沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2018年8月24日

「陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイの佐賀空港(佐賀市)配備計画について、佐賀県の山口祥義知事は24日午後、記者会見し、受け入れる考えを正式表明した。山口氏は計画に反対し、配備予定地を所有する地元漁協の幹部に、配備に向けた協議開始を申し入れ、漁協幹部は協議する考えを示した。」と琉球新報。
佐賀県知事は、すべてを受け取るというのか。
 安易な妥協は、罪を重ねるだけだ。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2018年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2018年8月24日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-出遅れ危機感「結束優先」 玉城氏 出馬要請受諾-2018年8月24日 05:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「県議会与党会派や辺野古新基地建設に反対する政党や労組、企業でつくる『調整会議』(議長・照屋大河県議)は衆院議員の玉城デニー氏の知事選擁立を正式に決定し、玉城氏に出馬を要請した。翁長雄志知事の生前の音声の存在や中身を巡り、与党内に不協和音も生じたが、調整会議として後継候補の出馬要請にこぎ着けた。玉城氏は26日に出馬を受諾するとみられる。9月13日の告示まで3週間に迫る中、『ようやくスタートライン』(玉城氏)に立つ候補者の支援態勢を今後、どれだけ確立できるかが課題となっている。」
②「これまで翁長知事の再選を前提に進められていた与党調整会議。翁長氏の急逝により、早急な候補者の選考が迫られることになった。事態が急転したのは18日、翁長氏が生前に残した後継に関する音声記録の存在だった。」
③「遺族関係者から音声を聞いた新里米吉議長が19日の調整会議で経緯を説明し、翁長知事が名前を挙げた玉城氏と金秀グループ会長の呉屋守将氏のうちから、選考を進めることを全会一致で決定した。同日夜には調整会議の照屋議長らが玉城氏と面談し、出馬を検討する意向を確認した。」
④「当初は選考対象に上がっていなかった玉城氏の擁立へと一気に傾いた流れに、玉城氏に最も近い会派おきなわが疑義を唱えた。新里議長に対し、擁立の根拠となる音声記録を調整会議の中で開示する必要があると要求した。開示されない限り、候補者選考作業を進める『調整会議』への参加を見送る方針を示したが、新里議長は開示を拒否。与党内の不協和音は高まるようにみえた。」
⑤「だが、支持者らから強い批判を受けた会派おきなわは『知事選でまとまることが最優先』と23日、記者会見を開き、知事選候補として玉城氏の推薦を発表した。会見では『デニーさんに対しても反対しているような印象を受けたようなニュアンスがあったので、払(ふっ)拭(しょく)しないといけない』『玉城氏の決意が固いなら、いの一番に推薦を上げていくのが我々の立場。オール沖縄会議からの離脱は一度も話はしていない』と打ち消した。」
⑤「会派おきなわの推薦発表を受け、那覇市の自治労県本部に調整会議が緊急招集された。会議では直ちに玉城氏に出馬要請を行うことを確認し、2時間後には沖縄市の玉城氏の事務所に出向いた。照屋議長は『調整会議の選考基準に照らして玉城氏が最適任者だということだ。(音声の開示は)私たちの権限ではないし、それを求める意見もなかった』と集まった記者団に説明し、音声問題の“決着”を図った。」
⑥「騒動は収拾したが、この間、県政奪還を目指す自民と公明は前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)の選挙支援を確認した。強固な協力関係を築き、着々と準備を進めるのに対し、与党の出遅れ感は否めない。4年前、翁長知事の当選を支えたかりゆしグループは県民投票をきっかけに『オール沖縄会議』から脱会し、知事選では自主投票を決めている。」
⑦「『オール沖縄』態勢にほころびが生じる中、中道保守の支持をいかに取り込むかが今後の大きな課題だ。玉城氏は22日、金秀グループの呉屋会長と面談し、選挙支援を要請し、呉屋氏は玉城氏の出馬を支持することを表明した。会派おきなわは『沖縄政治経済懇話会』を招集し、企業に玉城氏の支援を呼び掛ける。」
⑧「4年前の知事選挙では、保守系の『ひやみかちの会』と、革新系の『うまんちゅの会』がそれぞれ発足し、新里県議が議長を務める調整会議が橋渡し役となり、保革が協力し、知事選を勝利に導いた。この態勢にいかに近づけることができるのかが、正念場となっている。」
 (与那嶺松一郎、島袋良太、中村万里子)


(2)琉球新報-ハワイ捕虜の手紙発見 45~46年 県系人支援に感謝-2018年8月24日 05:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「沖縄戦で米軍の捕虜となり、移送先のハワイで抑留生活を強いられていた県出身者らが1945~46年当時、捕虜収容所から現地に住む県人や県系人に宛てた手紙15通が23日までに見つかった。手紙には現地で受けた精神的、物質的支援に対する謝意や、帰還後は故郷の再建に奮起する決意、戦争の後遺症に苦しむ様子など、さまざまな思いや情景がつづられていた。沖縄戦に関する文献に詳しい元琉球大教授の仲程昌徳さんは『捕虜収容所内で書かれた手紙を見るのは初めて。当時を知る上で貴重な資料』だと話した。」
②「手紙はジミーの稲嶺盛一郎社長の義父でハワイ在住の金城正夫さん=糸満市出身=が保管し、先日ハワイ大学へ寄贈した。稲嶺社長によると金城さんは長年ハワイの日本語学校で教師をしており、方言にも詳しいことから数十年前に県系の教え子やその家族から手紙を託されていたという。」
③「『ご恩は海よりも深く、山よりも高く、ああそのご恩にいかで報いん』。ある手紙には戦前ハワイへ渡った実姉との再会の喜びがつづられていた。手厚いもてなしのお礼に自身が収容所で描き上げた『形見の絵画』を贈ったことも記されていた。別の手紙には面会は禁止されていたにもかかわらず、自宅近所で作業する捕虜に足しげく差し入れを届けてくれた県人に宛て『見ず知らず他人でもあられながら、暖かきお情けにただただ涙が落ちるばかり』と感謝の気持ちをしたためていた。在ハワイの県系人らが戦後、被災民衣類救済運動としていち早く沖縄へ救援物資を届け、故郷の早期復興を願っていたことが読み取れる手紙もあった。」
④「手紙はいずれも捕虜が直接現地の県人・県系人に手渡したか、親族や知人を介して届けられた可能性が高い。」                            (当銘千絵、安富智希)


(3)沖縄タイムス-「なぜ逮捕しない」辺野古警備の男性、勤務中にSNSに投稿 沖縄防衛局は事実関係を調査中-2018年8月24日 09:08


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【名護】名護市辺野古の新基地建設に伴う海上警備業務で、警戒員の男性=名護市=が勤務中に抗議行動の様子を伝え、批判するツイッター投稿を繰り返していたことが分かった。発注者の沖縄防衛局は、業務中に知り得た情報を漏らすことを禁じている。防衛局は事実関係を調査中で今後、対応を検討するという。」
②「男性は辺野古沖の警戒船に乗りながら、『活動家による妨害工作は昼までに終了しました』『海保に捕まったカヌーは居ませんでした』(8月7日)『沖から来る砕石船の前に基地反対派が邪魔している模様』『毎度ながら思うけどなぜ逮捕しない』『対象物がない為に暇になりました』(5月29日、全て原文のまま)などと投稿した。海の様子を動画中継したり、勤務時間外にも写真を投稿したりすることがあった。」
③「海上警備は、抗議行動のカヌーや船が工事現場に近づかないように船で警戒する業務で、現在はセントラル警備保障(東京)が受注している。同社が出す警備船のほか、チャーターの漁船が1日最大30隻。男性は漁船の1隻に乗っている。」
④「防衛局が業務の条件を示す特記仕様書には、情報の外部提供禁止のほか、警備員にふさわしくない人物を配置から外すよう警備会社に要請できることが定められている。」
⑤「セントラル社は本紙取材に『防衛局発注の業務内容については答えかねる』と述べた。防衛局は『受注者に日頃から契約順守を求めている』と答え、今回の事案について報告を求める考えを示した。」

 一方、男性は本紙の取材に「反対派の違法行為に対して注意喚起している。禁じられていることは何もしていない」と話した。


(4)琉球新報-佐賀知事オスプレイ配備受け入れ 漁協と協議開始-2018年8月24日 17:11


 琉球新報は、「陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイの佐賀空港(佐賀市)配備計画について、佐賀県の山口祥義知事は24日午後、記者会見し、受け入れる考えを正式表明した。山口氏は計画に反対し、配備予定地を所有する地元漁協の幹部に、配備に向けた協議開始を申し入れ、漁協幹部は協議する考えを示した。」、と報じた。
 また、「小野寺五典防衛相と山口氏は同日、国が20年間に計100億円の着陸料を支払い、県がこれを元に漁業振興基金などを創設するなどの使用条件で合意。一貫して反対してきた漁協が協議に応じる姿勢を見せ、佐賀県内の調整が本格化したことで、配備計画が大きく動きだした。




by asyagi-df-2014 | 2018-08-25 07:37 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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