)が7万7156票を獲得し、初当選を果たした。屋良氏は名護市辺野古の新基地建設反対を前面に打ち出し、自民党公認で、元沖縄北方担当相島尻安伊子氏(54)=公明、維新推薦=を1万7728票差で破った。辺野古新基地建設問題で政府と対峙(たいじ)する玉城県政に追い風となり、夏の参院選にも弾みをつけた。」
②「投票率は43・99%で、1970年に国政選挙に参加して以降、県内の主要選挙で最低の投票率となった。」
③「屋良氏は、主要争点の一つだった辺野古新基地建設に反対し『新基地を建設せずとも米海兵隊の運用見直しにより、米軍普天間飛行場の全面返還は可能』と訴えてきた。」
④「選挙戦では、2014年に翁長雄志知事誕生の原動力となった県政与党や保守中道議員、労働組合、経済界の一部で構成する『オール沖縄』勢力が全面支援。玉城氏が共に街頭で支持を訴えて後継をアピールし、課題だった屋良氏の知名度不足を補った。革新・中道層に加え、無党派層、一定の保守層から幅広い支持を取り付けた。」
⑤「3区は玉城氏が09、14、17年の選挙で勝利を収めており『オール沖縄』勢力が議席を守る形となった。一方、自民公認として立候補した島尻氏は公明、維新の推薦を得て3党共闘で臨んだ。菅義偉官房長官ら政府、与党の大物政治家が来県して支援を呼び掛けたが及ばなかった。」
⑥「辺野古新基地建設を容認する立場を明確にし、沖縄担当相や大臣補佐官時代に取り組んだ子どもの貧困対策の実績、中北部の振興などを訴え、保守票は固めたものの、無党派層への支持が広がらなかった。」
⑦「当日有権者数は31万3695人(男性15万4092人、女性15万9603人)だった。」
⑧「辺野古は普天間問題の解決策にならない、別のアプローチを考え周辺住民の負担軽減を具体的に進める、という訴えが受け入れられた。県知事選、県民投票と移設反対の意思が示されたが工事が進んでいる。この国の民主主義が問われている。このままでいいのかということを議論していく。沖縄の振興計画はあと2年半で半世紀を迎える。振興計画はかなり進んだ。これからは人に対する投資や製造業、農業などに力を入れる。沖縄で作ったものを売る制度を整備し、県民所得が上がる具体的な計画を策定していきたい。」


(3)沖縄タイムス-辺野古反対の「民意」より強固に 沖縄県の主張を後押し 知事選・県民投票に続き…-2019年4月22日 05:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設問題は、埋め立て承認撤回を巡り国と県の法廷闘争が想定されている。建設に反対する屋良朝博氏の当選で、直ちに形勢が逆転するわけではない。ただ、昨年8月の埋め立て承認撤回後の知事選、今年2月の県民投票から続く新基地建設に反対する民意の潮流がより強固になった。裁判で玉城デニー県政の主張を補強する材料となり得る。」(政経部・銘苅一哲)
②「辺野古の大浦湾側で軟弱地盤の存在が判明するなど、新基地建設の妥当性への疑問は高まっている。県庁内からは米軍基地問題を専門とする屋良氏が、国会で問題点を具体的に追及する期待感も高まっている。」
③「県は昨年8月に埋め立て承認を撤回したが、国土交通相は沖縄防衛局の申し立てを受けて今月5日に効力を取り消した。県は決定を不服として、22日にも総務省の第三者機関『国地方係争処理委員会』に審査を請求する方針。国交相の決定を取り消すよう求める訴訟の提起も検討している。」


(4)沖縄タイムス-菅官房長官「辺野古進める」 衆院補選敗北も-2019年4月22日 11:57

 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【東京】菅義偉官房長官は22日の記者会見で、衆院沖縄3区補選で米軍普天間飛行場の辺野古移設容認の態度を示していた自民党公認の島尻安伊子元沖縄担当相が敗れたことを受け、地元の理解を得ながら辺野古の新基地建設を続ける考えを示した。」
②「菅氏は『個々の選挙区の結果について政府としてコメントは差し控える』とした上で、『丁寧に説明させていただきながら、辺野古の埋め立てを進めさせていただきたい』と述べた。」
③「『普天間飛行場が固定化され、危険なまま置き去りにされることは絶対に避けなければいけない。辺野古移設は安全保障環境、普天間飛行場の危険除去、返還を考えた時に唯一の解決策だ』との認識も示した。」


(5)沖縄タイムス-「沖縄は絶対に負けない」 衆院補選で初当選の屋良朝博さんが辺野古であいさつ-2019年4月22日 13:50


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の新基地建設反対を訴え、21日投開票の衆院沖縄3区補欠選挙で初当選した屋良朝博さん(56)が22日午前、米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪れ、市民に喝采で迎えられた。」
②@屋良さんは『ここは(基地問題の)原点。皆さんの気持ちを国会に持っていく。当たり前の政治、民主主義をスタートさせる。沖縄は絶対に負けない』とあいさつした。」
③「屋良さんが好きだという、米国の公民権運動で歌われた「We Shall Overcome(勝利を我らに)」を市民らが一緒にスクラムを組んで合唱した。」
④「この日も新基地建設作業が行われ、午後1時40分までに、183台の工事関係車両が基地内に入った。」


(6)沖縄タイムス-沖縄県と国の対立に“化学反応”起こせるか 衆院補選で当選の屋良朝博氏への期待 県政解説【深掘り】-2019年4月22日 15:50


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「屋良朝博氏の当選は、昨年10月の玉城デニー知事の就任以降、2月の県民投票に続いて、名護市辺野古の新基地建設に反対する県民の意思を突き付けた。政府に建設を止める気配はない。玉城知事は『民意と責任を背負い、辺野古を止めるために行動する』と攻勢を強める構えだ。」
②「米軍普天間飛行場を辺野古へ移すことに賛成か、反対か。埋め立て予定海域に軟弱地盤が存在する中、埋め立ては可能か、どうか。そういった議論の中で『海兵隊が沖縄に駐留する必要はない』と論陣を張ってきた屋良氏には、膠着(こうちゃく)状態と言える県と国の対立に化学反応を起こす役割が期待されている。」
③「屋良氏は、新聞記者やシンクタンクの評議員として在沖海兵隊の機能などを分析。米軍再編後も沖縄に残る約2千人規模の31海兵遠征部隊(MEU)の拠点を県外に移し、その活動を日本政府が支援することで、ほとんどの米海兵隊部隊が沖縄から撤退できると提言してきた。」
④「幅広い政党の支持を受ける玉城県政では代替案を提示するのは難しい状況だ。屋良氏が『移設せずに普天間飛行場の返還は可能』という沖縄も日米両政府も納得する『ウィンウィンウィン』の政策を練り上げれば、玉城県政の追い風になる。」
⑤「『対話での解決』を掲げる玉城知事は、外部有識者で基地負担軽減を話し合う『万国津梁会議』を6月に設置する。埋め立て承認取り消しや撤回という『切り札』がいずれも不発に終わり、工事を止めるための沖縄側の権限はほとんど残っておらず、県民の理解を広げるには『どう止めるか』について十分な説明が必要になる。また、辺野古の問題で信任を重ねる一方、県民が重点的に取り組んでほしいと望む子どもの貧困や虐待防止の対策などの具体的な施策は2019年度予算で緒に付いたばかりで、知事がリーダーシップを発揮し、加速できるか真価が問われる。」
(政経部・福元大輔)


(7)沖縄タイムス-沖縄の女性殺害に抗議 北谷町議会、全会一致-2019年4月22日 11:06


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県北谷町のアパートで米海軍兵のガブリエル・アルフェード・オリベーロ3等兵曹が住人の日本人女性を殺害後に自殺したとみられる事件を受け、町議会(亀谷長久議長)は22日に臨時会を開き、事件の原因究明や米軍人・軍属の綱紀粛正を求める抗議決議と意見書の両案を全会一致で可決した。」
②「両案では『被害女性の、母としての無念、遺された子の将来を考えるとあってはならない悲惨な事件で、強い憤りを禁じ得ない』と断じた。被害女性への接近・接触を禁止する軍事保護命令『ミリタリー・プロテクティブ・オーダー(MPO)』が出ていたにもかかわらず、米軍は事件当日に外出許可を出したとみられることに触れ『事件は防げた可能性がある』と訴えた。」
③「米兵らの勤務時間外行動を規制するリバティー制度が2月に大幅緩和された直後の事件で『実効性に疑問を抱かざるを得ず、町民に大きな不安を与えている状況を真摯しんしに受け止めるべきだ』と強調した。」
④「要求項目には被害女性の家族や関係者への謝罪・補償やケアを日米両政府で行うことや、リバティー制度の緩和措置の撤回、日米地位協定の抜本的改定なども盛り込まれた。」
⑤「抗議決議の宛先は米大統領、米国防長官、米国務長官、駐日米国大使、在沖米四軍調整官、意見書は首相、外相、防衛相、沖縄担当相、沖縄防衛局長など。」


(8)沖縄タイムス-沖縄・北谷町の事件に抗議へ 県議会-2019年4月22日 12:25


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県議会の米軍基地関係特別委員会(仲宗根悟委員長)は22日午前、北谷町内で起きた米海兵隊所属の海軍3等兵曹が日本人女性を殺害し、その後自殺したとみられる事件に対する抗議決議と意見書の両案を本会議に提案することを全会一致で決めた。県民への謝罪や遺族への完全な補償、再発防止などを求める。26日予定の臨時会に提案し、全会一致で可決される見通し。」
②「抗議決議などでは、海軍兵に対し、女性への接触禁止命令が出ていたにもかかわらず、外出許可を与えた米軍の対応を『監督責任が問われる』と非難。米軍基地の集中する状況を取り上げ、『基地があるがゆえの事件、事故と言わざるを得ない』と指摘している。」
③「また、2016年に起きた米軍属による女性殺害事件に続き、『繰り返された凶悪事件は、県民に大きな不安と衝撃を与えた』と強調し、強く抗議する。」


(9)沖縄タイムス-島尻安伊子氏の敗因、辺野古新基地「容認」姿勢理解されず 無党派へ広がり欠く【深掘り】-2019年4月22日 08:10

 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「島尻安伊子氏は元沖縄北方担当相としての実績や政府・与党との連携による政策の実現性を訴えてきたが、及ばなかった。これまでの自民党系候補と異なり、辺野古新基地建設について『容認』の姿勢を明確にして選挙に臨むも、無党派層への広がりを欠いた。」
②「知事選の反省も踏まえ、辺野古新基地建設は『普天間飛行場の危険性を一刻も早く除去するため、苦渋の選択であるが、容認せざるを得ない』と態度を鮮明にした。約2カ月前の県民投票が、自民の一部が賛成に回ったことで全県実施され、辺野古問題の争点化が避けられなくなった。選対にとって誤算だった。」
③「交通渋滞対策など県民に身近な政策を訴えるも、有権者の多くは基地問題を争点と捉えた。さらに本紙などの出口調査で県民投票後も工事を進める安倍政権の評価が26%にとどまった点も影響した。3区内の14市町村中、13市町村長が島尻氏の支援を表明し、地域や企業票の取りまとめを狙った。」
④「島尻氏はこれまで子どもの貧困対策や、沖縄振興計画の策定に携わった手腕をアピール。経済の活性化や医療、子育てなどの福祉政策を重視する層を固めたが、届かなかった。」(衆院3区補選取材班・上地一姫)























by asyagi-df-2014 | 2019-04-22 17:50 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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