沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2018年5月2日

 「米軍内性犯罪 9.7%増 17年度 海兵隊は14・7%増」(琉球新報)との記事を目にした時、人は何を思うのだろうか。
 私自身の頭をよぎったのは、米軍の「制度的疲弊」がいかにすさまじいのかということであり、特に、海兵隊については、その存在基盤を疑うべきではないかということである。




 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2018年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2018年5月2日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-米軍内性犯罪 9.7%増 17年度 海兵隊は14・7%増-2018年5月2日 05:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【ワシントン=座波幸代本紙特派員】米国防総省の性的暴行予防・対策室(SAPRO)は4月30日、2017会計年度(16年10月~17年9月)における、米軍内でのレイプや強制わいせつなど性犯罪に関する年次報告書を公表した。被害の報告件数は前年度比9・7%(597件)増の6769件で、07年度の調査開始以来、過去最多になった。増加率は海兵隊が最も高く、前年より14・7%増の998件だった。在日米軍で起きた被害が少なくとも35件(陸軍13件、海軍・海兵隊13件、空軍9件)報告されている。」
②「次いで海軍が9・3%増の1585件、空軍が9・2%増の1480件、陸軍が8・4%増の2706件となった。」
③「米軍では昨年、海兵隊員らが女性兵士のヌード写真をインターネットで共有する問題などが判明し、性的嫌がらせや性犯罪への対処が急務となっている。」
④「軍隊内の被害者5277人のうち、4193人が女性で前年度より13%増加した。男性は横ばいの1084人。報告された被害のうち、米国市民や外国籍の被害者は868人だった。被害者のうち、軍人は全体の8割、軍人から被害を受けた民間人は19%だった。同省は件数の増加は『前進』であり、支援体制に対する認知と信頼が高まり、被害を報告しやすい環境が整ったことの反映だと指摘。今後も防止策に取り組むと説明した。」
⑤「一方、法的措置に訴えた被害のうち、軍法会議に訴えたのは53%と、13年度の71%より減少。同省は『法廷での証言は被害者にとってつらいことであり、上官の行政措置で対応することも増えているのではないか』と説明した。」
⑥「女性の軍人・退役軍人らの権利擁護団体、女性活動ネットワークのリディア・ワッツ代表は『報告件数の増加は裁判につながってこそ、うまくいったといえる』と指摘した。」


(2)沖縄タイムス-辺野古新基地:オイルフェンス内側にウミガメ-2018年5月2日 13:31


 沖縄タイムスは、「名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸では2日午前、『K4』護岸建設現場で石材を海に投下する作業が進んだ。午前9時10分、同現場で新基地建設の監視をしていた市民が、オイルフェンスの内側を泳ぐウミガメの姿を発見。市民は『【『工事を止めて】と声を上げる自分たちの意見に賛同して、姿を見せてくれたんだと思う』と話した。一方、シュワブのゲート前では午前9時、資材を積んだ工事車両137台が基地内に入った。」、と報じた。


(3)沖縄タイムス-ハンセン病、隔離の歴史に怒り込め 回復者の平良仁雄さん(79)が出版-2018年5月2日 12:08


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「ハンセン病回復者で、国立療養所沖縄愛楽園(名護市)の内外で差別の歴史を語り継いでいる平良仁雄(じんゆう)さん(79)=那覇市=が今月、自著『【隔離】を生きて ハンセン病回復者の愛楽園ガイド』を沖縄タイムス社から出版した。病気を隠し周囲の目におびえた過去から、ボランティアガイドを『生きがい』」とまで言い切れるようになった半生をつづる。『大変苦労し亡くなった女房や父親、同じ病気の仲間たちの供養の気持ちも込めた』と強い思いを口にする。」
②「平良さんは久米島出身。著書は9歳で無理やり家族から引き離され、愛楽園に収容される場面から始まる。一家の『跡取り息子』は父親にとてもかわいがられた一方で、収容後は職員が監視する面会室で仕切りを隔ててしか会えず、体に触れることもできなかった。症状が良くなり17歳で帰郷したが、就職や結婚、那覇への移住などを経て病気が再発。愛楽園に再び入所した後、妻が心を壊し命を絶ったことも赤裸々に記している。」
③「『仕方ない』と受け入れていた現実はやがて、1996年の廃止まで患者の強制隔離を認めた『らい予防法』が元凶だと知る。『らい予防法がなければ家族と離れることはなかったし、女房は死ななくて済んだ』」
④「HIV人権ネットワーク沖縄の子どもたちと出会ったのは2008年。ハンセン病やエイズにまつわる差別を乗り越え、共生を目指す演劇の出演者たちで、その『温かい心』に触れたことがハンセン病回復者と公表する契機になった。著書には家族も実名で登場する。平良さんの病気のこと、家に不在がちだった理由を報道で知ったと回顧する娘や息子たちが、インタビューの実名掲載を選択してくれたことに『うれしかった』と平良さんは語る。」
⑤「ガイドを務める時は『腹の底から突き上げるらい予防法への怒り』を全身全霊で伝えてきた。これまでの語りを盛り込んだ著書は、7日から県内の主要書店に並ぶ予定。定価1200円(税抜き)。問い合わせは沖縄タイムス社、電話098(860)3591(平日)。」
⑥「6日午後3時から、那覇市のジュンク堂書店で平良さん、監修した山城紀子さん、編集の鈴木陽子さんを交えたトークイベントがある。」


(4)沖縄タイムス-辺野古新基地:月内にも海囲い、土砂投入の準備整う-2018年5月2日 12:02


 沖縄タイムスは、「【名護】米軍キャンプ・シュワブ沖の辺野古新基地護岸建設で1日、南側の護岸『K3』から辺野古崎向けに『K4』の造成が確認された。K4は陸地から延びる中仕切り護岸『N5』に接続し、辺野古崎方面から南向けに延びていた。新基地に反対する市民らは南北両側から造成が進めば、5月末にも護岸で海が囲われ、土砂投入の準備が整うと危機感を募らせた。」、と報じた。
 また、「海上監視する市民によると、海を護岸で囲む形となるK3からK4の接続まで残り400メートル弱。護岸は1日平均6~7メートル延びているという。抗議船の男性船長は『当初見込んでいたペースより速い』と焦る。別の男性は『今月中にも翁長雄志知事の埋め立て承認撤回を期待する。知事の決断を支持する動きが県内に広がるはずだ』と声を上げた。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-米F35暫定配備終了へ 嘉手納基地を相次いで離陸-2018年5月2日 10:43


 沖縄タイムスは、「【嘉手納】米ユタ州ヒル空軍基地所属の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが2日午前7時頃から同8時過ぎにかけ、米国に向けて相次ぎ嘉手納基地を離陸した。午前10時までに暫定配備された12機中10機が飛び立った。約半年の暫定配備を終えたものとみられる。F35が配備された昨年11月以降、嘉手納基地周辺では騒音が激化し、周辺自治体では住民からの苦情が寄せられていた。嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会(三連協、会長・桑江朝千夫沖縄市長)が暫定配備に抗議するなど、反発が広がっていた。」、と報じた。


(6)沖縄タイムス-「県民投票の会」が実施請求書を提出 辺野古賛否で9月実施目指す-2018年5月2日 11:58


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「辺野古新基地建設に伴う埋め立て工事の賛否を問う県民投票の実施を目指している『【辺野古】県民投票の会』の元山仁士郎代表(26)は1日、沖縄県に住民投票実施請求書を提出した。請求代表者には元山代表のほか、金秀グループの呉屋守將会長、新垣勉弁護士、元沖縄社会大衆党委員長の仲本安一さん、元鉄血勤皇隊の宮城政三郎さんら34人が名を連ねた。」
②「県が各市町村の選挙管理委員会に送付、選管は請求代表者が投票資格者名簿に登録されているか、を確認する。その後、県が請求代表者証明書を交付、告示することで、署名の収集を開始できる。」
③「5月第3週から署名活動を開始する見込みで、早ければ9月上旬の統一地方選と同日の県民投票実施を目指している。県民投票のテーマは【話そう、基地のこと。決めよう、沖縄の未来】で、元山代表らは2日、県庁で記者会見を開き、県民投票の狙いなどを説明する。」
④「県民投票には条例の制定が必要で、同会はすでに条例案を作成。地方自治法では署名期間を開始から2カ月、県議会に提案するためには有権者の50分の1の署名が必要と定めている。」




by asyagi-df-2014 | 2018-05-02 18:03 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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