川勝平太知事は、中部電力浜岡原発の再稼働について、任期の四年間に同意しないことを明言。

 東京新聞は2017年6月28日、標題について次のように報じた。


(1)二十五日投開票の静岡県知事選で三選を果たした川勝平太知事は二十七日、県庁での記者会見で、中部電力浜岡原発(御前崎市)の再稼働について、任期の四年間に中電から同意を求められても同意しない意向を明らかにした。川勝知事はこれまで、使用済み核燃料の置き場が無いことなどを理由に「再稼働できる状況にない」と主張していたが、不同意を明言したのは初めて。
(2)川勝知事は「中電から再稼働したいとの要請があっても同意しないということか」との報道陣の質問に、「そういう意味だ」と答えた。さらに「一般論として原発賛成か反対かではなく、中電の浜岡原発についてどう思うかということ」と前置きした上で、「四年間で同意を求められることはないと思うが(同意を求められた時は)きちっと筋を通して申し上げる」と話した。
(3)原発の安全規制に関する法的権限は国に一元化されており、知事に再稼働を止める法的な権限はない。国のエネルギー基本計画では「立地自治体等関係者の理解と協力を得るよう、取り組む」とされている。県と地元四市(御前崎、牧之原、掛川、菊川)、中電の三者で結ぶ安全協定には再稼働の事前了解に関する規定はない。
(4)中部電力本店広報部は二十七日、本紙の取材に「会見での知事のご発言の内容の詳細について承知しておらず、コメントできない」とした。


 実は、東京新聞は、2017年6月26日の社説で。「静岡県知事選 浜岡原発は重い宿題だ」、と知事の当選直後に、「任期のスタートは、最大、最強の『当事者』として、浜岡原発に真っすぐ向き合うことからだ。」、と投げかけていた。
 それは、次のように。


①川勝氏は以前から「再稼働には住民の意思が尊重されるべきだ」とし、住民投票の必要性も認めている。かと言って、自ら条例案を提出するつもりはなく「県民代表の議会が発議すべきだ」と、やはり、どこかよそよそしい。
②しかし、これまでの例から見ても、再稼働の最終判断を下すのは立地県の知事である。
福島と同じ沸騰水型で、地震の揺れの想定も難しく、審査に時間がかかりそうとはいうものの、三期目の任期の中で、川勝氏が知事として、重い判断を迫られる可能性は低くない。
③浜岡原発に関する住民の期待や不安を受け止めて、自らの考えを自らの言葉で語ること-。川勝県政「ジャンプ」の任期のスタートは、最大、最強の「当事者」として、浜岡原発に真っすぐ向き合うことからだ。


 最大、最強の「当事者」としてのあたりまえの判断が、こうして出された。




by asyagi-df-2014 | 2017-07-08 10:22 | 書くことから-原発 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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