沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2018年6月5・6日

 「平和と鎮魂」をテーマに、アーティストらが美術作品を制作・展示する『マブニ・ピースプロジェクト沖縄2018』が日始まった。 
「韓国のコーディネーターの安海龍(アンへリョン)さんは『済州島と沖縄は歴史的に似ているところがある。メッセージを発信することで新しい歴史がつくられることを期待する』」と述べた。」(琉球新報)、とされる。
平和の歴史をともに。
全て入場無料が素晴らしい。




 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2018年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2018年6月5・6日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-米空軍オスプレイ3機が嘉手納基地に着陸 CV22飛来は県内初 2機は奄美空港に緊急着陸-2018年6月4日 16:47


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「米軍横田基地(東京都福生市など)に滞在している米空軍の輸送機CV22オスプレイ3機が4日午後、沖縄県の米軍嘉手納基地に相次いで着陸した。CV22オスプレイが沖縄県内に飛来するのは初めて。」
②「CV22の1機目は午後2時41分、2機目は同51分、3機目は午後3時半ごろに着陸したのが確認された。CV22は4日午前、5機が横田基地から離陸したが、嘉手納基地に着陸が確認されたのは3機。4日午後3時ごろ、奄美空港(鹿児島県)に在日米軍所属とみられるオスプレイ2機が緊急着陸した。横田基地から飛び立った残り2機とみられる。」
③「小野寺五典防衛相は4日午後、会見し、奄美空港に着陸したCV22のうち1機に何らかのトラブルがあったため、同空港に着陸したことを明らかにした。詳細については確認中としている。奄美空港への緊急着陸で民航機への影響や被害などは『生じていない』とし、『防衛省として現地に職員を派遣し情報収集に当たっている』と説明した。」
④「北谷町には、オスプレイ着陸後の午後2時50分ごろ、沖縄防衛局からメールで連絡があった。メールでは『午後2時40分ごろ、オスプレイが嘉手納基地へ着陸したのを確認した。ほかの地域へ向かうため経由しただけ』と説明しているという。」
⑤「機体数や滞在日数は明かしていない。沖縄市と嘉手納町も同時刻、防衛局から連絡があった。」
⑥「5機のCV22は今年夏にも横田基地に正式配備される予定になっている。」


(2)琉球新報-平和への思い、表現 糸満・那覇 マブニ・ピース開幕-2018年6月5日 05:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「『平和と鎮魂』をテーマに、アーティストらが美術作品を制作・展示する『マブニ・ピースプロジェクト沖縄2018』(すでぃるリジェネレーションプロジェクト実行委員会主催)が4日、糸満市の県平和祈念資料館や平和祈念公園内広場、那覇市安里のひめゆりピースホールサイトなどで始まった。今年で4回目となる今回は、初めて台湾と韓国・済州島のアーティストが参加。海外を含む30人が出展している。」
②「4日に県平和祈念資料館で開幕式典が開かれ、韓国のコーディネーターの安海龍(アンへリョン)さんは『済州島と沖縄は歴史的に似ているところがある。メッセージを発信することで新しい歴史がつくられることを期待する』」と述べた。
③「県平和祈念資料館の企画展示室では、17人の作家が絵や写真、染め織、インスタレーションなどでそれぞれ平和の思いを表現した。今回初めて那覇市のひめゆりピースホールサイトでも作品展示がある。6人の作家による絵や写真、インスタレーションが展示されている。」
④「『ひめゆり―』は10日まで、県平和祈念資料館は23日まで開催。そのほか白梅の塔や糸満市庁舎などでも展示会が開かれている。全て入場無料。」


(3)沖縄タイムス-辺野古新基地:機動隊が市民50人を強制移動 砕石投入続く-2018年6月5日 14:01


 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古の新基地建設に反対する市民らは5日、工事車両の出入り口になるキャンプ・シュワブゲート前で座り込みの抗議行動を続けている。午前10時と正午ごろの2回、県警機動隊は市民ら約50人を歩道へ強制的に移動させ、工事車両を基地内に入れた。シュワブ沿岸の埋め立てに向けた護岸工事現場では、『K4』護岸周辺のフロート沿いで船やカヌーに乗った市民らが抗議した『「これ以上海を壊さないで』という声をかき消すように、『ガラガラ』と砕石を海へ投げ入れる音が響いた。」、と報じた。


(4)沖縄タイムス-嘉手納基地飛来のCV22オスプレイ 24時間たたずに離陸-2018年6月5日 09:55


 沖縄タイムスは、「【嘉手納】米軍嘉手納基地に飛来していた米空軍のCV22オスプレイ4機が5日午前9時20分、ヘリモードで南側滑走路から相次ぎ離陸した。同機は4日午後に嘉手納基地へ初めて飛来しており、24時間たたず飛び立った格好だ。」、と報じた。
 また、「一方で『嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会』(三連協)は5日午前8時から、CV22も含めた米軍機の緊急の目視調査を実施している。米本国から暫定配備されているF22最新鋭ステルス戦闘機、常駐機のF15戦闘機が訓練しており、午前8時半過ぎにはF15の離陸時に105・7デシベルを記録した。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-朝の8時に100デシベル超6回 米軍嘉手納基地 F22訓練で騒音激化-2018年6月6日 06:20


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「米軍嘉手納基地に暫定配備されているF22最新鋭ステルス戦闘機は5日朝から、所属するF15戦闘機と合同訓練を繰り返し、激しい爆音をまき散らした。嘉手納町屋良の「道の駅かでな」では午前8時半からわずか30分間で、簡易測定器で100デシベル超(会話がほぼ不可能なレベル)を6回記録。最大は8時33分、F15がアフターバーナー(推力増強装置)を使って離陸した際に発生した105・7デシベルだった。」
②「同基地がある沖縄市と嘉手納町、北谷町でつくる『嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会』(三連協)が午前8時から正午に緊急の目視調査を実施。同協議会の宮城克也事務局長は午前8時台に相次いだ騒音について『短時間で100デシベル超が6回も発生するのは多い。住民の基地負担増加につながっている』と指摘した。調査では、離着陸や通過などで計133回(速報値)確認。調査終了後の午後にも、両機が間を空けずに離陸を繰り返す様子が確認された。」
③「嘉手納町には暫定配備されたF22の訓練が本格化した4日に10件、5日には6件の苦情が住民から寄せられた。『騒音がひどい』『うるさすぎる』などと訴えている。」
④「目視調査は道の駅かでなと沖縄市立図書館(旧コリンザ)屋上で行ったほか、沖縄市役所屋上など市内計4カ所にカメラを設置し、飛行経路も確認した。」


(6)琉球新報-米より県民の声聞いて カナダ元外交官 グリーンバーグさん 辺野古新基地へ異議-2018年6月6日 05:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古で進められている新基地建設を阻止しようと、カナダの元外交官でバンクーバー在住のテリー・グリーンバーグさん(72)が5日、妻の及川洋子さん(59)と海上抗議行動に初めて参加した。オイルフェンス越しに市民と警備隊が対峙する現状を目の当たりにしたグリーンバーグさんは『米軍の軍事強化のために日本人同士が衝突する理不尽さにショックを受けた』と語り、県民の民意に反する基地建設の強行は、日米両政府による『沖縄差別、いじめでしかない』と批判した。」
②「グリーンバーグさんはカナダの外務省に勤め、大阪や横浜に計12年滞在した経験がある。退職後はユダヤ人である自身のルーツに関わるパレスチナ人の支援活動に携わる。昨年洋子さんと来沖した際に、戦後も続く過重な基地負担、軍事強化につながる辺野古新基地建設の実態に憤りを覚え、今回抗議の声を上げる決意をした。」
③「グリーンバーグさんは『新基地建設の最大の目的は米国の軍事力強化で、決して沖縄や日本を守るものではない』と指摘。日本政府に対し『米国より沖縄県民の声を聞いて』と訴えた。」


(7)琉球新報-「宝の海は沖縄の未来」 ゲート前で市民ら切々と訴え K4護岸ではブロック積む作業進む-2018年6月6日 16:44


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸では、6日、晴れて気温が上がり時折小雨もぱらつく中、新基地建設工事は行われた。午後1時までに埋め立て区域の南側を囲むK4護岸の工事では、2カ所で砕石を投下し、1カ所で護岸を覆うブロックを積む様子が確認された。」
②「 海上では船3隻、カヌー12艇に乗った市民らが建設を中止するよう訴えた。陸上でも建設資材の搬入を阻止するため、シュワブゲート前で市民らが座り込んだが、警察に『排除』され、二重の鉄柵の中で一時囲い込まれた。」
③「『ダンプのにーせーたー、うんじゅうちなーぬくとぅ、わらびーたんぬくとぅ考えれ、わったーうやふぁーうじが守てぃ宝ぬ海、つぶすことは沖縄の未来を奪うことになる、考えてきみそーれ』、しまくとぅばを交え、次々に基地内に入っていくダンプカーに訴えるのはうるま市の伊波義安さん。沖縄戦から73年の間、米軍の事件事故で人権や命が脅かされてきたこと、戦後この場所にあった収容所で300人余りが亡くなった歴史を説明し、『心は痛くないか。もうアメリカの基地を作らすのはやめよう。一緒に反対していこうよ』と運転手に向け、穏やかに語り掛ける。」
④「新基地建設に反対する市民のテントではカンカラ三線で奏でられる『ちんぬくじゅうしい』を聞き、和む一幕もあった。カナダやイギリスなど海外からの賛同者も参加した。この日は、イギリス・ウェールズのアベリストウィス大学に通うラファエル・カヴァリーニさん(21)は『自分が生きている間に米軍基地と帝国主義がなくなり、世界中が幸せになるのを願っている。一緒に頑張りましょう』とあいさつすると拍手が起こった。」
⑤「カヴァリーニさんと一緒に訪れた同じ大学の大学院に通う群馬県出身の尾池花菜さん(25)は、東村高江の米軍ヘリ炎上事故をきっかけに地位協定の研究を始めたといい、『地位協定は植民地政策を進めるためにできたもので、それに合意していることはその政策を認めていること。日本の問題であり、日本人としてどう関わっていくか考えなくてはいけない』と話した。」


(8)琉球新報-沖縄県、地位協定サイト開設 各国と比較 不利性明示-2018年6月6日 14:15


琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「日米地位協定について、県は米軍の活動に日本の法律が適用されていないことなどから、訓練による生活環境の悪化や主権の侵害につながっていると指摘し、抜本改正を求めてきた。ポータルサイトは米軍が大規模に駐留するドイツやイタリアでは、米軍の活動に受け入れ国の法律を適用している点などの違いを示している。」
②「県はポータルサイトを通して情報を分かりやすく発信することで、地位協定の改定を求める世論の盛り上がりにつなげる狙いがある。6日に開かれる『全国知事会米軍基地負担に関する研究会』でも地位協定の国際比較について紹介し、改定に向け全国知事会の後押しを得たい考え。」
③「県は1、2月にかけてイタリアやドイツを訪問し、受け入れ国の元首相、軍幹部、周辺自治体、航空当局らに聞き取り調査などを実施した。それらを基にまとめた『中間報告』も掲載している。」
④「中間報告はイタリアやドイツについて(1)米軍の活動にも国内法が適用される(2)受け入れ国側に米軍施設への立ち入り権が明記されている(3)基地を抱える自治体と米軍の間に公式な協議機関が設けられている―などの違いを紹介している。「ポータルサイト」は、こうした日本との状況の違いの根拠となっているNATO地位協定や、2国間協定などの条文を示している。」


(9)沖縄タイムス-辺野古・土砂投入へ形式審査入り 想定される今後の流れは?-2018年6月6日 10:07


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局は5日までに、海域の一部の埋め立てに必要な赤土等流出防止条例に基づく県への事業通知に向け、県と事前の形式審査に入った。形式審査を終え通知書が正式に提出されれば、防衛局は埋め立ての本格的な土砂の投入が可能となり、基地建設が重大な局面を迎えることになる。」
②「形式審査は一般的に1~2週間で、早ければ6月中旬の通知となるが、明確な定めはないため通知の時期は見通せない。通知されれば、7月中にも土砂投入の可能性がある。」
③「同条例は国が埋め立てを含めた1千平方メートル以上の工事を実施する際に、事業内容や濁水の流出防止策などについて県に通知するよう規定している。」
④「防衛局は5月29日、建設予定地の辺野古側に位置し護岸の整備を進める埋め立て区域(2)-1(7万平方メートル)について、護岸外への濁水の流出防止策に関する資料を県に提出した。」
⑤「条例は民間工事も事業内容や防止策を届け出るよう定め、県が45日以内の審査で変更を命じる場合がある。一方で、国の場合は『届け出』ではなく『通知』のため、通知書を提出すれば45日の審査を待たず、すぐに事業に着手できる。辺野古埋め立ては県北部保健所に通知書が提出され、県環境部が審査する。」
⑥「県環境部は『基本的に国も民間と同じような手続きをしており、審査が終わるまでは工事しないはず』との見方を示す。同時に『審査を待たず工事に着手しても条例違反にはならない』とも説明した。」
⑦「防衛局が県に提出した資料は非公表だが、5月28日に同局で開かれた環境監視等委員会では有識者らに流出防止策を説明。埋め立て地内にたまる水を護岸の外に排出する際、1リットル当たりの浮遊物質量の割合を赤土等流出防止条例が基準とする200ミリグラム以下より厳格な25ミリグラム以下とすることや、流出防止策として護岸に防砂シートや土のうを置くことを明らかにした。」


(10)沖縄タイムス-辺野古新基地:周辺3区の不安拡大を回避 名護市長への配慮にじむ-2018年6月6日 14:44


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「小野寺五典防衛相は名護市の渡具知武豊市長と久辺3区の区長に、再編交付金などを使った支援の継続を約束した。防衛省には直接補助金の交付が決まっていなかった3区の不安拡大を回避し、いびつな支出を是正する狙いとともに、辺野古容認を否定する渡具知氏への配慮もにじんだ。」
②「渡具知氏の市長就任を受け、防衛省は再編交付金を再開するとともに3区への直接補助金は廃止を検討してきた。そのため、3区にはこれまで通りに支援が得られるか不安があった。一方、辺野古への態度を曖昧にしている渡具知氏と、政府が『辺野古移設で最も影響を受ける』として支援してきた3区との間で調整も滞っていた。対応次第では渡具知氏が『辺野古容認』と受け止められかねないからだ。」
③「この日の要請名目も、あくまで生活環境や交通渋滞への配慮。書面に『久辺3区』の文字はなく、辺野古については『容認でも反対でもない』と強調しつつ、最後に久辺3区への支援の対応を尋ね、それに答える形で小野寺氏が再編交付金などでの支援を約束した。」
④「渡具知氏は今後、再編交付金を中心に公約の給食費無料化や、3区の事業を検討することになる。辺野古への賛否を明らかにしないまま新基地への『対価』を受け取る渡具知氏と、恣意(しい)的に交付金や補助金を運用する防衛省は、交付や受け取りの正当性について説明する責任がある。」
(東京報道部・大城大輔)




by asyagi-df-2014 | 2018-06-06 18:17 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
画像一覧
更新通知を受け取る