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沖縄-辺野古-沖縄 高江から-2018年4月15日

 「政府は13日、米軍の要請で設定する臨時制限空域(アルトラブ)について「安全保障条約の目的達成のために緊要」として、設定は必要との認識を示す答弁書を閣議決定した。」、と沖縄タイムス。
 こうしたことの異様さに気づかないことが不思議だ。
 この安易な閣議決定という手法は、人の命を粗末にすることを奨励することに繋がることを知らないで済まそうとする姑息なものでしかない。




 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2018年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2018年4月15日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)沖縄タイムス-空自スクランブル904回、対中国機が500回 2017年度、那覇基地は477回-2018年4月15日 05:35


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【東京】防衛省統合幕僚監部は13日、領空侵犯の恐れがある外国機に対し、航空自衛隊の戦闘機が2017年度に緊急発進(スクランブル)した回数が904回だったと発表した。過去最多だった16年度(1168回)より264回減少。那覇基地から発進する南西航空方面隊は477回で16年度(803回)から326回減った。」
②「中国機に対する発進は500回で、全体の約55%を占めた。前年度から351回減少。統幕は『回数は減っているが、活動自体は低調になっていない』としている。南西航空方面隊が減少した理由は明らかにしていない。」
③「一方、爆撃機が紀伊半島沖を飛んだり、戦闘機が初めて対馬海峡を通過して日本海上空に入ったりするなど、特異な飛行として公表した件数は17件増え、43件。このうち、沖縄本島と宮古島間を通過したのは36件で、前年度(18件)から倍増し、初めて同経路での飛行が確認された13年度以降、最多となった。」
④「領空侵犯は1件で、昨年5月に尖閣諸島周辺の領海に侵入した中国海警局の船から小型無人機ドローンのような物体1機が飛行したため空自のF15戦闘機がスクランブルして対応した。」


(2)琉球新報-嘉手納 緊張高まる 米シリア攻撃 偵察機が離陸-2018年4月15日 10:05


琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「米英仏3カ国がシリアへの攻撃を開始したことを受け、米空軍嘉手納基地では14日午後、弾道ミサイル観測能力を持つ電子偵察機RC135Sコブラボールの離陸が確認されるなど、緊張感が高まりつつある。」
②「コブラボールは13日に米ネブラスカ州のオファット基地から嘉手納基地に飛来。14日午後2時ごろ、空中給油機2機と共に嘉手納基地を離陸した。シリアへの攻撃と関連しているとみられる。14日の時点で、嘉手納基地内の警戒レベルは5段階中、下から2番目の『アルファ』のままだが、シリア情勢の緊迫化が進むに連れて、引き上げられる可能性もある。」
③「一方、12日から県内でシリア人留学生が2人学んでおり、関係者からは懸念の声が上がった。2人を受け入れている認定NPO法人難民支援協会(東京)代表理事の石川えりさん(41)は米国によるシリアへの空爆開始に『泥沼化、長期化して【平和な故郷に帰りたい】という難民の人たちの切実な願いが遠のくことを心配している』と語った。」


(3)沖縄タイムス-「米軍臨時空域は必要」政府が答弁書 安保の目的達成理由-2018年4月15日 09:55


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【東京】政府は13日、米軍の要請で設定する臨時制限空域(アルトラブ)について『安全保障条約の目的達成のために緊要』として、設定は必要との認識を示す答弁書を閣議決定した。」
②「『米軍の任務の所要を勘案し、民間航空交通の安全の確保のため必要な調整を行いつつ一定の空域に設定してきた』と説明し、『今後ともかかる調整を行う』として、引き続き設定する意向を示した。」
③「米軍嘉手納基地の第18航空団が作成した資料によると、アルトラブの設定が常態化していることや、既存の訓練空域を拡大して設定している可能性がある。」
④「答弁書では『「アルトラブは一定時間他の航空機が航空機が飛行しないようにする管制業務上の措置で、継続的なものでなく時間の経過により終了するもの』とした。アルトラブによる米軍の訓練時間は『米軍の行動の内容に関する』として答えなかった。」
⑤「糸数慶子参院議員(沖縄の風)の質問主意書に答えた。」




by asyagi-df-2014 | 2018-04-15 17:50 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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