暴言チッソ社長に、水俣病患者ら辞任を要求。

 熊本日日新聞は2018年5月10日、表題について次のように報じた。


(1)「水俣病の患者団体など約30団体でつくる水俣病被害者・支援者連絡会(上村好男代表)は9日、水俣病の未認定患者救済を巡り、原因企業チッソの後藤舜吉社長が『「水俣病特別措置法(特措法)で救済は終わっている』などと発言したことに抗議し、発言撤回と社長辞任を求めた。同社は発言についての正式見解を、18日までに文書で示すとした。」
(2)「特措法は、チッソが事業会社JNCの株売却で公的債務の返済と将来の患者補償を想定。株売却には環境相の承認が必要で、『救済の終了』まで売却を凍結すると規定する。後藤社長は1日の慰霊式後、記者団に『特措法による救済という意味で、可能な限り救済した』などと述べた。」
(3)「連絡会の会員7人が水俣市のチッソ水俣本部プレスセンターを訪問。水俣病被害者互助会の佐藤英樹会長が『社長は慰霊式では耳触りの良い言葉を言っているけれど、記者には違うことを言う。被害者をばかにしている』と憤りを示した。」
(4)「文書を受け取った新井次郎事務部長は『発言は、特措法の一時金支払いの判定がなされ、一時金支払いに一定の区切りがついたという趣旨。救済が終わったという意味ではないと理解している』と弁明した。」
(5)「一方、東京・大手町のチッソ本社前では同日、在京の支援者約10人が、後藤社長の解任を求めるビラを配った。支援者の久保田好生さん(66)は『患者の補償のために(債務の返済猶予などの)特別待遇をしてもらっているのに、【終わった】という発言はおかしい』と批判した。(山本遼、嶋田昇平)




by asyagi-df-2014 | 2018-05-10 14:07 | 水俣から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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