沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2018年9月3日

 沖縄から知らされる驚かされることの一つ。
 それは、沖縄戦や米軍基地及び自衛隊の強化拡大の問題だけでなく、不発弾処理のニュースが日常的に報道されることである。
今日も、沖縄タイムスは、「2013~17年度の5年間で、沖縄県内の幼稚園や小中高校、大学などの学校敷地内での不発弾発見が67件に上ることが2日までに、県防災危機管理課のまとめで分かった。」、と報じる。
 2018年9月3日もまた、「那覇市久米の天妃小学校グラウンドで見つかった5インチ艦砲弾1発の陸上自衛隊による安全化処理が2日午前9時57分から始まり、同10時29分に終わった。避難半径は88メートル、避難対象は約120世帯と約60事業所の約450人。国道58号に面する県道47号久米大通りは約40分にわたって通行が規制された。」、と。




 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2018年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2018年9月3日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-学校内の不発弾発見、5年で67件 戦後73年の沖縄 避難処理は5件-2018年9月3日 05:50


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「2013~17年度の5年間で、沖縄県内の幼稚園や小中高校、大学などの学校敷地内での不発弾発見が67件に上ることが2日までに、県防災危機管理課のまとめで分かった。うち避難を伴った処理は5件だった。学校の改築や新築時など公共工事実施時には不発弾の事前調査や磁気探査が義務付けられており、同課によると、学校内の不発弾はほとんど校舎改築などの工事や磁気探査中に発見されている。戦後73年がたっても、古い校舎などの施設では不発弾が埋没している可能性が残る。」(社会部・湧田ちひろ)
②「県や国などでつくる沖縄不発弾等対策協議会は09年、その年の1月に糸満市の水道工事で発生した不発弾爆発事故を受け、公共工事の実施時には、データベースを活用した事前調査や、不発弾が埋没している可能性がある場所の磁気探査などを義務付けている。」
③「県防災危機管理課によると、周辺地域の避難を伴った不発弾処理は、17年度に那覇市と八重瀬町の小学校で計2件、16年度は那覇市内の小学校で1件、14年度は那覇市内の保育園で1件、13年度は豊見城市内の小学校で1件あった。いずれも5インチ艦砲弾1発を処理。避難人数はそれぞれ十数人から約280人が対象となった。」
④「9月2日に処理作業が行われた天妃小学校の不発弾も、校舎建て替えに伴う文化財の試掘調査の磁気探査により、同小の運動場で発見された。那覇市教育委員会は8月22日付で同小宛てに児童の安全指導の依頼文を通知、児童の登下校の安全確保や保護者や地域に対しての周知を求めた。」
⑤「市教委によると27日に夏休みが明けた同小は対策として、運動場での体育の授業をせず、部活動も禁止した。同小ホームページ上では、学校への複数の入り口を制限し、通路を指定して玄関まで誘導する対応策を知らせるなどした。」


(2)沖縄タイムス-那覇市の小学校で不発弾処理 「こんな都心で今も」 米軍の5インチ艦砲弾-2018年9月3日 05:45


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「那覇市久米の天妃小学校グラウンドで見つかった5インチ艦砲弾1発の陸上自衛隊による安全化処理が2日午前9時57分から始まり、同10時29分に終わった。避難半径は88メートル、避難対象は約120世帯と約60事業所の約450人。国道58号に面する県道47号久米大通りは約40分にわたって通行が規制された。」
②「処理部隊による避難所で待機した渡久知和子さん(76)は、息子が天妃小の卒業生。不発弾が埋まったグラウンドでの授業を想像し『ゾッとする。怖いね』と顔を曇らせた。」
③「公務員の平良博孝さん(58)は『こんな都心の中で見つかるなんて。沖縄は本当にどこでも不発弾が出る』と驚きの表情。『子どもたちには、この機会に沖縄の戦争の歴史を学んでほしい』と願った。」
④「道に設置された案内板には、英語、韓国語、中国語の文字。交通規制が張られた久米大通りは観光スポットの波上宮に向かう道でもあり、物々しい雰囲気に困惑する観光客の姿もあった。那覇市観光協会から英語と中国語が話せるスタッフ2人が観光客の対応にあたった。」
⑤「大分県から訪れた宍倉恵子さん(63)は、不発弾が沖縄戦で残ったものと知り『73年前の戦争はまだ終わってないのね』と複雑な表情を浮かべた。」


(3)沖縄タイムス-[平安名純代の想い風]翁長知事が闘った相手は誰なのか-2018年9月2日 10:10


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「『沖縄の米軍基地問題は沖縄差別だ。不平等を正してほしいと言っていた』」
②「2015年6月。就任から約5カ月後に初訪米した翁長雄志知事との面談を終えたマケイン上院議員を取材すると、苦笑しながらそう答えが返ってきた。」
③「米首都ワシントンには、日本政府の閣僚や官僚、国会議員、有識者らが数多く訪れるが、米有力者らが沖縄差別発言をしても、抗議せず黙って聞いている者は少なくない。そうした空気が醸成されているワシントンで、翁長知事の『沖縄を差別するな』という言葉は、米重鎮議員の胸に真っすぐ突き刺さった。」
④「今でこそ、日本の国土面積の1%にも満たない沖縄に、在日米軍専用施設面積の約7割が集中するが、戦後10年目の1955年時点の割合は、本土89%、沖縄11%。しかし、沖縄が日本復帰した72年には本土41・3%、沖縄58・7%と逆転し、73年には沖縄73%となった(米国務省資料)。」
⑤「背景にあったのは、本土での米軍駐留への反対運動の高まりだ。日本政府は日本国民に配慮する一方、沖縄で起きていた基地拡張に反対する『島ぐるみ闘争』には目もくれず、米軍統治下で憲法の適用外だった沖縄に一方的に基地を移転させていった。沖縄が『持たされている荷物』は『日本国民の荷物』なのだ。」
⑥「翁長知事は、2015年12月2日の代執行訴訟第1回口頭弁論の意見陳述で、『政府は民意にかかわらず強行している。米施政権下と何ら変わりない。日本に地方自治や民主主義はあるのか。沖縄にのみ負担を強いる安保体制は正常か。国民に問いたい』と沖縄に自分の荷物を持たせている人たちに向かって訴えた。」
⑦「日本政府は日本国民の動向には敏感だ。例えば普天間の移設先をどこにするかという議論が日本で巻き起こっていたならば、辺野古の新基地建設を強行する日本政府の横暴ぶりも少しは変化していたかもしれない。」
⑧「沖縄の地方自治を尊重せず、沖縄を追い詰め、国全体の安全保障の問題を一つの県に閉じ込める。翁長知事が『ウチナーンチュ、ウシエティナイビランドー』と訴えた相手は、自分の責任を棚上げしたまま、問題の本質から目をそらし続ける日本国民だ。」
⑨「翁長知事の急逝から間もない8月25日、マケイン氏もまた死去した。翁長知事は、正面から沖縄差別を訴えた。沖縄差別をなくすために、自分にできることは何なのか。考えてほしい。」                                 (平安名純代・米国特約記者)


(4)沖縄タイムス-翁長氏死去、フランスでも報道 「ル・モンド」電子版-2018年9月3日 14:00


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【久高泰子通信員】沖縄県の翁長雄志知事が亡くなったことはフランスでも報道された。沖縄のために闘った故人をしのび、沖縄を知るフランス人、日本人有識者に悲しみと無念の声が広がっている。」
②「フランスを代表するニュース通信社『ル・モンド』は8月9日の電子版で、翁長氏死去を報じるフィリップ・メスマー東京通信員の記事を配信。翁長氏が4月に膵臓(すいぞう)がんの手術をし、かなり衰弱していたが、5月に公務復帰。辺野古新基地建設の埋め立て承認撤回に向けて準備していたことなどを伝えた。」
③「また、政治家の歩みにも触れ、2014年に党派を超えて辺野古新基地阻止を掲げて知事に当選し、普天間飛行場の移設で辺野古が唯一の解決策とする日本政府とあつれきがあったとも紹介。『ウチナーンチュ、ウシェーティナイビランドー(沖縄の人をなめてはいけない)』との言葉もフランス語で紹介した。」
④「沖縄の問題を米国やスイス・ジュネーブの国連欧州本部、人権理事会でも訴えた翁長氏。琉球処分や沖縄戦、戦後に米軍基地が強制的に建設されたこと、日本領土の0・6%の沖縄に米軍基地が集中し、安全と環境の弊害が発生しているとし、『日本全国でこの重荷を分担してほしい』と繰り返していたと伝えた。」
⑤「また、世界の日仏語圏に日本情報を発信している情報サイト『フグジャパン』も、翁長氏の逝去と彼の活動を掲載している。」




by asyagi-df-2014 | 2018-09-03 17:35 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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