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沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2018年4月16・17日

 「危険の移設」「沖縄の負担軽減のまやかし」  
 今回の沖縄高専の高さ制限の「適用除外」という二重基準の問題は、まさしくこのことを暴く。 
「適用除外」を受けされる者たちは、「『学生が静音な環境で勉強や研究に打ち込める環境を作っていくことが第一であって、学校上空の飛行禁止をできる限り求めていく』との考えを示した。『困惑している』とも述べた。」(琉球新報)、と必死に訴えるしかないのか。




 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2018年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2018年4月16・17日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-辺野古新基地:200台以上の工事車両がゲート内へ 市民ら抗議続く-2018年4月16日 14:02


 沖縄タイムスは、「名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ工事用ゲート前では16日、市民ら約40人が座り込んで新基地建設に抗議した。午後1時までに機動隊による強制排除が2度行われ、石材や資材を積んだ200台以上の工事車両が基地内に入った。市民らは『違法工事を直ちにやめろ」「美ら海を壊すな』などと拳を突き上げた。一方、辺野古集落に近いシュワブ沿岸の『K3』護岸建設現場では午前中、海への石材の投入が続いた。カヌー隊の女性が『この海を守るということは、全ての命を守るということ』と声を上げたが、『ガラガラ』という石材が投入される音にかき消された。」、と報じた。



(2)琉球新報-上空飛行、禁止求める 高さ制限超 高専校長「安全が第一」-2018年4月17日 05:00


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古で建設が進む新基地周辺で、米軍が設けた高さ制限を国立沖縄工業高等専門学校(沖縄高専)が超えている件で、安藤安則校長(66)は16日、琉球新報のインタビューに応じた。安藤校長は『学生が静音な環境で勉強や研究に打ち込める環境を作っていくことが第一であって、学校上空の飛行禁止をできる限り求めていく』との考えを示した。『困惑している』とも述べた。」
②「『高専の学習環境については『正直なところ静かとは言えない』と話し、米軍機による離発着訓練などが日常的に実施され、騒音に悩まされている現状を指摘した。その上で『この問題はわれわれだけで(解決)できる問題ではない。関係部署と話し合いながら対応していく』と述べた。」
③「3月に県内の大学・短大など9高等教育機関の学長、校長が連名で県内の大学など教育機関の敷地や周辺上空を米軍機は飛ばないよう求めたことに触れ『学生の安全確保が第一なので、今後もそういうお願いをしていきたい』との方針を示した。」


(3)琉球新報-開示は違法 一審判決支持し県側控訴を棄却 県道文書不開示訴訟控訴審判決-2018年4月17日 13:37


 琉球新報は、「東村高江などを通る県道70号の日米共同使用に関し、日米両政府と県が結んだ協定書などの公文書について、両政府の同意を得ずに県が開示決定したのは違法として、国が県の決定取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が17日午後、福岡高裁那覇支部であった。多見谷寿郎裁判長は開示決定を取り消した一審那覇地裁判決を支持し、県側の控訴を棄却した。開示は違法と認定した。」、と報じた。


(4)沖縄タイムス-辺野古新基地:雨の中、強制排除 工事車両106台が基地内に-2018年4月17日 13:26


 沖縄タイムスは、「17日午前9時ごろ、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込み、新基地建設に抗議する市民ら約30人が、機動隊員によって強制排除された。約10分後、砕石を積んだトラックやミキサー車など計106台の工事車両が基地内に入った。市民らは雨にぬれながら「違法工事はやめて」「美ら海を壊すな」などと反発した。この日は悪天候のため、市民らによる海上での抗議行動は行われていない。」、と報じた。




by asyagi-df-2014 | 2018-04-17 18:35 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人