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沖縄県名護市の浅瀬で、オスプレイが墜落事故で大破。

 「3.11」は人間の命をあらためてきちっと基地委と見つめ直す契機であったはずであった。
 オスプレイが欠陥機であり、人に自然に、甚大な被害をもたらしてきたこともわかっていた。
 しかし、日本人は、反対の声を無視してきた。
 今、できることを尽くそう。


 墜落事故の経過について、沖縄タイムスは、次のように伝える。


(1)沖縄タイムス-オスプレイ、沖縄近海に不時着 機体は大破…2人負傷か-2016年12月13日 23:48


 防衛省幹部によると13日夜、沖縄本島東沖合でオスプレイ1機が海上に不時着したとの情報が米軍を通じてあった。防衛省関係者によると、オスプレイは普天間飛行場所属で、搭乗していた5人は14日午前0時ごろに米側が全員救助したという。2人がけがをしている模様だ。沖縄県の翁長雄志知事はオスプレイ配備に反対しており、2012年の県内配備後、国内初の重大事故に県民の反発が高まるのは必至だ。

 着水時の状況は分かっておらず、墜落したかなどは分かっていない。救助現場は名護市の東岸約1キロの洋上。名護市安部の海岸の浅瀬にオスプレイの残骸とみられる大破した機体が確認された。

 名護市安部沖合では、少なくとも米軍のオスプレイ2、3機が海面をライトで照らしながら捜索する様子を本紙記者が確認した。

 オスプレイは12年10月、普天間飛行場に配備された。開発段階から墜落事故が相次ぐなど安全性への懸念から、配備前の12年9月には配備に反対する10万人規模の県民大会が開かれたが、米軍が配備を強行した経緯がある。


(2)沖縄タイムス-<オスプレイ不時着>深夜の事故、騒然 海岸に残骸-2016年12月14日 06:51


 不安が現実になった。オスプレイが沖縄県近海に着水との一報が入った14日午前0時、名護市安部の海岸の浅瀬ではオスプレイの残骸とみられる機体が確認された。名護市安部では13日午後10時半すぎ、米軍機が旋回訓練しているとの地域住民の目撃情報があり、午後11時を過ぎても民間地と海上をオスプレイとヘリが旋回。ヘリ2、3機が海面にライトを照らし、不時着したオスプレイを捜索しているとみられる様子が確認された。

 安部に住む60代女性はイザリ漁をするため、午後9時半ごろから海に出たところ、「安部の海岸の岬付近の海中で、約1メートルの羽っぽい破片を見た」と表情をこわばらせた。

 「海岸付近で米兵が捜索していたので、懐中電灯を振って米兵に場所を知らせた」という女性は、海の中から破片を持ち上げ、近くの岩の上に置いて米兵に知らせた。

 安部に住む男性(47)も、オスプレイとみられる米軍機の異変を目撃していた。「赤いライトが水面に近づき、その後、ヘリの旋回音が消えた」と説明した。

 名護市三原に住む女性(68)は「午後11時ぐらいに遠くでヘリのような変な音は聞こえたけどよくわからない。不時着ならば怖い。早く撤去しないといけない」と不安がった。

 一方、オスプレイが沖縄県近海のどこに不時着したのかという情報が錯綜(さくそう)し、米軍側から正確な情報が入らない中、県警や第11管海上保安本部も情報収集に追われ混乱した。

 県警本部は事故発生後、情報収集の拠点を本部3階の参事官室におき、内閣官房沖縄危機管理官や県警職員が情報収集。うるま署には「津堅島沖合に墜落」との情報があり、全国メディアや関係機関からの電話が殺到。4~5人の当直の署員が対応に追われていた。部品落下や墜落の危険に備えて、署員がうるま市内をパトロールした。


(3)沖縄タイムス-<オスプレイ不時着>宜野湾市長「大変残念だ」-2016年12月14日 06:27



 オスプレイ不時着について、宜野湾市の佐喜真淳市長は14日未明、「こうしたことが起きぬよう普天間飛行場の一日も早い返還をと訴えてきたが、市民が最も懸念していることが起きてしまった。大変残念だ」と述べた。

 その上で「オスプレイについては安全性の懸念から市として訓練移転など求めてきた経緯もあるが、今後のことは詳細を見た上で考えたい」と述べ、状況を確認の上で米軍への抗議やオスプレイの飛行停止要求といった今後の市の対応を検討するとした。沖縄タイムスの電話取材に答えた。


by asyagi-df-2014 | 2016-12-14 07:38 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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