沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年3月27日

結局、たどり着いて見えたものは、「植民者」が「植民地主義」を克服できない愚劣な姿なのではないか。
「1879年に琉球王国が滅亡してから、27日で140年。松田道之琉球処分官が、熊本鎮台兵(日本軍)や武装警官ら約600人を連れて首里城へ入り、琉球国王・尚泰に廃藩置県の通達を突き付けた。日本政府の武力を背景にした琉球併合(琉球処分)で首里城は明け渡され、沖縄県が設置された。沖縄の自己決定権や米軍基地問題について発信している人々は『辺野古新基地建設に通じる』『日本の植民地主義は140年前から続いている』などと訴えている。」、と琉球新報。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年3月27日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-「今も続く植民地主義」 研究者、自己決定権回復訴え 琉球処分から140年-2019年3月27日 06:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「1879年に琉球王国が滅亡してから、27日で140年。松田道之琉球処分官が、熊本鎮台兵(日本軍)や武装警官ら約600人を連れて首里城へ入り、琉球国王・尚泰に廃藩置県の通達を突き付けた。日本政府の武力を背景にした琉球併合(琉球処分)で首里城は明け渡され、沖縄県が設置された。沖縄の自己決定権や米軍基地問題について発信している人々は『辺野古新基地建設に通じる』『日本の植民地主義は140年前から続いている』などと訴えている。」
②「基地問題を独自の動画で全国に発信しているユーチューバーの多嘉山侑三さん(34)は『政府の都合で沖縄を利用し、人々をないがしろにしている点で現在の辺野古新基地建設と通じている』と指摘する。」
③「国会で照屋寛徳衆院議員が併合以前の琉球の政治的地位を質問した際、政府が明確に答えられなかったことを挙げて『国際法の観点からも、おかしなやり方で併合した。新基地で政府が行政不服審査法を乱用したことと通じる』と指摘した。」
④「琉球民族独立総合研究学会の親川志奈子共同代表(38)は『政府は他の地域には決して沖縄と同じ態度は取らない。140年前から続く植民地主義だ』と指摘する。『人権問題として国際社会に訴えていくことが大事だ』と強調した。沖縄は1952年、サンフランシスコ講和条約で日本から切り離された。『第2の琉球処分』とも言われる。」
⑤「瀬長亀次郎の資料を展示する『不屈館』の内村千尋館長(74)は米統治下、沖縄の人々が保革に分断されたことを挙げて『沖縄の人が争うことで(民衆の)力がそがれてしまう。亀次郎は皆をいかに団結させるかに常に心を砕いた』と語る。『今は米統治下よりも物事が強行に進められている。当時の闘いを思い起こし、県民は団結すべきだ』と話した。」(宮城隆尋)


(2)琉球新報-宮古警備隊を配備 防衛省、南西防衛強化 奄美にも 反対の市民抗議-2019年3月27日 05:30


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【宮古島】南西諸島の陸上自衛隊配備計画を巡り、宮古島市上野野原に新設された宮古島駐屯地に26日、宮古警備隊約380人が編成された。1972年の沖縄の日本復帰後、自衛隊施設新設は2016年3月の陸自与那国駐屯地(沿岸監視160人)に続いて2度目。鹿児島県の奄美大島でも同日、警備隊と地対空・地対艦ミサイル部隊の計約550人が配置された。防衛省は、石垣島でも部隊配備に向け駐屯地建設に着手しており、同省が『防衛の空白地帯』とする南西諸島の防衛強化の動きが進んでいる。」
②「駐屯地正門前では、配備反対を訴える市民ら約30人がプラカードを掲げて抗議。市民らは21日の抗議集会で採択した抗議決議文を警備隊副隊長に手渡した。」
③「宮古警備隊は有事の際の初動対応や、島しょ奪還を任務とする水陸機動団(長崎県)など本土からの増援部隊受け入れなどを担う。この日、宮古島駐屯地内の体育館で編成完結式が行われ、宮古警備隊員や下地敏彦宮古島市長ら関係者が出席した。編成完結式では、宮古警備隊長の田中広明一等陸佐が、第15旅団長の原田智総陸将補に部隊編成の完了を報告した。」
④「原田陸将補は『宮古警備隊の配備はわが国南西区域の抑止体制を確立するためであり、最前線部隊として宮古列島の防衛という極めて重要で、安全保障に死活的な任務を担う』と強調した。その上で『宮古島市民、多良間村民と共にあり、愛される警備隊となるよう任務にまい進してほしい』と述べた。」
⑤「下地宮古島市長は『警備隊が配置されることで、災害に強い、安全で安心な島づくりに向けて、共に手を取り合って歩んでいけることを期待したい』とあいさつした。今回の部隊編成に伴い、陸自は4月7日に宮古島駐屯地で部隊旗を授与する式典を行う。」


(3)沖縄タイムス-県民投票の結果「尊重を」 沖縄県議会で意見書と決議可決 与党の賛成多数-2019年3月27日 16:48


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県議会(新里米吉議長)は27日の2月定例会最終本会議で、名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票の結果を尊重し、工事の中止と新基地建設の断念を、日米両政府に求める意見書案と決議案を与党の賛成多数で可決した。また、国連と全都道府県知事、議会に基地建設を断念させることに理解を求める決議案も可決した。自民は反対し、公明、維新は退席した。」
②「意見書、決議では、県民投票で総投票者の7割超が反対に投じた結果を踏まえ『民意を否定することはもはや許されない』と指摘した。」
③「政府が投票結果にかかわらず事前に工事続行の方針を決めていたことに、キャラウェー高等弁務官の『沖縄の自治は神話だ』との発言を引用し『県民には地方自治も民主主義も適用されないと言っているのに等しく、断じて容認できない』と厳しく批判した。その上で、①埋め立て工事を直ちに中止し、新たな米軍基地建設を断念すること②普天間飛行場の運用を直ちに停止し閉鎖・撤去すること―を求めた。」


(4)沖縄タイムス-「絶対に許さない」土砂搬出の桟橋入り口で抗議 辺野古埋め立て-2019年3月27日 16:00


 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する市民約100人が27日午前、埋め立て用の土砂が搬出される同市安和の琉球セメント社の桟橋入り口などで抗議行動した。土砂を運び入れるダンプカーに対し『護岸建設は絶対に許さない』『サンゴが死ぬぞ』など怒りの声を上げた。午前中はダンプカー175台が敷地内に入った。一方、辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸では区域②―1と区域②の2区域で埋め立て作業が続いている。」、と報じた。




by asyagi-df-2014 | 2019-03-28 07:37 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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