沖縄-辺野古- 高江から-2018年3月14日

 「ザトウクジラの親子2頭が11、12の両日、大浦湾を遊泳しているのが確認された。」、と琉球新報。「ブリーチング」が見られたという。 
クジラが遊泳する海、大浦湾。
 その自然の豊かさに、思いを深くする。





 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2018年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2018年3月14日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-名護・大浦湾に親子クジラ-2018年3月14日 06:50


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【名護】ザトウクジラの親子2頭が11、12の両日、大浦湾を遊泳しているのが確認された。13日には姿が確認されなかったことから、外洋に旅立ったとみられる。親子は海面に背中を出したり、ブリーチングをしたりするなどして、元気な姿を見せた。目撃者は『まさかクジラを大浦湾で見ることができるとは思ってもみなかった』と珍しい出来事に驚いていた。」
② 「大浦湾でグラスボートの船長を務める西原瑠夏(るか)さん(36)は11日午前にクジラの親子が大浦湾を泳いでいる姿を確認した。安部の海岸から沖合500メートルの場所で、クジラが海中から海上へ体を持ち上げ、倒れる勢いで水しぶきを上げる『ブリーチング』をしていた。」
③「西原さんは『親子の姿をもう少し見ていたいという気持ちもあるが、無事に旅立ってくれてうれしい』と話した。」
④「長年にわたって大浦湾で水中カメラで写真を撮り続けている『ダイビングチームすなっくスナフキン』の西平伸代表(60)は『初めて大浦湾でクジラを見た。また、大浦湾で再会したい』と話した。」


(2)沖縄タイムス-「審判対象に当たらず」 辺野古工事差し止め訴訟、那覇地裁が沖縄県の訴え却下-2018年3月14日 05:00


  沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の新基地建設を巡り、無許可での岩礁破砕は違法として、沖縄県が国を相手に破砕を伴う工事の差し止めを求めた訴訟の判決が13日、那覇地裁であった。森鍵一(もりかぎ・はじめ)裁判長は『訴えは、法律上の争訟(裁判所の審判対象)に当たらない』として県側の訴えを却下した。国と県の間で起きている漁業法を巡る解釈の争いについては、司法判断を下さないまま門前払いとした。」
②「地裁は県側が、判決言い渡しまで求めていた、破砕行為の一時禁止の仮処分申し立ても同日付で却下。県側は本訴訟については控訴を、仮処分については即時抗告などを検討する。」
③「本訴訟の判決は『国や地方公共団体が原告となった場合、行政上の義務の履行を求める訴訟は審判対象とならない』と判示した2002年の最高裁判決に沿ったかたちで言い渡された。判決理由で森鍵裁判長は『【県知事の許可を受けずに岩礁破砕行為を行ってはならない】とする義務の履行を国に求める訴訟は、行政上の義務履行を求めており不適法だ』と指摘した。」
④「県側は『訴訟の対象となっている海域を使用する権利があり、財産権に準じた権利に基づいて訴えている』と主張していた。これに対し判決は『海は公共のものであり、国が直接管理しており、私人の所有を認める法律もない』と反論。『本件海域に県が何らかの権限を行使することができたとしても、私法上の財産権に準じた権利に基づくものとは言い難い』として県側の主張を退けた。」
⑤「また県側は『2002年の最高裁判決が示す審判の対象範囲には誤りがある』と主張していたが、判決は『司法権の役割は国民の権利や利益の保護救済を図ることにあり、行政の権限救済ではない』と指摘し、県側の訴えを退けた。」
⑥「菅義偉官房長官は判決後の記者会見で『辺野古における埋め立て工事を進めていくことが求められている』との考えを示した。提訴は昨年7月で、新基地建設を巡る国と県の訴訟は5度目。」


(3)琉球新報-平和運動センター議長に有罪判決 懲役2年、猶予3年 ほか2人も猶予刑-2018年3月14日 15:36


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の新基地建設や東村高江の米軍北部訓練場ヘリコプター発着場建設に対する抗議活動を巡り、威力業務妨害や公務執行妨害・傷害などの罪に問われた山城博治沖縄平和運動センター議長(65)ら3人の判決公判が14日午後1時半、那覇地裁で開かれた。柴田寿宏裁判長は議長に懲役2年(求刑懲役2年6月)、執行猶予3年を言い渡した。」
②「ほか2人も猶予刑を言い渡した。うち一人は一部無罪とした。弁護団は判決を不服として即時控訴した。」
③「起訴状によると、山城議長は2016年1月に名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ工事用ゲート前でブロックを積み上げ、資材搬入の業務を妨害したとされる。弁護側は資材搬入を止めるためのブロックを積み上げ行為について、威力業務妨害を適用することは『表現の自由を侵害し違憲だ』などと主張し、器物損壊を除く各事案で無罪を訴えていた。」
④「那覇地裁周辺には議長らの支援者が多く駆け付け、拳を挙げて無罪を強く訴えていた。」


(4)沖縄タイムス-国と県が争う5つ目の裁判…辺野古問題の本質、国民的議論を【記者の視点】-2018年3月14日 16:22


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「辺野古新基地建設問題で国と県が争う五つ目の裁判でも、一審で国が勝訴、県が敗訴した。中身が審理されたわけでないのに、内容の分かりづらさが手伝ってか、結果を見れば、法律的に国が正しく、工事を進めるのは仕方がないという方向に国民世論が流れる懸念がある。」
②「県は辺野古問題の本質を問い直さなければならない。翁長雄志知事は『沖縄戦で軍事占領した土地に普天間飛行場を造り、そこが危険になったから代わりの土地をよこせというのは理不尽だ』と主張している。使い勝手の良い新たな基地ができれば、米軍の駐留が長引くとも指摘する。」
③「悲惨な沖縄戦から過酷な米軍統治時代を経て、73年が過ぎた。なお全国の米軍専用施設面積の7割以上が沖縄に集中していることが問題の本質である。その上に、県内基地全体の2・5%に過ぎない普天間を返すのに、県内移設を条件としていることが大きな反発を生み出している。」
④「裁判は目的ではなく、圧倒的な権力に対抗する県や県民の一つの手段でしかない。国はそれを利用してさまつな争点に閉じ込め、勝訴に欣(きん)喜(き)雀(じゃく)躍(やく)するようでは解決が遠のく。沖縄の過重負担を前提に成り立つ安全保障体制について、国民全体での議論を避けてはいけない。」
⑤「一方、県は出口戦略を持たなければ、辺野古阻止を期待する人々の失望が残るだけの裁判に終わる。岩礁破砕やサンゴ特別採捕、埋め立て海域の活断層など辺野古阻止の糸口を見つける作業のほか、本質を見失わないよう問題提起を繰り返す必要がありそうだ。」(政経部・福元大輔)


(5)沖縄タイムス-「勝訴」アピールしたい政府 「無傷の負け」強調する県 辺野古めぐる対立変わらず-2018年3月14日 13:16


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の新基地建設に伴う岩礁破砕許可を巡る訴訟は13日、国が勝訴した。政府には新基地建設推進の根拠としたい思惑が透けるが、渡具知武豊名護市長は『県の対応を注視する』と従来の見解を繰り返し、県も辺野古反対の姿勢を崩していない。三者の辺野古を巡る構図は変わらないままだ。」(政経部・福元大輔、東京報道部・大城大輔、北部報道部・城間陽介)
②「『辺野古を進める後押しになる』。小野寺五典防衛相は判決からわずか10分ほどの午後3時12分、記者団の前に姿を現し、勝訴をアピールした。だが、今回の訴訟は工事に岩礁破砕許可が必要か否かを問う裁判。新基地建設の是非そのものを問うものではない。小野寺氏も一度は『(米軍普天間飛行場の)辺野古移設についてお認めをいただいた』と発言したが、すぐに『これ自体が移設を認めたということではない』と訂正した。」
③「ただ、政府関係者は秋の知事選を見据え、こう語る。『経済界の呉屋守將氏(金秀グループ会長)がオール沖縄の共同代表を抜け、腹心の浦崎唯昭副知事が辞め、裁判でも負けた。翁長知事は、ますます厳しくなった」
④「判決を受け、再編交付金を受け取るため、新基地建設へ協力的な姿勢をにじませるのではないかとの臆測がとんだ渡具知氏のコメントは『あえて聞くまでもない』(与党市議)ほど、従来の域を出なかった。市議会で受け取るかどうかは『即答できない』と答弁するなど、慎重姿勢は以前よりも増している。」
⑤「市長を支える市議の一人は『裁判を注視すると言って当選した。それだけ複雑な民意に配慮している』と、早々に態度表明することはないとみる。再編交付金に慎重なのも『まだ副市長も決まっていない。議会の紛糾を避けるためではないか』と推し量る。」
⑥「『負けは負けでも無傷の負けだ』。法廷で判決を聞いた謝花喜一郎知事公室長は県は『無傷』との認識を示した。県から岩礁破砕の許可を得ずに工事を進めることが違法か、どうかの判断は下されていないからだ。県幹部は『中身が審理されていない以上、国が裁判の結果をたてに県の求めを“蹴る”ことはできない。県は繰り返し違法だと主張するだけだ』と、撤回の要件になる可能性も示唆する。先が見えない状況に変わりはないが、謝花氏は『まだまだわれわ れは国と争う。県の権限行使について否定されたわけではない』と強気の姿勢を示した。」


(6)沖縄タイムス-翁長知事「抑止力論」を否定 ワシントンで講演 辺野古移設再考促す-2018年3月14日 16:07


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「【ワシントン=大野亨恭】沖縄県名護市辺野古の新基地建設反対を訴え訪米中の翁長雄志知事は13日午前(日本時間13日深夜)、米ワシントンで開いたシンポジウムの基調講演で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に関し『本土が受け入れに反対するので、政治的に沖縄にしか置けないというのが理由だ』と述べ、日米両政府が主張する『抑止力論』を否定した。」
②「知事は、新基地建設に関し、『県民は反対しているが日米両政府は辺野古が唯一との立場を変えず移設工事を進めている』と指摘。安倍晋三首相が国会で、沖縄の基地負担が進まない理由を『移籍先の日本本土の理解が得られない』としたことに『大変残念だ』と強い不快感を示した。その上で、沖縄の基地負担軽減のために『現実的な解決策が示され、実行されることを望んでいる』と訴えた。また、日米両政府が辺野古新基地建設を強行すれば、『安定的な日米安保体制を構築するのが難しくなる』と述べ、日米両政府に再考を促した。このほか、知事は沖縄歴史や、基地形成過程、基地経済に依存しない好調な沖縄経済の現状などを紹介した。」
③「シンポには1996年に米軍普天間飛行場の全面返還が合意された当時の米国防長官のウィリアム・ペリー氏や元米政府高官のモートン・ハルペリン氏らが登壇する。」


(7)沖縄タイムス-辺野古新基地:全国から約200人、抗議の座り込み 午前中の資材搬入なし-2018年3月14日 13:09


 
 沖縄タイムスは、「沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では13日午前、北海道や青森、埼玉、神奈川、京都、奈良、長崎など全国各地の平和運動団体や労働組合のメンバーら約200人が座り込み、新基地建設に抗議した。」、と報じた。
 また、「秋田から来た女性は『辺野古の新基地建設反対運動で日本の民主主義を守る』と意気込んでいた。午後0時半時点で、基地内への資材の搬入はない。一方、米軍キャンプ・シュワブ沿岸の『K2』護岸建設現場ではブロックの設置が進み、『K4』でも捨て石がショベルカーで敷き詰められる作業が確認された。」、と報じた。


(8)沖縄タイムス-「依然、深刻な状態だ」不正薬物密輸、沖縄で過去最多41件 大麻が2.5倍に-2018年3月14日 09:56


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄地区税関は13日までに、2017年に空港や港湾などで摘発した不正薬物の密輸が41件に上り、過去最多だったと発表した。大麻の摘発が前年と比べて約2・5倍に増え、全体を押し上げた。覚醒剤は件数・押収量ともに減少したが、2年連続でキロ単位の密輸を摘発しており、税関は『依然深刻な状況だ』と警戒感を強めている。」
②「最も摘発が多かった大麻は前年比12件増の20件。押収量89・88グラムで、約6・2倍に増えた。うち15件は航空旅客などの密輸。国際郵便物の利用も2件増の4件だった。税関は『危険ドラッグの取り締まりが厳しくなり、薬物常習者が大麻に回帰する状況が続いている可能性がある』とみる。」
③「覚醒剤は2件減の6件で押収量約1・9キロ。昨年12月には、那覇空港行きの航空機に乗り、南アフリカから覚醒剤約1・9キロを密輸しようとしたとして、ドイツ国籍の男が逮捕された。危険ドラッグなど指定薬物は前年と同数の3件だったが、押収量が増加。銃砲類の摘発・押収はなかった。」




by asyagi-df-2014 | 2018-03-14 17:03 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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