沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2018年8月7日

沖縄県は、「沖縄防衛局側の言い分を聞く『聴聞』について、防衛局が求めた期日延期を認めないと6日に決定した。」、と沖縄タイムス。また、「嘉手納町の沖縄防衛局前で、同局に対して県が指定した9日の聴聞に期日通り応じるよう求める集会を開いた。」(沖縄タイムス)とも。
 だから、小野寺五典防衛相の「名護市辺野古の埋め立て承認を撤回するため沖縄県が設定した9日の聴聞への対応について『当該期日に向け、所要の作業を加速したい』と述べ、前向きな姿勢を示した。」(沖縄タイムス)、との思惑も。
8月17日を焦点にした闘いが続く。





 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2018年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2018年8月7日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-県、聴聞延期拒む 防衛局に「期間は妥当」 投入前の撤回焦点  辺野古埋め立て承認-2018年8月7日 06:30


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「県は6日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を巡る辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回に関し、沖縄防衛局側の言い分を聞く『聴聞』を延期するよう求めた同局の要求を拒否することを文書で回答した。県が当初指定した9日に聴聞を実施する。一方、9日の後も聴聞を続けるかどうかについては、県が判断するとした。8月17日の土砂投入予定日が迫る中、県が指定した期日の聴聞に防衛局が応じるかどうか、注目される。」
②「県海岸防災課職員は6日、県庁を訪れていた防衛局職員に回答文書を手渡した。県は防衛局が延期を求めた根拠を確認し『出頭できない、または困難な病気その他のやむを得ない理由』に該当しないと指摘した。」
③「防衛局が聴聞手続きの期間が足りないと訴えていたのに対し、県は妥当な期間だと反論。根拠として総務省行政管理局編『逐条解説 行政手続法』などの文献を挙げ『当該手続きを終えるためには一定の期間(通常一週間から10日程度)を要する』『【相当の期間】は一週間から二週間程度であろうか』との記述があると指摘した。さらに『事業者の属性として対応能力に特に欠けているとは考えられない』と強調した。」
③「防衛局は、県が産業廃棄物処理業者に対して聴聞を実施した際に延期を認めたことを挙げて『均衡に欠ける』と指摘していた。これに対し、県新基地建設問題対策課の多良間一弘課長は『事業の種類や処分の中身が異なる。単純に比べることはできない』と述べた。」
④「防衛局は本紙の取材に『行政手続法では聴聞の期日に出頭するか、これに代えて陳述書などを提出することができるとされている。検討して適切に対応したい』と答えた。」
⑤「翁長雄志知事は7月27日に埋め立て承認撤回の方針を表明し、聴聞手続きに入るよう担当職員に指示した。県は同31日に防衛局に対し8月9日の聴聞実施を伝えた。防衛局は3日、1カ月程度の準備期間が必要だとして9月3日以降に延期するよう申し出ていた。」


(2)琉球新報-沖縄防衛局で座り込み 「聴聞」の対応巡り-2018年8月7日 14:35


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を巡り、県は辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回に向けて沖縄防衛局側の言い分を聞く『聴聞』について、防衛局が求めた期日延期を認めないと6日に決定した。」
②「これを受け、うるま市具志川九条の会や普天間爆音訴訟団、かでなピースアクションなどは7日午前、嘉手納町の沖縄防衛局前で、同局に対して県が指定した9日の聴聞に期日通り応じるよう求める集会を開いた。」
③「集会には70人が参加した。9日の聴聞に応じるよう記した要請書の手交に際し、市民らは集会参加者全員の同席を求めているが、同局は代表者5人による手交なら受け取ると返答した。市民は同局の提案を拒否し、入り口で座り込みを行っている。」


(3)沖縄タイムス-小野寺防衛相、9日聴聞へ前向き 「作業を加速」-2018年8月7日 12:22


 沖縄タイムスは、「【東京】小野寺五典防衛相は7日の記者会見で、名護市辺野古の埋め立て承認を撤回するため沖縄県が設定した9日の聴聞への対応について『当該期日に向け、所要の作業を加速したい』と述べ、前向きな姿勢を示した。行政手続法では聴聞の期日に出頭するか、陳述書を提出することができるとされていることに触れ、『検討の上、適切に対応したい』と述べた。出頭するかどうかは明言を避けた。準備に相当の日数を要するとして、沖縄防衛局が要望した9月3日以降への延期が認められなかったことについては、『県側の理解を得られなかったことは、まことに残念だ』と述べた。」、と報じた。


(4)沖縄タイムス-「埋め立て許さない」辺野古のゲート前に100人 前名護市長の姿も-2018年8月7日 11:08


 沖縄タイムスは、「名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では7日午前、新基地建設に反対する市民ら約100人が集まり、『子どもたちの未来に米軍基地はいらない』などと声を上げた。沖縄平和運動センターの山城博治議長は、新基地建設阻止に向けた集中行動が2日目を迎えたことに『国家権力に負けず、埋め立てをさせない決意を示し、全国、世界に沖縄の思いを広げよう』と訴えた。前名護市長の稲嶺進さんは『必ず新基地建設を止めよう。安倍政権にも、暑さにも負けない』と訴え、11日に那覇市の奥武山陸上競技場で開催される県民大会への参加を呼び掛けた。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-国は淡々「裁判で有利になる」 聴聞延期を拒否した沖縄県の思惑-2018年8月7日 08:01


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の新基地建設を巡り、県は沖縄防衛局が求めた埋め立て承認撤回前の『聴聞』の延期を認めない方針を決定した。17日にも埋め立て土砂が投入される中で、県は9日に設定した聴聞を経て投入前に撤回に踏み切りたい考えで、延期を認めない法的な根拠も固めた。一方、国は過去の別の聴聞との違いなどを理由に、手続きの拙速さを撤回後に予想される裁判で主張する構えだ。」                      (政経部・銘苅一哲、大野亨恭、東京報道部・大城大輔)
②「3日付の文書で聴聞延期を求める防衛局の『対抗手段』から週末を挟んだ6日、県庁内では朝から担当部局の職員が三役室を出入りした。通知から9日後の聴聞期日は行政手続法の『相当な期間』ではないとする防衛局の主張に対し、県は総務省の同法解説書が聴聞までの期間を1週間から10日程度としていることなどを理由に、延期に応じない方針を決定。午後5時すぎに県庁を訪れた防衛局職員に手渡した。」
③「防衛局が埋め立て土砂の投入を予定するのは17日。投入までに聴聞を経て撤回に踏み切り工事を止めたい翁長雄志知事に残された時間は短く、県幹部は『防衛局延期の申し出は想定されていた。応じない方針は早い段階で決まっていた』と“即応体制”を強調する。」
④「県議会与党内では7月の撤回表明を巡り県からの連絡不足への不満の声があったが、今回は知事公室の事務方から報道発表の前に電話で報告があった。与党幹部は『(先週)金曜の延期申請から判断まで3日間しかなく非常にタイトだった。今回は発表前にしっかりと説明してくれた』と述べ、与党への配慮があったとの認識を示し、延期に応じない姿勢を歓迎する。」
⑤「『県からすれば土砂投入の前に撤回しないと意味がない。聴聞は9日にやるしかないということだろう』。政府関係者は、県の変更拒否は予想された展開とみて、淡々と受け止める。では、認められる見通しが薄い期日変更を、なぜあえて申し出たのか。それは、県が仮に変更を認めれば撤回前に土砂を入れられる公算が大きくなり、認めなくても、県の拙速な手続きをあぶり出せるためだ。」
⑥「期日の変更申請の際、防衛局は聴聞が通知から約3週間後だった民間業者の例を挙げ『均衡を失している』と指摘。約1300ページの資料を精査する時間も必要とした。『県の設定した期間は明らかに短い』(政府関係者)と、県は手続きが正当性を欠いていると強調する狙いがあった。」
⑦「別の政府関係者は県の期日変更の拒否を受け、訴訟を見据え、こう断言した。『裁判で有利な要素になる』」




by asyagi-df-2014 | 2018-08-07 18:23 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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