沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2018年7月24・25日

 「米軍機が飛行する限り、根本的な問題解決にはならない」(琉球新報)。
どういうことなのか。
「【宜野湾】米軍普天間飛行場に隣接し、昨年12月に米軍ヘリの窓が落下した宜野湾市立普天間第二小学校で、沖縄防衛局は23日、落下物から児童を守るための屋根付きの避難所の設置工事を始めた。」、と琉球新報。
 またも、基地負担軽減を図っていると強弁するにやけ顔が浮かぶ。


 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2018年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2018年7月24・25日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-沖縄ヘイト放置のまま MX謝罪も収束せず  辛淑玉さん「ニュース女子」制作会社を提訴-2018年7月23日 07:30


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「ヘイトスピーチ反対団体『のりこえねっと』共同代表の辛淑玉(しんすご)さんが、米軍基地建設への反対運動を巡る番組『ニュース女子』(昨年1月放送)での人権侵害について、制作したDHCテレビジョンと司会の長谷川幸洋元東京新聞論説委員を相手に月内に名誉毀損で提訴する。東京MXはニュース女子の放映を終了したが、DHCテレビジョンのサイトには人権侵害と指摘された回もまだ掲載されており、その差し止めも求める。人権侵害や沖縄での基地反対運動の誤った情報が放置されている状況は終わっていない。『DHCテレビジョンが本丸』と語る辛さんの提訴で舞台は新たに法廷へ移る。」
②「番組を放送した東京メトロポリタンテレビジョン(東京MX)は20日、放送倫理・番組向上機構(BPO)が人権侵害を認定したことを受け、辛さんに謝罪した。放送から1年半以上が経過し、BPOの認定を受けてからの謝罪に、辛さんの代理人らは口々に『全く不十分だ』との声も上がる。謝罪までこれほど時間がかかったのはなぜか。」
③「東京MXが昨年1月放送の番組を問題だと認識したのは今年3月のBPOの認定を受けてからだったという。辛さんの代理人が明らかにした。BPOの決定以降、東京MX側から和解の申し出を受け、辛さん側は検証番組の放送などを条件に求めた。だが東京MX側が受け入れなかった。」
④「謝罪の場で長時間を要したことをただした辛さんの代理人、金竜介弁護士は『東京MX側は本当は分かっていないのではないか。自分たちが作ったものではないことに責任を取らされている、巻き込まれたと思っているのではないか』と述べた。東京MXが今後何らかの形で発信するとしていることから、引き続き対応を注視していく。」
⑤「謝罪と会見に同席したのりこえねっと共同代表の佐高信さんは『BPOから言われたから謝らなきゃいけないという感じ。MXは賛成と反対の意見を聞かないといけないという【中立】を掲げているが、沖縄の、反対のことだけ100日間やってもようやくバランスがとれるほど。変な両論併記の【中立】メディアの存在が一番、彼ら(差別者)をのさばらせている』とメディアの在り方も指摘した。」
⑥「『番組内で侮辱され、傷つけられた沖縄の人たちの名誉はどうなるのか』。東京MXの謝罪の際、辛さんが読み上げた手紙があった。放送直後から東京MX前で抗議行動を続けてきた『沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志』呼び掛け人の川名真理さんが託したものだ。事後の会見で川名さんは『まだ収束していないということを認識してほしい』と訴えた。」
⑦「辛さんは今回の謝罪を受けるに当たり『ものすごい葛藤があった』と複雑な心境を明かした。沖縄への謝罪がない中で自身だけへの謝罪を受ける―そのことへの葛藤だ。裁判闘争に向けて『沖縄の友達を半分の足で踏みつけて上っていくのだから、負けるわけにはいかない』と涙を拭いながら決意を語った。」
⑧「『DHCテレビジョン、ヘイト、デマとの闘い、ジェノサイドに流れ行く社会との闘い。原告たり得る私がやらないとできない』。また新たな闘いが始まる。」
(滝本匠)


(2)琉球新報-普天間第二小に避難所 防衛局 ヘリ窓落下受け工事-2018年7月24日 05:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【宜野湾】米軍普天間飛行場に隣接し、昨年12月に米軍ヘリの窓が落下した宜野湾市立普天間第二小学校で、沖縄防衛局は23日、落下物から児童を守るための屋根付きの避難所の設置工事を始めた。避難所設置は市教育委員会の計画に基づくもので、8月末までに運動場の2カ所に造る。ただ米軍機は事故後も学校の上空付近を日常的に飛行しており、保護者からは「米軍機が飛行する限り、根本的な問題解決にはならない」との声も上がっている。」
②「避難所は幼稚園側にある飼育小屋の横とプール側の2カ所に設置する。それぞれ高さは2・3メートルで、広さは約20平方メートル。鉄筋コンクリート造りで、それぞれ1クラスの人数約35人の児童が避難できる広さとなっている。避難所の設置については、同校PTAから今年2月、市教委に対し校内6カ所に設置するよう要望書が提出されていた。市教委は現状で計4カ所に整備する計画で、今後プールなどにも設置する予定だ。」
③「第二小では事故発生以降、運動場に米軍機が近づく度に児童が校舎内などへ避難しており、運動場の使用を再開した今年2月から今月20日までに、避難回数は671回に上った。市教委担当者は避難所の設置について『事故が起きる前の学校生活に戻れるよう、学校を後押ししていきたい』と説明した。」
④「一方、1年生の娘が第二小に通う宮城智子さん(49)=市野嵩=は『工作物では根本的な問題解決にはならない』と訴える。『米軍機が飛んでる限り危険はある。本来やるべきことは米軍機を飛ばさないことではないか』と強調した。」
⑤「防衛局は夏休み中も学校敷地内に職員を2人配置し、米軍機の飛行監視や避難の誘導を続けている。同校は1学期中に教員ら向けに避難態勢に関するアンケートを実施しており、避難所の整備状況などを踏まえ、避難態勢の変更や解除も検討している。」


(3)沖縄タイムス-辺野古県民投票、署名6万5926筆に 収集終了 想定される今後の流れ-2018年7月24日 07:45


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票の実現を目指す『【辺野古】県民投票の会』(元山仁士郎代表)は署名期限の23日、これまでに集まった署名が6万5926筆(22日午後9時現在)に達したと発表した。1996年の米軍基地の整理縮小などを問う県民投票と比べると1・9倍増加した。」
②「署名は条例制定を求めるために最低限必要な有権者の50分の1(約2万3千筆)を4万筆余り上回っている。同会によると、署名は8万筆に達する見込み。」
③「24日以降に集めた署名は無効となる。同会は集計作業を進めており、25日までに同会事務局に署名簿を郵送か直接持参かで、届けるよう求めている。」
④「最終日の23日は、同会の請求代表者ら約20人が那覇市のパレットくもじ前で署名の協力を呼び掛け、元山代表が【将来を左右する辺野古の基地問題を議論し、一緒に決めていこう】と訴えた。」
⑤「集めた署名は8月2日までに市町村選挙管理委員会へ提出。同選管が20日間かけて署名の有効・無効を審査し、有権者の50分の1に達していれば、条例制定を知事に請求できる。」


(4)琉球新報-つながった埋め立て区域で被覆ブロック設置作業 水陸両用車の訓練も確認-2018年7月24日 13:42


 琉球新報は、「米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で24日、20日までにつながった埋め立て区域『2―1』護岸で被覆ブロックが設置されている様子が海上から確認された。米軍キャンプ・シュワブ内では砕石を大型車両が頻繁に運び込んだ。砕石は山のように高く積まれていた。同日午前には米軍の水陸両用車AAV7が沖合に出て訓練する様子も確認された。」、と報じた。


(5)琉球新報-9月20日に判決 米軍属女性暴行殺人事件の控訴審初公判 被告側、殺人罪認定の一審判決破棄を要求-2018年7月24日 14:47


 琉球新報は、「米軍属女性暴行殺人事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、一審判決で無期懲役を言い渡された元海兵隊員事件当時軍属のケネス・フランクリン・シンザト(旧姓ガドソン)被告(34)の控訴審初公判が24日午後2時、福岡高裁那覇支部で開かれた。被告側は殺人罪を認定した一審判決を破棄し、殺人は無罪で強姦致死などで有期懲役にするよう主張した。殺人罪認定には事実誤認があると指摘した。検察側は被告側の控訴棄却を求めた。即日結審し、9月20日に判決が言い渡される。ケネス被告は出廷しなかった。被害者の遺族は傍聴に訪れた。」、と報じた。


(6)琉球新報-辺野古ゲート前 工事車両が続々と基地内へ-2018年7月25日 11:08


 琉球新報は、「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡る新基地建設で25日午前、辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では砕石や土砂を積んだ工事車両176台が基地内に入った。翁長雄志知事による埋め立て承認の『撤回』が近いとみられる中、工事車両の台数は増え続けており、政府は基地建設を加速させている。25日午前9時ごろ、ゲート前では工事に抗議する市民ら約60人が座り込んでいた。機動隊が座り込みをしていた人たちを強制排除する間に工事車両が基地内に入った。工事車両がゲート前の道路に連なり、一般車両も巻き込んで30分以上の渋滞が発生した。ゲート前の渋滞に関しては6月に名護市の渡具知武豊市長が菅義偉官房長官に適切な措置を求めたが、改善されていない。」、と報じた。


(7)琉球新報-つながった埋め立て区域で被覆ブロック設置作業 水陸両用車の訓練も確認-2018年7月24日 13:42


 琉球新報は、「米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設で24日、20日までにつながった埋め立て区域『2―1』護岸で被覆ブロックが設置されている様子が海上から確認された。米軍キャンプ・シュワブ内では砕石を大型車両が頻繁に運び込んだ。砕石は山のように高く積まれていた。同日午前には米軍の水陸両用車AAV7が沖合に出て訓練する様子も確認された。」、と報じた。


(8)沖縄タイムス-埋め立て土砂を搬入か 沖縄・本部港で初確認 辺野古抗議の市民ら警戒-2018年7月25日 13:38


 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、建設用資材を搬出する本部港の塩川地区で25日午前、運搬船への土砂の積み込みが初めて確認された。沖縄防衛局は8月17日を目安とした埋め立て着手を県に通知しており、建設に反対する市民は警戒を強めている。土砂は複数台のダンプカーで港に運ばれ、クレーンで運搬船に積み込まれた。砕石を積んだダンプカーを含め、午前中に76台が資材を搬入した。港には市民約60人が集まり、『辺野古埋め立て反対』『違法な工事は中止せよ』『本部町は港を使わせるな』―など抗議の声を上げ、ダンプカーの前にプラカードを掲げた。本部町の60代女性は『この土砂を海に入れるなんてとんでもない。知事は早く埋め立て承認を撤回してほしい』と訴えた。」、と報じた。






by asyagi-df-2014 | 2018-07-25 17:39 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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