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原子力規制委員会は、柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働への審査で、東京電力の「適格性」を条件付きで認める。(3)

 毎日新聞は2017年9月21日、表題について次のように報じた。


(1)原子力規制委員会は20日の定例会に東京電力の小早川智明社長ら経営陣を呼び、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の安全審査に関連して3回目の意見聴取をした。小早川社長は自ら先頭に立って原発の安全性向上に取り組むことなどを原発の保安規定に盛り込むことを了承し、規制委は東電が原発を再び運転する適格性を認める方針を決めた。
(2)焦点だった東電の適格性を巡る議論が決着したことで、規制委は近く6、7号機が新規制基準に適合したことを示す審査書案をまとめる。ただし、新潟県の米山隆一知事は再稼働に慎重な姿勢を示しており、稼働時期のメドは立たない。
(3)規制委は東電が重大事故を起こしたことを重視し、通常の技術審査に加えて原子力事業者としての適格性を見極める異例の対応を取った。この日の定例会で、原発の運転手順などを定める保安規定に安全性向上や福島第1原発の廃炉に取り組む姿勢を明記するよう東電に求めた。小早川社長は「将来にわたり適格性を維持するよう努めていく」と応じた。
(4)保安規定は規制委の認可が必要で、違反した場合は規制委が是正を求めたり、悪質な場合は運転停止を求めたりできる。




by asyagi-df-2014 | 2017-09-24 06:45 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人