「子どもの貧困」解消は、緊急の課題。依然として、子どもの7人に1人が貧困状態。

 厚生労働省は、2017年6月17日、2016年の国民生活基礎調査による子どもの貧困率を発表した。
 朝日新聞は2017年6月27日、このことについて次のように報じた。


 「子どもの貧困率(相対的貧困率=キーワード)は2015年に13・9%となり、過去最悪だった前回の12年調査から2・4ポイント改善したことが27日、厚生労働省が発表した16年の国民生活基礎調査でわかった。労働環境がよくなって親の所得が増えたためで、改善は12年ぶり。ただ主要国の中では依然として高く、ひとり親世帯は過半数が貧困状態のままだ。
 調査は16年6~7月に実施。貧困率は約3万4千世帯の15年の所得を調べ、有効回答率は71・76%。
 子どもの貧困率は03年の13・7%から上昇が続き、12年調査で16・3%に達した。今回は全世帯の年間の平均所得が8万6千円増えて545万8千円となり、改善につながった。」


 しかし、日本の子どもをめぐる状況は、依然として厳しい。
 朝日新聞はこのように続けた。
 本来、この事実こそがまず最初に指摘されるべきである。


(1)子どもの7人に1人が所得が少ない貧困状態で、先進国でつくる経済協力開発機構(OECD)の平均13・2%(13年)を上回る。デンマークの2・7%や韓国7・1%などに及ばず、主要36カ国で24位にとどまる。
(2)ひとり親世帯の貧困率も、前回より3・8ポイント改善して50・8%となったが、過半数を占める状況が続く。大人も含めた全体の貧困率は前回より0・5ポイント改善して15・6%。主要36カ国では29位だった。
(3)7573人が対象の介護の調査(有効回答率89・66%)では、同居する家族が主に介護を担う世帯で、介護される人とする人がいずれも65歳以上の「老老介護」の割合が54・7%だった。13年の調査より3・5ポイント増えた。




by asyagi-df-2014 | 2017-07-06 08:26 | 書くことから-貧困問題 | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


by あしゃぎの人
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