沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2019年1月10日

「県は不参加の自治体との対話を進める一方、投票事務の実施に法的義務が生じる 地方自治法上の『是正の要求』も検討している。県が『是正の要求』をした場合の 対応について下地市長は、『県がそこまでやるか分からないので出てきたところで 判断する』と明言を避けた。」、と琉球新報。
 県民投票をめぐるせめぎ合い。
 ただ、どうしても、県民投票拒否は真っ当な闘いには見えない。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2019年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2019年1月10日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-沖縄県民投票:宮古島市長「不参加は変わらない」 面談後に拒否を知らされた知事は…-2019年1月10日 05:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県の玉城デニー知事は9日、宮古島市役所で下地敏彦市長と面会し、名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票に不参加を表明している市長に、投票実施を求めた。玉城知事が首長に直接協力を求めるのは初めて。20分の非公開の面談後、下地市長は記者団に、不参加の意思は『変わらない』と、要請を拒否した。」
②「沖縄本島に戻って拒否を知らされた知事は『県民の投票の機会が失われることがないことが一番の目的。最後までお願いしたい』と述べ、2月24日の投開票日に向け、引き続き協力を求める考えを示した。」
③「下地市長は、面談で知事から県議会の議決に基づいて投票事務を進めているとの話があったとし、『私も市議会の意思を尊重して行動している』と回答したことを明らかにした。」
④「県は不参加の自治体との対話を進める一方、投票事務の実施に法的義務が生じる地方自治法上の『是正の要求』も検討している。県が『是正の要求』をした場合の対応について下地市長は、『県がそこまでやるか分からないので出てきたところで判断する』と明言を避けた。」
⑤「宮古島市のほか、宜野湾市、沖縄市も不参加を表明している。」


(2)沖縄タイムス-「あそこのサンゴは移した」首相発言が波紋 辺野古の土砂投入、県は反発-2019年1月10日 16:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、安倍晋三首相がNHKの番組で『土砂を投入していくにあたり、あそこのサンゴは移している』と発言したことに波紋が広がっている。」
②「辺野古側の海で護岸で囲って土砂を投入している『区域(2)-1』に保護対象のサンゴはなく、移植はしていない。首相発言は土砂投入区域でサンゴを移植、保護したと受け取られるため『工事を丁寧に進めているかのような印象操作だ』との指摘も出ている。」
③「一方、沖縄防衛局は(2)-1に隣接し護岸が完成している『区域(2)』と、大浦湾側で確認された希少サンゴの『オキナワハマサンゴ』9群体は移植している。」
④「安倍首相は発言の中で具体的な区域を示さず『あそこ』とのみ発言。「サンゴは移している」とする区域が土砂を投入している(2)-1なのか、次に投入を控える(2)なのか、埋め立て区域の全体を指すのかは発言内容だけでは不明だ。」
⑤「ただ、玉城デニー知事を支える県政与党の幹部は『政府が埋め立てを強行したことで、沖縄だけでなく全国でも反発がある。首相は、政府が工事を丁寧に進めていると印象操作をしたいのだろう』と指摘する。」
⑥「また、県はサンゴの移植を巡り、辺野古側だけでなく大浦湾側も含めたサンゴを全て移植した上で工事するべきだとして、政府の対応を批判してきた。防衛局によると埋め立て区域全体の移植対象の小型サンゴは約7万群体。現在、大浦湾で小型サンゴ類3万9590群体、大型サンゴ22群体の移植を申請し、県が審査しているため移植は実施されていない。」
⑦「安倍首相の環境負荷の軽減を強調する発言を受け、玉城知事はツイッターに『現実はそうなっていない。だから私たちは問題を提起している』と書き込んだ。県幹部は『知事の投稿は県が指摘してきた通り、全体のサンゴを移植しないままの工事を問題視しているのだろう』と話した。」



(3)沖縄タイムス-沖縄県民投票、全県は困難視 県に妙案なし 県政与党「穴あき実施も…」-2019年1月10日 16:29


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票を巡り、一部自治体が投票事務を実施しない場合の対応策として、県や市民団体の間では条例改正や、条例に基づかない自主投票など複数の案が想定されている。ただ、県政与党内には『現実的な解決策とはならないのではないか』との受け止めがあり、不参加自治体に翻意を求めることも困難とみて、『穴あき状態で実施するしかない』との見方も強まっている。」
②「想定の一つは、不参加の自治体の代わりに県が投票事務を行うための条例改正だ。しかし、玉城デニー知事は全面否定。複数の県幹部も『検討していない』とし、現時点で改正は否定的な見方が強い。」
③「県が事務を代行するためには、市町村が処理するとした条例の改正が必要で、『今から改正を検討しても、県議会への提案、可決のスケジュールを考えれば2月24日実施は無理だ』(関係者)。そのため、県が事務実施となれば、投票日自体の条例改正も必要になるとみられる。」
④「県条例に基づかない自主投票もある。関係者は『条例改正同様、想定の一つであっても、具体的な検討はしていない』と語る。自主投票分は『参考値』にとどまり、県民投票の結果には反映されず、全県実施の打開策とはならない。『自主投票をするにしても、誰が投票事務を行うのかや、期日前もやるのかなど検討課題はある』(同)のが現状だ。条例改正で県が投票事務を実施する場合、市町村から投票資格者名簿の作成に必要な選挙人名簿の提供を受けなければいけない。県政与党幹部は『市町村議会の意思を尊重して不参加を決めた市町村が、その意に反して提供することは考えにくい』と見通す。」
⑤「与党のベテラン県議は『手がない以上、民意を盛り上げるしかない』と強調する。ただ、ここへ来て、与党内では、『穴あき状態で実施するしかない』との見方が強まっている。別の与党幹部は『本来は全市町村が参加して県全体の民意を示すべきだ」とした上で、「投票できない住民の不信や反発は強いだろう』と指摘。『その反発は、衆院補選、参院選に反映される。仮に【穴あき実施】になっても、闘いの火は消えない』と語った。」


(4)沖縄タイムス-嘉手納基地、北滑走路閉鎖6月まで 那覇・普天間が緊急代替-2019年1月10日 14:55


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【中部】補修工事に伴う米軍嘉手納基地の北側滑走路の閉鎖について、第18航空団は9日、本紙取材に応じ、約6カ月間の閉鎖を見込んでいることを明らかにした。6月頃まで南側滑走路1本のみでの運用となる見通し。緊急着陸などで南側の滑走路も一時閉鎖され、他の機体が嘉手納に着陸できなくなった場合は『普天間飛行場と那覇空港は代替候補だ』とした。関係自治体はさらなる基地負担増に警戒を強めている。」
②「米軍は同日、沖縄防衛局の照会に『米連邦航空局の航空情報(ノータム)に当面3月まで北側を閉鎖すると公表した』と回答。閉鎖理由の補修工事が6月までかかる見通しを示した。防衛局は『嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協)』ら周辺自治体に閉鎖について通知した。」
③「南側滑走路は北谷町と沖縄市に面しており、北谷町基地渉外係は『長期にわたり南側に離着陸が集中すれば、砂辺周辺の騒音被害がより激化する恐れがある。騒音測定で数値が表れるのを待って三連協と協議し対応を考えたい』と警戒。沖縄市の担当者も『事態を注視する』と述べた。南側も一時閉鎖された場合、ダイバート(目的地変更)先として最も可能性が高いのが普天間飛行場のため、宜野湾市の担当者は『外来機の飛来は市民の負担になり、容認できない』と語った。」


(5)琉球新報-辺野古、土砂投入続く 市民らカヌーで抗議-2019年1月10日 11:45


 琉球新報は、「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は10日午前、埋め立て予定区域への土砂投入を続行した。台船に山盛りに積まれた土砂を重機がトラックに移し、トラック15台が投入場所まで運搬した。沖合では運搬船から別の台船に土砂を積み込んだ。周辺の海域には合計で台船4隻、運搬船2隻が確認された。建設に反対する市民らは、カヌー10艇で台船の周辺に繰り出し抗議した。」、と報じた。


(6)琉球新報-所ジョージさん 辺野古 歌う YouTube動画が話題 「アメリカの飛行機 アメリカに降りてョ」-2019年1月10日 10:34


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「タレントの所ジョージさんが、『世田谷一郎』の名前で開設していることで知られるフェイスブックや動画サイト『ユーチューブ』に、年末年始に名護市辺野古の新基地建設現場近くの海を訪れたことを報告したり、三線で基地について弾き語りしたりする動画を投稿している。」
②「8日に投稿された動画は3分19秒。波の音が聞こえる海岸の映像が流れ、所さんの声で『去年の大みそかから今年の正月は沖縄にいました。ゆっくりと今年もスタートしました』とコメントした。さらに『これ辺野古の基地建設の前なんですけども意外と静かでしたね。正月はみんな休むんだね』」と続けた。」
③「動画で所さんは三線で『安里屋ユンタ』を奏でた。さらに別の場所に場面が変わり、再び所さんが三線を弾き、『アメリカの飛行機。アメリカに降りてョ。周辺諸国の防衛。沖縄の人の感情。両者正義で何年ももめて。その間諸国は攻めるの休んでくれているの。か~な~』と歌った。歌詞の字幕も流れた。」
④「ユーチューブのコメント欄には『なぜか切なさを感じる…泣けてきた』など感動する声が相次いだ。『三線がいい雰囲気。あれーやっぱり基地いらなかったね~?って感じになりますね』『賛成反対どちらにも聞こえる歌』などの声もあった。インターネットメディアの『バズフィード・ジャパン』が9日に報じている。」
⑤「動画のURLはhttps://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=tCJLaDVlLLA



by asyagi-df-2014 | 2019-01-10 17:20 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
画像一覧
更新通知を受け取る