沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年2月6日

  繰り返される死の恐怖、またも。
「米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)で5日午前9時ごろ、韓国の米軍烏山基地に配備されているU2偵察機1機が両主翼に付け、離陸時に外すべき地上走行用補助輪のうち左側の補助輪を付けたまま離陸した。U2は1時間20分後の午前10時20分ごろに同基地に緊急着陸したが、着陸時に基地内で切り離されたとみられる。U2は国道など民間地上空を飛行しており、落下していれば重大事故につながっていた恐れがあった。」(琉球新報)


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年2月6日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-24日県民投票へ準備加速 各地で入場券発送作業-2019年2月6日 05:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に伴う新基地建設の賛否を問う24日の県民投票に向け、県内各市町村の選挙管理委員会が、有権者へ入場券はがきを発送する作業を本格化させている。全41市町村のうち13市町村の選管が5日までに郵便局に入場券を引き渡す作業を終えた。有権者に順次、配達されている。」
②「那覇市選挙管理委員会は5日、17万4221通(25万7674人分)の入場券を63箱に詰めて郵便局に引き渡した。1世帯に複数の有権者がいる場合、発送したはがき1通につき2人分の入場券が付いており、1人分ずつ切り離して投票所に持参できる。那覇市選管の古謝秀和副参事は「県民、市民の意思を示すことができる重要な投票だ。ぜひ参加してほしい」と呼び掛けた。」
②「他に金武、北中城、中城、伊平屋、八重瀬の5町村は1日、名護、西原、大宜味の3市町村は4日、糸満、北谷、読谷、伊是名の4市町村が5日に各郵便局への発送作業を行った。」
③「県民投票は14日に告示され、期日前投票が15~23日。14日までには大半の市町村で入場券が各世帯へ届く見通しだ。ただ、参加決定が遅れた5市のうち沖縄、うるま、宮古島、石垣の4市は一部で期日前投票が始まる15日以降に入場券が届く世帯も出る可能性があるとしている。各選管は入場券がなくても免許証や保険証など身分証明書があれば期日前投票ができると呼び掛けている。」


(2)琉球新報-米軍機、補助輪付けたまま飛行 U2偵察機、嘉手納基地を離陸-2019年2月6日 06:30


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「米軍嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)で5日午前9時ごろ、韓国の米軍烏山基地に配備されているU2偵察機1機が両主翼に付け、離陸時に外すべき地上走行用補助輪のうち左側の補助輪を付けたまま離陸した。U2は1時間20分後の午前10時20分ごろに同基地に緊急着陸したが、着陸時に基地内で切り離されたとみられる。U2は国道など民間地上空を飛行しており、落下していれば重大事故につながっていた恐れがあった。」
②「長い翼を持つU2偵察機は、地上ではバランスを保つため両翼の下に補助輪を付けて走行する。離陸の際には切り離して飛び立つ。関係者によると補助輪は長さ120センチほどで細長く、重量は10キロ程度とみられるという。」
③「離陸の際、U2は右翼の補助輪は切り離したが、左翼の補助輪を付けたまま飛び立った。緊急車両が待ち構える中、同機は嘉手納基地へ緊急着陸した。着陸時の様子を捉えた映像では、接地時に左側の補助輪が外れたように見える。」
④「沖縄防衛局の職員が、左側の地上走行用補助輪を付けたまま離陸するのを目視で確認した。補助輪が基地の外に落下する可能性があるとして、沖縄市など周辺自治体に連絡。自治体は消防や警察に情報確認するなど対応に追われた。防衛局は午後5時までに米軍から補助輪を『安全に回収した』という連絡を受けた。」
⑤「県幹部は『落下事故の一歩手前だ』とし、県は6日以降、対応を検討する。周辺自治体でつくる『嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会』も引き続き情報収集する。」
⑥「第18航空団は本紙取材に『当該機体は安全に滑走路へ戻り、補助輪は保守管理員により回収された』と説明した。原因については回答がなかった。」


(3)沖縄タイムス-辺野古見返りにWi-fi・デイサービス・住宅改築費 防衛局が住民に新振興策-2019年2月6日 05:42


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設に伴う地元住民への補償として、沖縄防衛局が辺野古区(嘉陽宗克区長)に対し新たな振興策4項目16素案を提示していたことが5日、分かった。」
②「関係者から入手した資料には『久辺3区コミュニティー基金を用いた地域振興策のアイデア(たたき台)』と記され、具体例として、住宅新築・改築等経費、集落Wi―Fi整備、ベビーシッター、放課後児童クラブ、デイサービスの利用費、高校等通学費などの助成対象が挙げられている。末尾には『実現可能性含めて具体的な内容の検討が必要』と書かれている。」
③「関係者によると、資料は1月24日の辺野古区普天間代替施設等対策特別委員会で配られ、出席した防衛局職員から『全てを実施することは難しい』と伝えられた。島袋権勇行政委員長は『十分に検討に値するもの。今後、特別委を中心にどうするか検討する』と歓迎した。」
④「辺野古区は新基地建設に条件付容認の立場で、世帯別補償など13項目の条件を掲げる。しかし昨夏、防衛局が区に『世帯別補償はできない』と伝達したことから島袋行政委員長らが反発。防衛局は『(世帯別補償に代わる)区民に還元できるような施策を検討する』と返答していた。」
⑤「名護市振興対策室によると『久辺三区地域コミュニティー事業基金(キャンプ・シュワブ関連再編関連特別事業)』は、2008年に再編交付金を原資に創設された。地域行事の運営費など毎年各区からの事業申請に基づき支給している。創設時6億円だった基金の17年度末時点の残高は約3億5千万円。2030年度まで継続予定。」


(4)沖縄タイムス-在日韓国人男性にヘイト投稿、罰金10万円命令 沖縄 名誉毀損で全国初-2019年2月6日 05:24


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「在日韓国人の自営業男性(35)=沖縄県石垣市=をインターネット上の匿名掲示板で誹謗中傷し名誉を傷つけたとして、石垣区検が市内に住む男性ら2人を名誉毀損(きそん)罪で略式起訴していたことが、5日分かった。石垣簡裁はいずれも罰金10万円の略式命令を出した。差別問題に取り組む弁護士らによると、在日コリアンに対するネット上の匿名ヘイトスピーチを同罪で処罰するのは全国初。被害男性は民事訴訟も提起する方針。」(八重山支局・新垣玲央)
②「被害男性は2016年2月、不特定多数が閲覧できるネット掲示板『2ちゃんねる』で、実名を挙げて『在日朝鮮人、詐欺師、借金まみれ』『在日だから当然か』などと書き込まれて名誉を傷つけられたとして、八重山署に刑事告訴していた。」
③「複数の関係者によると同署は昨年11月に被疑者不詳で書類送検していたが、検察側が独自に捜査を進めたとみられる。検察側は詳細を明らかにしないが、2人はいずれも県外出身者で、うち1人は40代とみられる。起訴処分はそれぞれ1月15日付と同月23日付。」
④「ヘイトスピーチは『2ちゃんねる』にとどまらず、別の匿名掲示板にもあった。確認できるだけで18年12月まで続いている。」
⑤「男性自身や仕事内容への中傷のほか、『在日は恐ろしい』『朝鮮人は日本から出て祖国へ帰れ』など明らかに民族差別的な投稿も複数見られた。男性の会社名なども記載され、仕事上の風評被害もあった。」
⑥「全国では18年4月、京都市の街頭で男性がヘイトスピーチをしたとして、京都地検が侮辱罪より重い名誉毀損罪を初適用し在宅起訴した。同12月にはネット上で匿名のヘイトスピーチを書き込んだ男性に対し、川崎簡裁が侮辱罪で科料9千円の略式命令を出した。」
⑦「ヘイトスピーチの問題に詳しい龍谷大の金尚均(キムサンギュン)教授(刑法)は『差別解消に向けた施策を国の責務とするヘイトスピーチ対策法が16年に施行され、立件の下支えになっている。捜査当局は今後も積極的に対応すべきだ』と指摘した。」


(5)沖縄タイムス-外来機「重大事故恐れ」「嘉手納の運用過密」 U2トラブルに怒る地元首長-2019年2月6日 12:03


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「在韓米軍烏山(オサン)基地配備のU2偵察機が、補助輪を外さず民間地域上空を飛行するという重大事故になりかねない事態。外来機の飛来増加による負担増を訴える沖縄市と嘉手納町、北谷町でつくる『嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会』(三連協)の首長は一斉に抗議の声を上げた。」
②「三連協会長の桑江朝千夫沖縄市長は『「防衛局の報告を待ちたい』としつつも、『役所内に緊急対応班を設置した。大変遺憾なことで、市民を不安にさせたことには抗議をしていく』と話した。また整備点検を徹底するよう申し入れる必要があるとの認識も示した。」
③「嘉手納町の當山宏町長は『話にならない。考えられないことで理解できない』と憤りをあらわにした。『相次ぐ外来機の飛来や即応訓練、さらに滑走路1本という過密な運用がこうした事故につながったのでは』と訴えた。」
④「野国昌春北谷町長は『あってはならないこと』と憤慨。また『落下は小さなことでも報告するべきで米軍が公表していないことも問題』とし『外来機の飛来自体も大きな問題だ。嘉手納基地や普天間飛行場がこんなに勝手に使われていいのか』と厳しく批判した。」
⑤「U2は1月23~29日にかけて4機が飛来。嘉手納を拠点に任務飛行を続けている。防衛局は『グアム島での演習やエアショーのための一時的な滞在』とし、移駐期間は明かしていない。」


(6)沖縄タイムス-「美ら海を壊すな」 安和の桟橋周辺で新基地建設に抗議-2019年2月6日 13:06


 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古への新基地建設に反対する市民ら約130人が6日午前、同市安和の琉球セメント桟橋前や桟橋付近の海上で、工事や埋め立ての中止を求めて抗議した。市民によると、午前7時半ごろから正午までに、ダンプカー214台が土砂を搬入した。市民たちは桟橋の入り口と出口付近で『美ら海を壊すな。平和を守れ。サンゴを守れ』などと声を上げた。海上ではカヌー16艇が工事反対を訴えた。」、と報じた。


(7)沖縄タイムス-CV22配備へ布石か 米軍、異例の発表 「嘉手納が本命」漂う-2019年2月6日 14:57


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【嘉手納】嘉手納基地の第18航空団がCV22オスプレイの同基地への『暫定配備』を発表した日本語の声明が波紋を呼んでいる。沖縄防衛局は即座に『一時的な飛来だ』と打ち消し、4日飛来したCV22も翌日に別の目的地へ移動し文字通りの『一時的』な滞在となった。だが外来機飛来が相次いでいる嘉手納基地で、米側が自発的に飛来の声明を発表するのは極めて異例。本命とされる嘉手納へのCV22配備に向けて『布石を打った』と読み取る見方もある。」

■仮訳に困惑
②「日本語訳を巡って議論を呼んだのは『temporarily』の単語を含む一文。第18航空団は仮訳で『暫定配備』と記したが、防衛局はその後に『英文は一時的な飛来と記載されている。米側からも訓練のための一時飛来だと説明を受けた』と軌道修正を図った。だが、米側は訂正のコメントは発表しておらず、5日も地元自治体から『暫定配備か一時飛来か情報が錯綜(さくそう)している』(沖縄市)など戸惑いの声が上がった。」
③「昨年10月に横田基地(東京都福生市など)に正式配備されたCV22だが、当初は嘉手納も候補に挙がっていた。日米両政府が沖縄の基地負担軽減を強調するため避けたとみられている。だが、CV22の部隊は嘉手納に拠点を置く353特殊作戦群の隷下部隊。横田配備後の運用を示す米軍環境レビューには沖縄での訓練も盛り込まれており、県内で夜間訓練や空対地射撃訓練などが実施される見通しだ。」
④「嘉手納基地は工事に伴う滑走路1本の運用が続いているが、CV22以外にもU2偵察機、FA18戦闘機など外来機の飛来が相次ぎ運用が過密化する一方、役割も一層増している。」
⑤「4日発表の声明でも、第18航空団司令官が『日本国防衛のための責務』にも触れ『嘉手納基地におけるCV22の訓練受け入れは重要だ』と強調。『全ての機能のさらなる統合運用』と『迅速な対応を可能とする』という。」
⑥「短期的に見れば『一時飛来』でも、飛来したという既成事実が積み重なることで長期的には『暫定配備』となる可能性もある。1991年に火山噴火を理由にフィリピンから『一時移駐』した353特殊作戦群がその2年後、なし崩し的に嘉手納に正式配備されたこともあった。在日米軍を監視する市民団体リムピースの頼和太郎編集長は『米側の日本語能力の問題で、深読みするほどの意図はないと思うが一時配備での声明発表は珍しい。同じような訓練、飛来を年間を通じて頻繁に行う【第1波】の可能性があり、今後も使っていくという米側の一つの宣言にも取れる』と語った。」(中部報道部・篠原知恵、勝浦大輔)


(8)琉球新報-辺野古新基地への土砂搬出に市民が抗議 安和桟橋で水曜大行動-2019年2月6日 11:57


 琉球新報は、「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う辺野古新基地建設を巡り、沖縄防衛局は6日、名護市安和の琉球セメント桟橋で、埋め立てに使用する土砂を運搬船に積み込む作業を続けた。桟橋の出入り口には市民100人以上が集まって抗議した。安和桟橋の海上には新基地建設に反対する市民が乗ったカヌーが繰り出し、運搬船を取り囲んで出航を阻止しようと声を上げ続けた。抗議する市民は1月から、毎週水曜日を『安和水曜大行動』と定め、集中大行動を実施している。」、と報じた。




by asyagi-df-2014 | 2019-02-06 20:33 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
画像一覧
更新通知を受け取る