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沖縄-辺野古・高江から-2016年11月19日

 2016年11月19日、沖縄-辺野古・高江の今を、沖縄タイムス、琉球新報は次のように表した。


(1)琉球新報-米軍機訓練で馬毛島買収へ 政府、オスプレイ活用検討-2016年11月18日 21:08


 琉球新報は、「政府は、米軍空母艦載機による陸上空母離着陸訓練(FCLP)の移転候補地となっている無人島の馬毛島(鹿児島県西之表市)について、地権者から買収する方向で調整に入った。政府関係者が18日、明らかにした。沖縄の基地負担軽減策として、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備中の新型輸送機オスプレイの訓練移転先としての活用も検討している。防衛省は18日、買収に向けた手続きの一環として、馬毛島の土地に関する鑑定評価業務の一般競争入札を公告。来年3月末までに結果を得て、実際の買収額を確定させたい意向だ。数十億円に上るとの見方が出ている。」、と報じた。


(2)沖縄タイムス-鶴保氏の「土人」関連発言、謝罪や答弁撤回必要なし 政府答弁-2016年11月19日 05:17


 沖縄タイムスは、標題について次のように報じた。


①「政府は18日、東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設に反対する市民に対する大阪府警の機動隊員による『土人』との発言を、『差別と断じることはできない』とする鶴保庸介沖縄担当相について、『内閣として発言の取り下げや謝罪などを求めることおよび、速やかに罷免することは考えていない』との答弁書を閣議決定した。仲里利信衆院議員(無所属)の質問主意書に答えた。」
②「答弁書で、鶴保氏の発言に関し、『警察官のように逮捕権を有し、公権力を行使する者がこうした言動を行ったことは【許すまじきこと】と考えている一方、本件発言を人権問題と捉えるかどうかは、言われた側の感情に主軸を置いて判断すべきだと述べている』と説明。菅義偉長官も同様の趣旨を述べており、金田勝年法相も『差別意識に基づくものかどうかは、事実の詳細が明らかでない状況の中では答えを差し控えたい』と述べており、閣僚らと『認識に差異はない』とした。ただ、金田法相は『土』は差別用語に当たるとの認識を示している。」
③「民進党の大西健介、初鹿明博両衆院議員の質問主意書に対しても、政府は鶴保氏が謝罪したり、国会答弁を撤回、訂正する必要はないと答えた。」


(3)琉球新報-ダンプ12台資材搬入、市民ともみ合い ヘリパッド建設-2016年11月19日 12:36


 琉球新報は、「東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り、資材を積んだダンプカー12台が19日午前9時半ごろ、メインゲートに資材を搬入した。ヘリパッド建設に反対する市民ら約90人はメインゲートへのダンプカー進入を防ごうと、メインゲート付近の道端で抗議活動を展開しようとするも、100人以上の機動隊に押さえられ、市民と機動隊がもみ合う場面があり、現場は一時騒然とした。」、と報じた。
 また、「機動隊が市民らを押さえる中、抵抗する男性1人を機動隊3人がかりで押さえ込み、地面にあおむけの状態で抑え込まれた男性が苦しそうな表情を見せる場面も見られた 。男性は機動隊に対して『沖縄の新聞を読んだことがあるのか』『何でこんなことをするか』『(米軍基地など)何でも沖縄に押し付けて』と必死に訴えた。午前11時点でN1ゲート前では約200人の市民らが座り込み、ヘリパッド建設反対を訴えている。」、と報じた。


(4)琉球新報-鹿児島県・馬毛島を買収へ 地権者と交渉合意-2016年11月18日 21:52


 琉球新報は、標題について次のように報じた。


①「米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転先に関連し、防衛省が18日までに鹿児島県・馬毛島(西之表市)のほぼ全域を所有する地権者と、売買交渉を本格化させることで合意したことが分かった。関係者が明らかにした。同省は同日、馬毛島の土地鑑定評価業務の入札を公告し、年度内に不動産価格を算出する。関係者によると、両者の代理人が17日に合意書を締結。馬毛島の不動産価格を確定させ、買収に向けた価格交渉に入るという。地権者は当初、賃貸契約を要求していたが取り下げ、価格交渉に集中できる環境が整った。ただ、金額を巡り政府側は数十億円を想定する一方、地権者側は100億円以上の条件を示しているとされ、隔たりは大きい。今後の交渉も難航が予想される。」
②「FCLPは、空母艦載機が陸上の滑走路を空母甲板に見立てて離着陸の動作を確認する訓練。米軍厚木基地(神奈川県)の艦載機部隊が硫黄島(東京都)で暫定実施している。米軍再編の一環で、同部隊が2017年までに厚木から米軍岩国基地(山口県)に移駐するため、日米両政府は訓練移転先に馬毛島を検討することで合意していた。」
③「鹿児島県の三反園訓(みたぞの・さとし)知事は『馬毛島でのFCLPは、何よりも地域の方々の意向が最も重要で、まずは国が地元に十分かつ丁寧な説明を行う必要がある』」とのコメントを発表した。」


 以下、琉球新報及び沖縄タイムスの引用。








(1)琉球新報-米軍機訓練で馬毛島買収へ 政府、オスプレイ活用検討-2016年11月18日 21:08


 政府は、米軍空母艦載機による陸上空母離着陸訓練(FCLP)の移転候補地となっている無人島の馬毛島(鹿児島県西之表市)について、地権者から買収する方向で調整に入った。政府関係者が18日、明らかにした。沖縄の基地負担軽減策として、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備中の新型輸送機オスプレイの訓練移転先としての活用も検討している。

 防衛省は18日、買収に向けた手続きの一環として、馬毛島の土地に関する鑑定評価業務の一般競争入札を公告。来年3月末までに結果を得て、実際の買収額を確定させたい意向だ。数十億円に上るとの見方が出ている。


(2)沖縄タイムス-鶴保氏の「土人」関連発言、謝罪や答弁撤回必要なし 政府答弁-2016年11月19日 05:17


 政府は18日、東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設に反対する市民に対する大阪府警の機動隊員による「土人」との発言を、「差別と断じることはできない」とする鶴保庸介沖縄担当相について、「内閣として発言の取り下げや謝罪などを求めることおよび、速やかに罷免することは考えていない」との答弁書を閣議決定した。仲里利信衆院議員(無所属)の質問主意書に答えた。

 答弁書で、鶴保氏の発言に関し、「警察官のように逮捕権を有し、公権力を行使する者がこうした言動を行ったことは『許すまじきこと』と考えている一方、本件発言を人権問題と捉えるかどうかは、言われた側の感情に主軸を置いて判断すべきだと述べている」と説明。菅義偉長官も同様の趣旨を述べており、金田勝年法相も「差別意識に基づくものかどうかは、事実の詳細が明らかでない状況の中では答えを差し控えたい」と述べており、閣僚らと「認識に差異はない」とした。ただ、金田法相は「土人」は差別用語に当たるとの認識を示している。

 民進党の大西健介、初鹿明博両衆院議員の質問主意書に対しても、政府は鶴保氏が謝罪したり、国会答弁を撤回、訂正する必要はないと答えた。


(3)琉球新報-ダンプ12台資材搬入、市民ともみ合い ヘリパッド建設-2016年11月19日 12:36


 【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り、資材を積んだダンプカー12台が19日午前9時半ごろ、メインゲートに資材を搬入した。ヘリパッド建設に反対する市民ら約90人はメインゲートへのダンプカー進入を防ごうと、メインゲート付近の道端で抗議活動を展開しようとするも、100人以上の機動隊に押さえられ、市民と機動隊がもみ合う場面があり、現場は一時騒然とした。

 機動隊が市民らを押さえる中、抵抗する男性1人を機動隊3人がかりで押さえ込み、地面にあおむけの状態で抑え込まれた男性が苦しそうな表情を見せる場面も見られた 。男性は機動隊に対して「沖縄の新聞を読んだことがあるのか」「何でこんなことをするか」「(米軍基地など)何でも沖縄に押し付けて」と必死に訴えた。

 午前11時点でN1ゲート前では約200人の市民らが座り込み、ヘリパッド建設反対を訴えている。【琉球新報電子版】


(4)琉球新報-鹿児島県・馬毛島を買収へ 地権者と交渉合意-2016年11月18日 21:52


 米空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転先に関連し、防衛省が18日までに鹿児島県・馬毛島(西之表市)のほぼ全域を所有する地権者と、売買交渉を本格化させることで合意したことが分かった。関係者が明らかにした。

 同省は同日、馬毛島の土地鑑定評価業務の入札を公告し、年度内に不動産価格を算出する。関係者によると、両者の代理人が17日に合意書を締結。馬毛島の不動産価格を確定させ、買収に向けた価格交渉に入るという。地権者は当初、賃貸契約を要求していたが取り下げ、価格交渉に集中できる環境が整った。

 ただ、金額を巡り政府側は数十億円を想定する一方、地権者側は100億円以上の条件を示しているとされ、隔たりは大きい。今後の交渉も難航が予想される。

 FCLPは、空母艦載機が陸上の滑走路を空母甲板に見立てて離着陸の動作を確認する訓練。米軍厚木基地(神奈川県)の艦載機部隊が硫黄島(東京都)で暫定実施している。米軍再編の一環で、同部隊が2017年までに厚木から米軍岩国基地(山口県)に移駐するため、日米両政府は訓練移転先に馬毛島を検討することで合意していた。

 鹿児島県の三反園訓(みたぞの・さとし)知事は「馬毛島でのFCLPは、何よりも地域の方々の意向が最も重要で、まずは国が地元に十分かつ丁寧な説明を行う必要がある」とのコメントを発表した。【村尾哲】
(毎日新聞)


by asyagi-df-2014 | 2016-11-19 21:58 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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