沖縄-辺野 高江-から-2018年1月6日

 「うるま市伊計島に米軍ヘリ不時着」、と琉球新報は17時03分に一報。 
あまりにも惨すぎる現実ではないか。
 驚くことに、今日開かれた米軍キャンプ・シュワブゲート前で毎月第1土曜日の抗議集会で、稲嶺進名護市長は、『昨年を漢字1字で表すなら【落】だ。こんな状況をいつまでも許すわけにはいかない』(琉球新報)、と発言していた。




 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2018年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。
 2018年1月6日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-うるま市伊計島に米軍ヘリ不時着-2018年1月6日 17:03


 琉球新報は、「うるま市消防本部によると6日午後、うるま市の伊計島の東側海岸の砂浜に米軍ヘリが不時着したとの情報が入った。けが人は確認されていない。同本部は現場の状況を確認中としている。」、と報じた。


(2)琉球新報-ことし最初の月例集会に600人 名護市辺野古のシュワブゲート前-2018年1月6日 13:54


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対する政党や市民団体でつくるオール沖縄会議は6日正午、辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で毎月第1土曜日の抗議集会を開き、市民や議員ら約600人が参加した。『今年で辺野古の問題に決着を付けよう』と新基地阻止の決意を新たにした。」
②「稲嶺進名護市長は2017年に相次いだ米軍機事故に触れ『昨年を漢字1字で表すなら【落】だ。こんな状況をいつまでも許すわけにはいかない』と強調した。」
③「初めてゲート前の座り込みに参加した那覇市の大田貴広さん(24)は『インターネットでは【座り込みに沖縄の人はいない】という書き込みもあるが、実際に来たら名護の人もたくさんいた。情報に惑わされず自分の目で見ることが大事だ。自分も以前は人ごとだと思っていたが、那覇市民ももっとここに来てほしい』と話した。」


(3)沖縄タイムス-「竹富町は違法」自民が主張、教育行政に不当介入 八重山教科書問題・前川前次官が証言-2018年1月6日 12:02


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「教科書採択を巡って国側と沖縄側が全面対立した八重山教科書問題。文部科学省の担当局長も務めた前川喜平前事務次官は、教育行政が安倍政権や自民党タカ派によってゆがめられ、法的な根拠も乏しいまま強権的な手法に乗り出していった内部の実態を証言した。」(聞き手=社会部・鈴木実)

法改正逆手に分離実現
①-教科書問題の背景には地方教育行政法と教科書無償措置法の食い違いがあり、多くの識者が竹富町だけを無償給与から外すことに異を唱えていた。官僚としてどう感じていたか。                                      ③「『当初は直接の担当ポストではなかったが、文科省の姿勢はおかしいと感じていた。無償措置法が改正された現在と違い、八重山地区協議会の結論はあくまでも答申にすぎず、最終的に決める権限は各市町村教育委員会にあった』」。
④「『さまざまな協議を経ても教科書が一本化できなかったため、竹富町は仕方なく独自に東京書籍を選んだのであり、石垣市・与那国町が育鵬社を選んだのも同様に独自の判断だ。3市町ともに一本化できなかった責任があるはずで、竹富町だけが無償給与の対象外とされたのは理不尽。本来なら3市町とも無償給与の対象から外す、あるいは生徒たちのために例外的に3市町とも無償給与する、といった対応をすべきだった』」。
⑤「『そもそも協議会は多数決で教科書を選ぶよう規約を変えているが、協議会に規約を変える権限はなく、各教委の合意を得る必要がある。それを欠いたままの規約変更は無効なはずだ』」
⑥「『また協議会は竹富町が納得しなかったため役員会で再協議し、さらに3市町の全教育委員でも協議している。再協議に応じた時点で答申結果を棚上げにし、もう一度話し合おうということであり、答申は効力を失っている。文科省が育鵬社を【協議の結果】と見なすのは間違いだ』」
⑦-問題が起きた当初は民主党政権。2012年に自民党が政権に復帰して以降、国の姿勢が一層強権的になったと沖縄側はみている。
⑧「『民主党政権時代は文科省も【竹富町が自前で教科書を購入して無償給与することまでは禁止されていない】とし、竹富の採択自体は有効との立場だった。それが安倍政権になり、下村博文さんが文科大臣、義家弘介さんが政務官になった途端に【竹富の採択は違法】と言い始めた。要するに東京書籍をやめて育鵬社にしろということだ』」
⑨「『14年には国が直接竹富町に是正要求したが、私に言わせれば法的根拠はなく、竹富は国地方係争処理委員会に訴えるべきだと思った。結果に不服なら高裁に控訴もできる。法的手続きに持ち込めば、竹富が勝つはずだと思っていた』」
⑩-改正教科書無償措置法では、共同採択地区で教科書が必ず一本化されるよう縛りを強化する一方、郡単位だった採択地区を町村に変更する内容が盛り込まれた。文科省が「八重山は改正後も一つの地区であることは当然」との見方を示していたことで沖縄では法改正を警戒する声も強かったが、結果的に竹富町の分離が可能になり、対立の解消につながった。真意はどこにあったのか。
⑪「『私がこの問題を所管する初等中等教育局長になったのは13年。大臣の指示には従わざるを得ないので表向きは沖縄側を厳しく指導しつつ、法案が通れば竹富町を八重山地区から分離させて【違法状態】を解消できるとの考えがあった』」
⑫「『全国では市町村合併で郡の真ん中に大きな市ができているのに、地理的に離れた町村が同じ郡だとの理由で共同採択になっているようなケースもあった。もともと郡という単位が時代にそぐわず、改正が求められていたことが“渡りに船”となり、【改正は長年の懸案。教科書問題とは関係ない】【八重山地区は地理的・歴史的・文化的に一体であって、改正後も一つの地区であることは当然】と説明しつつ、沖縄側とは分離を視野に調整していた』」
⑬「『法案が通れば分離するかどうかは県教委の権限なので、【竹富町は歴史的・文化的に違う】と主張すれば国側は認めざるを得ない。それに実際、同じ八重山地区でもさまざまな違いがあると聞いている。面従腹背に映るかもしれないが、安倍政権になって強まった不当な政治介入を収束させ、問題を解決するにはこれしかなかった』」


(4)沖縄タイムス-「法治国家」という建前 オバマ前米大統領と重なる翁長知事の姿勢 現前の不正直視を-2018年1月6日 12:30


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「今の沖縄を取り巻く状況は、オバマ政権が終わりに近づきつつあった頃のアメリカと似ていると思うことが多くなった。人種対立の改善や格差是正を掲げ、米国民の熱狂的な支持を受けて初の黒人大統領となったオバマ氏に、多くの人々は変化(チェンジ)を期待した。しかし、もしかしたらそれは幻想に終わるかもしれないと思わせる事件が起きた。2012年2月にフロリダ州で起きた黒人少年射殺事件だ。非武装の少年を撃ったヒスパニック系白人男性は無罪となり、抗議は全米に拡大したが、オバマ氏は長い沈黙の末に国民に理解を呼び掛けただけで、問題の根本である黒人差別や銃規制、フロリダ州法に踏み込むことを避けた。」
②「権力が黒人を不当に扱い、司法が不平等に執行されているにもかかわらず、オバマ氏は『わが国は法治国家だ』と判決の尊重を呼び掛けただけで、その後も白人警官による非武装の黒人射殺事件は頻発したが、沈黙を貫いた。少数の黒人リーダーを除き、支持者たちの多くは首をかしげながらも、そうした疑問を口にしなかった。任期一期目で『チェンジ』を体現できなかったオバマ氏はスローガンを『フォーワード(前進)』へ変え、僅差で再選された後は中道派へ転じ、人種対立問題とは距離を置いた。」
③「希望を託したオバマへの失望は喪失感へと変わり、政治家にはもう頼れないと立ち上がった若者たちは『ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大事だ)』という新たな公民権運動を生みだした。そして人種や性差別を公言するトランプ大統領が誕生し、オバマの下で求心力を失った米民主党は政権・議会ともに共和党に政権を奪還された。」
④「トランプ氏の当選を真っ先に祝った安倍政権は、米紙から『子分』と揶(や)揄(ゆ)される従順ぶりを発揮する一方、沖縄には土地の提供を強要し、新基地工事を進めるのに余念がない。翁長雄志知事は『法治国家だから従う必要がある』と言って埋め立て承認取り消し処分を取り消し、16年3月の県民大会で宣言した撤回も実行しないまま、昨年末には工事に使用する石材を海上輸送するための港湾使用を許可した。翁長知事は『法にのっとって』と説明するが、権力が沖縄を弾圧し、司法が沖縄に対して不平等に執行され続けている時、沖縄にとって『法治国家』とはいったい何を意味するのだろう。」
②「一期目を終えたころのオバマのように、翁長知事も『変化』を起こす限界に達してしまったのだろうか。オバマに抱いた期待が幻想に終わったアメリカは、大きな喪失感に覆われた。そして今、民意を踏み付け続ける大統領の下で、『チェンジ』を追い求める市民たちは再び厳しい闘いに直面している。」(米国特約記者・平安名純代)
              


(5)沖縄タイムス-沖縄・伊計島で米軍ヘリ不時着 火災、けが人は確認されず-2018年1月6日 17:43


沖縄タイムスは、「うるま市消防本部は6日午後、沖縄県うるま市・伊計島の東側の砂浜への米軍ヘリの不時着を確認した。火災などはなく、けが人は確認されていない。同本部やうるま署が現場の状況を確認している。伊計自治会の玉城正則会長は同日午後4時ごろ、ヘリの不時着を確認したとし、『米軍ヘリ。米兵4人が乗っているのが見えた』と話した。」、と報じた。





by asyagi-df-2014 | 2018-01-06 17:56 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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