「共謀罪」を考える。(37)-国際ペン会長声明より-
2017年 06月 12日
国際ヘペンは、2017年6月5日、「共謀罪は日本の表現の自由とプライバシーの権利を侵害する」とのジェニファー・クレメント会長の声明を発表した。
その声明内容は、次のものである。
国際ペンは、いわゆる「共謀罪」という法律を制定しようという日本政府の意図を厳しい目で注視している。 同法が成立すれば、日本における表現の自由とプライバシーの権利を脅かすものとなるであろう。私たちは、日本国民の基本的な自由を深く侵害することとなる立法に反対するよう、国会に対し強く求める。
日本は、重大な投げかけを受けた。
補足説明:国際ペン:国際ペンは1921年に設立され、95年以上の歴史を持つ、26000名以上の作家・ジャーナリストなどの表現者が参加する国際組織である。ロンドンに本部を置き、100以上の国家・地域に149のセンターがあり、日本ペンクラブもセンターの一つである。ジェニファー・クレメント国際ペン会長はメキシコ出身の作家・ジャーナリスト、メキシコペン会長を経て、国際ペン初の女性会長として、2015年カナダ・ケベック大会代表者会議(総会)で選出され、第23代国際ペン会長に就任した。
by asyagi-df-2014
| 2017-06-12 08:46
| 共謀罪
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