沖縄-辺野 高江-から-2018年2月20日

「旧帝国大学の人類学者らが風葬墓などから遺骨を持ち出した問題で、鹿児島県奄美諸島の研究者らが19日までに、京都大学に遺骨の返還を求める運動を始めた。」、と琉球新報。
 こうした盗掘に近い人骨収集が許された理由は何なのか、明確にしなければならないし、遺骨が本来あるべき所に返還されなければならない。
国及び京都大学は、真摯にこのことに取り組まなけねばならない。




 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2018年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2018年2月20日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-奄美遺骨も返還要求 来月、団体設立へ 人類学者持ち出し-2018年2月20日 06:10


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「旧帝国大学の人類学者らが風葬墓などから遺骨を持ち出した問題で、鹿児島県奄美諸島の研究者らが19日までに、京都大学に遺骨の返還を求める運動を始めた。遺骨が持ち出されたことが分かっている奄美大島、徳之島、喜界島の3島で3月までに団体を設立し、各島を結ぶ連絡協議会もつくって返還を要求する方針だ。遺骨が持ち出された場所の特定が困難な場合に備え、返還後に3島に慰霊塔を建立して共同埋葬することも想定している。」
②「人類学者らが残した文献などで奄美大島と徳之島、喜界島から計240体以上の遺骨が持ち出されたことが分かっている。それらは京都大に寄贈されたとされるが、京都大は奄美諸島の遺骨を保管しているかどうか明らかにしていない。」
③「返還運動を呼び掛けているフリーライターの原井一郎さん(68)=奄美市=は『具体的な活動内容はまだ白紙だが、盗掘に近い人骨収集は看過できない問題を含んでいる』と述べ、返還すべきだとの考えを示した。原井さんは、1933~35年に三宅宗悦氏(京都帝国大学の研究者)らが3島から遺骨を持ち出したことを指摘する。遺族が特定されることが最善だが、不明な場合は全ての遺骨を発掘地に返還し、供養塔を建立することを国や京都大学に要求すべきだ』と話した。」
④「松島泰勝龍谷大教授によると、京都大には三宅氏らが持ち出した遺骨を含め、人類学者の清野謙次氏による『清野コレクション』として、約1400体が寄贈されている。」
(宮城〓(隆の生の上に一)尋)



(2)沖縄タイムス-翁長知事「法令のっとり判断」 辺野古新基地・サンゴ採捕許可-2018年2月20日 09:11


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り県が沖縄防衛局のサンゴ特別採捕許可申請を認めたことに関し、翁長雄志知事は19日『関係法令にのっとり厳正、公正に審査した結果、許可が相当と判断した』と述べた。県庁で記者団に語った。一方、今後の申請に関しては『法令上の要件を満たしていなければ不許可を含め厳正に対応する』と語り、無条件で許可する考えはないとした。」
②「また今回、防衛局が申請したオキナワハマサンゴは生態的な知見が十分に集積されていないため、今回の採捕と移植によって得られるデータは重要だと指摘。『次回以降の申請は、今回の結果を踏まえた上でなされるべきだ』として、移植後のデータを今後の審査の参考にする考えを示した。」
③「幼サンゴの着床状況調査とジュゴンの生息調査に関する『公共用財産使用協議』への同意に関しても厳正な審査の結果、同意したとした。」
④「一方、新基地建設反対の県民の民意は『現時点でも生きているのは当然だ』と強調。今後も建設阻止に向け全力で取り組む姿勢を示した。」


(3)沖縄タイムス-辺野古新基地:車両200台が搬入 市民ら抗議「あなたのダンプカーが未来奪う」-2018年2月19日 14:53


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前では19日、新基地建設に反対する市民が座り込み抗議した。午後1時15分までに200台を超える工事車両が出入りする中、『沖縄防衛局は違法工事を止めろ』『あなたのダンプカーが沖縄の未来を奪う』などと声を上げた。」
②「フェンス沿いには、色とりどりの花を植えた500個以上のプランターが並んだ。基地建設を請け負う業者がこの日朝までに設置したといい、那覇市から来た60代の女性2人組が、水やりをする作業員に対して『花をめでる心があるなら、命や美しい海を奪う基地建設に手を貸さないで』などとフェンス越しに話し掛ける姿もあった。」
③「一方、辺野古沖の『K2』と呼ばれる護岸建設現場では砕石が海に投入された。反対する市民はカヌー5艇、船2隻で抗議。午後1時半、カヌーがフロートを越え一時投入が止まったが、海上保安官が市民を拘束し、間もなく作業は再開した。」


(4)琉球新報-「辺野古の海を守れ」 市民ら約30人が抗議の座り込み 約100台が資材を搬入-2018年2月20日 11:04


 琉球新報は、「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設工事で20日午前8時半現在、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前には市民ら約30人が座り込み、新基地建設に抗議した。午前9時ごろ、大型工事車両100台以上が米軍キャンプ・シュワブ内に砕石や資材などを30分かけて運び入れた。市民らは『辺野古の海を守れ』『工事を止めろ』などと声を上げて抵抗した。」。と報じた。
 また、「現場を見に東京から訪れた大学院生は『沖縄の過去や現在、未来について学びに来た。新車に近い工事車両が次々とやって来たのには驚いた。沖縄で何が起きているのか、やはり現場を見ないと分からない』と語った。」、と伝えた。


(5)琉球新報-辺野古「容認」に期待 渡具知氏に建設計画を説明-2018年2月20日 12:16


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【東京】小野寺五典防衛相は20日の会見で、米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設について渡具知武豊市長に現状を説明する意向を改めて示し『辺野古への移設についてご理解いただきたい』と述べ、容認することに期待感を示した。防衛省は渡具知氏に建設計画を説明するために事務方を名護市に派遣するとしており、23日を軸に調整している。」
②「8日に名護市長に就任した渡具知氏は選挙戦では建設計画について、国と県が裁判中ということを理由に賛否を明示していなかった。防衛省は渡具知氏に新基地建設について説明した上で、再編交付金など基地関連の振興策について方針を決定する。」


(6)沖縄タイムス-沖縄の過重な基地負担、軽減を 翁長知事が参院外防委に訴え-2018年2月20日 10:59


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「参院外交防衛委員会(三宅伸吾委員長)が20日、沖縄県庁で翁長雄志知事と会談した。知事は昨年1月以降、県内で米軍機の事故が30件以上発生している問題に触れ、『自分たちの地域は安泰で、(基地負担は)沖縄に押しつけ、沖縄で抑止力を満たすのはいかがなものか』と述べ、過重な基地負担を背負わされている現状に強い不快感を示した。」
②「知事は、米軍ヘリの窓が落下した宜野湾市の普天間第二小学校上空の飛行を沖縄防衛局が確認したにもかかわらず、米軍が否定していることに関し『うやむやに終わらせれば、日本の主権はとんでもないことになる』と語り、早期の問題解決を求めた。」
③「また、政府が新基地建設を進める名護市辺野古と普天間飛行場は直線距離で約30キロしか離れていないことに言及し『海だから墜落しても大丈夫だと言われても心が痛い』と述べ、辺野古移転では基地負担軽減にはつながらないとの認識を示した。」
④「KC130空中給油機の岩国基地(山口県)移転などで負担軽減が進んでいるとの委員からの指摘に対しては、嘉手納基地を中心に外来機の暫定配備が続いている点を踏まえ『基地負担の軽減にはつながっていない』と反論した。」


(7)沖縄タイムス-読谷・渡具知沖 あす21日不発弾処理 半径3キロ内入水規制-2018年2月20日 11:20


 沖縄タイムスは、「沖縄県読谷村渡具知沖で21日午前10時15分から、米国製5インチ砲弾12発と81ミリ野戦砲弾1発、155ミリ野戦砲弾1発の不発弾計14発の水中爆破処理作業が行われる。午後1時半に終了予定。爆破場所から半径3キロ圏内で入水が規制され、半径300メートル以内で航行が禁止される。」、と報じた。
 また、「村によると、都屋沖と比謝川流域の入水を伴うマリンスポーツや渡具知ビーチなどが規制の対象なる。陸地での規制はなく、避難対象の世帯や事業所はない。読谷村の泊城公園内に現地対策本部が設置される。」、と報じた。


(8)沖縄タイムス-「連帯して闘おう」 韓国の平和団体、辺野古のゲート前訪れ激励 99台が資機材搬入-2018年2月20日 13:27


 沖縄タイムスは、「名護市辺野古の新基地建設で20日午前9時、砕石を積んだダンプカーやコンクリートミキサー車など計99台が米軍キャンプ・シュワブのゲートから資機材を搬入した。ゲート前では市民約80人が座り込みで抗議したが、機動隊に排除された。一方、シュワブ沿岸の『K2』護岸では石材をクレーンで海に投入する作業が進められ、市民がカヌーや船上から『海を壊すな』など抗議の声を上げた。」、と報じた。
 また、「ゲート前には韓国の平和団体『平和の風』の沖縄訪問団として、中高生を含む9人が訪れ、市民を激励した。イム・ジェウン団長は『連帯して平和のために闘おう』と呼び掛けた。」、と伝えた。


(9)沖縄タイムス-権限行使も新基地工事止まらず 「撤回」はいつ? 模索続く-2018年2月20日 14:20


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、翁長雄志知事は『あらゆる手段』で工事を止めると訴えている。その手段が『知事権限』だ。2014年12月の就任以降、知事は複数の権限を洗いだし、一つずつ行使してきているが、工事は止め切れていないのが現状だ。」
②「辺野古反対を訴えて当選した知事は15年10月13日、前知事による辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消した。しかし国は知事処分の執行を停止し、工事を継続。国は知事の取り消しを巡る違法確認訴訟を提起し、16年12月に最高裁は知事判断を違法と結論づけた。」
③「その後、知事は岩礁破砕、サンゴの特別採捕許可、設計変更申請の審査を3大権限に位置付けてきた。だが国は、従前の法解釈を変更し、埋め立て予定海域の漁業権は消滅したとして破砕許可は不要と主張、知事の権限を骨抜きにした。」
④「そして、知事はもう一つの権限であるサンゴ採捕許可も認めた。」
⑤「設計変更申請の可否判断は知事に権限があるため判断によっては工事を止めることは可能とみられるが、防衛局は当面、変更申請をせずに工事を進める考えで、近々の権限行使はない見通しだ。また、県外から搬入する土砂や石材の搬入を規制する『土砂規制条例』は今後、県外土砂の使用が開始されれば事業者は搬入の90日前までに県に特定外来生物の有無や防護策を届け出ないといけないため、一定の規制強化にはなる。ただ、知事の勧告には強制力はなく、罰則規定もないため、工事を止める有力な手段にはなり得ないとみられる。」
⑥「工事を止め得る権限で最有力視されているのが承認の撤回だ。知事は任期中の撤回を明言しており、判断の時期に注目が集まっている。一方、県幹部は現段階の撤回は『根拠が不十分』と明かす。民意の変化を理由とするため県議会与党などが検討している県民投票の先行きも見通せない状況。知事は、防衛局が夏ごろを目指す土砂投入と、秋の知事選をにらみながら撤回時期を模索する。」




by asyagi-df-2014 | 2018-02-20 17:32 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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