沖縄-辺野 高江-から-2017年9月28日

 名護市辺野古の埋め立て予定地に、絶滅危惧種のオキナワハマサンゴなど14群体が見つかった。  
「全14群体のうちオキナワハマサンゴ1群体を除く13群体が死滅、消失していた。」、と琉球新報。また、「防衛省は今後、移植のために特別採捕許可の申請を知事に行う。」、と。
「委員からは工事との因果関係について質問があったが、防衛省は影響を否定した。同省は今後も工事を継続する」、とのこと。
 日本政府は、工事との因果関係をまず説明しなければならない。



 沖縄で起こっていること、その現場の事実をきちんと確認すること。
 2017年も、琉球新報と沖縄タイムスの記事を、「沖縄-辺野古-高江-から」を、報告します。

 2017年9月28日、沖縄-辺野古-高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-辺野古で絶滅危惧サンゴ発見 防衛省、県に特別採捕許可申請へ-2017年9月27日 14:21


 琉球新報は、表題について次のように報じた。


①「【東京】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、埋め立て予定地に絶滅危惧種のオキナワハマサンゴなど14群体が見つかったことが27日、分かった。全14群体のうちオキナワハマサンゴ1群体を除く13群体が死滅、消失していた。防衛省は周辺では陸上工事のみ実施しているとして工事の影響による死滅を否定した。防衛省の調査で絶滅危惧種のサンゴが発見されたのは初めて。防衛省は今後、移植のために特別採捕許可の申請を知事に行う。」
②「護岸工事はサンゴに影響しないとして続行する方針。だが埋め立て予定地に絶滅危惧種のサンゴが見つかったことで、工事の進展に影響が出る可能性もある。」
③「沖縄防衛局が27日、防衛省で開いた環境監視等委員会(委員長・中村由行横浜国立大学大学院教授)で委員に説明した。発見場所は防衛省が今後施工するK1護岸とN5護岸の間の海域で、サンゴの保護のために詳細は明らかにしていない。防衛省は環境省が3月に海洋生物レッドリストを公表したことを受け、6月からK1護岸とN5護岸の間の海域で調査を実施した。7月に絶滅危惧Ⅱ類のオキナワハマサンゴ2群体、準絶滅危惧のヒメサンゴ12群体を発見し、この海域内の調査を終えたため27日の同委員会で委員に説明した。」
④「委員からは工事との因果関係について質問があったが、防衛省は影響を否定した。同省は今後も工事を継続するとしており、委員からはサンゴへの影響がないよう留意して工事を進めるよう要望があった。」


(2)琉球新報-衆院解散に批判も 辺野古新基地、80人が抗議-2017年9月28日 15:34


 琉球新報は、「米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を巡る新基地建設で28日、米軍キャンプ・シュワブ沿岸では『N5』護岸建設予定地付近で、仮設建設道路のため袋に入った採石を積む作業が続いた。『K1』護岸建設予定地付近では、作業員がコンクリートブロックの上にH鋼を設置する作業を続けた。建設に反対する市民は、抗議船2隻とカヌー10艇を出し、抗議した。午前11時ごろまでに、カヌー延べ8艇が拘束された。」、と報じた。
 また、「シュワブゲート前では、約80人が座り込み抗議の声を上げた。衆院が正午すぎに解散となったのを受け、安倍晋三首相の政権運営に批判の声が相次いだ。読谷村の60代男性は『なぜ解散するのか。いつまでも首相(の座)にすがりたい。ただそれだけだ』と否定的な立場を示した。」、と報じた。


(3)琉球新報-サンゴ、ジュゴン影響を議論 辺野古環境監視等委員会-2017年9月27日 11:09


 琉球新報は、「【東京】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画に関し、沖縄防衛局が設置した環境監視等委員会(委員長・中村由行横浜国立大学大学院教授)が27日午前、防衛省で開かれた。工事による移植が検討されるサンゴ類、国の天然記念物ジュゴンへの工事の影響などが議論されている。防衛局はサンゴやジュゴンなどの調査について、県や関係自治体と協議を続けているとした。」、と報じた。


(4)琉球新報-AAアワード2017、山城知佳子さん大賞 基地問題映像に-2017年9月28日 07:30


 琉球新報は、「国際的な活躍が期待される若手アーティストに贈られる『Asian Art Award(アジアン・アート・アワード)2017』の選考結果が27日発表され、映像作家・美術家の山城知佳子さん(41)=那覇市=が、ファイナリスト5組の中から初代大賞に選ばれた。受賞したのは16年に発表した『土の人』を三面スクリーンから一面スクリーンに再構成した作品。韓国・済州島と沖縄を舞台に、軍事基地を抱える地域の苦悩を寓話(ぐうわ)性を盛り込んで描いた。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-不発弾103発 きょう爆破処理 那覇空港沖-2017年9月28日 08:00


 沖縄タイムスは、「ことし4~5月に那覇港湾内で見つかった81ミリ迫撃砲弾など不発弾103発の水中爆破処理作業が28日午前8時から、那覇空港沖である。正午に終了予定。処理現場から半径3キロは遊泳などで海に入ることが禁止され、半径300メートルは船舶の航行も禁止される。住民や事業者の避難はなく、航空機の運用にも影響はない。」、と報じた。


(6)沖縄タイムス-長寿と新基地建設の中止願う 辺野古ゲート前で、島袋文子さんの米寿祝い-2017年9月27日 13:35


 沖縄タイムスは、「旧暦8月8日の27日、米軍キャンプ・シュワブゲート前で、辺野古新基地建設に対する抗議行動に連日参加している名護市辺野古住民の島袋文子さん(88)のトーカチ(米寿)祝いが開かれた。400人以上が集まり、歌や踊りで島袋さんの長寿と基地建設の中止を願った。歌手の古謝美佐子さんもサプライズで登場。島袋さんは『これからも頑張ります』と笑顔で語った。」、と報じた。  
 また、「海上では、シュワブ内の辺野古崎西側の『N5』護岸、『K1』護岸付近で仮設道路の工事が進められたほか、北側の『K9』護岸沖合の台船からオイルフェンスを降ろす作業が確認された。新基地建設に反対する市民が船3隻、カヌー8艇で抗議。カヌー隊は一時拘束された。」、と報じた。


(7)沖縄タイムス-「撤回は国の動き勘案」 辺野古埋め立てで、沖縄県が答弁-2017年9月27日 14:50


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「沖縄県議会(新里米吉議長)9月定例会の代表質問が27日、始まった。謝花喜一郎知事公室長は、名護市辺野古の新基地建設を阻止するための埋め立て承認撤回の時期に関し、撤回の根拠を検討していることを明かした上で『国の動きなど、全体的な流れを勘案しながらしっかりと対応したい』と述べた。」
②「また、国を相手に工事の差し止めを求めている訴訟で、県が追加請求として国には岩礁破砕許可を得る義務があることの確認を求めたことに関し、『請求追加により漁業権の存否など、本質的な争点の審理可能性を高めることができる』と意義を説明した。いずれも末松文信氏(沖縄・自民)への答弁。」
③「県は冒頭、衆院解散に伴う総選挙関連で、歳入歳出に総額約7億3400万円を追加する一般会計補正予算案を提出した。」


(8)沖縄タイムス-ペリー元米長官が見た沖縄 米政府に何を伝えるか-2017年9月27日 11:19


 沖縄タイムスは、表題について次のように報じた。


①「クリントン政権時代の1994年から97年まで国防長官を務めたペリー氏は、沖縄では米軍普天間飛行場の移設問題に深く関わった人物として知られている。米国では、2007年に『「核兵器のない世界』を提唱した核戦略の専門家として広く知られており、今も米主要テレビ局の番組によく出演する米市民にはなじみの『顔』だ。」
②「現政権に対しても影響力のあるペリー氏は、現在、国防総省が進めている核戦略態勢の見直し(NPR)においても、マティス国防長官のアドバイザーとして活躍。マティス氏は、上院歳出委員会が6月に開いた公聴会で、ペリー氏から米軍の核兵器部隊の歴史や役割を学び、核兵器が決して使用されることがない抑止の在り方についても検討しているなどと証言した。」
③「オバマ前大統領は2010年の核戦略態勢の見直しで、東アジアに危機が訪れた際、必要に応じて再配備できる態勢を維持すると明記。トランプ政権は、威力ある小型核兵器などで核戦力態勢の増強を検討しているとの見方もある。」
④「ペリー氏を沖縄に招いたNHKは、10日に放映したドキュメンタリー番組『沖縄と核』の中で、1959年6月に米軍統治下時代の米軍那覇サイト(現・那覇空港)に配備されていた核ミサイル『ナイキ・ハーキュリーズ』が、核弾頭を搭載したまま誤発射されたとみられる事故が起きていたことを明らかにした。」
⑤「当時、核弾頭を含むミサイルの整備を担当していた元陸軍兵は番組の中で『もし核爆発を起こしていたら那覇の街が吹き飛んでいただろう』と証言している。秘密裏に迎えた当時の危機は回避されたが、沖縄の核兵器は62年のキューバ危機後も増え続け、67年には1300発に達した。」
⑥「極めて重大な緊急事態が生じた際に沖縄に核の再配備を認めた密約『佐藤・ニクソン合意議事録』(69年11月)は、『嘉手納、那覇、辺野古ならびにナイキ・ハーキュリーズ基地』を『いつでも使用できる状態に維持』するよう指示している。『辺野古』とはキャンプ・シュワブに隣接する辺野古弾薬庫だ。」
⑦「日本は日米安全保障条約で『核の傘』を手にしたが、核が配備されることで標的となるリスクは沖縄に押し付け、米軍基地は沖縄に集中していった。米国の核戦略のために沖縄に米軍基地が集中していった歴史を熟知するペリー氏は、米軍が国益という名の下に闇に葬っていた史実をマティス氏にどう語ったのか。そして自分の目で見た沖縄や『辺野古』について何を伝えるのか。」
⑧「闇の深さは、光に照らされなければわからない。果たして沖縄に核が再配備される可能性はあるのかとトランプ政権高官に聞くと、肯定も否定もしないまま笑顔を浮かべた。」(米国特約記者・平安名純代)




by asyagi-df-2014 | 2017-09-28 20:57 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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