人気ブログランキング | 話題のタグを見る

漁協祝島支店は、上関原子力発電所建設に伴う漁業補償金をめぐり、原発関連の補償金配分案を再び拒否。

 朝日新聞は2018年3月28日、表題について次のように報じた。


(1)「上関原子力発電所建設に伴う漁業補償金をめぐり、県漁業協同組合は27日、祝島支店(上関町)の組合員を集めた総会部会を柳井市内で開いた。補償金の配分基準案が提案され、27対23で否決。2015年4月の部会に続き、組合員は補償金の受け取りを拒む姿勢を示した。」
(2)「部会は午前9時に始まった。支店への補償金約10億8千万円について、県漁協側が各漁師への配分基準案を説明し、採決した。県漁協によると、正組合員51人のうち議長を除く50人が投票し、4票差で否決した。」
(3)「すべて非公開で、会場の外では数人の警備員が待機し、周囲にはフェンスが張り巡らされた。原発建設に反対する島民や市民らが集まり、結果を待った。部会が終わり、准組合員として出席していた『「上関原発を建てさせない祝島島民の会』の清水敏保代表が「否決されました」と報告すると拍手がわいた。原発反対派で祝島支店の運営委員長を務める岡本正昭さん(68)は『主張が通って安心している。自分は3代続く漁師。絶対に海を売ってはいけない。これからも拒否の意志を堅く持ち頑張っていく』と話した。配分案に賛成する男性組合員(81)は『残念だ』と述べた。」
(4)「県漁協の村田則嗣常勤監事は『正規の意思決定の場での議決は尊重しなければならない』と話した。」
(5)「祝島支店への漁業補償金の分配をめぐっては、13年に受け取りが可決されたものの、15年には配分基準案が否決された。」
(尾崎希海)




by asyagi-df-2014 | 2018-03-29 12:37 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人