沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2018年8月14日

 「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、政府が17日に予定している埋め立て土砂投入を9月30日の知事選以降まで延期することを検討していることが13日分かった。国は県側に意向を伝えており、県は対応を検討している。国は翁長雄志知事が8日に死去したことを受け『喪に服す期間』への配慮としているが、知事選への影響を考慮したものとみられる。複数の関係者が明らかにした。」、と沖縄タイムス。
 つまりは、自らの慮りということ。
 いまは、「承認の撤回」しかないではないか。




 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2018年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2018年8月14日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-普天間飛行場の閉鎖を訴え 沖国大米軍ヘリ墜落事故から14年 集いに130人が参加-2018年8月13日 16:29


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【宜野湾】宜野湾市の沖縄国際大学に米海兵隊のCH53D大型輸送ヘリコプターが墜落してから、13日で14年を迎えた。」
②「沖国大は同日、事故が発生した時刻の約15分前に当たる午後2時から、事故現場のモニュメント前で『普天間基地の閉鎖を求め、平和の尊さを語りつぐ集い』を開いた。集いには学生や職員ら約130人が参加した。」
③「『NO FLY ZONE(飛行禁止地域)』と書いた横断幕の前に前津榮健学長や学生代表ら13人が並び、意見や声明を発表して普天間飛行場の即時閉鎖や、平和の尊さを未来に語り継ぐことを共有した。」
④「声明文を読み上げた前津学長は、普天間飛行場所属機の事件・事故が相次ぐ現状に『危険性は増大しており、辺野古の新基地建設を続けようとする日本政府に対する県民の不信は増幅するばかりだ』と批判。建学の精神である『真の自由と、自治の確立』を念頭に『危険この上ない普天間飛行場を即時閉鎖し、撤去することを日米両政府に強く要求する』と訴えた。」


(2)琉球新報-勇姿忘れない  知事追悼の絵に反響  TOYOさん作-2018年8月14日 06:30


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「宮古島市出身で東京都在住のミュージシャン、TOYOさん(50)が描いた翁長雄志知事の絵が、ツイッターやフェイスブックを通して広まり、反響を呼んでいる。TOYOさんは『命を削って県民や平和のために尽くした翁長さんの思いが、絵を通して受け継がれていけばうれしい』と期待した。」
②「琉球料理屋やイベントなどで沖縄音楽を披露している。訃報に接し『居ても立ってもいられなくなって描いた』という。絵のモチーフは、6月23日の沖縄戦全戦没者追悼式に喪服で参列した時の姿。希望を表現しようとやや顔を上に向け、優しげな笑みを浮かべた表情を描いた。」
③「10日に公開した直後から反響があり、虹や知事の言葉を加えるなどして複数回投稿し直した。県民大会前に亡くなり、かぶることができなかった“美ら海色”の帽子も描き加えた。」
④「『静かな表情の知事を追悼の気持ちで描いた』という絵には、メッセージが書けるように余白を設けたパターンもある。」
⑤「ファミリーマート、ローソン、セブンイレブンなどのコンビニエンスストアでプリントアウトでき、11日の県民大会や銀座で行われた追悼トワイライトキャンドルで参加者が掲げるなど、広く活用されている。」
⑥「TOYOさんは『新たな基地施設を造らせないと、県民の先頭で闘った歴史に残る知事だ。今後も絵や追悼の曲を発信し、勇姿を忘れないようにしたい』と力を込めた。」


(3)琉球新報-沖国大ヘリ墜落14年 「風化させない」 市民、決意新たに-2018年8月14日 05:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【宜野湾】沖縄国際大学に米軍普天間飛行場所属のCH53Dヘリが墜落してから、13日で14年となった。米軍に構内を封鎖され、機体から上がる黒煙が空を突いた14年前とは打って変わって、この日の学内には、普段と同じように友人との会話を楽しんだり、スポーツに汗を流したりする学生の姿があった。学内で開かれた集会に参加した関係者らは、事故を風化させない決意を新たにし、普天間飛行場の一日も早い封鎖を求めた。」 
②「事故当時、沖国大の1年生だった中田未来さん(33)=名護市=は『卒業してからは、なかなか学校に来ることはできないが、自分の中で風化させたくない』と、5年前から集会に参加している。今年は初めて、生後8カ月の息子を連れてきた。『基地があることは当たり前じゃない。事故を知らない世代にもちゃんと伝えたい』と語り、抱っこする息子に優しい視線を向けた。」
③「初めて集会を訪れた同大3年の比屋根郁海さん(20)は『これまで都合が合わず参加できなかったが、参加者の少なさに驚いた。関心が低くなっているのかな』と危惧する。それでも『同じことを繰り返さないためにも、事故のことや沖縄戦について知り、伝えなければならない』と力を込めた。」
④「集会中、そばを通り過ぎる学生の姿もあった。講義のために来ていた3年の砂川永吏さん(20)は『墜落事故のことは知っているが、14年も前だとあまり実感がない。入学した時は、米軍機が飛行している光景や音に驚いたが、慣れてしまった』と淡々と話した。」


(4)沖縄タイムス-辺野古への土砂投入、沖縄知事選後に 政府、影響回避で検討-2018年8月14日 06:47


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、政府が17日に予定している埋め立て土砂投入を9月30日の知事選以降まで延期することを検討していることが13日分かった。国は県側に意向を伝えており、県は対応を検討している。国は翁長雄志知事が8日に死去したことを受け『喪に服す期間』への配慮としているが、知事選への影響を考慮したものとみられる。複数の関係者が明らかにした。」
②「仮に土砂投入と県の撤回判断が知事選以降になれば、9月30日の選挙で選ばれる新たな知事が撤回の判断を下すことになる。」
③「県は13日、県議会与党3会派にも伝達した。各会派は対応を協議したがまとまっていないという。与党の中には『知事の職務代理者では撤回判断は重すぎる』と理解を示す声がある一方、『知事選で負ければ撤回自体ができなくなる』との懸念もある。県は聴聞の調書と報告書の精査を進めながら、与党と協議を重ねて対応を決める方針だ。」
④「富川盛武副知事は退庁時、記者団に土砂投入前の撤回は『当然だ』と述べた。」
⑤「国は2014年9月に台風で海上ボーリング調査を中断し、知事選3日後の11月19日に再開。直後に衆院解散が決まると、同22日に再び中断した。また、16年7月には参院選翌日に、2年近く止まっていた工事を突然再開した例もある。」       (政経部・大野享恭)


(5)沖縄タイムス-基地問題を全国に提起 党派超え、急逝惜しむ 翁長知事告別式-2018年8月14日 15:42


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「13日の翁長雄志知事の告別式には、政党の枠を超えて多くの関係者が訪れた。『沖縄の基地問題を全国に訴えた』と偉業をたたえ、別れを惜しんだ。」
②「2014年の知事選で翁長氏陣営の事務総長を務めるなど、翁長氏の側近だった安慶田光男前副知事は『走馬灯のように思い出が(よみがえった)。(那覇)市長選でも知事選でも2人で相談して、任せてもらった。素晴らしい政治家だった。本当に惜しい人を亡くした』と冥福を祈った。」
②「共産党の山下芳生副委員長は『沖縄に新たな米軍基地は造らせないと、文字通り命懸けで闘い抜かれた。翁長さんを先頭にした【オール沖縄】の皆さんが突き付けた問題というのは、沖縄の問題は日本の問題であるということだ。立場を超えて尊敬すべき政治家だった』と偉業をたたえた。」
③「自民県連会長の国場幸之助衆院議員は『志半ばで、このような形で亡くなり、とても無念だったと思う。沖縄の歴史であり、沖縄の課題というものは日本全体、国民全体で考えなければいけない重要なテーマなんだと、命を削って体現した方だ。偉大な知事だ』と惜しんだ。」
④「自民党にいた翁長氏とは40年近い付き合いという翁長政俊県議は『基地問題がこれだけクローズアップされたということは、本土に対してもかなり大きなインパクトがあった。(知事選で)路線は分かれたが、ただ、信念を持って頑張っていたことだけは間違いない事実だ』と語った。」

「沖縄と日本を愛した」長男雄一郎さん、父の姿語る
⑤「葬儀で遺族の焼香、弔辞が終わった後、翁長雄志知事の長男雄一郎さん(35)は、他のきょうだい3人と一緒に遺影の前に立ち、遺族を代表して、夫や父親としての顔を紹介した。父親の政治活動を支えてくれたことへの感謝などを語った。中学時代に那覇市長になる志を抱き、政治の道を歩み出した翁長氏だが、家庭では『母や子どもに優しく、お酒が好きで、野球が好きで、相撲が好きで庭いじりが趣味なごく普通の夫で、父親だった』。3歳の双子と1歳の計3人の男の孫に囲まれ、『孫煩悩』の一面ものぞかせたという。」
⑥「政治家として『常に沖縄のことを考え、沖縄への愛を力に変えて、政治活動に人生をささげた』と身近で見てきた感想を吐露。さらに『沖縄を愛するのと同じくらい日本も愛し、それは病に倒れ、死を覚悟したそのときでも変わることはなかった』と話した。」
⑦「最後に『父が信念と覚悟を貫き、政治に生きることができたのは共に闘ってくださった皆さま、競い合い切磋琢磨(せっさたくま)してくださった皆さま、そして何より父を信じて支えてくださった皆さまのお力添えがあったからだと思う』と感謝し、頭を下げた。」




by asyagi-df-2014 | 2018-08-14 17:37 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
画像一覧
更新通知を受け取る