沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2018年12月5日

安倍晋三政権は、どうしてこのようなことを行うのか。
「辺野古新基地の埋め立て用土砂搬出を巡り、沖縄県は3日、公共用財産管理規則に基づき、琉球セメント本社と屋部工場への立ち入り検査を申し入れた。4日までに同社からの回答はなく、検査の実施時期は確定していない。桟橋は立ち入り検査後に県が使用再開を認めるまで使うことができない状態が続く。」、と琉球新報。
 しかし、事態は動く。
「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、防衛省は県の指摘を受けて一時中断していた埋め立て土砂の搬出作業を5日午後3時ごろに再開した。」、と琉球新報。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2018年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2018年12月5日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-県、桟橋使用で検査要求 辺野古新基地土砂 国、完了まで作業できず-2018年12月5日 06:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「辺野古新基地の埋め立て用土砂搬出を巡り、沖縄県は3日、公共用財産管理規則に基づき、琉球セメント本社と屋部工場への立ち入り検査を申し入れた。4日までに同社からの回答はなく、検査の実施時期は確定していない。桟橋は立ち入り検査後に県が使用再開を認めるまで使うことができない状態が続く。」
②「県は赤土等流出防止条例の届け出も求めているが、4日までに提出されていない。条例の一般的な手続きの早さでは約2カ月の時間を要し、手続きが完了するまで国は作業を進められない。」
③「県は桟橋の設置状況や手続きに不備が確認された場合、公共用財産管理規則に基づき行政指導する方針だ。指導に従わず、改善が見られなかった場合、県は最終的な措置として許可を取り消す権限を持つ。」
④「県は3、4の両日に琉球セメントの土砂搬出現場で県赤土等流出防止条例の届け出を出すよう口頭で指導した。指導通りに手順を踏めば、同社の書類作成後、1~2週間で県が書類の不備を審査する形式審査がある。その後、同社が正式に書類を提出した上で、県が45日以内に赤土流出防止策の内容を審査する。審査の結果、必要があれば計画の変更を命じることができる。」
⑤「届け出をせずにさらに事業を進めた場合、指導より強い中止命令となり、違反すると50万円以下の罰金が科せられる。同社が届け出の提出を避けるため既に積み上げた土砂を撤去する可能性もある。県は撤去の際にも届け出の提出を求めることを検討している。」


(2)琉球新報-石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞 「地位協定、全国の問題に」 丹念な海外取材にも評価-2018年12月5日 05:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【東京】第18回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞の贈呈式で、公共奉仕部門の大賞に選ばれた琉球新報の連載『【駐留の実像】を核とする関連ニュース報道』について、選考委員からは『地位協定が日本全体の問題だと改めて示した』『海外と比較することで説得力があった』『本土の人に向けても発信し続けるのが大事だ』などの評価が上がった。」
②「今回は『力作ばかりで絞り込むのがとても大変だった』(吉岡忍選考委員)ということもあり、過去最多の6作品の受賞となった。」
③「選考委員で早稲田大政治経済学術院の瀬川至郎教授は琉球新報の受賞作について『地位協定が日本全体の問題だと問題意識を明確にし、海外も丹念に取材して執拗(しつよう)に迫っている。連載と同時にスクープ記事も出すという多面的な手法も高い評価があった』と話した。」
④「同じく選考委員で早稲田大政治経済学術院の高橋恭子教授は『作品を読んで、ドイツでは自国の主権を尊重していて大事なのはものを申すことなのに、なぜ日本だけできないのかと強く思った。もっと本土の人にネットでも発信していくことが大事だ』とさらなる活躍に期待した。」
⑤「選考委員の吉岡さんは今回の選考について『今回の作品は絶対に事実、絶対に歴史というものを探る心意気が発揮されていた。よくメディアでは公平公正が大切とされるがそう言っているうちはまだ取材不足だ。調べるプロセスの中で自分にとっての真実に近づいていかなければものにはならない』と意義を強調した。」


(3)沖縄タイムス-土砂搬出の桟橋付近にカミソリ刃鉄条網 4日夜撤去-2018年12月5日 06:55


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、埋め立て土砂を搬出する市安和の琉球セメント桟橋入り口付近に設置されていた『カミソリ刃付き鉄条網』が4日夜、撤去された。理由は不明。」
②「伊波洋一参院議員が鉄条網の設置について、写真入りで3日にツイッターでつぶやいたところ、『リツイート』2682件(4日午後8時現在)とともに、『子供が触ったりしたら大けがだ』『国家権力が国民に刃を向ける』などのコメントが殺到した。」
③「防衛省の西田安範整備計画局長は4日の参院外交防衛委員会で伊波氏に対し、『土地所有者である琉球セメント社が設置したと認識している』と述べた。」
④「沖縄防衛局が警備のために要請したかどうかについては、『必要に応じ警備を求めることは一般論としてあろうかと思うが、個別の点については警備の関係なので控える』と明らかにしなかった。」
⑤「県によると鉄条網が設置された場所は民有地だが、歩道に近く、県北部土木事務所が3日、琉球セメントに対し安全性への懸念を伝えた。」


(4)沖縄タイムス-県の行政指導受け中断 新基地土砂積み込み 桟橋工事完了の届け出なし-2018年12月5日 07:31


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、同市安和の琉球セメントの桟橋で3日にあった沖縄防衛局の土砂搬出作業が県公共用財産管理規則などに違反するとして県が使用停止を行政指導したことを受け、4日は桟橋での積み出し作業は実施されなかった。今月14日の土砂投入を発表している岩屋毅防衛相は、作業を一時中断する考えを明らかにした。県は桟橋への立ち入り調査を琉球セメントと調整している。」
②「県は県公共用財産管理規則に定められた桟橋設置の工事完了届がないまま作業をしたのは違法としている。琉球セメントは3日午後に届けを提出したが、県は受理していない。受理は追加資料の提出を求めた上で内容を確認し、立ち入り調査を実施した後とする方針。受理まで作業は着手できないが、資料確認や立ち入りに要する日数は明らかになっていない。」
③「また県は、千平方メートル以上にわたって土砂を置く場合に必要な県赤土等流出防止条例に基づく事業行為届け出も出されていないとし、文書で提出を指導する考え。届け出があれば、県が審査する45日間は作業ができない。4日現在、届け出はない。」
④「玉城デニー知事は4日の県議会代表質問で『辺野古新基地に反対する民意が繰り返し示される中で違法に土砂を投入することは断じて許されない』として、規則や条例に基づき対応する考えを示した。」
⑤「岩屋防衛相は4日の会見で県の指摘を受け『もし不備があれば改めるべきは改めた上で、14日の投入に影響がないよう進める』との考えを示した。」
⑥「この日、桟橋での作業は確認されなかったが、新基地建設に反対する市民約40人が午前7時から監視を開始し『県の許可を得ない作業は違法だ』と抗議の声を上げた。一方で、辺野古の海上では『K9』護岸の上に置かれていた石材を撤去し、スペースを広げる作業が始まった。3日に安和桟橋から積み出した土砂はK9護岸から陸揚げする予定で、受け入れの準備とみられる。」

 キャンプ・シュワブにはゲートから計253台の工事車両が入り、資材などを運んだ。市民90人が座り込んだが、機動隊に強制排除された。


(5)沖縄タイムス-伊江島にF35B初飛来 補助飛行場周辺を周回-2018年12月5日 07:35


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「米海兵隊のステルス戦闘機F35Bが4日、米軍伊江島補助飛行場に初飛来した。強襲揚陸艦の甲板を模した着陸帯『LHDデッキ』が完成し、米軍が伊江村に12月からの運用開始を伝えていた。県と宜野湾市が普天間飛行場周辺で騒音測定したところ100デシベル近い数値が出ており、伊江島で訓練が本格化すれば騒音被害がさらに深刻になる恐れがある。」
②「午後2時38分、米軍普天間飛行場を離陸した2機は伊江島上空に爆音を響かせて到着。LHDデッキに接近したが着陸はせず、約15分間、補助飛行場周辺を周回。その後普天間飛行場へ戻った。」
③「補助飛行場に隣接する村西崎区の照屋善市さん(66)は、ごう音に驚き家を飛び出したといい、『ハリアー(F35Bの先代機)よりうるさいと聞いていたが本当だった。これからどうなるのか』と不安そうだった。」
④「この日は午前8時すぎからパラシュート降下訓練が行われ、オスプレイ1機も飛来した。」


(6)琉球新報-防衛省、停止していた土砂運搬作業を再開へ 名護市辺野古の新基地建設-2018年12月5日 14:24


 琉球新報は、「名護市辺野古の新基地建設を巡り、防衛省は県の指摘を受けて一時中断していた埋め立て土砂の搬出作業について、5日午後に再開させる方針を固めた。土砂の管理に関して県の条例に基づく届け出がないことなどを指摘されていたが、別の方法を用いて土砂を運搬する。関係者が明らかにした。土砂の搬出場所となる名護市安和の『琉球セメント』の桟橋では、5日昼過ぎから沖縄防衛局の職員や作業員らが集まり、作業を再開させる準備を進めている。」、と報じた。


(7)琉球新報-沖縄防衛局、土砂の搬出作業を再開 土砂積んだトラックが「琉球セメント」敷地内へ 名護市辺野古の新基地建設-2018年12月5日 15:18


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、防衛省は県の指摘を受けて一時中断していた埋め立て土砂の搬出作業を5日午後3時ごろに再開した。」
②「土砂を積んだトラックが土砂の搬出場所となる名護市安和の「琉球セメント」敷地内に入り、土砂を下ろす作業が行われた。その後、土砂はベルトコンベヤーを使って運搬船に積み込まれた。」
③「『琉球セメント』敷地内の桟橋前には、新基地建設に反対する市民らが集まり「違法な搬出作業をやめろ」と抗議した。県警機動隊が座り込む市民らを排除した。」
④「5日午後から沖縄防衛局の職員や作業員らが集まり、作業を再開させる準備を進めた。県は、土砂の管理に関して県の条例に基づく届け出がないなどと指摘していた。」


(8)琉球新報-「県の行政指導の根拠は解消」 土砂搬出作業再開で岩屋防衛相 名護市辺野古の新基地-2018年12月5日 15:49


 琉球新報は、「【東京】岩屋毅防衛相は5日午後、名護市辺野古の新基地建設を巡り一時中断していた市安和での土砂の搬出作業について、沖縄県から指摘を受けた土砂ではなく、採石場から別の土砂を運び船に積み込む方法で作業を再開させたと明らかにした。」、と報じた。
 また、「県から手続きに不備があると指摘されたことを回避するため、方法を変更した。また岩屋氏は、土砂搬出に使う桟橋の工事完了届が提出されていないとの県の指摘について、作業を受託する『琉球セメント』が4日に県に提出したとして『行政指導の根拠とされた指摘は解消された』と述べた。その上で、当初の方針通り今月14日の辺野古沿岸部への土砂投入を目指す考えを示した。」、と報じた。


(9)沖縄タイムス-二審も門前払い 辺野古新基地・工事差し止め訴訟-2018年12月5日 14:23

 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、無許可での岩礁破砕は違法として、県が国を相手に破砕を伴う工事の差し止めを求めた訴訟の控訴審判決が5日、福岡高裁那覇支部であった。大久保正道裁判長は、裁判の審判対象に当たらないとして県側の訴えを却下した一審那覇地裁判決を支持した。名護漁協の漁業権放棄を理由に、知事の岩礁破砕許可は不要とした国の主張に対し、二審も司法判断が下されることはなく、門前払いとなった。」、と報じた。


(10)沖縄タイムス-【解説】県民投票反対・宜野湾意見書 「普天間置き去り」の苦悩-2018年12月5日 14:35


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「宜野湾市議会が沖縄県名護市辺野古の新基地建設の是非を問う県民投票条例に反対する意見書を賛成多数で可決した。可決した与党会派には、県内外での議論では辺野古の賛否が焦点化され、『米軍普天間飛行場の危険性除去や閉鎖・返還についての議論が不十分だ』との意思表示が必要との考えがある。」
②「意見書では同条例を『普天間の危険性除去の明記がない』『宜野湾市民が置き去りにされている』と批判。辺野古への賛否だけでは県民の多様な意見を表せず、長年基地を抱える市民の苦悩を示せないとも訴えた。普天間を抱える地元の反対意見書の可決は、宜野湾市民の普天間問題を巡る複雑な思いを一定、反映したとみることもできよう。」
③「ただ、意見書はあくまで議会の意思表示であり、これ自体が県民投票の実施を妨げるものではない。与党は、県民投票関連予算案の否決も検討する。仮に否決されても再議に付され、再議で過半数以上で否決された場合でも市長の権限で予算を計上でき、最終的には市長が投票実施の可否を判断することになる。」
④「意見書でも指摘されているように、条例は県議会で全会一致の成立ではない。だが、条例は宜野湾市でも有効署名数4813筆を集めるなど、全市町村で法定署名数を超え成立した住民の直接請求によるものだ。普天間を抱え、複雑な立場にある宜野湾市であっても、市民の投票する権利を奪うとするならば、相応の覚悟が必要となる。」      (中部報道部・勝浦大輔)



by asyagi-df-2014 | 2018-12-05 17:56 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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