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沖縄-辺野古・高江から-2016年8月23日

 2016年8月23日、沖縄-辺野古・高江の今を、沖縄タイムスと琉球新報は次のように表した。
 琉球新報は、「沖縄本島中北部の基地強化加速 米軍の伊江島着陸帯拡張、「辺野古」見据え足場固めか」と批判した。
 このままでは、辺野古新基地建設による米軍基地の強化によって、沖縄の負担軽減どころか負担増が、もたらされることになる。
 こうした状況を、琉球新報は、「普天間飛行場の航空基地機能に加え、高速輸送船も配備されることが判明している辺野古新基地を拠点として、本島中北部の米軍基地の一体的な機能強化が加速している。」、と報告する。


(1)琉球新報-炎天下で拘束1時間半 沖縄・高江のヘリパッド建設 機動隊が市民ら排除、2人けが -2016年8月23日 05:00


 琉球新報は、2016年8月22日の沖縄高江の様子を次のように報じた。


①「沖縄県の東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場への新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り、機動隊は22日、建設に反対し工事車両の通行を阻止しようとした市民ら約90人を強制排除した。男女2人がけがをして緊急搬送された。機動隊は炎天下、市民を約1時間半にわたって機動隊の大型車両と隊員で挟むように囲い込み、体調不良を訴える人も出た。」
②「沖縄防衛局が工事に着手した7月22日も強制排除に伴い負傷などで3人が搬送されており、着工後に計5人が緊急搬送される事態となった。着手から1カ月で政府は強硬姿勢を強めており、市民からは「人権上、問題ではないのか」など批判の声が上がっている。
けがをしたのは、名護市辺野古在住の島袋文子さん(87)。機動隊ともみ合いになり、右手小指に5針を縫う切り傷(全治1週間)を負った。車間に座り込んだ大宜味村在住の男性(63)も機動隊員に膝で胸を圧迫され打撲を負った。男性は『暴力がひどすぎる。2、3分も(圧迫が)続き、痛くて骨が折れるかと思った』と憤った。」
③「市民らは、工事車両の通行を阻止しようと、新ヘリパッドが計画されるN1地区ゲートにつながる県道70号の高江橋の上に車両約30台を2~3台ずつ並べて列を作り、道路を封鎖した。強制排除する機動隊に対し、封鎖した車の間に座り込んだり、車体の下に潜り込んだりして抵抗した。機動隊は座り込みの排除と並行し、高江橋を封鎖している市民らの車を移動させ、通行路を確保した。」
④「午前11時半ごろ、砂利を積んだ大型トラック約10台を含む工事関係車両約20台がN1地区ゲートに向けて通過し、搬入された。」


(2)琉球新報-着陸帯の拡張工事に着手 沖縄の米軍伊江島飛行場、訓練増加の可能性-2016年8月23日 05:01


 琉球新報は、「米軍伊江島補助飛行場(沖縄県伊江村)内で22日、強襲揚陸艦の甲板を模した着陸帯『LHDデッキ』の拡張工事が始まった。工事関係とみられる複数台の大型車両が飛行場内を往来しているほか、既存の着陸帯の地面部分に使用しているアルミ板を重機で解体した様子が見られた。拡張工事は、海兵隊ステルス戦闘機F35と垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの離着陸訓練を行うためとみられ、今後、訓練が増加する可能性がある。」、と報じた。
 また、「工事後の着陸帯の敷地は約10万7千平方メートルと約2倍になり、幅は800メートル超となる予定。工期は来年8月末までで、米軍は来年半ばの利用開始を予定している。図面には来年、空軍横田基地(東京都)へ配備予定のCV22オスプレイの収容も記載されている。」、と伝えた。
 さらに、「村は7月下旬、米軍から「8月第1週以降に着工する」と連絡を受けていた。米軍は飛行場内の牧草を刈り取るために出入りする農家に向け、7月12日に工事予定地区を示した地図を配布したほか、一部農家には最初の工事箇所付近の牧草を21日までに刈り取るよう求めていたという。米軍は取材に対し『着工については沖縄防衛局に確認してほしい』と回答を避けた。」、と報じた。


(3)琉球新報は-沖縄本島中北部の基地強化加速 米軍の伊江島着陸帯拡張、「辺野古」見据え足場固めか-2016年8月23日 05:02


 琉球新報は、「米軍伊江島補助飛行場(沖縄県伊江村)の着陸帯の拡張工事が22日に始まった。着陸帯では米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイやステルス戦闘機F35の運用が予定される。県内では7月、沖縄防衛局が米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)移設工事も2年ぶりに再開した。完成後は同訓練場でもオスプレイの離着陸訓練が本格化する。名護市辺野古の新基地建設は膠着(こうちゃく)が続く一方、辺野古新基地を新たな足場として飛行訓練が行われる北部訓練場や伊江島補助飛行場などの施設整備は、着々と進む。『改修』や『移設』を名目に、本島中北部の米軍基地の機能強化が図られている。」、と報じた。
 

 また、その様子を次のように伝えた。


①「市民の激しい抗議活動が続く北部訓練場のヘリパッド移設工事。日米両政府は移設を完了すれば訓練場の過半に当たる約4千ヘクタールを返還できるとして、沖縄の負担軽減を強調する。一方、米軍の文書によると、移設には基地の機能強化の狙いがあることが浮かび上がる。」
②「『最大51%の【使用不可能】な訓練場を日本政府に返還し、限られた土地を最大限に活用する訓練場を新たに開発する』。米海兵隊が2013年にまとめた基地運用計画『戦略展望2025』では、北部訓練場のヘリパッド移設計画をこう説明している。計画は既存の訓練場内にある七つのヘリパッドのうち六つを移設する内容だ。米軍関係者は既存のヘリパッドについて『建設から何十年もたっていて、もはや使い物にならない』と説明、沖縄防衛局が新設するヘリパッドでは『オスプレイの訓練ができる』と明言する。だが部分返還とヘリパッドが移設された1996年当時やその後の環境影響評価は、オスプレイの運用を伏せていた。」
③「うち『G地区』と呼ばれる場所に新設される着陸帯は、返還合意後に米軍に追加提供された北東の近隣水域と『歩行訓練ルート』で結ぶ。ヘリの離着陸だけでなく、着陸帯と水域を一帯で使う上陸訓練など、新たな訓練に対応する計画だ。」
④「着陸帯の拡張工事が始まった伊江島ではオスプレイに加え、F35戦闘機の離着陸訓練も行われる。米軍によると、工事はF35やオスプレイの運用に伴う『低空飛行ジェット機の爆風や気流の渦』による機体や施設の破損防止が目的だ。嘉手納基地では米海兵隊の半年ごとの部隊展開計画(UDP)を支えるため、F35用の格納庫が整備される計画だ。」
⑤「普天間飛行場の航空基地機能に加え、高速輸送船も配備されることが判明している辺野古新基地を拠点として、本島中北部の米軍基地の一体的な機能強化が加速している。」


(4)沖縄タイムス-<米軍ヘリパッド>トラック阻止、機動隊と衝突 抗議の市民2人けが-2016年8月23日 09:54


 沖縄タイムスは、「市民と機動隊のもみ合いで、名護市辺野古の島袋文子さん(87)が小指を切って5針を縫うけがをし、男性(63)が機動隊員の膝で胸を押さえつけられて打撲を負った。2人は救急車で搬送された。市民による県道70号の封鎖は、高江橋のほかに2カ所でもあり、その都度機動隊に排除された。車はタイヤを浮かして車を移動する道具を使い、1台ずつ動かし、トラックが通る車幅を確保した。市民らは「工事強行やめろ」などと建設反対を訴えた。県道70号では警察による交通規制も行われた。」、と報じた。


(5)沖縄タイムス-高江ヘリパッド建設 北ルートから大型トラック10台-2016年8月23日 13:06


 沖縄タイムスは、「沖縄県東村高江周辺のヘリパッド建設に向けて23日午前、砂利を積んだ大型トラック10台が米軍北部訓練場のN1ゲートに入った。これまでは国頭村内の採石場から南下するルートで高江入りしていたが、同日初めて、北側の県道2号まわりで入った。工事に反対する市民ら約30人は当初、南ルートを警戒して高江橋を車両で封鎖する予定だったが、北ルートだと判明したため北上。N1ゲートから北に約1・5キロの地点まで県道70号を徒歩で移動した。大型トラックが警察車両に挟まれてやってくると、トラックの下にもぐり込むなどして抗議した。けが人はなかった。」、と報じた。
 また、「機動隊員は県警のほか、東京、大阪、千葉などから動員されており、市民らによるとここ数日で一番多かったという。機動隊は、車両を規制する移動式のゲートを県道70号に少なくとも3カ所設置し、抗議活動を警戒した。」、と伝えた。


(6)沖縄タイムス-軍転協、普天間飛行場の県外移設を要請 全会一致で決定-2016年8月23日 12:58


 沖縄タイムスは、「沖縄県と基地所在26市町村でつくる県軍用地転用促進・基地問題協議会(軍転協)は23日、那覇市内で2016年度の通常総会を開いた。日米両政府へ米軍普天間飛行場の固定化を阻止し、県外移設と早期返還を引き続き求めることを確認。16年度は新たに環境補足協定締結後に米軍施設内で認められなくなっている文化財調査の実施などを求めることを全会一致で決めた。」、と報じた。


 以下、沖縄タイムス及び琉球新報の引用。








(1)琉球新報-炎天下で拘束1時間半 沖縄・高江のヘリパッド建設 機動隊が市民ら排除、2人けが -2016年8月23日 05:00


 【ヘリパッド取材班】沖縄県の東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場への新たなヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設を巡り、機動隊は22日、建設に反対し工事車両の通行を阻止しようとした市民ら約90人を強制排除した。男女2人がけがをして緊急搬送された。機動隊は炎天下、市民を約1時間半にわたって機動隊の大型車両と隊員で挟むように囲い込み、体調不良を訴える人も出た。

 沖縄防衛局が工事に着手した7月22日も強制排除に伴い負傷などで3人が搬送されており、着工後に計5人が緊急搬送される事態となった。
 着手から1カ月で政府は強硬姿勢を強めており、市民からは「人権上、問題ではないのか」など批判の声が上がっている。
 けがをしたのは、名護市辺野古在住の島袋文子さん(87)。機動隊ともみ合いになり、右手小指に5針を縫う切り傷(全治1週間)を負った。車間に座り込んだ大宜味村在住の男性(63)も機動隊員に膝で胸を圧迫され打撲を負った。男性は「暴力がひどすぎる。2、3分も(圧迫が)続き、痛くて骨が折れるかと思った」と憤った。
 市民らは、工事車両の通行を阻止しようと、新ヘリパッドが計画されるN1地区ゲートにつながる県道70号の高江橋の上に車両約30台を2~3台ずつ並べて列を作り、道路を封鎖した。強制排除する機動隊に対し、封鎖した車の間に座り込んだり、車体の下に潜り込んだりして抵抗した。
 機動隊は座り込みの排除と並行し、高江橋を封鎖している市民らの車を移動させ、通行路を確保した。
 午前11時半ごろ、砂利を積んだ大型トラック約10台を含む工事関係車両約20台がN1地区ゲートに向けて通過し、搬入された。


(2)琉球新報-着陸帯の拡張工事に着手 沖縄の米軍伊江島飛行場、訓練増加の可能性-2016年8月23日 05:01


 米軍伊江島補助飛行場(沖縄県伊江村)内で22日、強襲揚陸艦の甲板を模した着陸帯「LHDデッキ」の拡張工事が始まった。工事関係とみられる複数台の大型車両が飛行場内を往来しているほか、既存の着陸帯の地面部分に使用しているアルミ板を重機で解体した様子が見られた。

 拡張工事は、海兵隊ステルス戦闘機F35と垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの離着陸訓練を行うためとみられ、今後、訓練が増加する可能性がある。
 工事後の着陸帯の敷地は約10万7千平方メートルと約2倍になり、幅は800メートル超となる予定。工期は来年8月末までで、米軍は来年半ばの利用開始を予定している。
 図面には来年、空軍横田基地(東京都)へ配備予定のCV22オスプレイの収容も記載されている。
 村は7月下旬、米軍から「8月第1週以降に着工する」と連絡を受けていた。米軍は飛行場内の牧草を刈り取るために出入りする農家に向け、7月12日に工事予定地区を示した地図を配布したほか、一部農家には最初の工事箇所付近の牧草を21日までに刈り取るよう求めていたという。
 米軍は取材に対し「着工については沖縄防衛局に確認してほしい」と回答を避けた。


(3)琉球新報は-沖縄本島中北部の基地強化加速 米軍の伊江島着陸帯拡張、「辺野古」見据え足場固めか-2016年8月23日 05:02


 米軍伊江島補助飛行場(沖縄県伊江村)の着陸帯の拡張工事が22日に始まった。着陸帯では米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイやステルス戦闘機F35の運用が予定される。県内では7月、沖縄防衛局が米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)移設工事も2年ぶりに再開した。完成後は同訓練場でもオスプレイの離着陸訓練が本格化する。名護市辺野古の新基地建設は膠着(こうちゃく)が続く一方、辺野古新基地を新たな足場として飛行訓練が行われる北部訓練場や伊江島補助飛行場などの施設整備は、着々と進む。「改修」や「移設」を名目に、本島中北部の米軍基地の機能強化が図られている。

 市民の激しい抗議活動が続く北部訓練場のヘリパッド移設工事。日米両政府は移設を完了すれば訓練場の過半に当たる約4千ヘクタールを返還できるとして、沖縄の負担軽減を強調する。一方、米軍の文書によると、移設には基地の機能強化の狙いがあることが浮かび上がる。
 「最大51%の『使用不可能』な訓練場を日本政府に返還し、限られた土地を最大限に活用する訓練場を新たに開発する」。米海兵隊が2013年にまとめた基地運用計画「戦略展望2025」では、北部訓練場のヘリパッド移設計画をこう説明している。
 計画は既存の訓練場内にある七つのヘリパッドのうち六つを移設する内容だ。
 米軍関係者は既存のヘリパッドについて「建設から何十年もたっていて、もはや使い物にならない」と説明、沖縄防衛局が新設するヘリパッドでは「オスプレイの訓練ができる」と明言する。だが部分返還とヘリパッドが移設された1996年当時やその後の環境影響評価は、オスプレイの運用を伏せていた。
 うち「G地区」と呼ばれる場所に新設される着陸帯は、返還合意後に米軍に追加提供された北東の近隣水域と「歩行訓練ルート」で結ぶ。ヘリの離着陸だけでなく、着陸帯と水域を一帯で使う上陸訓練など、新たな訓練に対応する計画だ。
 着陸帯の拡張工事が始まった伊江島ではオスプレイに加え、F35戦闘機の離着陸訓練も行われる。
 米軍によると、工事はF35やオスプレイの運用に伴う「低空飛行ジェット機の爆風や気流の渦」による機体や施設の破損防止が目的だ。嘉手納基地では米海兵隊の半年ごとの部隊展開計画(UDP)を支えるため、F35用の格納庫が整備される計画だ。
 普天間飛行場の航空基地機能に加え、高速輸送船も配備されることが判明している辺野古新基地を拠点として、本島中北部の米軍基地の一体的な機能強化が加速している。(島袋良太)


(4)沖縄タイムス-<米軍ヘリパッド>トラック阻止、機動隊と衝突 抗議の市民2人けが-2016年8月23日 09:54


 市民と機動隊のもみ合いで、名護市辺野古の島袋文子さん(87)が小指を切って5針を縫うけがをし、男性(63)が機動隊員の膝で胸を押さえつけられて打撲を負った。2人は救急車で搬送された。

 市民による県道70号の封鎖は、高江橋のほかに2カ所でもあり、その都度機動隊に排除された。車はタイヤを浮かして車を移動する道具を使い、1台ずつ動かし、トラックが通る車幅を確保した。市民らは「工事強行やめろ」などと建設反対を訴えた。

 県道70号では警察による交通規制も行われた。
■車いすで抵抗し負傷 島袋さん
 島袋文子さん(87)は高江橋の近くで機動隊員に右腕をつかまれ、強く振り下ろされたため、右手小指を機動隊バスのどこかに強打したと話す。「傷が深く、肉が見えた。血が止まらなかった」。右腕には機動隊員の指が残したというあざが赤黒く残った。

 島袋さんによると、機動隊バス2台の間の「監禁場所」に押し込められようとしたため、車いすに乗ったまま右手でバス後部の取っ手をつかんで抵抗していた。後ろから機動隊員に「触るな!」と怒鳴られ、けがに至った。「県外の機動隊員のようだった」という。

 利き手をけがして包丁もつえも持てず、既に生活に支障が出ている。それでも、「戦で左半身を焼かれても生き延びた。これくらいでひるんではいられない」と気丈に振る舞った。

 胸を打撲した男性(63)は、高江橋を封鎖する車の間でほかの市民3人と縦1列に座っていた。男性や目撃者によると、前の人の両肩を押さえていたところ、前の人を引きはがそうとした機動隊員が男性の胸に靴を置いて踏ん張った。男性の抗議を受けて膝に変えたが、男性は完全に横たわり、押え付けられた状態が2~3分続いた。

 男性の胸には夕方になっても赤い打撲痕がくっきりと残っていた。「息苦しさもあり、骨が折れたと思って救急車を呼んでもらった」と振り返り、「機動隊はずっと暴力的だったが、きょうはあまりにもひどかった」と憤った。


(5)沖縄タイムス-高江ヘリパッド建設 北ルートから大型トラック10台-2016年8月23日 13:06


 沖縄県東村高江周辺のヘリパッド建設に向けて23日午前、砂利を積んだ大型トラック10台が米軍北部訓練場のN1ゲートに入った。これまでは国頭村内の採石場から南下するルートで高江入りしていたが、同日初めて、北側の県道2号まわりで入った。
 工事に反対する市民ら約30人は当初、南ルートを警戒して高江橋を車両で封鎖する予定だったが、北ルートだと判明したため北上。N1ゲートから北に約1・5キロの地点まで県道70号を徒歩で移動した。大型トラックが警察車両に挟まれてやってくると、トラックの下にもぐり込むなどして抗議した。けが人はなかった。

 機動隊員は県警のほか、東京、大阪、千葉などから動員されており、市民らによるとここ数日で一番多かったという。機動隊は、車両を規制する移動式のゲートを県道70号に少なくとも3カ所設置し、抗議活動を警戒した。


(6)沖縄タイムス-軍転協、普天間飛行場の県外移設を要請 全会一致で決定-2016年8月23日 12:58


 沖縄県と基地所在26市町村でつくる県軍用地転用促進・基地問題協議会(軍転協)は23日、那覇市内で2016年度の通常総会を開いた。日米両政府へ米軍普天間飛行場の固定化を阻止し、県外移設と早期返還を引き続き求めることを確認。16年度は新たに環境補足協定締結後に米軍施設内で認められなくなっている文化財調査の実施などを求めることを全会一致で決めた。

 会長の翁長雄志知事は「普天間飛行場の固定化は絶対に許されない」とし、5年以内の運用停止を含めた危険性除去を政府に強く求める考えを示した。

 要請の追加項目としてはほかに①米軍人、軍属による凶悪事件を受け、より一層の綱紀粛正や再発防止に万全を期すこと②米軍の研修教育内容は県と事前に調整すること③騒音基準3、4級の施設での空調維持費補助の継続―など。軍転協は9月上旬に上京し、日米両政府へ要請する予定。


by asyagi-df-2014 | 2016-08-23 17:03 | 沖縄から | Comments(0)

壊される前に考えること。そして、新しい地平へ。「交流地帯」からの再出発。


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